五月晴れの匂う
青い空の下
潤いの粒がキラキラ光る
生き生きとした緑の葉っぱたちが
風に揺られて
カサカサと何かお喋りをしていた
何だろうと聞き耳を立てても
わたしは人間なので
うまく ...
少女を演じてるんです ホントは悪女なんです
男はみんなそうです これを好んでるんです

  シイナリンゴを聞いてます 毎晩独りで聞いてます
  だけど あの人の前では ドリカムばかり唄ってます ...
今は昔、をとこありけり。
まめにあやしき箱の詩歌の会に投げ入る。
よき歌には数を賜るも、をとこまれなり。
せむかたなしとて時うつるなか、いとになき歌を
思ひ浮かべり。すなわち投げ入れて数を待つ ...
何の気なしにそいつを手に取ったのさ
わけなんてありゃしない
そこいらに落ちていたゴミを拾ったような
そんな気軽さ

赤茶色の表紙
そいつはずいぶんふてぶてしい面をしていやがる
まるで鏡に ...
セイタカアワダチソウは
他の植物の
成長を抑える物質を出し
いつの間にやら増えてゆく
あっという間に増えてゆく
あれ、なんか
どっかの誰かさんと似てません?

 どっかの誰かさんは
...
月光をすくい、すくって
髪を洗い
ほっそり
とうめいな櫛を曳く

鎮まってゆく肌、肌に
しみこんでゆく
流麗な調べ

{引用=
呑まれても
ひとひら
抱きしめても
ひとひら
...
なんでも願いを叶えてくれる女神さま
もしも「あの子がほしい」と願ったら
いったい何をしてくれますか
ぼくはどうしていいか判らないのです
それほどあの子を好きなのです
コルトレーンのサックスが
僕のペンを踊らせて

水色のノートに
リズムを覚えた言葉達
派手に転んでは
また立ち上がる

詩がダンスなら
人生だってダンス
空白のページに
素敵な言 ...
あの人がほしいあの人がほしいあの人がほしくてたまらない
でもどうすればあの人を手に入れたことになるのか判らない
たましいをわしづかみにしてあたしのとりこにして
お互いの区別がつかないくらいど ...
ナフタリン

遠い思い出

六月の衣替え

土曜日に雨

二人で聴いたレコード
三度減圧を繰り返した

潜水夫の足取りで起き出す

昼間はほとんど何も見えなくなった

月や星は

正午にも光っているというのに
砂浜のちいさなたそがれに汐風をうけて
ふとった子蜘蛛が舞い降り詩集の端の水をのむ
大気中のかなしみも八つにきざみ鋏角にはこび
せんべいのように噛みくだかれたこころ
わたしはお前に咀嚼されな ...
  人身事故の現場を

  対向車線から

  目で流す俺は



  もう人間とは

  言えなくなった者を

  いぶかしく哀れんだ




...
犬小屋で眠っていると、
きつねのこんに声を掛けられた。

「どうして、
 そんなところで眠っているんだい?。」

ぼくは、
わるいこだから。
そう答える ...
露草色の空を
のどかな雲が流れて行く
いつか見た雲が白い蝶をかたどって
私の頭の上を
風に吹かれて飛んで行く

どこへ行くのと手を振ると
今度は白い子馬となって
東の空へ駆けて行った
...
くだらない話に明け暮れて
夜が明けて
人の嫌なことばかりする
自分の信念がない

代替案のない
罵声は野蛮だ
壊す事は誰にでもできる
作る事は努力が必要だ。

馬鹿犬ほどよく吠える ...
朝、自転車に侵入された
ちょうど起きようとしているところだった
カロロと卑猥なペダルの音を耳元でさせ
とても恥ずかしかったが
俺は初春のように勃ち
自転車は器用に車輪をたたみ侵入してきたのだ ...
「秒針」




いちばんほそい針が
無段階に滞りなく
滑ってゆく
きちんと六度ずつ
かっちこっち
鳴っていたはずなのに
いつのまにか


一秒、
という物差しを
見落 ...
前向きってどっちだ


キミの背中見てるうちは



どこ向いたって後ろ向きだ




なぁ


前向きっての



見せてくれないかな




けど
...
私たちは互いを必要としながら
それぞれの場所で夕陽を眺め
明日の湿度を欲しがり飲み込む振りをする

あなたと私は
埋もれてしまったいつかの夏に
栞を置いたままかもしれない
そ ...
空蝉か
盲目か
鉄鎖
錆色
儚く
破れては
血の味で
噛締めた
「強くなりたい」
凶暴か
それは狂暴か
葉だらけの
枝垂れ桜の前で
誓った
女性の
寂しそうな表情
満た ...
あなたに会えない日は

大人しく他のひとと会います

君は独りじゃないなんて

言われなくたって

わたしは全くひとりではありません

日々を縫うにはどうしたって

お ...
捨てられてた子猫
 拾ってあげられなかった僕だから

ずぶ濡れの君を
 ほってはおけなかったんだよ

優しいだなんて思わないでおくれよ

ただの罪滅ぼしだって
 そう思ってくれてかま ...
切り別けられた岸で、
あなたはいつも、
わたしを見ている。
わたしは水で、
あなたを流れ満たしている。
対岸の、
あなたとあなたは、
ふたり。
わたしは ...
 目を閉じて君を思い浮かべれば
 ほら 目の前に君がいるんだよ
 永遠の10代に憧れる僕
 海辺のカフカじゃないんだからさ
 僕には君とセックスすることを想像できないんだ
 Hなことしか考え ...
同じ道
歩んだつもり
 
同じ空
見ていたつもり
 
同じ時
過ごしたつもり
 
 
 
同じこと
していたつもり
 
 
 
同じこと
しているつもり
 
 
...
わたしの影まで、赤く染めてしまいそうな
真っ赤なカーディガン
お気に入りなの
夜は、まだちょっと肌寒いから
もう少しだけ着させて
昼間はバッグの中に入れておいて

こんな中途半端な季節な ...
「 すべての詩人たちへ 」



  言葉はつまり「 世界との契約 」だと俺は思っている。

  言葉はつまり俺自身だ。 

  この世に生まれてから今の今まで

  与 ...
水面を
揺らさないように
しずかに
飲み込んだ
息を
止める
息を
こぼしてしまえば
瞬く間に
揺れ打ち
歪む満ちてゆく月
梅雨の晩送られし日々の紙一重

夕立の山小屋のよな紙一重

麓から頂上までをなぞる指

折り紙を折る指に癖あらわれり

夏服を脱いで蜉蝣乱舞せり

青簾恋匂い立つ畳の間
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
五月晴れの日に小原あき自由詩19*07/5/23 15:36
だろ?北大路京介自由詩10*07/5/23 15:26
古典詩ほうらむ(第三段)ぽえむ君散文(批評...7*07/5/23 15:05
アルバムあveC自由詩407/5/23 14:39
セイタカアワダチソウ麻生ゆり自由詩5*07/5/23 14:19
月下夜想佐野権太自由詩15*07/5/23 13:44
願いごとa/t携帯写真+...507/5/23 13:14
ダンスPorter自由詩19*07/5/23 13:12
地獄絵図a/t自由詩107/5/23 13:03
六月曠野未詩・独白207/5/23 12:25
正午未詩・独白307/5/23 12:16
メランコリーの砂浜soft_m...自由詩16*07/5/23 11:43
【 哀れみ 】豊嶋祐匠未詩・独白1*07/5/23 10:56
「 こんくんこん。 」PULL.自由詩11*07/5/23 9:37
露草色の空を ー海へー未有花自由詩22*07/5/23 9:18
有名人ペポパンプ自由詩2*07/5/23 9:00
侵入たもつ自由詩1407/5/23 8:36
「秒針」ソティロ自由詩11*07/5/23 8:01
キミ向き自由詩407/5/23 7:41
私たちの欠落(夏の日の)藤丘 香子自由詩45*07/5/23 7:40
秋也自由詩1*07/5/23 6:58
_三条自由詩107/5/23 6:57
少年優飛自由詩6*07/5/23 6:33
「 対岸。 」PULL.自由詩5*07/5/23 5:52
はじめ自由詩6*07/5/23 5:15
air瑛治自由詩107/5/23 3:04
Red Spring壺内モモ子自由詩2*07/5/23 2:53
すべての詩人たちへae96散文(批評...1+*07/5/23 2:22
月のしずく未詩・独白507/5/23 1:59
青簾小川 葉俳句507/5/23 1:58

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加筆訂正:
願いごと/a/t[07/5/23 13:21]
携帯だと気づかなかった無駄な行間を修正
8.49sec.