明日はホリデイ
自転車で全力疾走
後ろには彼女が
居眠りこいてオレにへばりつく
みせてやる 神の領域
ローリングサンダーツイスト・ロケンロール
おっぱいのふくらみが温かくて
とても幸せだ ...
思い出は
あの貝殻の中に
封じておきました


想い出は
あの海の下に
沈めておきました


車窓から覗いた景色は
にじむようにゆれていた
「海まではあと2時間はかかるからスイッチをぜんぶOFFにしとくの」


扇風機だせば宇宙人がやってくる黒いかみのけ黄色いはだの

温泉は自宅の風呂とは違うからはだかの歌は真夏の空へ

...
私が 私ではないという 現実
およそ
多くの人々が 無関心であるという
残酷なる
季節の めぐりは
私が 自己を 否定する事から
始まる

私が 首を くくった 数年間
邪宗の 坊主 ...
大切なのは

「この手でどれだけ掴めるか」
じゃなくて

「この手で何を掴むか」
っていうこと
溶けて無くなるんだ
バターみたいだ
僕の理性なんて
所詮ただのコルク

そんなのもう
哀れでしかないね
少し揺さ振りかけられただけで
もう圧力に負けてしまう
吹っ飛んでさよなら

...
焦げた胡椒が口の中ではじける
味が悲鳴にならなければいい

僕は想像するよ

ひび割れた指先
産毛を撫でるハサミ
頭頂部が気になる父親

その全てが 君の物になることを

君の中 ...
セルリアンブルーの本から
零れ落ちる音符のような
啓示
に搏たれつづける心が
1068番目の奇跡を通じて
うつくしく褶曲する地層のような
洞察
へと繋がるのならばと
今夜は違う窓に向か ...
学校のパソコンがうんこなもんだから
先週印刷しようとして印刷できなかったおれの詩が
今週のパソコンの授業の途中でいきなり印刷されてしまった
うんことかおしっことかたくさん書いてるもんだから
そ ...
金曜日の夜は
やさしい時間
はやくねなさいっ なんて聞こえてはきません

かあさんグマは
大切にしまっておいた
はちみつを

いつもなら すっかり眠っているような時間
子グマたちに  ...
くろく輝く
あおくさい、剥き出しの
欲動となって
飛来する/潜り込む もの
海面をこえ
意識の縁から奥へと
あらがいがたい、神々しいかたさよ

天空の色彩を裂き、
ふり注ぐ叫びに
...
高音域の理想が響き渡る中を
はぐれないように
迷わないように
独り涙を震わせて
かすかな音色が道しるべ

青白い道に倒れても
失意の海に沈んでも
理想の音波に打ち砕かれても
けだるい ...
十五歳

お前が八号線を転げまわって
廃棄寸前の原チャリを粗大ゴミにしている時
僕はひどい喘息でネブライザー突っ込まれて
吐きそうになっていた

十九歳

お前が土砂降りの中
ふや ...
ぼくは詩を書きたい

道に迷ったときは
迷った道を楽しめばよい

今日もまた

朝の散歩をしていると
新しい道に出会いました

その新しい道は
いつからあったのか知らないけれど
...
時に溶ける 秘雪崩の かすみ
地の 起立 に ただれる 脈

赤い水平の風 蕾 咲く 眼に
伏している鎖の涙 絡む 微笑

せきとめ続けた 光の りん光
射りこまれた 花びら 触れて
...
洗面台に両手をついて
鏡面にうつる
わたし自身の姿に
すまし顔のわたしを脱ぎ捨て
背後から
すべてを包んでくれる
あなたの胸元にすがりついてしまう
ひとは誰もそうするように
突きつけら ...
もしも俺なら、
 殴られても 殴られても
立ちあがり、攻撃を止めることはない。
 だが、奴は嘆願し 鼻血を垂らし、
土下座し 床に頭を擦りつづける
 見たくもない顔で 泣きながら乞う、許し。 ...
知っている、いくつかのこと
夏の庭の緑色のほんの抜け道とか
結局隠し切れない足跡だらけの秘密とか

忙しい時間の合間を縫って
何度目かの夏について語り合う
語る言葉の分だけ夏は増えていき
...
天に口蓋を開いた両生類が

  鼻孔をふんと開けぴろげ

    嫁盗り合戦の前日祝いと

      水晶の花火を打ち上げる
近頃は
空 なんかではなく
携帯 で
繋がっている ようだ

さようなら と
甘味な浪漫に
別れを 告げねば
まくらを抱きしめ
まぐわいのなか
きみを想うとき
ふわりと
ある種のエネルギーが
ぼくのなかで
かたちどる

妄想 
セックス
奪い取れ
のぞむままにことはすすみ
まくらの中に ...
口をつぐむ

ちゃんと話を聞いてくれる人いないから



あっちから

こっちから

のびる糸

引っぱってより合せ

不恰好な糸つむぐ



近寄らないから

...
ひかりをふところに浸す、
みどりのまるみが、いのちの数式を
一面につめこんだ、
萌え上がる、眠れる森に、鬱蒼と、
うすきみどりを染め上げて。
満たされた隙間を、みずいろの風が、繰り返し、
...
雨がやまない。青い砂にしみこんでいく。砂
漠の雨は一滴ずつ降る。砂の青は一粒ずつ深
まるばかり。

雨粒は壷にもたまる、そして壷のなかで波に
なる。粒でもあり波でもある光の雨。ぼくは
壷を ...
 かくて固有名詞を神のごとくあがめたり。男は包丁を台所で研ぎ、暗闇の光にひとつの時計を指し示したり。
 「う」の列の文字をなぞり、必殺キックで敵を爆破しワニ革の靴で天をうつしたり。富み栄えたり、人の ...
ちっぽけな頭のどこかで
白黒の映像や写真の時代は
その時代全部が白黒なんだと思っていた

だから火蛍の墓を観た時に
少し違和感があった

笑い声
泣き声
みんな飛行機の音に消えた
...
その前夜
コメディアンのコントを見ながら
大口あけて笑っていた

その前夜
世界中の人々が
サッカーボールの行方を追った


まるで戦争前夜のようだ、と
漁師の妻の老女はつぶやく
...
二杯目のチューハイをちびちびと呑みながら
深々と溜息を吐くと首元から汗が吹き出てくる
肝臓や肺の当たりに不自然なしこりを感じても
結局は逃げ道を選んだ結果でしかないのだから

浴びるほど呑も ...
ぼくは詩人

闇の中でもがき
もがくほど闇に落ちていく

今日もまた

夜の散歩をしていると
猫に出会いました

暗闇の中で
目だけが煌々と光り

目の前に対峙する

...
マンハッタンで見た
高級外車を乗り回す娼婦
消えかけた欲望が
逆流するほどは若くもない

左腕に刻まれたシンボル
後ろに入れられた銃
きしむバーの床
ピンクの消えかけてる
ネオンサイ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
明日はホリデイ加藤泰清自由詩3*06/7/9 16:28
夜行バスラプンツエル自由詩706/7/9 16:25
【短歌祭参加作品】愛のない慈悲なんていらねえよ、夏たたたろろろ...短歌8*06/7/9 16:13
現実奥津 強自由詩0*06/7/9 16:09
この手神音携帯写真+...106/7/9 15:57
金と銀の宙空 心自由詩3*06/7/9 14:17
平凡な宝物穂-sui-自由詩306/7/9 13:15
1068番目の奇跡塔野夏子自由詩10*06/7/9 13:13
気の利いた題名でもつけてやればちょっとはこの詩も浮かばれたか ...土田自由詩406/7/9 12:27
金曜日の夜 おやすみなさいのすこしまえ日朗歩野自由詩406/7/9 12:26
翼竜nt自由詩3*06/7/9 11:08
寂滅星歌アマル・シャ...自由詩806/7/9 10:35
Kへヌヌヌ自由詩206/7/9 9:56
ぽえむ君−探索−ぽえむ君自由詩4*06/7/9 7:20
涙珠の静謐  粒花砂木自由詩7*06/7/9 6:48
Voyage恋月 ぴの自由詩19*06/7/9 6:27
見たくもない顔 (18禁)atsuch...自由詩6*06/7/9 2:43
返還時代霜天自由詩206/7/9 1:15
*洪水警報の夜知風自由詩106/7/9 1:09
浪 死FUBAR未詩・独白1*06/7/9 1:08
きみは二人いる七尾きよし自由詩8*06/7/9 0:39
つぐむ蒼木りん未詩・独白306/7/9 0:37
森の断章——デッサン前田ふむふむ自由詩21*06/7/9 0:14
砂漠に雨が下門鮎子自由詩5*06/7/8 23:28
塩の信仰その2……かくて資産と甲斐性の問題サタンジェネ...自由詩2*06/7/8 23:12
飛行機飛んで行くANN自由詩406/7/8 22:28
前夜はなびーる自由詩2*06/7/8 22:27
酔煙歌松本 卓也自由詩0*06/7/8 22:26
ぽえむ君−夜猫−ぽえむ君自由詩2*06/7/8 22:08
ワンショットmaumi自由詩006/7/8 21:49

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