僕の、何もすることもない意識は部屋の中。壁を見ては、するべきことをなくしていたようだった。感覚することによって得られる、僕の、昔の思い出として。一人でいるのだということを確かめながら、窓の外の景色を、 ... {引用=線を引く
すると
くわわり
へる
ディメンションが{ルビ幻視=みえ}る



駱駝にしょわれ
千里

息の中には
妖精も
居る
妖精の過去も
有る

おき ...
夜 寝床に入ると
眼がさえて眠れなくなる

夜 寝床に入ると
死者が会いにきたりする

夜 寝床に入ると
わたしの魂が体から抜け出して
天井をすり抜けて
死者のいるところへ昇ってしま ...
ある男居き。その男は一見、幸せさうに見えき。金銭に不自在もなく、夫婦も仲良く麗しき娘も居き。されど、男は不満なりき。どうにもおのれの人生はおぼろけなり。そのことに驚きしよりは男はあまりにも生活あぢきな ... 女子高生から
下着を買い取るとき
その女子高生の容姿と
下着の付着物の量と匂いから
その下着の適正価格を割り出す計算式で
黒いパンティのときに
より誤差なく結果が得られることから
この名 ...
静けさの含み持つ何か 
自らの心落ち着いた時に
期せずしてやって来る何か

過去へ遡行しながら
未来から到来する
未来から到来しながら
過去へ遡行する

胸奥から込み上げ溢れ 溢れ込 ...
          - Gris, le chat

グリですか?

長生きと云う訳ではありません

代々、猫の名前が同じと云うだけの話です

ただしかし

拙宅には猫など居りませ ...
わかいおまえさんはきいたことがないかもしれんが

このよには

だんぼーるや

ぷらすちっくや

きでできた

だいしょうさまざまの

はこだらけの

ひのあたるへやがあっ ...
本当のことはとても静かにやって来る
俺がそうだと声高に叫んだりなどしない
気づいたらいつの間にかそこにいる
迷うヒマなど与えてもくれない

ハーフムーンに見下げられながら
凍えて帰った ...
雪もよい由なしきっかけあり喧嘩


灯も消えてイブのチャウダー出番なし


魔法なら解かないでくれ冬茜


チャウダーに木の匙そえて二日朝


初雪やダイヤモンドが拾う音

...
こんにちは愛の調子はどうですか感情的に生きていますか?


この冬をただ生きていて夕焼けをただ浴びていて何か足りない


人生は虹のようだと思います良くも悪くも生きてこられて


錯 ...
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし

血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ

かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った

...
発想が反社会的勢力と同じなのは
否めませんが
そんなことは気にせず
頑張って参りましょう!

今日の東京の新規感染者数は
481人です!!
昨日が708人でしたから
大幅減となりました ...
あるところに嘘ばかりつく狼が居ました。
「俺は他の奴らとは違う」
それを遠くで見つめる羊が居ました。
その狼はあまりにも面倒なので、周りから動物は逃げていきました。
そんな中、羊は言いました。 ...
主の戻らぬ蜘蛛の巣は、日毎に艶を失い、いつかは風に壊されて。
命はいつも風の町からやってきて、風任せに元の町へと帰ってく。
嘗て、大阪の隅っこで起きた0.000003億円事件。
おつかいの、おつりの3百円、少年がネコババした事件。
UFOが太陽系にやってきた
へんな容姿のやつらが乗っていた
あたまにお尻があるやつ
水銀の風呂でしか生きれないやつ
目が肘にあるやつ
計算機みたいに正確なやつ
バリエーション豊かだ
第3 ...
イッテラッシャイ、は留まる人の台詞。踏み出したいのにまだここにいて。動かなければそうと気づかれないまま緩やかに死へ向かえることさえ知っている。駅ビルの、安っぽいステンドグラスの中が一瞬だけ光に満たされ ... 薄っぺらな民主主義の様な美しさが
公衆トイレの便器の光沢に映り
人が減っていくトーキョーは
ますます綺麗になっていく

元いじめっ子にとっては鬼(ごっこ)でもない
逃げ込んだ先の他国語サイ ...
ブエノスアイレスの駅で
流行りに目を付けた
日系自称詩人がここぞとばかりに
これが俺のパフォーマンスだと
金属バットで
鍵盤を叩き壊しながら
自称詩「月光」を弾き語りしていたら
駅の警官 ...
{引用=わたしはスリランカです
南伝の経の屋根で眠る苔です

わたしは牛乳屋です
あなたが銀河鉄道の天鵞絨だとしたら

わたしは感じよくありたい
そういう色相にとどまる草です

時に ...
横降りの
みぞれ混じりの冷たい雨が
降っている夜

俺は入り口も出口も無い

迷宮に裸足で迷い込んでいて


そうだこれは


あの昭和 ...
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ...
自分がすごくつまらない人間であると感じるきみ
きみは間違っていない
きみはつまらない人間だ

じゃ、つまらなくないのは誰だろう
金持ちか?
アスリートか?
芸能人か?
偉い人か?

...
連綿と続く人生の
響きの中に目覚めていて
この生の端緒と終点が
螺旋を成し繋がっていくのを
底の底で見つめている

それは焼け野原に咲く真っ赤な薔薇
何処にも行けないと知っていて
静か ...
どんなものにも意味があって
どんな道にもたどり着く場所があって
どんな悲しみにも収まる時があって
どんな月にも照らす太陽がある
なにかをきめないで
おこう
トンネルのむこうには
青い湖が ...
コロナ騒動のキーポイントは
医療崩壊なので
それを防ぎさえすれば良い
つまり、「何か調子悪いな」
と思っても医者に行かなければ良いんです
呼吸が苦しくなったら
大きく深呼吸をして下さい
...
{引用=冬の朝顔}
白い背表紙の本を開くと朝顔の種が落ちて来た
種は発芽して瞬く間にわたしの妄想に絡みつき
ひとりの女の形を編み上げると濃淡を宿す紫や白
水色やピンクの花を幾つも付けたのだ
...
「あぁ、やはりいいねこのクルマ」
「そうだろう」
「あぁ、でも国外逃亡した人の
 資金が含まれているのは
 納得いかないよね」
「それね、計算してみたんだ
 捕まる前年の年収が19億円らし ...
コロナに感染した自称詩人から
変異種が見つかった
この変異種に感染すると
自称詩人でなくても
虫酸が走るようなさむい自称ポエムや
サラリーマン川柳以下の
ユーモアセンスの自称俳句、自称短歌 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
波打つワカメ番田 自由詩120/12/29 0:54
加減と彗星道草次郎自由詩420/12/29 0:18
夜 天井をすり抜けてこたきひろし自由詩520/12/28 23:48
蹴捨坂月夜乃海花散文(批評...0*20/12/28 23:30
金融工学入門Ⅰ ブラック・ショーツ式花形新次自由詩220/12/28 23:10
フルサトひだかたけし自由詩520/12/28 21:58
猫のグリ墨晶自由詩3*20/12/28 21:46
てんごく自由詩2*20/12/28 21:45
無波動の寝床ホロウ・シカ...自由詩2*20/12/28 21:41
屋根のしたの宇宙5もっぷ俳句320/12/28 20:52
風の箱庭由比良 倖短歌420/12/28 19:45
梅昆布茶自由詩920/12/28 19:30
トトコロナ花形新次自由詩120/12/28 17:48
嘘つき狼と黒羊(ショートショート)月夜乃海花散文(批評...120/12/28 16:17
風任せクーヘン自由詩2*20/12/28 10:45
3百円自由詩1*20/12/28 10:43
UFOが来た道草次郎自由詩2*20/12/28 8:23
いってらっしゃい/即興ゴルコンダ(仮)遅刻こうだたけみ自由詩1*20/12/28 1:49
年末年始の買い出しの帰り道に思うこと足立らどみ自由詩2*20/12/27 23:21
駅ピアノ花形新次自由詩020/12/27 23:04
彼我の歌道草次郎自由詩2*20/12/27 22:48
VermillionTAT自由詩020/12/27 21:50
詩の日めくり 二〇一四年十二月一日─三十一日田中宏輔自由詩12*20/12/27 21:06
つまらない世界六九郎自由詩2*20/12/27 19:54
輪廻(改訂)ひだかたけし自由詩520/12/27 18:26
青い湖道草次郎自由詩2*20/12/27 18:09
私だけが知っている花形新次自由詩020/12/27 17:49
冬の花びら時の河面ただのみきや自由詩4*20/12/27 16:48
190倍のパフォーマンスイオン自由詩1*20/12/27 16:40
変異種花形新次自由詩020/12/27 11:35

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加筆訂正:
冬の花びら時の河面/ただのみきや[20/12/28 12:27]
修正
3.86sec.