雨粒に濡れる蜘蛛の巣
行き交う車のワイパーは
静かに動いている
食べ残しのとうもろこしを卓に見
私は夏の訪れにについて
思いを巡らす
齢を重ねても
全く同じ夏は来ない
ただその ...
そうなるはずもなく
僕の中から奪われた物の形
そうなるはずもなく
僕の中から溢れ出す物の轍
苦しそうに鳴き続ける犬コロに
自分を重ねてみてはニヤつく
時は重なり想いが沈んでいて
暗い ...
豚の丸焼きを食べる
トウモロコシを食べる
ビールを飲む
ココナッツミルクを飲む
フラダンスを踊り
手で波のようにフラフラ泳ぎ
レイを首にかける
カクテルを飲む
コーラを飲み
...
思い出してみる
今では靴を入れる蜂の巣
時間では割れなくなった手帳
変わらないのは
万華鏡のきらきら
あの日
荒れ気味の七夕
何も聞こえないくらい大切にした
プリントで作っ ...
壁の花から落ちた花びら
雀たちがついばんでいる
ふちどりを想う
くちすいを想う
かがやく魔
飛び去る影を見つめるもの
四方を壁に囲まれた
庭という名の底にうたう
...
空中写真を撮りませんか
突然、声をかけられた
今、流行なのだという
今、撮さないと、
あなたは、社会からはみ出してしまいます
お安くしますから
上着を脱いで、お好きなポーズを決めて下さい
...
それは
残酷なまでに甘い
知恵の実にも似た 記憶
君といた日々は
むせ返るほどで
もうグズグズだよ
食べ頃なんてとっくの昔
解き放ちたい
胸の中で渦巻く影を
どうして僕を支え ...
今まで
見たくなかった光景
聞きたくなかった言葉
格好良くしたくて
上手くやりたくて
失敗したくなくて
何回ひざまずいて
躍動を止めたかな
一人になる事が増えて
今まで関 ...
Alone
僕らはいつまで経っても
気持ちが満たされないから
声が聞きたいんだ
顔が見たいんだ
目の前の仕事を
何とか何とかこなして
達成感と疲れをシェイクさせながら
こたつで ...
目隠しの結び目緩んで飛び出す林檎
透明な神の座高を月まで登る
奪われて泣くかわりにけばだつ土
白果実注視する反逆者
木めきめき伸びる岸辺が綺麗な行
水打ち寄せて貝残る佳境 ...
眠りは
逢えない時間を
埋める為にあるの
草むらに うつぶせ・・・
こうしていると
とくん とくん
大地と わたしの 鼓動が
重なる
あなた ...
ぼくは詩を書きたい
生は悲しく儚いものであるがゆえに
生として永遠に繰り返す
今日もまた
朝の散歩をしていると
百合の詩に出会いました
朝陽を浴びたその百合の
無垢な白さ ...
熱帯夜とは行かないまでも暑い夜が続いています
冷房を効かせて受験勉強をする学生
昔は冷房なんてなくて扇風機で我慢したんだっけ
確実に時間は前に進んでいる
朝焼けの眩しさを最後に見たのはいつ ...
プシュッ
ごく
その駅に着くまでに
ちびちび
公私ともにお疲れ気味
庶務課A子さんには
ほろほろ苦さと
ほどよい甘さ
ホームに降りたら
左手は腰
気 ...
君にあげられるものは
これから先に起こりうる
希望くらいのものだよ
それもかなり不確かな。
それでもいいなら
左手をおだし。
まちぼうけ
まちぼうけ
今日もあなたを まちぼうけ
そんなじかんは
あなたをおもう
今日はどんな格好かしら
なにを話して
なにをしようかしら
これからお ...
Amy Amy Amy
Amyは世界一 このスペルが世界一
えいみー この音も世界一
Amy Amy Amy
Aは大文字 mは真ん中 yが下まで
A・m・y このバランス世界一
...
風は無い
私と
あなたのすき間には
いくつもの
透明な夜が並んでいる
わたしはマッチを擦る
あなたに語る言葉を
探すために
わたしとあなたが
共にいた時間を
つなぎ合わ ...
過去が染みる 黒く舗装された路面の 暗い粘りが、今しも
うごめき 波を打ち、群がる人々を蹴散らして 盛り上がる
ビルの高さにまで及ぶ累積した罪の記憶、破天荒な生の挑戦
あるいは無意味な天変地異か ...
『{ルビ大浦洞=テポドン} 〜대포동』
南の大浦洞は{ルビ雪嶽山=ソラクサン}の麓
朝日のきれいな穏やかな海岸
夕暮れ時 おでん屋台がせわし ...
白いドレスが綺麗でしょう
淡い世界に霞まない様に
紫陽花色の傘を咲かせて
君が笑うものですから
僕は蝸牛の様に煮え切らない速さで
ゆっくりと世界の湿度の中に溶け込んで
綺麗だなぁなどと ...
ちょっぴりおセンチになって
バイクで走り出すと
夏の湿った風が気持ちよくって
タン タン タン
流れて行く雲やら
高速道路やらが
心地いいリズムで
タン タン タン
や ...
おんなのこがおなかをすかせています。
おんなのこはおなかがすくと
ふきげんになります。
ははおやはそのことをしっていて
おんなのこに
すいはんきをみてて
といいまし ...
事故でしょうか
街は騒ぎ始めて
右手と左手を合わせるカーブは
さよならを言う前に出会ってしまったのでしょうか
空はまだ海になる前で
息継ぎも満足に出来ないまま
底で跳ねるうろこの心音を ...
少数の人を
むんずと襟首を捕まえて
生きたままに牛刀で
切り刻んで佃煮にして
それから
火炙りの刑にして
その香りを楽しんでいる
今の世には
そんなこと無いよねと
念を押したら
た ...
**************************************
水道管が破裂して
蟻の群は溺れる
手足をもがれた蛾はなお火を求める
茶色の革靴が ...
囁くこともできなかった
想像することは 罪
光でみえないことにして
笑い顔だけ憶えている
{引用=神様のため息は誰がうけとめてくれるんだろう}
夜
この紺色の時間
たくさんのため息が
枕に
コップに
カーテンに
網戸をと ...
情報通の友人から
感情の食べ方を教わったので
早速今ある幸せをかき集め
ジックリコトコト煮込んでみたところ
これが何とも薄っぺらい味であった
アイスのフタを舐めているような
惨めったら ...
5人の河童がやって来た
黄色くてツルリとした額に
胴長短足痩せた手足は青白く
きりりと晒しを締めこんで
夏祭りの夜にやって来た
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の訪れ
けんご
自由詩
8
06/7/8 21:10
Fm(エフマイナー)
maumi
未詩・独白
1*
06/7/8 20:55
ワイキキ
ペポパンプ
自由詩
4*
06/7/8 20:00
鏡
民
自由詩
2*
06/7/8 17:46
くちすい
木立 悟
自由詩
7
06/7/8 17:35
空中写真
あおば
自由詩
5*
06/7/8 15:48
nightmare
宙空 心
自由詩
0*
06/7/8 14:55
雪解け
くれいじー・...
自由詩
0
06/7/8 14:38
Alone
〃
自由詩
0
06/7/8 14:33
放送図
黒川排除 (...
川柳
1
06/7/8 13:48
ときめく鼓動
Lucy.M...
自由詩
3*
06/7/8 12:19
ぽえむ君−白花−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/7/8 11:49
熱帯夜
海月
自由詩
1*
06/7/8 10:13
ポイッ
yaka
自由詩
1*
06/7/8 8:50
ウェディングベルの
プル式
未詩・独白
2*
06/7/8 7:15
まちぼうけ
水青
自由詩
2
06/7/8 6:01
Amy(改)
知風
自由詩
0*
06/7/8 3:56
透明な夜を照らす
むらさき
自由詩
8+*
06/7/8 3:47
暗い粘り
atsuch...
自由詩
6*
06/7/8 3:27
大浦洞 〜대포동
遊羽
自由詩
2*
06/7/8 3:21
蝸牛と紫陽花
プル式
自由詩
12*
06/7/8 3:05
タン タン タン
〃
自由詩
3*
06/7/8 3:04
すいはんきのよこで
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
06/7/8 2:57
うろこ
霜天
自由詩
4
06/7/8 2:42
砂嵐の夜には
あおば
自由詩
2*
06/7/8 2:39
篇
K
自由詩
0*
06/7/8 1:45
笑顔
佐藤伊織
自由詩
2*
06/7/8 1:44
神様
ふく
未詩・独白
2*
06/7/8 1:37
味覚障害なのかもしれない
健
自由詩
17*
06/7/8 1:14
黄色の雨合羽
あおば
自由詩
8*
06/7/8 0:52
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
6165
6166
6167
6168
6169
加筆訂正:
大浦洞 〜대포동
/
遊羽
[06/7/8 3:32]
註釈を入れました
大浦洞 〜대포동
/
遊羽
[06/7/8 3:31]
註釈を入れました
大浦洞 〜대포동
/
遊羽
[06/7/8 3:31]
註釈を入れました
大浦洞 〜대포동
/
遊羽
[06/7/8 3:30]
註釈を入れました
大浦洞 〜대포동
/
遊羽
[06/7/8 3:28]
註釈を入れました
7.34sec.