目をつむっていれば
通り過ぎる
目をつむっていれば
思い出の場所なんて
甘くて切なくて楽しくて物悲しい思い出が詰まっている場所なんて
キュッと目を閉じていれば
ギュッと口唇を噛 ...
ぼくは詩を書こう
猫がいるような部屋で
とりあえず
ぼくは詩を書こう
そんなうたを聴きながら
きみのことを考えながら
きみがいないこの部屋で
とりあえず
ぼくは詩を書こう
...
もっともっとメを開いて ずっとずっと僕を見てて
君がスキだよ 他の誰かの代わりじゃ厭だよ 代わりじゃヤだよ
君に逢いたくて 逢いたくて 逢えなくて Ah... 辛い
君が好きなのに ...
規則的にしずかに眠らないモーターが
半音階だけその声をあげて
いつの日か再び息づきはじめる時
スキャナーは熊のように鼻をひくつかせ
カウンターは目盛りをゆるやかに揺らし
サーモスタットが ...
人間のようなものが
目の前を通り過ぎていく
皆仮面を被っていて
何なのかわからない
果たして人間なのか
それとも天使か悪魔か
はてそういえば
自分は何だったろうか
窓の外は花の雨
傘もささずに飛び出せば
白い花びらがそっと揺れた
まるで僕の心を知ってるように
どんなにかくしても
走り出してしまったこの想い
いつでも君のことばかり探してた
君 ...
甘えた声で 私の名前を
甘えた声で わがままを
膝枕で 頭を撫でてあげてたら
いつのまにか また夢の中
気持ちいい寝息は あなたのリズムで
優しい寝顔は 私だけのもの
世界の終わりを思わせるほど明るい日
地の果てのようながらんとした広野に
世を捨てたようにひとつ立つ古い塔のそばで
君は僕を待っていた
僕らは手をつないでだまって塔をのぼった
ひょっとして ...
豚はどうなるんだ、と怒号が飛んだ連休前の特別会議
ファックスのそばに置かれた空き缶は明日誰かが捨てるのだろう
二度目の稟議書が読まれることなく机の上に放置されてる
唾つけ ...
雨が降り
音は昇り
遠く高く
曇のかたわらで鳴っている
かがやきと時間の洞のなか
青い文字に生まれる子
ゆうるりとひらき
外へ外へ歩み去る
離れた硝子と硝子 ...
言葉には翼があるのです
人の心の中を翔け抜けてゆく
翼をもっているのです
言葉によって
その飛び方もまちまちで
小鳥のように
翼をせわしく羽ばたかせるもの
大きな鳥のように
空高く翼を ...
雨玉が
降り続く広野を
私は優雅に
疾走している
限り無く視界は閉ざされ
何も見えていない
いないのに
私は
限り無く優雅に
疾走している
後ろには
顔見知りが ...
誰も聞いてなかったけど
私は聞いといて良かったです
退屈な授業の合間にしてくれた
教科書に載ってないお話し
今すごく役に立ってます
「ありがとね せんせ。 ...
目を覚ますと、
おちんちんがなくなっていた。
びっくりして鏡の前で確かめると、
やっぱりおちんちんがなかった。
おちんちんの代わりに、
林檎の芯のようなものが ...
軽い気持ちで家出して
ほんの少しだけ楽しんで
それだけだったのに
帰るに帰れなくなって
あの家に帰りたい
今すぐ帰りたい
父の厳しさと
母の愛が待つ家に
などという昔の歌のBG ...
土曜日になると僕はいつも頭の中に森が思い浮かぶ それは荘厳で深緑に煌びやかで僕をとても安心な気分にさせる
僕はその森の中へ入っていく 吐く息は真っ白から緑になる この森の中では季節がめまぐるしく ...
整列、点呼
僕の車しか止まっていない駐車場から
大きな声が聞こえてきた
一、二、三、四・・・
きびきびとした張りのある声が響く
一匹の猿が厳しい目で
小猿たちの点呼を確 ...
砂の噴水でもあればと願う
今日はとっても嫌な気持ちになりました
とっても理不尽なことに出会いました
心は傷ついて、体は緊張して
頭はネガティブに埋め尽くされて
感情は無視されました
でも私には、それがどん ...
自分の手で変えることができることなんて
ほんの少ししかなくて
大事なことほど
すでに決まっている
どれだけ叫んだって
どれだけ喚いたって
決められた通りに
ただ流れ去って ...
ねぇ、繰り返し伝えられるのならきみに届くように
ねぇ、きみにあえるのならもう一度
ねぇ、あのときにまよっていたのはきみ
ねぇ、目を伏せたのは
ねぇ、
ねぇ、
ねぇ、ねぇ、幾つも ...
カタッ
寝ている時に頭の中で音がした
小さな小さな音がした気がした
朝になって起きてみたら
崩れていた
崩れる時って
もっとガラガラガラとかガタガタガタとか
大きな音がな ...
今日のくもり空は
えらく暗くって
とても明るい夜みたいで
ボクらは
夜みたいな話をして
一日を過ごした
つまり他愛もなく
とくに緩急もなく
おちやひねりもなく
かといって ...
1978年作
私は寂しいのに
私の頭は少しも同情しない
軽い興奮の波に乗り
踊り続ける娘達を見ている
波頭が砕けると
鋭い放物線が落下して
少年 ...
1999/10/05
襟元にひんやり秋風
まことに女ごころと秋の空
どこにも花なんか咲いてない
父母の供養に野の花を
野川の河原に来てみたが
あたりはすっかり ...
水槽のある夜であればよいのに
おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました
おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちびるに ...
雄大な景色を前に感じてしまうノスタルジー
誰でも感じてしまう哀愁
胸を締め付けられるような悲しみは
一時の喪失感を感じさせる
この感覚を忘れたとき
人は
大人になる ...
頭が悪そうな変な色のカクテルを
少しずつ飲んで
気分高めて夜の部屋にようこそって
どうだろう
明るく照らす月も今夜だけの満月
隣まで引きずり降ろせば
僕だって輝く星になれる
派手 ...
少年に乗ったイルカは
本来そこにいるべきでない人々を
本来の居場所に導いていく
それが仕事なのだ
例えば、あすこの大教室で
頬杖をついて居眠りしている女学生
彼女なんかも
少年に乗っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
思い出の場所
有扉なぎさ
自由詩
3
07/4/25 15:28
ぼくは詩を書こう
ツ
散文(批評...
6*
07/4/25 14:59
逢いたくて逢えなくて
北大路京介
自由詩
7*
07/4/25 14:45
春の記憶
角田寿星
自由詩
18
07/4/25 13:07
街中にて
優羽
自由詩
7*
07/4/25 12:28
花時雨
未有花
自由詩
12*
07/4/25 12:24
春の日差しの中で
空 春色
自由詩
6*
07/4/25 12:04
明るい日
塔野夏子
自由詩
9*
07/4/25 12:02
オフィスの休日
たもつ
短歌
10
07/4/25 10:42
ひとつ うたう
木立 悟
自由詩
11
07/4/25 9:26
言葉の翼
ぽえむ君
自由詩
11*
07/4/25 9:22
疾走
山中 烏流
自由詩
7
07/4/25 7:44
仰げば尊し
優飛
自由詩
14*
07/4/25 7:14
「 ぼくはおちんちん。 」
PULL.
自由詩
9*
07/4/25 7:08
家出
小川 葉
自由詩
3
07/4/25 5:07
土曜日の森
はじめ
自由詩
5*
07/4/25 4:02
夜の駐車場にて
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/4/25 3:52
夜
A-29
俳句
3*
07/4/25 3:12
独白1
相良ゆう
未詩・独白
0
07/4/25 2:43
既定事項
蒼井真柚
自由詩
2*
07/4/25 2:06
よぶん。
終
未詩・独白
2*
07/4/25 1:42
崩れる
夕焼け空
自由詩
5*
07/4/25 0:54
夜みたいな話
水中原動機
自由詩
1
07/4/25 0:13
海岸
あおば
自由詩
8*
07/4/25 0:11
道化の秋
〃
自由詩
9*
07/4/25 0:10
こらえる
A-29
俳句
8*
07/4/24 23:58
茜色の慕情
渡 ひろこ
自由詩
11*
07/4/24 23:56
哀愁に生まれたモノ
テルテル坊主
携帯写真+...
2*
07/4/24 23:16
夜の部屋
流希-Яuk...
自由詩
1*
07/4/24 23:11
少年に乗ったイルカ
シリ・カゲル
自由詩
7
07/4/24 23:03
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
加筆訂正:
Dizzy Gonna Crazy
/
たいにぃぼいす
[07/4/25 13:41]
若干修正。
夏の休み
/
たもつ
[07/4/25 12:54]
数行書き足しました
椛の木陰
/
服部 剛
[07/4/25 1:26]
最後の方、2連書き加えました。
6.77sec.