雀らの畑を駆くる暑さかな それは太陽の発する光の中でも
青い光が空気や水蒸気や色々な障害物にぶつかって
屈折を繰り返し地面に向かって来やすいからなんだ

僕らは
その光を見て空は青いと感じてるんだ

僕らの視覚は ...
こごえるように
<うた>をうたう


こえられない
こころで
<うた>をうたう




わたしの
生まれたての
<そら>で

まだ
...
 獰猛な夜が
        虹の谷を蔽う、
         ラベンヌの香りを
           「あっ
          という間に消し、

        タムナスをこえて
...
「純粋」と「不純」の間で 
へたれた格好をしている私は 
どちらにも届かせようとする 
執着の手足を離せない 

一途に腕を伸ばし開いた手のひらの先に 
「透明なこころ」 
( 私は指一 ...
氷の島を溶かす暑い夏

限界を超えた炎暑が
氷の星を探しに
探索機を打ち上げる
そのオレンジ色の炎は
地上を明るく焦がし
ひきつけを起こした少年達は
一瞬の記憶を失うのだが
...
黒アゲハ
私が傍を通ろうとも
その場を離れずに
ひらひら
ふわりふわり
大きな羽で
何かに夢中

幼虫の頃
こんな姿になろうとは
思わなかったろうに

諦めた頃に
諦めたこと ...
人目をはばかりながら夜は 
汗ばんだ首筋に歯をたてる 
梳いた黒髪をかきあげて 
受け入れてしまった恥辱 

かつて少女の頃に見た 
甘美な夢とはほど遠い 
なんの形も示さないのに  ...
生と死のあわいにあるような
手のひらの温度 くちびるの温度

境界を崩す行為はしめやかなる葬儀

(葬儀?…それは誰の…?)

白い白い手の甲に歯を立てて
暗澹たる闇に向けてひとしずく ...
腕が水槽に設置される微弱な星座
踝の奥で言祝ぐ大きな鱸の顎
遮断機の在る海峡 剣、苔生した社
孕んだ白蛇が吐瀉し 漆の
蓋は不要な裂傷 耳を捨て
総ては潮の寛解 如来
肋骨の下を削る泡の様 ...
 まどろみの中目を覚ます
 生温かい部屋の中はきれいに整ってる
 昨日の続きの今日が訪れる
 なんの成長もないまま
 しがらみだけに囚われて
 未来の予想図は鉛筆で書いて
 すぐ消える ...
二人の心はすれ違い
楽しいデートのはずだったのに
「そりゃないよ」のひとことで
私の心はまっさかさま

晴れなのに雨
今日はデート
私の心だけ雨もよう

きのうの恋はどこ行ったの?
...
短い糸を紡いでいくの
細いから、切れないように

いつか太い糸になりますように
祈りながら紡いでいるのに

そんなにも簡単に仕上がりはしない
紡いだ後から ほつれてくから

縦糸紡い ...
白く沈黙する病室の内で
遠くに寝ているあなたと共に
403号室は透明に生まれ変わる
ベッドは意味も無く回転している

風は、呼吸もせず感情も持たずに
無機な白いカーテンを翻すだけである
...
人生を野球に例えないで頂きたい
人生はスポーツではなく
一つの哲学なのだから

哲学を人生に例えないで頂きたい
哲学は人生ではなく
真理を探す旅なのだから

真理を探す旅を哲学に例えな ...
「何で眼鏡かけないの?」

と聞かれたので
『目が2ミリくらい一回り小さく見えちゃうから』
とか
『コンタクト恐怖症なの』

とは答えずに

ちょっと詩的なことが言ってみたくなっ ...
地下につくられた大きく広い駅
地上に出るまでの小さく細い通路
急ぎ足ではないと
後ろとぶつかってしまう

機械から出される熱い風を
暑いと錯覚する
めまぐるしくファッションと経済が
身 ...
{引用=あなたは歌うような
あしぶみで

まぶしくかすむ
曖昧な 八月十五日、は
さいわい
のびやかな放物線をえがいて止まる

おともなく



あたしは
きょう
部屋 ...
月の裏側には湖があって
そこではフナがよく釣れる
月のフナは泥臭くなくとても美味である
レンズで焼くと水色に変わる
透明になる直前までよく焼くのだ
これは父の好物でもあった
あなたにも食べ ...
もう誰も修復できぬ美しい傷痕だけが星空のごと



カラフルな性の模様にいろどられ少年少女の白は泡立つ



いつまでも高原鉄道錆び付いたままの列車を包む真緑



沢 ...
空を飛びたいなど思わない
眠ってしまおうとも思わない
そんな明るい雨の昼下がりは
激しく窓ガラスで弾けて
つたい落ちる滴を
ずっと、ずっと見ていたい

  大切に飼っていた金魚を
   ...
あつくこく
たかぶりゆく盛夏

うごめき
上昇気分

厚く濃いこの空気の中ひそやかに
偏在しているエアポケット

ひとり
静寂の中にとりこまれて

ぽたりと汗のひとしずく
さ ...
朝靄の中に母乳の香稲の花

稲の香の匂う畦道めぐりけり
夢月がゴハンをくれてから
結構時間が経ちました
私はその間
ゆらゆら泳ぎ続けていました

『夢月・・・・・』

ボン!

身体中が真っ赤になったようでした
私は石の上に座ると
ゆ ...
飛ぼう
思い信じることが大事
目を閉じれば私は大空を自由に飛んでいる

風に吹かれ
青い空に抱かれて
自然に包まれ穏やかな心地

そういつだって飛べるのだ
思ってさえいれば
香ばしい匂いがして
私を育ててくれた人が
パンになってる
押せばふかふかするくらい
焼きたてだった
少し離れたところに
積まれた下着に向かって
丁寧にお辞儀をしている
どこが手か足 ...
  「あなた」

私の好きなあなたが
そばにいない時のほうが
あなたのことを想っていられるし
あなたを好きでいられる

私の好きなあなたが
遠くにいってしまったほうが
私のあなたを忘 ...
ぼくが
せいいっぱい
こつこつと
いきてゆくこと


きっと
きのうまで
こつこつと
いきたひとの
ねがいをかなえること

きっと
あしたに
うまれて
こつこつと
い ...
ふたつに割ったチューチューアイスを
仲良く食べましょう
ありきたりなことしましょう
やり残したこともそれほどないし
あとはもう
チューチューアイスでも食べていましょう
チューチュー
チュ ...
畑の真ん中から
どっしりと重い夏をもいで
両手で抱えた
なんだか地球を抱えている
そんな気がした

畑の真ん中から
重い夏を汗を流しながら運んで
丸い大きな宇宙の中にそっと入れた

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
暑さA-29俳句006/8/18 1:22
空はなぜ青いmac自由詩006/8/18 1:20
いきる青色銀河団未詩・独白506/8/18 1:08
ペテルナモヒシカ ★atsuch...自由詩5*06/8/18 0:39
鳥の影絵 服部 剛自由詩12*06/8/18 0:18
氷の島あおば未詩・独白2*06/8/18 0:11
黒アゲハ蒼木りん未詩・独白206/8/18 0:01
熱帯夜落合朱美自由詩1906/8/17 23:38
しめやかなる葬儀朽木 裕自由詩2*06/8/17 23:31
光の海panda自由詩106/8/17 23:10
未来予想図山崎 風雅自由詩206/8/17 22:45
晴れなのに雨武富諒太自由詩006/8/17 22:43
縦糸横糸タカマネ自由詩2*06/8/17 22:33
八月の病室結城 森士自由詩0*06/8/17 22:29
言い分藤井和自由詩006/8/17 22:24
ありのままANN自由詩6*06/8/17 22:04
孤独な都会ぽえむ君自由詩13*06/8/17 22:01
遠音はな 未詩・独白18*06/8/17 21:49
月の裏側には湖があって若原光彦未詩・独白1606/8/17 21:05
灰殻散歩本木はじめ短歌1006/8/17 20:59
明るい雨の昼下がりはたりぽん(大...自由詩15*06/8/17 20:35
盛夏の中の静止の音シホ自由詩106/8/17 20:20
稲の花加護坊俳句006/8/17 18:11
金魚の想い愛心自由詩306/8/17 17:52
飛翔ajisai自由詩4*06/8/17 15:34
遠い下着たもつ自由詩1106/8/17 12:59
あなた藤井和自由詩106/8/17 11:46
すこし ゆうきさち自由詩13*06/8/17 10:41
チューチューアイスチアーヌ自由詩406/8/17 10:30
重い夏ぽえむ君自由詩13*06/8/17 9:02

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加筆訂正:
影の世界より  デッサン/前田ふむふむ[06/8/17 20:59]
若干の訂正
8.44sec.