2003/07/09


郊外電車の
つりかわが
ぶらぶらと
ぶらさがる

丸い土俵に
手を下ろし
はっけよい
相撲力士は
たちあがる

よいと ...
上辺だけの友情が
まかり通るこの場所で
鼻歌を歌い続けている
窓は全開のまま
 
人々は未だに
その存在に気付かない
 
 
中庭では
明日を夢見るティーンエイジャーが
つまらな ...
ギューネス


目覚めさせて



ギューネス




辺り散らばった


スパンコールの海



黒を拒む輝きの洪水





晴れて現 ...
わたし、
あなたにひどいめにあわされたいよ。

たとえばわたしをだくならば
べっどではなくてつめたいゆかで。
たとえばきすをするならば
いきもできないくらいにはげしく。

やさしさより ...
夜のアゲハ蝶の行き先は、決まって、
忘れられた夢のなかの王国の紫色の書架がもえている、
焼却炉のなかを通る。
くぐりぬけて、
グローバル・スタンダードのみずが曳航する午後、
雨の遊園地で、イ ...
練馬の通り雨は計画的だ
スケジュールは1年先まで埋まっている

しかも事務所のつけたマネージャーがとても有能で
オンとオフのメリハリがきいたスケジューリングを組んで
練馬の通り雨がいつもフレ ...
枕元に立つ影は一言ポツリ

罪悪感に苦しみ抜いてください

と、声にならない声で

でも

ボクの意識にダイレクトに

そして

フッと漏れた笑いを残して

消えていった
...
もう10分も
おんなじポーズ

その亀さんの
まねをしてるの

どんなに待っても
動かないよ

その亀さんは
重ねるほどに
見えるものまで見えなくなる

それを情け無用と切り捨てようにも
思うが侭にならぬ身体と
曖昧な優しさで隠す意志の弱さ

諦めることさえ捨て去ってしまい
手の中の小さな夢を ...
朝が来て
さぁ 始めようって
誰が言う

じゃあまたね
また会おうねって
誰に言う

声に出しては
風になって
流れて迷って
自由になって


昨日の自分へ ありがとう   ...
「死んだ方がましだ。」と
貴方は 母さんの事も考えてくれず
部屋に閉じこもってしまった

貴方の好きな 全員集合が始まったのに
貴方が部屋から出て来なかったのを
母さんはね てっきり貴方は ...
きりつ
おはやうございます
ちゃくせき

そんなん言われても

わからへんし
あんたやっといてぇなあ
私に言われても
知らへんし
誰かに言ったらええやろ
そんな事
知らんでも ...
あなたの隣に
夢を置かせて下さい
ほんの小さな夢ですが
あなたの隣にいる限り
とても生き生きとします
あなたが喜ぶと
小さく羽ばたく音を出します
ただ
あまり見つめられると
照れて縮 ...
書いてみたのだ
へのへのもへじを
思い出せなくなって
目を閉じ黙想してみたがどうにも曖昧だったので
チラシをひっかきまわし裏が白いのを見つけて
そそくさと書いてみたのだ
しかしおかしいのだ ...
疲労の日
弾丸の詩口より寒い報告書
それはさせません
どれが静かに叫びましたか
どれが塵を払うお金の
どんな雨季への小さな指の間隔まで
その日数倍のバスの間に敷かれたことでしょう
...
焼けていくその空は
思ったより高くなかった

天に伸ばした手が燃え染まる
風が私と空をつなぎ
とけていく境界線

明け方の雨が露のごとく
草にとどまっている
匂い立つ今 ...
お仕事は何ですか、と
聞かれたので
コピーライターです、と答えたら
あなたは不思議そうな顔をしました
そこで、コピー機の説明書を書く
仕事なんです、と付け加えると
ああ、と少し理解 ...
春色の街 新緑の芽が
朝露に 光る朝

山の目覚める 春の光に
雪どけ
ながれる
川の 音色は
せせらぎ‥

新しい空気に 深呼吸
風に ゆれる
新緑の葉

雪割草が ...
駱駝が
ゆっくりと通り過ぎるのを
ふたりは
石の窓からみている


駱駝は寡黙な動物だと
女が言う
男もずっと
駱駝の言葉を探していたのだが


砂嵐の中へ
ときどき駱駝 ...
ジュースが飲みたい。
そう言って男の子は歩いていきます。

ジュースがいよいよ飲みたい。
そう言って男の子は少し汗ばむ五月晴れの中を歩いていきます。

ジュースが飲み干したい。
そう言っ ...
5人目のマリオは
川に落ちて死にました
4月の暖かい日曜日でした
私は庭の片隅に小さな穴を掘り
真っ白いノートに「やりなおし」と書いて
ビリビリ破って埋めました
あれから毎日、
...
明日雨は止むから
もう少しだけ
待ってくれないか
 
そう言って
鍵を閉めたのは
君だったのに
君、だったのに
 
 
絶妙に見えない
位置関係で
勝手に進んで行くのも
君な ...
いいとか
わるいとか

みんないろいろ
いうけどさ

きみとぼくは
ただの

はなれていられないだけの
かんけい

またいっしょに
はしゃいでうたおう





...
春なのにあたしゃ貴女のプライバシー 母さん、がんばれ

僕は背中をさすることしか
できないけれど
苦しい 苦しい
と言っているのに

母さん、がんばれ

それしか言えない
けれど

今になって初めて
言えること ...
真っ青に
地塗りされた
大きなキャンバス

いく筋も
重なりあう
白いライン

ちょっと
黄色が欲しいかな
どこかに
ねぇ
君は知らなかっただろうけどさ

その小さなニキビであったり
背の低さに悩んでるとこだったり
あんま太く無いくせに深刻な顔してたり
そんなとこが僕は好きだったんだよ

ふざけて二の ...
あんなに降っていた桜は
何処へ流れていったのだろう
夜の手がそっと集めて
すこし北の、
山並みを越えたところへ
風に溶かして運んだのだろうか


翠を湛えた葉桜は
それはもう、
ひ ...
止まない雨



消えない雲



見えない気持ち



気付かぬ想い












晴れろ空



照らせ太陽



届け ...
まず蕗の薹
雪が溶けて、側溝に水が流れたら大根を
切干しに干せるのは寒のうち
あとは塩して、漬けものの樽

味噌を仕込むのは
麹菌が繁殖するほどにぬるく
雑カビがさほどには混 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トランポリンあおば自由詩6+*07/4/28 0:28
怖がり山中 烏流自由詩7*07/4/28 0:26
ギューネスビーチ自由詩007/4/28 0:14
本能lazy自由詩11*07/4/27 23:50
落丁した夏前田ふむふむ自由詩28*07/4/27 23:37
練馬の通り雨シリ・カゲル自由詩207/4/27 23:14
selfish bubble三架月 眞名...自由詩3*07/4/27 23:13
おんなじweed &...携帯写真+...2*07/4/27 23:13
恋月 ぴの自由詩32*07/4/27 23:12
坂の上の青Hantam...自由詩207/4/27 23:05
母さんはね板谷みきょう自由詩0*07/4/27 22:47
大人の当番ねなぎ未詩・独白007/4/27 22:41
夢を置かせて下さいぽえむ君自由詩12*07/4/27 22:12
写真うつりも気になるのだ若原光彦自由詩307/4/27 22:08
真夜中の小さなキメラ自由詩507/4/27 21:58
いつもの朝にさくらほ自由詩14*07/4/27 21:46
優劣Tsu-Yo自由詩507/4/27 21:43
春の居眠り鈴鈴自由詩5*07/4/27 21:40
駱駝(らくだ)yo-yo自由詩8*07/4/27 21:37
執着ジュースブルース瀬戸...自由詩507/4/27 21:34
ゲームTsu-Yo自由詩207/4/27 21:32
待ち惚け山中 烏流自由詩3*07/4/27 21:29
かんけい松本 涼自由詩807/4/27 21:16
プライバシーA-29俳句007/4/27 21:03
母さん、がんばれ乱太郎未詩・独白10*07/4/27 20:59
朝の抽象画weed &...携帯写真+...0*07/4/27 20:49
バイバイイヴ自由詩5*07/4/27 20:36
みどりのスケッチ銀猫自由詩15*07/4/27 20:10
明日蓮未自由詩3*07/4/27 19:37
春の食卓リーフレイン自由詩1107/4/27 19:32

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加筆訂正:
かんけい/松本 涼[07/4/27 21:58]
チョットなおしました。
5.37sec.