自分が
いいと思うことと
ほかの人がいいと思うことは
同じではない
違いを認め合うということは
口で言うほど簡単なことではない
自分のいいことへのこだわりが強い人は
自分がいいと思うこと ...
お金という存在を忘れひとひ過ごしたい

寒さ 急いで煙草喫っていた

きぶん悪くなることの陽の援護を待つ

アラームが鳴りつづく 消されて妻は起きない

大丈夫 食パンはある

...
乾燥肌の娘を皮膚科に連れていく
娘はおでこをひっかき血が出ている
父と母と娘と三人で車に乗って
これが家族だ、と
父は急に気づいてしまう
三人の間に緊密な連携があって
三人の間に消すことの ...
今日君の雛人形が届いた
産まれて間もないころ
まだかすかにしか存在していなかった君が
日々成長することで存在の濃度を増し
この初節句でいよいよ確実に存在する
気体から流体へ
流 ...
だれを望みもしない
だれに望まれなくていい

こんな街のアスファルトだって
こんな寒い日は
ちゃんと凍っていてくれるだろ

そうだ
いつも
ひとりだった
いつも
ひと ...
ゆで玉子さえうまく作れない
ゆで玉子だって立派な料理だ
レシピ集にだって掲載されてる
玉子を殻のままとはいえ茹でるのだから
料理にほかならない
茹でるだけなのにうまくできないって
どうゆう ...
現代貨幣論を理解するのに
コペルニクス的な
発想の転換が必要なことは理解出来る
まさに打ち出の小槌そのものだから
新規国債を発行して
いくら貨幣を流通させても
マネーサプライが過剰になり
...
この裡はとっくに爛れて
痛みのない恋をしている
来ない春
燃え上がるほどの心が残っていない
寒寒と炎が
蒼く上っている
聞いた風な言葉が
ふわふわと漂う
そこには
何の新鮮味も
感動もない
不安すらない
ただただ安心な言葉が
吐き出されては
消えて行く
安心が生活を
つまらなくさせていることに
誰 ...
雪は身じろぎもせず降っていた
無人駅のホームはすでに雪で埋め尽くされ
その明るさはほんのりと
ともし火のように浮かんでいた

ストーブを消し、鍵を閉める
無人駅の除雪番からの帰りしな
積 ...
{引用=冬の髪の匂い}
雪の横顔には陰影がある
鳥は光の罠に気付かずに
恐れつつ魅せられる
歌声はとけて微かな塵
雪はいつも瞑ったまま
推し測れない沈黙は沈黙のまま
やがてとけ
かつて ...
満たされていないが
嘆いていない
それが日本人の既定値

プラスかマイナスに
設定を変えることができる
満たされているが
嘆いているにもできる

表示は変わっても
反映されているの ...
冷えきった
孤独が敷き布団の上で
待機する
砕けた空、深夜の悪夢
見知らぬ人が出入りして

青みを帯びた夜の溶解は
哀しみの渦に霧散し
見知らぬ人が
心の廃墟を弄んでいる

やが ...
血のつながりを絶対化していた時代は
過ぎ去った!
跡取りもいなくなった!
また、一時期愛が血に取って代わろうとしたが
幻想に終わった!
今は家族は
何でつながっているのだろうか
お金だろ ...
僕はあとどのくらい生きるのだろうか
どんな死にかたをするのだろうか
病死だろうか事故死だろうか
それとも災害死だろうか
いざというときには
できるだけ苦しまないで死にたいなあ!
いろんな人 ...
炬燵でゆたりゆたりしてアイスコーヒー

汲めども汲めども 詩心はみずうみの如し

煙草の数をかぞえて(溜息)卓のうえに置いた

屈伸をしてけさの体の点検をする

おなかがグウ、と鳴 ...
春夕焼け北本住宅団地には明日を待ってる部屋がある 新しい家
お洒落な家
そう書かれたチラシ

建売住宅のチラシが多い
似たような家ばかり

私の好きな家
イメージにあった
建売住宅は見つからない

私のイメージを形にしたい
心 ...
ほんとうは、
雪なんて、
みないのです。
清らかに美しい高い塔は
黙っている言葉のなかにあります。


死、は、静かな影絵
少年の高さの目線に
綺麗に並べられています。


...
昔僕は雲の下を見つめていた。営業車を入り口に残して、浜辺の上を真っ直ぐに歩いてきた。夏の間はあれほど人で賑わっていた海の家も、廃墟のように、このあたりの景色が望めるような店の壁が同じ場所にはあるだけだ ... 男よ、
戦う運命のしもべよ、
と南公園ではっきりと聴いた
神さまみたいなかたの声。

神さまみたいなかた、って、
もしかして、お馬ァ鹿ァ〜?
あたし、おんな、だってぇーの!

...
誰もが寝静まった頃に目覚めて
なにも知らない深夜を想う
遠く漁り火が燃え
家族の団らんを照らして
消えいくものの虚脱を誘う
みな失い命さえ危うく
それでも残っていくものは何かと問い
虚無 ...
 

 今朝は寝起きから眠気がなかなかとれず、なにかイベントめいたことがある日は必ず眠たいので、今日もなにかあるのかな、と思いつつ過ごしたが、平凡な日だった。

 朝食はトースト二枚にヨーグル ...
コレクター ガラクタじゃないキャラクター


至る所微分不可能な気分屋


窓越しの星から越してきた本心


空っぽの靴かたいっぽ 空に着く
 
妻が泣きはじめて時がとまる

霞む三日月 童話の世界を歩く

カレーライスと妻が待ってるおうちに帰る

 
 
爪弾く指は
同じところを行ったり来たり
そのくせしばらく経つと
悲しみを言い当てる
   
もどかしさの中に
光とどまる
 
存分に
やさしくなるといい
それは権利

そして好 ...
これも
みんなのおかげ
ありがとうさま
にじむ星へ
ほほ笑み零す




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は小鬼
でもいたずらは
しない
そのかわりに
「ありがとう」と言う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夕暮れのざらつく人恋しさに飛び立つ平らなコウモリ


あまりあてにせずに
待つはずの
きみ

裸足の猫は垣根に消えた

せんべい布団に横たわり
断雲を眺め
さまようなにかの羽が最 ...
結膜炎だろう、
白目が赤目になっていやがる
おかげで目やにがまつ毛にこびりつきやがって
目は眼帯、
口はマスク
いったいなんなんだ
疫病退散もない
一日遅れの恵方巻でも喰うか
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
こだわりzenyam...自由詩1*22/2/6 10:03
自由律俳句 2022.02.06(日)田中恭平俳句122/2/6 7:42
家族を作成する葉leaf自由詩222/2/6 5:44
初節句自由詩122/2/6 5:42
あと追いたいかな花一匁秋葉竹自由詩122/2/6 1:09
たかがゆで玉子なんだろうか坂本瞳子自由詩3*22/2/5 22:50
岸田さん3ジム・プリマ...自由詩1*22/2/5 20:42
はるな自由詩322/2/5 20:23
キュウリのQちゃん花形新次自由詩322/2/5 20:06
ともし火のような無人駅をあとにして山人自由詩13*22/2/5 19:54
ポケットには丸めた鼻紙だけのくせにただのみきや自由詩5*22/2/5 15:25
デフォルトイオン自由詩1*22/2/5 15:01
孤独のトポロジーひだかたけし自由詩422/2/5 12:56
家族zenyam...自由詩2*22/2/5 11:28
あとどのくらい自由詩0*22/2/5 10:43
自由律俳句 2022.02.05(土)田中恭平俳句322/2/5 7:58
<誰も知らない小さな部屋から> 春夕焼け2022るー短歌122/2/5 5:37
心地良い家夏川ゆう自由詩322/2/5 5:23
冬の、金魚たち………秋葉竹自由詩022/2/5 4:03
二月の帰り道番田 散文(批評...222/2/5 1:45
あたし、だって、生きてゆくッ!秋葉竹自由詩022/2/5 0:42
夜想ひだかたけし自由詩522/2/4 23:34
日記 2022.02.04(金)田中恭平散文(批評...422/2/4 21:52
引っ越し水宮うみ川柳0*22/2/4 21:01
自由律俳句 2022.02.04(金) 夕べ田中恭平俳句422/2/4 20:52
もどかしい光やまうちあつ...自由詩122/2/4 19:14
※五行歌こしごえ自由詩1*22/2/4 17:12
自由詩1*22/2/4 17:11
コウモリとひきこもり末下りょう自由詩3*22/2/4 17:08
節分22ナンモナイデ...自由詩2*22/2/4 14:15

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加筆訂正:
ポケットには丸めた鼻紙だけのくせに/ただのみきや[22/2/5 18:09]
誤字脱字その他一文字修正
3.71sec.