ナポレオン、ヒトラー
と
二回も助けてやったのに
その恩をわすれて
お前が侵略者になってしまうとは
と
神がロシアにお怒りになっている
侵略者を許すことは決してない
...
年をとったせいか
入院手術をしたせいか
この頃大分弱気になった!
ちょっと問題に直面すると
立ち向かおうとするのではなく
逃げ腰になってしまう
こんなことではいけない!
年をとっても入院 ...
ぼろぼろと
食べこぼしたる
泪目の
動かぬ手足
爺捨て山の
神つきに
噛みつく犬も
いとおかし
りんご啄む
カラスが言った
どこかに
負の生命体が惹かれあう
磁場があるのだろうか
変化の胎動は
終焉の胎動でもあり
虫が先々を急ぎ
蠢きだしていたのだ
狡猾な罠に気付かず
煌く夢におびき出され
重鈍な ...
二〇一九年十二月一日 「日付のないメモ」
飛び降り自殺する直前に、窓の外から覗く、さまざまな部屋のなかにいる人間のことを書くというのはどうか。トラックにひかれそうになったときの時間感覚のこ ...
漂うみどりの匂い
空の色まで降り落ちるような
雨の上がった小高い丘の春は
草の上に寝転んで
新緑
の匂いにむせかえる
むずかしく
考える必要はない
夕焼けの空、夕 ...
ぽっと灯りがともるような
そこだけ救われていくような
歩き始めたばかりの幼な子が
強風のなかゆらゆら立っている
生きて、息して、活き活きと
強風のなか立っている
春は生命の胎動と
...
{引用=老けてゆく天使}
明るい傷口だった
セックスはままごと遊び
片っぽ失くした手袋同士
始めから気にしなかった
一個の果実のような時間
なにも望まなかった
白痴のように受け入れて
...
<先進国だった>日本が出来ることは多くは無いと思う。
4年間を振り返り誰が悪いというのではなく
4年前は(田中修子さんや朝顔さんが裏でサポートしてくれてたけど)、おのれとの内なる戦いに ...
ただ砕かれた杜を双眸に悴む小さな恋の、
下方を掻い潜る水面をめらめらと這い蹲る炎が
骨の芯から髄まで、しゃがれこむのか
仄仄として 空けつく地平が薄化粧のように
東雲の残り香をする
すさ ...
支部総会の役員決めで
師の意に反するような言動を取ってしまった!
その事が気になってその後の練習を続けて二回も休んでしまった
師に厳しく注意されたら謝って脱会しようとも考えた
しかしいつまでも ...
春なのに
さみしい歌が聞こえるなんて
いうなよ
風に舞い散る
花びらが落ちたら
その音が
さみしい気がするなんて
いうなよ
まぁ、
春は陽気で
でもさみしい
けどね
...
昔僕は糊を、遠い昔のことではあったが‥、学校に行く前に買った。公式としてではないが、小学校の前にあったその店は、明らかに商売を主にその持ち物を必要としていた学生に対しての販売を目的として行っていた。帰 ...
インターネットがなければ私たちは幸せだった?
私たちが死んでたらあの子はまだ生きてた?
そんな問いに意味はないと夢は心に傷をつける
目覚めたら同じ形の人間を探しなさい
上手く見つけられたら ...
曲げたままの右膝が笑う
歩くなんてしないよ
膝が笑っていたいから
土手に咲く蒲公英でも眺めているさ
散歩に連れられて来た犬が吠えると
少しビビったりもするんだけどさ
ほんの少しだけだけどな ...
原色の星
水がこぼれそうな綿の中を
はしる赤い電車にのって
ここには二度と帰らないと
遠ざかる両手につぶやく週末
芽ぶくみどりの上で
火をふく工場
脱輪した三輪車
すべて閉じ ...
澄み渡る空に
哀しみの穴を穿つ
(重層する声の木霊に
向こう側へと突き抜ける
大いなる励ましを得て)
ひかり、ひかり
光は射して
ひかり、ひかり
光は満ちて
哀しみの ...
認めることから
始まることもあれば
認めないことから
始まることもある
どの道進みたい私
ようちえんじが
けんかをしたら
ごめんなさいっていうのに。
なぜおとなたちは
こ ...
仮面を被って話をするのと
スマホの画面を通して
話をするのは同じだ
もう好きではないけれど
まだ嫌いではない
画面を通じた話のほうが
穏やかなのはもう冷戦だからか
冷戦のほうが平 ...
いつもだったら
爪切りで刈り取ってしまうのだけど
うっかりしているうち
それが
ニョロニョロになってしまったので
育てている
明日を思いわずらうなと
私の人差し指の先に生えた
ニョ ...
リビングのソファからずり落ちて
あなたは床で眠ってる
軽く蹴ってシャワーに向かう
まだ6時前だけど
ファーマーズマーケットは賑わってる
「なんでみんな早起きなんだ?」
「7時には売 ...
いちにち単位で
暮らしている私だ
と
知った
忘却に希望を見いだすよ
忘れわすれて煩わしくはない、
明日も待ち遠しいよ
絶望はもう詠わない
きっと
エゴ―が見せている錯覚 ...
ファンたちの不安ふわっと飛んでった
信者がいれば儲かると人が言う
ファンたちのファンタジーにアンタがいる
肉体労働者の人生を正当化する売女のフェラチオ。
努力した学者の人生を正当化する様々な栄誉。
そういったものにもまして、ひとかけの愛が、疲れた人類の労苦を正当化してくれるのだろうか。
あれ ...
もしも僕が
好きなだけ食べて良いよって
言ったら
きみは黒豚ヒレカツの特上を
四人前頼むに違いない
それにたっぷりの辛子と
ソースを付けて
白い飯にワンバンさせて
食べ続けるんだね
...
自宅の近くにあるスイーツ店
昔からあり娘が受け継いでいる
和菓子が専門だった
今では洋菓子も作る
世の中の流れ
良いアイデアが次々と浮かぶらしく
新作スイーツが次々と並ぶ
甘 ...
風が吹く
青空が落ちて来る
ゆるやかに
初めて開かれる瞳のように
巻き込まれる、夢の兆し
うねり透明な時が訪れ
大地から外される、天へのきざはし
此処で踊り此処から突き破る
此処で ...
真夜中の冷蔵庫には
大切なものが保管してある
賞味期限のとうに切れたチョコレート
芽が伸び放題になってしまった玉ねぎ
炭酸が抜けきる手前のコカ・コーラ
そして冷凍庫には
あ ...
作曲者はプーチン
指揮は
もちろんプーチン
演奏はロシア軍
演奏会場はウクライナ
連日演奏される
残虐さが特徴のその曲は
WW3序曲
でも
その名前は
作曲 ...
一面のチューリップをそよがせよ
春に かなしみに
あまりにもふるえ 透きとおってしまう
心臓のために
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
侵略者に下る神罰
st
自由詩
2
22/3/28 11:05
弱気になってはいけない
zenyam...
自由詩
1*
22/3/28 9:54
ぼろぼろ
足立らどみ
短歌
5
22/3/28 5:29
変態
山人
自由詩
6*
22/3/28 3:38
詩の日めくり 二〇一九年十二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
22/3/28 0:01
春告げの歌を
秋葉竹
自由詩
0
22/3/27 21:49
春の君
ひだかたけし
自由詩
3
22/3/27 18:43
パンドラがあけた大きい方の玉手箱
ただのみきや
自由詩
5*
22/3/27 12:10
予言(言葉の予知性)から
足立らどみ
自由詩
1
22/3/27 11:25
とめどなく。厳しさに欠ける
あらい
自由詩
0
22/3/27 11:05
自分のはかりによって人をはかっている
zenyam...
自由詩
2*
22/3/27 10:00
光の残像、あのほほえみ
秋葉竹
自由詩
0
22/3/27 9:00
ある店のこと
番田
散文(批評...
2
22/3/27 1:35
眠るあなたを起こしたらまた土曜日が始まる
mizuno...
自由詩
3
22/3/27 0:04
右の膝
坂本瞳子
自由詩
1*
22/3/26 22:45
原色の星
soft_m...
自由詩
2
22/3/26 21:40
PRESENCE
ひだかたけし
自由詩
2*
22/3/26 18:11
※五行歌 三首「しろがねいろの満月は冴えかえる」
こしごえ
自由詩
1*
22/3/26 14:13
画面夫婦
イオン
自由詩
4*
22/3/26 13:43
ささくれ
そらの珊瑚
自由詩
11*
22/3/26 9:59
日本は桜が咲きました
mizuno...
自由詩
3
22/3/26 5:27
自由詩「光りの方を目指す」 2022.03.25(金)
田中恭平
自由詩
3
22/3/25 21:37
ふあん
水宮うみ
川柳
1*
22/3/25 20:35
心にしまった青い宝石
viraj
自由詩
1
22/3/25 20:23
僕の豚はきみの豚
花形新次
自由詩
2
22/3/25 20:08
スイーツ店
夏川ゆう
自由詩
1
22/3/25 18:57
初めて開かれる瞳のように
ひだかたけし
自由詩
6
22/3/25 17:30
真夜中冷蔵庫
やまうちあつ...
自由詩
2
22/3/25 13:03
WW3序曲
st
自由詩
1
22/3/25 12:03
春の指令
塔野夏子
自由詩
7*
22/3/25 11:32
609
610
611
612
613
614
615
616
617
618
619
620
621
622
623
624
625
626
627
628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
639
640
641
642
643
644
645
646
647
648
649
6.24sec.