1955年12月31日
濁った音色は袋小路を放浪していた
1965年12月31日
あおい時は権威を黙殺していた
1975年12月31日
あかい空は瘀血を心配 ...
空の青を一枚剥がしてみた
それでもまだ空は青かった
私は意地になってもう一枚剥がし
そして何枚も何枚も剥がした
そこには青い瞳をした少女がいて
私の嘘を全て映し出していた
...
誰とも話したくない時は
きっと誰かに
愚痴を聞いてもらいたい時
誰とも話したくないけど
誰かと話したいから
こんな時ばっかり
電話してごめんね
どこにでもあって
どこにもないもの
それは心だったり
それは時間だったり
どこにもないから
どこかに求めてる
それは夢だったり
それは愛だったり
悪夢のような現実と
...
古代ローマの衣をまとい
一日
あくせく仕事をしたら
新玉ねぎのぬめりに
つるり
一体
何人の笑顔と罵声が身体中に刺さることやら
考え始めたら、とまらなく
...
山茶花の
花を一つ
断ち切りて
匂う香は
眠りの中へ
1、序章
また無機質に囲まれて、空調の悪いコンクリート塊の中で、くだらない話を聞く。
すべて幻ならいい。考えなくてすむ。でもそれすら無駄なこと。
考えることすら無駄なことだ。
それは人工石 ...
月見て一杯 花見て一杯
六甲卸を耳にし 乾杯
寝起きに一杯 寝る前に一杯
浮世を笑って 一杯二杯
酒代 かさんで 家賃滞納
これが お酒と 生きる道
冬は熱燗 行き見て ...
雨に跳ね上げられし砂多肉葉の上で晴れ晴れ笑うて居るか
君が声をあげて駈けてゆく
たくさんの声のなかから、私はたった一つの声だけに引き寄せられる
どこへいくのか、
だれとなにをしているのか
気になるのは君が楽しいかどうかだ
いやな気持ちを味わって ...
乾いている
乾いているんだよミスター何たら
イメージは安易に砂漠
モニターに映った静止画像
手を突っ込んで
五指でしっかり砂を掻きつまむ
冷たい感覚
おもむろに口へ
舌へ
涎の代わり ...
{引用=
? 風
何の拘りの
色調もなく
届けられた
薔薇の蕾
花言葉を探してみるが
ほのかに匂ふのは
五月の風
旅の君の便りからは
いつも金色が
...
しろ
とおもっていました
はいをゆきにまきました
とけてなくなることは
ないのです
そのしみに
ああ
と
こえがもれました
{引用=fromAB ...
屈折していることを誇ってみなよ。
頓挫していることを誇ってみなよ。
依存していることを誇ってみなよ。
優しさを武器にしてみなよ。
残酷さを武器にしてみなよ。
曖昧さを武器にしてみなよ。
...
アングロサクソンの夢が
世界を変えてしまった
“もうしばらく綺麗でいさせてくださいな ”
僕は高度化した資本主義社会の末端で喘ぐ
心に持つ宗教の神様仏様は
名前なんてついてない
エロティッ ...
猫たちが
しっぽを揺らす街道に
昨日の音がゆるりと転がり
厚いお揚げが
二階の子どもたちを誘いだす
握りしめたガラス瓶を放り出し
世界を開く勝手口まで競争した
あの砂利道を覚えている ...
からからに渇いてしまった
言葉の欠片に
涙を落として潤いを
忘れかけていた何かが
滲み出てくる
わずかに残ってしまった
言葉の欠片に
手を触れて温もりを
失いかけていた何かが
思 ...
サイドミラー
映る白い腕君のもの
ブレーキ
アクセル
踏み間違わない
進んでは留まる心が駆け引きを嫌がるから
君にだけは従順であることにした
青は進め
赤はストップ
スピード違反を時には許して ...
フワフワと昇っていった太陽が
正午を待たずにフラフラと墜ちていくと
祖父は老人の特権を振りかざしてぼやく
「昔の太陽はこんなものじゃなかった」とぼやく
かといって、一日中大空に君臨し
見 ...
風の音に
草木の答える音ありて
空高く舞う
自然のメロディー
1音と1音1音重なって
奏でられる
僕らのしらべ
確かめるように差し出した
金魚引換券は
手のひらの熱で
もう、よれよれだ
(ううん
(いちばん小さいのがいいの
(だって
(いちばん大きくなるでしょう?
わがま ...
君の汗は苺ジャムの味がするのだろう。
君の後を一年と半年追いかけて
ようやくこの夏一瓶つくれそうだよ
きゅるきゅる
蓋を回す
ゆっくりと恥ずかしそうに
ぴんく色
...
紅茶のカップを回す。
くるくる回す。
中身だけが回る。
外は当然笑わない。
目を回すなんてことはない。
だってもう大人ですもの。
笑い方、大人の笑い方は、
右端かと思わせて ...
皮をはがれた空
君の頬は青ざめて泣き出した
その向こう側に歩いていけない
地面を這い蹲って
シャッターをひたすら切った
鼻の奥が冷たい
空はどこまでも青く遠い ...
時折、
ぎゅっと胸を締め付けるような寂しさが襲ってきてやって、
つんと涙がこみ上げてくる。
このどうしようもない寂しさに抗うすべを
わたしは知らなくて、
ただ、寂しさの渦巻く胸を押さえ、
...
鳥の声
若葉の陰
見えている
見えている
まるい晴れ間
地をすぎる羽
曇のかたち
飛び去る声
灰に引かれた
緑の線
唱がひとつ
はじまるしるし
...
目覚めの 朝に
草木を愛で
背を丸め
水やりを始める
一息
空を仰ぎ見ると
気配がする
透けて見える
巨木が 視線の行く先々
それは 圧倒的な存在感を示し
それは ...
厳しい冬の間、世界はモノトーンに塗り込められる
やせ細っていた山々が
一雨事にむくむくと緑色に膨張を始めると
徐々に華やかに色を咲かせる、こちらテラ
cherry & berry、 ...
ななかまどの実は優しい
目覚めるにはまだ早いの、と
種を包んで眠らせる
外は雪、小鳥たちには信号
わたしはここよ
赤く光って合図する
ついばまれる実
やがて種は
生まれた場所を ...
壊れかけた自分の欠片
肌についた悪意が零れ落ち
散乱していく
例えるなら塵とでも名づけましょうか
俺も「世界」も汚れているのだから
殻を投げて
逃げられない籠の中で
錯乱した模様 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
老残の詩(うた)十一
信天翁
自由詩
1
07/5/8 16:29
青空の住人
快晴
自由詩
10*
07/5/8 16:21
親友
優飛
自由詩
6*
07/5/8 16:01
逆説の詩
436
自由詩
1*
07/5/8 15:44
五月病
柴田柴助
自由詩
1
07/5/8 15:08
山茶花
白昼夢
短歌
1*
07/5/8 14:41
コンクリート塊
〃
自由詩
1*
07/5/8 14:36
お酒の歌
北大路京介
自由詩
9*
07/5/8 14:20
庭砂
A-29
短歌
0
07/5/8 13:34
息子の声
美砂
自由詩
4*
07/5/8 13:29
漏砂
秋也
自由詩
0
07/5/8 13:06
五月の
まどろむ海月
自由詩
17*
07/5/8 12:53
灰と雪
AB(なかほ...
自由詩
6
07/5/8 12:52
自分がわかる?
うおくきん
自由詩
2*
07/5/8 12:52
乾杯
おるふぇ
自由詩
2
07/5/8 12:25
蹴飛ばす夕暮れ
iloha
自由詩
4*
07/5/8 11:59
言葉の欠片に
ぽえむ君
自由詩
7*
07/5/8 11:56
ドライブ
瑠音
携帯写真+...
1
07/5/8 11:15
出来損ないの太陽が地上に墜ちてくる惑星にて
楢山孝介
自由詩
5*
07/5/8 10:11
Music
Perc
短歌
1
07/5/8 10:11
春金魚
佐野権太
自由詩
29*
07/5/8 9:51
苺ジャム
ki
自由詩
1
07/5/8 9:45
_
〃
未詩・独白
0
07/5/8 9:43
君が泣いた日
〃
自由詩
0
07/5/8 9:37
[ 寂しさ ]
渕崎。
自由詩
1
07/5/8 9:31
ノート(灰緑)
木立 悟
自由詩
5
07/5/8 9:28
霊樹が見える
アハウ
自由詩
4
07/5/8 8:36
*瑠璃色苺大革命*
かおる
自由詩
8*
07/5/8 8:08
ななかまどの実は
北野つづみ
自由詩
10*
07/5/8 7:33
閉ざされた小屋-自室の憂鬱-
流希-Яuk...
自由詩
2
07/5/8 7:22
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
6.31sec.