章魚の 小道に
イデアの 紙吹雪く
わたしは歯
あなたは顎
おおいかぶさる
ぬるい 数
おそい 雪
わたしは峠
あなたは蹄
云 ...
順々に
液状の名詞が
格子に垂れてしたたる
世界のおおよその大きさが
張られている 複数の 頭蓋
額縁にぶつかり 欠けてしまった
顔のような 意味
...
青空はずっと振るえている
時が かげになって路にこぼれてくる
壁のうえにそっと 黒い木が枝葉を撒く
思うということ
街にいくつも街を重ねていくこと
あなた ...
縛られていると落ち着く人もいてたやすく「解放」などと言えない
ふいに淋しくなる
なんて口にしながら
随分と
正体も無くして
やがて眠りにつく
ひとの子の様で
子猫の様で
寝息とその顔は
野に咲く花が
白い野の花が揺れていた畔と ...
通りすぎる街並みには
金木犀が甘い香を放ち
賑やかだった蝉の鳴き声は
示し合わせたかのように静まり返り
秋が熱した夏の背を押しやって
青く青く立っていた
あゝまた来たのだな
わたしは ...
私の好きなことは人を世話することではない
ただ医師を助けたいと思った
それは素敵なことだ
そういう意思をもった医師を助けるということは。
医師なら誰でもいいわけではないが。
私は生まれてこの ...
看護師になんかならなくていい人生を選びたかった。
でももう40手前だから大金払って学ばせてもらってやっと何かになるしか道はないから、
他の何にもなれないということは、マンションの清掃や学童の子供た ...
夕方になって洗い物をした
家事労働と姿勢維持筋の行使で
少しでもカロリーを消費しなくては
最近、一度に食べるご飯の量を
一日あたり1.25合から1合に減らした
でも体重は落ちてない
現状維 ...
詩が浮かばないんで、ワードの画面を開いたまま
モニターと、ずっと、にらめっこをしていた
なんとなく物寂しい天候と少しの肌寒さを
部屋の中でも感じている秋の昼下がり
ペットボトルのカフェラテを
...
神よ どうか教えてください
私達の神の名を盗んだ あの者たちを
どうして貴方は 放っておくのですか
神よ どうか教えてください
私達の歴史を盗んだ あの者たちを
どうして貴方は 繁栄させてい ...
こんな名機があったのか
と驚かされた
ソニーミラーレス一眼・NEX-6
安っぽくて脆弱なプラスティックでなく
重厚で丈夫な金属のボディや操作ダイヤル
それに
シッカリとしたシャ ...
終わりかけて気づいた
間の悪さを呪った
あなたはひどいひと
それ以上にひどいのはわたくし
なんにも知らないくせに
闇雲に信じてしまって
なんにも知らないくせに
なんにも知らないくせに
...
回顧
挫折
懺悔
諦夢
反省
2日続けてシャーペンがなかった。というより2日目はシャーペンはあってもシャー芯がなかった。
だからちびた鉛筆を2日とも使った。2日目の昼には芯が尽きた。昼休みコンビニでシャー芯を買う。
ついでに野 ...
電球が裸になって天井からぶら下がり
なんだかエロティックに思える
若くて美しい顔立ちの女はいい身体もしていたりする
それが着ていた物をすべて脱いで天井からぶら下がっていたら
思わず抱きつき ...
僕は昔アメリカにいたことがあったんだ
ただの旅行だったのだけれど それは
歩いていた ビルの間を 昔
何を求めていたわけでもなく 一人で
スーパーの果物の匂いを鼻で感じていた
かわいそうな大寒の日差し手で掬う
締め出しを食った日指折り数え
死なゝいがする事もない
定量の飯すべて夕に食べる
これこそはと目を覚ましてみた
「監視されている」と「見守られている」の重なるあたりに移り住む人
良かった
猫を見た時の私の思いは
可愛い だったから良かった
私の中にあるそれは
確実に私のものだ
それは絶対に
誰にも奪えないものだ
驚いた
仕事でミスをした時の私の思いは ...
書くことに選ばれた
自惚れて止まない 本能を
書くことを課された
自惚れて止まない 本望よ
最後の最後まで
書きたいことは
溢れていそうだけれど
最期の最期まで
すべて ...
どうぞ全ての民を 強めてください
彼等は自分達が選ばれたと 疑わない
ただ彼等は 信じたいだけなのです
貴方の似姿は 全ての人に 好ましい
神よ この時代の全てを 愛する方よ
諸々の故き軛を ...
景色
感銘
日常
当然
飽
ラップだかゲップだかうつくしくないもの要らぬ
黙して秘めず桜のはなびら
直ぐに起き出し座布団をしまう
ひとつくらいは嘘もまことへなってほしい
心中を察され居心地悪い
青白く痩せた君から放たれていたもの
僕はいつも怯え痺れた
じぶんという核が剥き出されて
漆黒の宇宙に放擲されていくように
残された肉身が断崖絶壁を何処までも墜落していくように
途方もなく ...
人間と人間が争いあって蠅と薊と鼠が勝った
非常に難しい局面に立ち、
風を受けている。
それがどうした。時間は過ぎる。
私の勝ちだ
入院したおふくろを
見舞いに行った
実家から徒歩10分のところにある
大学病院だ
25年ぶりに行った病院の周りは
特に変わってはいなかったが
唯一変わっていたのは
すぐ脇にあった一軒家が ...
跡形もなく明け渡したのは 風のような空白の領地
秋めいた空気のなかを
所在なげにゆれる
遊び紙
コーネルにかけた
繊細で散漫な指の終ろうとする
記憶の産声を
...
そうやっていつも気づかないふりで逃げる
上手く逃げたと思っていても
いつかは対峙する時が来るものだ
ひとり
佇んでいたプールサイドは
夏の光に汚れて立つのがやっとだった
きみが
手のひら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
章魚
草野春心
自由詩
3
21/9/16 23:41
格子
〃
自由詩
5
21/9/16 23:40
ある隠喩
〃
自由詩
3
21/9/16 23:38
_
いる
短歌
2
21/9/16 22:21
彦根湖岸
AB(なかほ...
自由詩
4
21/9/16 19:53
この秋、神明 新たな始まり
ひだかたけし
自由詩
7
21/9/16 19:03
看護師になりたくないけど他の何にもなれない
杏っ子
自由詩
1
21/9/16 18:21
看護学校日めくりカレンダー
〃
自由詩
1
21/9/16 18:11
ありがたいと素直にそう思った
ジム・プリマ...
自由詩
3*
21/9/16 17:27
私の日常2
〃
自由詩
0
21/9/16 13:50
エゴ・エリスⅢ 見よ 貴方に遠い者は滅びる 貴方は貴方に背く ...
PAULA0...
自由詩
0
21/9/16 11:49
ワケあり名機・ソニーミラーレス一眼・NEX-6
st
自由詩
4
21/9/16 10:22
芙蓉祭
假名
自由詩
0
21/9/16 9:58
晩年
ヨロシク
自由詩
1
21/9/16 9:41
鉛筆削りは私の友達
杏っ子
自由詩
3
21/9/16 8:22
電球も裸にすれば
こたきひろし
自由詩
1
21/9/16 6:26
アメリカ
番田
自由詩
1
21/9/16 1:32
自由律俳句「食べられる退屈」(105)
遊羽
俳句
1
21/9/16 0:57
_
いる
短歌
0
21/9/15 23:53
今日の一片
RAVE
自由詩
5*
21/9/15 22:54
Write Light Holic - 微笑みの頬つねり -
komase...
自由詩
0
21/9/15 14:32
エゴ・エリスⅢ 貴方は永久に我らを怒り 万世まで 貴方の怒り ...
PAULA0...
自由詩
0
21/9/15 9:49
隠居
ヨロシク
自由詩
0
21/9/15 8:05
自由律俳句「食べられる退屈」(104)
遊羽
俳句
1
21/9/15 1:34
ジャンプ
ひだかたけし
自由詩
4
21/9/14 23:43
_
いる
短歌
0
21/9/14 23:25
看護学校日めくりカレンダー
杏っ子
自由詩
1
21/9/14 22:23
19のままさ
花形新次
自由詩
0
21/9/14 20:42
ある読書家の肖像
末下りょう
自由詩
4*
21/9/14 14:06
夏声
ふるる
自由詩
8*
21/9/14 11:32
598
599
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635
636
637
638
3.7sec.