でもこれはただの夢じゃないのよ
あなたは立ち上がって言った
来年もずっとずっと一緒にいましょう
時間や決めごとよりも
あなたのことが大事!
懷かしい、高等學校に戾る
理性に還る
醉客が干し葡萄をつまんでいる
季節は只巡る
わたしの家はどこか?
(バルビゾン村ですね。御案内致します ...
鬼は内しばし歓談{ルビ節分会=せつぶんえ}
福は外外とは誰ぞの家かもと
月兎{ルビ杵=きね}に仰け反る良夜かな
{ルビ聚=あつ}めたる月光きざす魚市場
春一番吹いて耳朶やはらか ...
僕は昔中野駅で下車した
ご飯の上にカレーをのせた店員
口に運んだルーのスプーンの 冷たさ
4月の あれは 雨の日だった
いつかは死なねばならない
この事実に戦く時
人生を真剣に考えるようになった
人間は強くあれ
賢くあれ
優しくあれ
哀しみも苦しみも
いつかは精算されて
喜びに変わる
それには人生に対 ...
はじめまして
いなくなっちゃう前に出会えて良かった
品番間違えてないよね?
反応速度はこれくらいでいい?
はじめまして
リセット機能なくて今までどうしてたのさ?
プライドだけは純正品、 ...
空という海になれない碧の果て空どこまでも海に骨ぬき
一握の土に賑わうたましいをそっと戻して春風うらら
まあいいさどうでもいいさべつにもうとうていこんなひらがなばかりじゃ
霜とりの篦に ...
知覚感覚が
空の彼方を震えさせ
海の底を掻き回しても
それがいったい何だと言うのか
僕には大事な夢がある
胸震わせる予感がある
たとえ旅路が終末でも
置いていけない憧れ持ち
五感の海を ...
十
十の詩を書いたそして消した
これが十一番めだだけど
十のよりずっとわるいかも
もうここにはなんにもなくってあるのは
指に凭れる少しの重力と諦めだ
あんまりじぶんとばかり遊びすぎて何度自 ...
雪のある山に雪がないような時は
もう一度川のせせらぎを聞いたほうがいい
どうしようもなく足元が不安な時には
遠くで鳴く犬の声を探すほうがいい
不意についた嘘に
自分の底が知れた
(悪意などなかった)
そうやって
友人代表不在の人生に
了解を得る
今日は立春
反省は掃除の後でも遅くない
訥々と、読点みたいに続く雨
星色の夜景と夢のなかに居る
足跡が幾何学 雨が円を描く
段ボールみたいに猫に好かれたい
『エデン〈小噺〉』~認識主義的宇宙の蛇~
じつは宇宙の広さは認識により変化してきた、これはちょっとした秘密。
太初。アダムとイブ、この二人が歩き回れる範囲が宇宙の全てだった。 ...
木枯らし
青空
寒気
芽
蕾
一晩で
家をすっぽりと
覆いつくしてしまう
恐ろしい豪雪
豪雪のことを
白い悪魔と呼ぶらしい
悪魔は人と太陽を
欺くため
無垢な白という色をまとい
よくみると
...
死んだらさ
じっくりじっくり焼かれてさ
灰になるまで焼かれてさ
本人痛くも痒くもないから
残酷でも
許されるんだろうな
親族一同が集まるなんて滅多にないけどさ
二人一組になってさ ...
安定期に入った君は
おなかに子どもを宿して散歩をする
今日は前から気になっていた
新しい道を歩いてみたの
子どもはきっと変化を好む柔軟な子になるだろう
今日散歩していたら
空き店舗にラ ...
命がある限り苦しむのだけれども。死んでしまえるほどの絶望を抱えたあなたにしか救えない命がある。辛い過去も何もない自分でも。辛い過去を乗り越えた末に選ぼうとする自殺でも。命は繋ぐ事ができる。あなたにしか ...
町並みに森の匂いがした。
公園を三つ。階段を二つ。知っているパン屋の匂い。スーパー。雑貨屋。ともだちの家。
学校を見下ろす長い坂道を下った。
社を通り過ぎて、実家を通り過ぎて、足は、足を、通り過 ...
「風理」
退屈そうに
地球儀をまわしていた
かみさまが
ふとした拍子に
ついたためいき
あたし
地図は読めないんだけど
風図は読めるの
ぼく
地理は苦手だけど
風理は ...
もしもあの時
もうひとつの道を選んでいたら
今の私に出会えただろうか?
道しるべのない道の途中
知らずにすれ違う自分に
どんな声をかけただろうか?
もしも今の私より幸せそうだとした ...
僕は かつて 昔
新宿の裏通りで 僕は
たぶん ロックのCDを
店の中で見つめていた
六色の鮮やかなオニギリ型をしていた
マックが そして 並んでいた
ぺぺのテーブルを覚えてい ...
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
...
きみは遠い世界の春を抱いて、シャンソンに合わせて身体を揺らせている、昼間は夏のように暖かかったけれど、夜は北極のように凍りついている、電気ストーブよりもいくつもの薪をくべた暖炉が欲しくなる、そんな ...
寒い寒いさむいてる
部屋の中で川が二日降りの雨で濁ってる
おまたせしましたな
バック・トゥ・ザ・ドア
どっちに戻ってる?
日立製のヒーター
しがらみが詰まって燃えなくなる
ソーターの ...
繋いでいたいから
離れて行く
風船に手を伸ばして
掠めた指先と赤い糸
結んだおみくじには
書いていないこと
信じなくて待っている
遅れてごめんといいながら
新春過ぎの春風が吹く
風船 ...
はじけてみないか シルバーポップコーン
はじけて生きよう シルバーポップコーン
安楽死法が施行され
ちょうど三年目
ついにうちのばあちゃんが
安楽死を決めました
あんな体だからいったい ...
クレジットカードが何でその金額を精確に洩れなく銀行口座からお金を
引き落とせるのか、については(むにゃむにゃむにゃ)、説明出来ない。
wi-fiを使ってインターネットに接続して、映像サイトの映 ...
キャンピングカーに乗って
行き当たりばったりの旅。
その街の人々を眺め
その街の人々を感じられる場所に行き
一緒の事をして
一緒の物を食べる。
そんな生活をして
暫くして ま ...
一般的にワクワクするような
チンチンを
ワクチンと呼びますが
美人若奥様に
あなたにとってワクチンとは?
と街頭インタビューを実施したところ
1位が長いチンチン
2位が太いチンチン
3 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
present
mizuno...
自由詩
2
21/2/4 6:11
歸還
墨晶
自由詩
1*
21/2/4 4:22
立春歓談
道草次郎
俳句
1*
21/2/4 0:44
中野駅のビルの7階で
番田
自由詩
2
21/2/4 0:39
詩
渡辺亘
自由詩
0
21/2/4 0:22
はじめましての詩
妻咲邦香
自由詩
4*
21/2/4 0:02
飴ちょうだい
道草次郎
短歌
2*
21/2/3 23:48
願い
ひだかたけし
自由詩
4
21/2/3 22:51
十
道草次郎
自由詩
2*
21/2/3 22:32
ないもの
黒田康之
自由詩
1
21/2/3 22:01
立春
TwoRiv...
自由詩
2
21/2/3 21:07
暖房する
水宮うみ
川柳
2*
21/2/3 16:27
エデン〈小噺〉、他
道草次郎
散文(批評...
2*
21/2/3 14:18
浅春
ヨロシク
自由詩
1
21/2/3 8:07
白い悪魔
st
自由詩
2
21/2/3 7:20
大安吉日の日に
こたきひろし
自由詩
4
21/2/3 5:26
散歩
葉leaf
自由詩
1
21/2/3 5:19
消えてこうとする命へ
武下愛
自由詩
2*
21/2/3 3:47
Interlude
かとり
自由詩
10*
21/2/3 2:17
風理、他
道草次郎
自由詩
1*
21/2/3 1:25
もうひとつ
妻咲邦香
自由詩
3
21/2/3 1:06
新宿のぺぺで
番田
自由詩
1
21/2/3 0:46
うたいたいうたはない
中村 くらげ
自由詩
0
21/2/3 0:46
サン・トワ・マミー
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/2/3 0:36
The bottoms for the people at ...
竜門勇気
自由詩
2*
21/2/3 0:15
あの初恋
中村 くらげ
自由詩
0
21/2/3 0:06
シルバーポップコーン
紀ノ川つかさ
自由詩
0
21/2/2 22:13
知らないこと だらけ
浮蜘蛛
自由詩
2
21/2/2 22:02
14歳の
〃
自由詩
2
21/2/2 21:39
ワクチン
花形新次
自由詩
2
21/2/2 20:43
603
604
605
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5.46sec.