店内の
モーツアルトのBGMが
私の聴覚を虜にして
友人の言葉が耳に入らない

窓の外の
通りを歩く人々の営みが
私の視覚を虜にして
友人の顔が目に入らない

いま目の前にある
...
恐怖は暗いところにある
昨日まで少しの光を与えることに必死だった自分
今日追い詰められた自分
考えたのは周りへの迷惑と相手の顔
自分を保つことできない
なさけねぇ

断崖絶壁 背水の陣っ ...
くぐる
くぐもる
声にもならない

ずっと夢見ていたら今朝
魚になってしまっていた一番の引き潮

うろこがくすぐったい
尾びれが不慣れで痛い
肺呼吸が懐かしい
それよりも
水平の ...
お酒に逃げる、

自分がわかる

「縁がなかった」

なんて都合のいい言葉

「昔の話だから」

なんて身勝手なその言葉

逃げてしまうの、

いまだけだから

もう一杯だけ、

お酒を飲もう!
よく覚えていないが
知り合いの知り合いが盲いたそうだ

その機には親族が集い
里芋や菊の花を毟ったものを
軽々しくさっくりと揚げた

盲いた知り合いは油モノは苦手だったが
その日だけは ...
いまさら詩人になりたいなどと
言われたって遅い
きみのして来た事がきみの今だ
時間が過ぎれば何だって腐る
ロープだって約束だって


あの顔をまた見るようになった
自分でも忘れていた悪 ...
漏れるように現れる
過剰な知識
まるで栓を抜いてしまったよう
瞬く間に成る物は
世界一の噴水
残骸の泉


私の細胞一つ
地へと降り立ち
必死に押さえようとする
僕も僕も私もと
...
天井に針
眼前には死海
ポチャン
たすけてくれ
きっと

いつ出会っても

どこですれちがっても

過去でも
未来でも

北の国でも
南の国でも

何度生まれ変わっても

すぐにあなただとわかる

そして

私は ...
目測でミリメートル
距離にしてセンチメートル

あの空を測るには足りないから


君とアイツと僕との距離を割り出そう
もう何万回も木の上を見上げているけれど
マンゴーはまだ落ちる気配を見せない
時代遅れのカリプソなんて聴きながら
シオマネキと王様ゲームをして時間を潰してみる

マンゴーは歴史を溺れさせた人間 ...
きれた風が コップの中
五つの渦を 見上げている

行きつけの船の舵取りにしか
読めない星雲

人指し指をやめない
子守り歌は
コップのガラスをまわり

砂丘におちていく蝶の
石 ...
朧月
空想の羽ばたき
漆黒に眠りつきそうな 月

静かな 夜を巡る 
思いは宇宙に溶ける

平和に 一日を過ごした
感謝の思いを御本尊に報告しつつ
午後十時の唱題は声を細めた

...
染色体が夕日に染まる。
染色体がミートボールを{ルビ咀嚼=そしゃく}する。 染色体が明日のスケジュールを確認し、染色体が今を生きる。

生きてみて、

月夜の闇が煙草をふかす。 いつになく哀 ...
早朝に 笑いこらえる つつじかな 昨日は
今日とは違う景色
(で、した。)
 
明日も
今日とは違う景色
(だ、ろう。)
 
 
変わらないものなんて
何一つ
何一つ、無いこと
分かっていて
 
独りぼっち ...
もうすぐ、生暖かい夜が
苦いクスリとともに
グラスに注いだ水と一緒に
――やって来るョ。

窓の外は今しも
オレンジの火炎に包まれ、
妖しい空へと
黒煙を立ちのぼらせては

昨日ま ...
 
 
落ちてきた雨粒が

ゆっくり夕暮れとまざりあう

窓越しに見える

はちみつの海に沈んでしまったような

コハク色のいつもの景色



どれもがみんな

だれも ...
素晴らしい名曲を
聴くことは大切だけど
自分の歌を口ずさめば
それは生きている
たとえそれが
上手く歌えなくても
それは生きている
自分の意味が生きている

感動した言葉を
覚える ...
びたーとひっついて
おれの腕時計の時間を自分のそれに合わせる若い女
かるく頭突き

痛い

唇を盗む

やっとかい

唇を盗む

おせーよ

無駄にした時間を取り戻せるか
...
システムを開発する
一言で生業を説明すれば
それで済むのは分っている

予算は幾らか
工数はどれほどか
テストと納期と
自分の人生

どうする事で生活を得ているか
何をする事で報酬 ...
独りだけじゃないさ 
        夢見ているのは
希望は 捨てないで
        いつか叶うはずさ

天国なんか
何処にも無いと

勿論 地獄も
何処にも無いと

    ...
まあるい背中が
少しだけ哀愁
プルルルル プルルルル

リリリリ リン リリリリ リン

知らない人こんにちは 初めまして
番号一つ前ですね

プルルルル プルルルル

リリリリ リン リリリリ リン

知ら ...
眩暈に似た痛みが広がる
右手の人差し指を中心に

(歪に屈折しながら
(彷徨を(彷徨し
(彷徨っている
 左右円滑に回転する
 首の骨/球体A
(貴方が可能な限り速(早く
(振ってく ...
海外版ドッキリみたいな感じです。
周りの反応も良いです。

音が出る環境でご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=-mUyvaPtsJw 図書館で

...
清らかな
つぼみにむすめと
名を付ける
母の手をひく
二人のむすめ



残り香も
くれぬあなたの
着たシャツに
影を重ねて
子としての愛



滑り込む
指先に
目を奪われて
あなたに許す
花 ...
新しいピアスをつけてみた

高校の時のクラスメイトに
興味本位で空けてもらったピアスホール

その友達は 今はもう
結婚してしまって

眩しいほどの 幸せな輝きを放っている
指輪をつ ...
Oh マイ シューズ

かっこいいぞ マイ シューズ
かわいいぞ  マイ シューズ

傷だらけのお前もいい感じ
安物だとバカにされたって
俺が履いてるんだから関係ねぇ

これからもう ...
たたいても尽きぬ埃で日常にわが身を埋める「砂の女」

めくる字より脳を痺れさせたのは本が吸ったタバコの煙



 ※「砂の女」安部公房
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
シックスセンス小川 葉自由詩207/5/1 0:13
現在じゃなく未来という名の道tatsuy...自由詩007/5/1 0:05
誰も本当の私を知らない夕凪ここあ自由詩207/4/30 23:58
創書日和「縁」飲もう!逢坂桜携帯写真+...8*07/4/30 23:54
陽が沈むころ錯春自由詩407/4/30 23:40
創書日和「縁」 伏線大村 浩一自由詩7*07/4/30 23:38
被害妄想RAVE自由詩2*07/4/30 23:37
毒色ルリコ自由詩007/4/30 23:37
桜子自由詩4*07/4/30 23:26
三角定規零椅未詩・独白3*07/4/30 23:25
マンゴーを待ちながらシリ・カゲル自由詩107/4/30 22:57
古蝶石杖砂木自由詩12*07/4/30 22:56
今日を閉じるアハウ自由詩407/4/30 22:53
染色体が夕日に染まる明日の午後にはひろっち自由詩3*07/4/30 22:50
つつじsebast...俳句207/4/30 22:47
ふるさと山中 烏流自由詩4*07/4/30 22:44
寝たきりの言葉。atsuch...自由詩4*07/4/30 22:35
はちみつの海美雨自由詩407/4/30 22:31
自分の意味が生きているぽえむ君自由詩10*07/4/30 22:10
楽園の鳥A-29自由詩0*07/4/30 21:59
システムエンジニア松本 卓也自由詩307/4/30 21:29
望むだけでも構わないのならば板谷みきょう自由詩0*07/4/30 21:27
雨を待つweed &...携帯写真+...6*07/4/30 21:23
アナログコミュニティ酸素の枷自由詩107/4/30 21:17
fASt AS yOU cAn.結城 森士自由詩3*07/4/30 21:13
エモーショナルな動画 2(YouTubeから)和泉 輪おすすめリ...107/4/30 21:13
すかしゆりフユキヱリカ携帯写真+...4*07/4/30 20:59
ピアス有扉なぎさ自由詩107/4/30 20:47
バトンタッチ酸素の枷自由詩107/4/30 20:16
読書ポッケ短歌4*07/4/30 19:48

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