霧の村に石を投げれば切り開く明日の地平は放浪型に
五月空どこ見渡せどあを続き少年雲を翼にかえる
シーザーを刺して終わらむ野外劇星は夜空にあふれて消ゆる
ピンクの透明なライターを
すかして落ちる電球の光は
穏やかな菱形にゆれていて
口をあけてすごした何百回の夜を
あくびなみだのふるえにも似て
思い出させた
夜の路地を行く人々は
人々
だ ...
蠅は手を擦り教師は三枚目
父母を疑ふほどの朧かな
雛菊や写真の父はいまも若し
霧の湖の畔に見える建物 あそこまで歩くのにはかなり遠い この丘には休憩所がある あそこには洋館風のホテルが立っている この建物の展望台に備え付けられた無料の双眼鏡で見ることができる
僕はなだらか ...
俺達は、姦淫殺しを試してみた。始終、見えぬ土地の中に埋められた白痴の子を殺すのだ。案外、憧憬にも似た感覚のままで、そこにいた尼僧は、お経を唱えては、子達のゆらゆらと映る様に、又、黒い喪服の列が、ひしひ ...
今日、こいをした。
3じから4じ44分まで。
決まった時間。
それからの決まらない時間。
ドキドキ。
慣れない事に酔いしれた。
背伸び、ちょっぴり淫らな時間
計1 ...
今生きている事に感謝しよう
今日生き抜けた事に感謝しよう
今日食事にありつけた事に感謝しよう
誰かに愛されている事に感謝しよう
手助けしてくれる友達に感謝しよう
...
お元気ですか
そうですか
僕はと言うと
風邪をひきました
えぇ
そうなんですよ
病院にいくほどでも
死ぬほどでもないので
分類すると
元気です。
どうでもいいですね。
新 ...
ねぇ 記憶たち
あたしはどこまで行くんだろう?
どこまで遠くヘ行ってしまうんだろう?
あの頃もずっと感じていたけど
あなたたちは本当にすべり落ちていく砂粒なのね
きらきらさらさらと ...
帰り着いて、パソコンを開き、眺め、水を飲む。
明日に残らないよう、ぐいぐい飲む。
窓ぎわにぴたっと頬をあて、熱を吸い取られる感触に浸りながら、街灯をぼんやり眺める。
一人の侍が、
街灯の下 ...
空泣く夏
影法師たちの
追いかけっこ
ジャンケンしたこと
ないんだけれど
耳を傾け
それとついでに
頭も45度ぐらいに
安堵感
と
疑惑感
記憶と
どこか噛み合わない歯車
ふるさとも
同じ時間が流れてたんだね
...
まずい飯を食べていた
ウェストミンスター橋の端
ビッグ・ベンが見ている
今日はまだ
雨が降らない
ロンドンが霧と雨の街だっていうのは
あんがい真に受けていい
あとは
春だと思ったら冬だ ...
冷たい樫のテーブル
両腕で抱いた中心
テキーラのグラスに柘榴の血を
集めて完成する生
お前の誕生日がいつなのか
知らないけれど 知らないまま
祝わせてもらう事にする
...
渇いた瀝青の道に散る
ジュエリーの煌きと渦をえがく黒髪
鉛の銃弾は、みごと額を貫通し
――鮮血を枕に眠るオフェーリア。
たぶん、昨日。
黒いシークィンのトップが視線を浴びて
胸元のゴー ...
風が、やんだ
鳥の声を探して
下草に濡れたのは
迷い込んだ足と
慰めの小さな青い花
遠ざかっていた場所へ
私を誘う手は
湿っていて
それでいて
優しいから
触れたところから ...
古家の壁かすかなためいき風と化しこの手触りに思い伝えし
明暗 を 際立たせる
白 と 黒 の演出
時折 差し込む
不安の 赤
ひらひら と
ゆれる
うつくしい ひかり に
いつしか
涙 あふれて
1/18 が
...
おぼろげに見え隠れする夢の欠片
綱渡りしながら捕まえていく
流れ弾に当たる
宝くじははずれる
アスファルトに落とした視線を
夜の透明な星空に浮かばせる
何度も ...
食べてすぐに横になったら
牛になった
あんたいい牛だね
人々は私に尋ねる
一番美味いところはどこだい?
牛になったばかりで
まだあんまりよく知らないんだ
私は正直に ...
瞳の奥で揺れる
至極、あやふやな
日付変更線を
片足ずつで跨いで
昨日と明日の間
本当の、本物の今日で
息をする
世界を知る
でも
ここには
日付なん ...
2007/05/02
不景気でみんなが困っているとき
復調の兆しをぺろりと飲み込む
飲み薬に仕込まれた毒薬の銀の粒
スリラーはきらい
簡単に人を殺して ...
生きてゆくことの危うさ
悪意なんてない
少し踏み外しただけさ
それで人がまた一人 死んだよ
僕たちはわかりあえない
事勿れ主義の神様
あなたのおかげで今日もずいぶん
赤い血が
青い ...
今日あなたが
髪型を変えていたので
私の胸はときめいた
土星の輪っかみたいな髪型
こっけいでなつかしい髪型
無垢で可愛らしい髪型
愛していた髪型
最近惑星から除名された
冥王星 ...
左目が痛い
左目が痛い
酢を舐めたように痛い
白く濁っちゃったら怖い
怖い怖い
あ…あ…
電波信じるマナコ
銀紙噛み潰すマナコ
カラッポの海を漂うマナコ
みな ...
山の下小さな家があるのね
またその下清い小川があって
周りには白い石が転がって。
流れる水音は空に歌になって
私の胸に染みるのね。
そこに私がいるのね、私の国に。
眩しい朝日ざしを鳥が ...
八十円切手を
丁寧に千切りながら、考えていた
軽四輪だったかどうだか
切断された偉そうな記憶だけが
粗大ゴミみたいに
音、
みいいんって
ああ、またかまただ
...
つくつくと
並んでいるね
今にも
歩きだしそうだね
私はね
おしゃまさんに
似ているらしいよ
星 無き夜にも 日は昇る
日 無き昼にも 夢昇る
無心で 今日も空を見上げる
そこには
きっと何かが待っている
うるわしい神話は
とっくに忘れてしまいましたが
花言葉はノスタルジァと名づけたいくらいです
コバルトブルーの空に映える
プロムナードはつつじのいろどり
でもなぜか 逍遥の疲れで いつの間にや ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
五月空
村木正成
短歌
4*
07/5/2 8:19
点火
水町綜助
自由詩
24*
07/5/2 8:18
教師
村木正成
俳句
0*
07/5/2 8:08
湖畔の洋館
はじめ
自由詩
2*
07/5/2 5:33
六月の雨
奥津 強
自由詩
1
07/5/2 5:06
新薬
vanill...
自由詩
1
07/5/2 4:56
感謝
Direct...
自由詩
7*
07/5/2 4:41
ファンレター
そらいろ☆コ...
自由詩
0*
07/5/2 3:54
夜更けに
鈴
自由詩
2
07/5/2 3:28
割と自堕落な二十代後半の俺の精一杯のふるまいの一端を垣間見た ...
ひろっち
自由詩
8*
07/5/2 2:27
シー
瑛治
短歌
1
07/5/2 2:23
電話の君
〃
自由詩
1
07/5/2 2:15
倫敦夢
たいにぃぼい...
自由詩
2*
07/5/2 2:06
祝い酒
soft_m...
自由詩
5*
07/5/2 2:04
オフェーリア ☆
atsuch...
自由詩
10*
07/5/2 1:48
霧の朝、森に帰る
LEO
自由詩
34*
07/5/2 1:39
壁
小川 葉
短歌
3*
07/5/2 1:21
幻 燈
李伍 翔
携帯写真+...
1*
07/5/2 1:07
続ける
山崎 風雅
自由詩
13
07/5/2 0:57
食っちゃ寝牛
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/5/2 0:51
日付変更線
山中 烏流
自由詩
6
07/5/2 0:40
スリーディーなスリラーが好きな五目御飯
あおば
自由詩
2*
07/5/2 0:14
シナルの民
チェザーレ
自由詩
2
07/5/1 23:37
冥王星
小川 葉
自由詩
4*
07/5/1 23:24
眼球をほじくりだす
ゼロスケ
自由詩
1*
07/5/1 23:15
23. 私の国 - narahana
naranu...
自由詩
1
07/5/1 23:05
山翡翠
はらだまさる
自由詩
14*
07/5/1 23:02
青いニョロニョロ
weed &...
携帯写真+...
0*
07/5/1 22:53
星無き夜
有扉なぎさ
自由詩
6
07/5/1 22:48
時の滴り(五)
信天翁
自由詩
1
07/5/1 22:21
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
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5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
6.01sec.