端午の日茶を入れくれし雨森庵
波静か霞立ちたる余呉の湖
麦酒のみ蕎麦を食いけり福井の里
ピアノの部屋には 古いステレオが置かれていて
横に長く重たそうで 足が細い 猫みたいに
レコードのかけかたをおぼえたわたしは
あるいちまいのレコードの秘密をしった
スピーカーに耳 ...
数多くいる詩人たちの中で、八木重吉ほど語りづらいと感じる詩人はそういない。何故だろうか。私だけの感じ方であるのかもしれないが、そんなふうに感じてしまう。おそらくそのあまりにも無防備すぎると思えるほど ...
一日のうちに「馬鹿」を一生分連呼したかと思えば
一晩の3/4「怖い」と脅えてすすり泣く
まったくもって理解不能な人間−自分。
カミソリより冷たく痛々しく冴えてくる頭は
どう考えたって眠れる ...
なんだ
ぬいぐるみか
しかも
海亀
川上未映子さんのブログ「純粋悲性批判」で紹介されていた映像です。
巨大なあやつり少女が公園の中を進んでいくのですが、
不思議な世界にホント惹きこまれてしまいます。
ぼくらにはもっと夢が必要なんだ ...
光線が降り注ぐ
眩しいなぁ
ベランダから上空の彼方へ
サンダルだけど まぁいいか
別に地を踏む訳じゃないし
≪さようなら≫を誰に言おう
そんなに数もいないなぁ
両親とあいつと ...
重ねあう肌のあたたかさに
見いだそうとするもの
胸の奥に秘めるもの
真新しかったスーツに
シワもめだってきて
某寂無人のかかとに踏まれた
つま先が疼く
こんなはずじゃなかった ...
.
雨は夜更け前に
一段と激しくなるだろう
永遠を探していた
一人、何もない道を歩いて
世界の事なんて考えながら
夢と現実の狭間を
さまよっている
母が死にました
川はい ...
まあ好きにすればいいけど
大事件んときに構築された、君の行動に批判的な
論調に反発するかのよーに行動をつづけたら
それはただの自己正当化ですよ。
まちがってもスジの通った行動ではない。
...
柏餅
大きなコイと
花ショウブ
行方は誰も
知らないようだ
さあバイブを使おう。
グロテスクな黒光りのそれだ。
ビトンのバックに忍ばせて、トイレでそれをおもむろに取り出そう。
はじめはスカートの上から、
その次はストッキングの上から、
パンツの上から ...
仕事でヘマをして
渋い顔で始末書を書き
残業の書類の山に囲まれ
気がついたら午前0時
職場のソファーで
目が覚めた日曜日
さえない朝帰りの道
降り出した雨に
傘も ...
もうね
もう
なんか
失くしたりしたくないんだ
見ない
聞かない
言わない
のは
もう
終わりにするんだ
...
消えないで
呼吸
消えないで
心音
消えないで
温度
消えないで
質量
消えないで
消えないで
人の記憶は一日で砂になる
そして跡形も無く崩れた後は 命の不安定な支持地盤になる
(先月一昨日、引き篭もっていた妹を外に連れ出した溜池山王駅前の喫茶店に)
「紅茶好き。砂糖入れまくり」
...
心の檻に新入りのキヲクがひとつ
不安定で今にも泣きそうな灰色のキヲク
真夜中、泣きながら作った不味いドリップコーヒー
砂糖はじゃりじゃり口のなかを汚す
熱湯注ぎながら
あーこれ頭からひっ ...
あなたのふく口笛は どこかやさしくて
いつも どこか せつない
あなたがなでるわたしのかみは
いつもねこっけで あなたは やわらかくて
いいとか言うけど あたしは大の大嫌い ...
手錠で繋ぐ
鍵をかける
貴様を引きずる
火をつける
水をかける
燃えカスを集める
ビンに詰める
店頭に並ぶ
異彩を放つ
子供は求め
大人は嫌う
意識の変革
雨の向こうにも
空がある
きっと青くて
鳥が羽ばたいているに違いない
雨の向こうにも
森がある
きっとさわやかに
風が吹いているに違いない
雨の向こうにも
星がある
きっと ...
うすあかりの気配がする
長いトンネルの出口
機関車の先方に見え隠れするものが---
それは・・・
夜明けの白い漁り火なのだろうか
落日の赤いかがり火なのだろうか
真夜中の青い鬼 ...
夕暮れを君と二人で歩いてく
寂しいと寂しいが並んで歩いてく
おっきな夕日が沈んでく
明日もこうしていようね
寄り添いながら僕は言う
寂しいと寂しいが並んだら
嬉しいとか温かいになる ...
世界は
ビリジアンの森
流れる
コバルトの川底
私は
クリームのカゲロウ
立ちつくし
バーントシェンナの岩
見上げてばかりの
マーマレードの木漏れ日
「何を書いているのかい」と、聞くこともなく傍らに座っている
「何を考えているの」と 尋ねることもないままに
凍っていくのか、温まっていくのか
と
触れて
...
一番好きな詩を読むというミッションを与えられたので、君の詩をもう一度よんでみた。
懐かしくってちょっと笑えてちょっと切なくて、もう一度コメント付けてみたりして。
−忘レナイデ
その瞬間 ...
『キミが輝いている』
それだけが嬉しくて
詩(ウタ)をなぞる瞳は
指先よりもしなやかに滑っていく
綻んだ想いは いつかのよう
上手く紡げない言葉を
原稿用紙に並べては
戯れを敷き詰めて触れさせた ...
疲れてはいませんか?
目は充血 ため息ばかりでしょ
生きてるなぁ
生きてるんだなぁ
ここに来て
失って気付く事が多いらしいですよ
世の中
ここに来て
中指第一関節
脳から ...
指先に塩いく粒かざらつかせ呆け行くかなフードタウンで
清算されない過去で
腐敗し始めた小指に
果物ナイフを突き立てて
基節骨の深い処に疵を入れる
白旗の揚げ方を知らないから
傷口を舐めた舌は赤く染まり
飼い慣らされて
飛び方も
...
陽気の中で囀る小鳥
陽気に響くその歌声
あてつけのように
心待ちにしていたのは私
軽やかに舞い踊る水色の空気
柔らかに頬を撫ぜる緑色の風
そこに見つけた新たな季節
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
皐月五日
生田 稔
俳句
3*
07/5/6 22:20
1977
美砂
自由詩
2*
07/5/6 22:14
近代詩再読 八木重吉
岡部淳太郎
散文(批評...
14*
07/5/6 22:13
惚れたがサイゴ
朽木 裕
自由詩
3*
07/5/6 21:58
友だちかな?
weed &...
携帯写真+...
2*
07/5/6 21:57
The Little Girl Giant(YouTubeか ...
青色銀河団
おすすめリ...
2
07/5/6 21:55
キング オブ アース
酸素の枷
自由詩
1*
07/5/6 21:45
き
恋月 ぴの
自由詩
26*
07/5/6 21:42
静かなとき
今田コボ
自由詩
10*
07/5/6 21:39
Incident At "〜117455〜&quo ...
構造
未詩・独白
0*
07/5/6 21:37
端午の節句
秋桜
短歌
2
07/5/6 21:31
月間ビブレター
ひろっち
自由詩
0*
07/5/6 21:22
朝帰り
服部 剛
自由詩
9*
07/5/6 21:14
さよならは君だけで充分なんだ
水平線
自由詩
0
07/5/6 21:12
バイタルサイン
〃
自由詩
3*
07/5/6 21:11
石少義女末 -snuggly might- 〜溜池山王駅前外 ...
人間
自由詩
3
07/5/6 20:39
リグレット
朽木 裕
自由詩
2*
07/5/6 20:31
縦笛
くるす.wh...
自由詩
2*
07/5/6 20:16
おもちゃ箱
酸素の枷
自由詩
2*
07/5/6 19:06
雨の向こうにも
ぽえむ君
自由詩
8*
07/5/6 19:02
旅(十)
信天翁
自由詩
2
07/5/6 18:59
オレンジタイム
おるふぇ
自由詩
7
07/5/6 18:35
夢みる頃
小川 葉
自由詩
3*
07/5/6 18:01
断片
リーフレイン
自由詩
2
07/5/6 17:58
好きな詩をよむ。
終
未詩・独白
2*
07/5/6 17:47
you
見崎 光
自由詩
2
07/5/6 17:31
失ってシンプル
酸素の枷
自由詩
2*
07/5/6 17:12
塩
A-29
短歌
1*
07/5/6 16:33
風切羽根
士狼(銀)
自由詩
9*
07/5/6 16:17
追憶
朝原 凪人
自由詩
3*
07/5/6 15:55
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
5585
5586
加筆訂正:
今日
/
松本 涼
[07/5/6 21:45]
チョット直しました
5.74sec.