切り別けられた岸で、
あなたはいつも、
わたしを見ている。
わたしは水で、
あなたを流れ満たしている。
対岸の、
あなたとあなたは、
ふたり。
わたしは ...
目を閉じて君を思い浮かべれば
ほら 目の前に君がいるんだよ
永遠の10代に憧れる僕
海辺のカフカじゃないんだからさ
僕には君とセックスすることを想像できないんだ
Hなことしか考え ...
同じ道
歩んだつもり
同じ空
見ていたつもり
同じ時
過ごしたつもり
同じこと
していたつもり
同じこと
しているつもり
...
わたしの影まで、赤く染めてしまいそうな
真っ赤なカーディガン
お気に入りなの
夜は、まだちょっと肌寒いから
もう少しだけ着させて
昼間はバッグの中に入れておいて
こんな中途半端な季節な ...
「 すべての詩人たちへ 」
言葉はつまり「 世界との契約 」だと俺は思っている。
言葉はつまり俺自身だ。
この世に生まれてから今の今まで
与 ...
水面を
揺らさないように
しずかに
飲み込んだ
息を
止める
息を
こぼしてしまえば
瞬く間に
揺れ打ち
歪む満ちてゆく月
梅雨の晩送られし日々の紙一重
夕立の山小屋のよな紙一重
麓から頂上までをなぞる指
折り紙を折る指に癖あらわれり
夏服を脱いで蜉蝣乱舞せり
青簾恋匂い立つ畳の間
たったひとつの言葉
大切な
なくしてはならない
いきている喜び
あなたのもとに届けたい
母の日のカーネーションのように
感謝も込めて
日中の眩い陽射しの下で
踊る蝶々も ...
心呼吸
嵐前夜の群青に染まる午前七時
「めげない。」
と誓う
油断してたら
君に出会って
涙が零れた。
今も誰かの口から漏れる
言葉の洪水。
素敵ね
なんて心からの賞賛も
アイラブユー
なんて君への勇気も
簡単に流れ去って
チンケな佇まい ...
?
耳障りな都会の雑踏に身を置く
誰かに救われたいと思いつつ
自分を傷付ける
深夜の静寂(しじま)の公園
月明かりに照らされて
悲しいシルエットが其処に映し出されている ...
世界の速度に背中を押されて
僕らはその歩みを止めること出来ず
黙々と前に進むしかなく
横目に座り込む人々を覗き込む
言葉の嘘に紛れ込ます優しさ
この一言が誰かを傷付けない
...
今、僕を笑う全てを愛す
冷たき嘘の海原を渡る
独り、渡る
逃げ水のボトル、飲み干してしまった
高鳴る鼓動、確かめてしまった
それは眠たい月を寄せる夜
待ちきれないイメエジを重ねて
...
不思議の森の叶えの樹は
どんな願いでも叶えてくれるそうな
その樹の枝は決して折れることはなく
とある男はその枝のおかげで
安心して首を吊ることができたそうな
ただ不思議の森に入 ...
窓から見える消えかけの電灯は
一週間くらい前からずっと不定期に点滅していて
きっとそれは誰かに送る信号で
それを見た誰かは
もうすぐ徒党を組んで
この町にやってくる
きっと ...
ドラムカンの 外にはみだしてくる
火の勢いに のまれてく
窓から見下ろした 交差点
流し込んだ 健康飲料水
一回 千円のカットだけの看板
マラソンの金メダルのテレビ放送
セルフサー ...
ああ、言われてわかった
あたしはもはやこの人と
また仲良く愛し合いたくて
必死になってたんじゃない
「ごめん」
この一言が欲しかった
それだけだった ...
ホラホラあの骨を取ってきてごらん、
と私は天気のいい原っぱで私の骨を投げた
私はシャチョウさんと
ブチョウさんと
それにカチョウさん
カカリチョウさんに言った
骨を持ってきたのは
小型人 ...
さらば友よ
今日が終わったら
今回の私の人生はひとまず幕を閉じる
子供の頃には随分小さかった音が
今では耳鳴り耳障りで
それが私の人生の終わりを告げるものだと分かるまで
時間をあまり要 ...
{引用=
甘えていたい
++
*
++++
* * ...
心地良い音を立てて流れる小川に
5月の光が溶けてはじける
その中にひらめく小さな魚の影
黄金色の川底の砂に等間隔の影を落とす小さな群れ
風が作る小川の波紋に揺られて
魚の影もゆれ ...
大変とは
大きく変わる、と書く
大変なことが起きたなら
それを乗り越えたとき
自分にとって大きく変わる
チャンスとなる
「未来ってね、
絶対明るいと思うんだ」
そう、キミに伝えられたボクは
今、とっても幸せだよ。
出来るだけ
あとを残さないで
この時間の流れの中に自分をゆだねて
明日で消えるようなあとなら
ただ一時の気まぐれの独占欲なら
この肌に何も残さないで
触れるのさえ怖い
そんな臆病なら ...
時の流れは 人を弱くする
生れ落ちたときは
精一杯握り締めていた手が
いつしか
力をなくし 藁を掴みすらしなくなっていた
声高に叫んだ
輝かしい未来は
いつしか
金にまみれて ...
裸足になって詩を読もう
どこか不思議と
目に入ってくる言葉が
そのまま受け入れられる
気持ちがこもった
言葉なのだから
肩を張らずに
裸足のままで
そのまま読めばいい
純粋な ...
窓際に並べた氷がとけていくのを眺めていた
わたし以外に誰もいない
広い部屋の中で
ひざをかかえるように小さくなって
息を潜めて
日が落ちて暗くなっていく
とけた雫か
わたしを伝って流 ...
陽射しはあるけれど
涼しい風が吹いていて
セミでも鳴きだしたら
夏がこんなだったらいいよなあ
こんな季節にいいことがあれば
ダブルだね
でも
なぜだろう
...
現在形で突っ走ったので
少し汗をかいています。
未来形で懐疑的なので
いささか今日が懐かしいです。
過去形で憤慨しているので
どうにも目的を見失います。
あまりに精巧に構築され ...
大層怒られそうな内容であると認識の上で書く。
ついでに言うと、僕がポイント貰ってTOPに載ったら面白いという意識が無いわけではない。
前置きでした。長々書くのが苦手なので手短に。
さて、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「 対岸。 」
PULL.
自由詩
5*
07/5/23 5:52
君
はじめ
自由詩
6*
07/5/23 5:15
air
瑛治
自由詩
1
07/5/23 3:04
Red Spring
壺内モモ子
自由詩
2*
07/5/23 2:53
すべての詩人たちへ
ae96
散文(批評...
1+*
07/5/23 2:22
月のしずく
終
未詩・独白
5
07/5/23 1:59
青簾
小川 葉
俳句
5
07/5/23 1:58
たったひとつの言葉
乱太郎
自由詩
12*
07/5/23 1:54
*群青志願*
ちと
短歌
2*
07/5/23 1:39
ある光
そらいろ☆コ...
自由詩
1*
07/5/23 1:03
Ⅰ・Ⅱ
海月
自由詩
2*
07/5/23 1:00
再帰
〃
自由詩
1*
07/5/23 0:58
四角いベッド×2−1
P.B.
自由詩
0
07/5/23 0:54
不思議の森の、叶えの樹
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/5/23 0:54
消えかけの電灯
〃
自由詩
1*
07/5/23 0:54
火鏡
砂木
自由詩
13*
07/5/23 0:52
「ごめん」
よしか
未詩・独白
2
07/5/23 0:33
骨
麻生ゆり
自由詩
0*
07/5/23 0:11
あの世へ行く時
Hantam...
自由詩
0
07/5/23 0:09
寝息
___
未詩・独白
3*
07/5/22 23:47
幼子が去った後には
いねむり猫
自由詩
1
07/5/22 23:42
タイヘン
むむ
自由詩
1
07/5/22 23:25
未来
來稚
自由詩
3*
07/5/22 22:55
残り香
暗闇れもん
自由詩
5
07/5/22 22:44
5年前のあなたへ/5年後の私より
ななこ
自由詩
5*
07/5/22 22:41
裸足になって詩を読もう
ぽえむ君
自由詩
10*
07/5/22 22:41
氷
暗闇れもん
自由詩
13
07/5/22 22:27
ダブル
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/5/22 22:00
空間は色気を出して
ブルース瀬戸...
自由詩
6
07/5/22 21:48
ポイント操作
プル式
散文(批評...
1*
07/5/22 21:41
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
5607
加筆訂正:
宇宙 ☆
/
atsuchan69
[07/5/22 23:46]
一連と題名を修正/変更。
5月 第2日曜日
/
ななこ
[07/5/22 22:20]
reonさんに貴重なご指摘をいただき題名を改題しました笑。
7.95sec.