幼い頃の記憶はいつでも僕を
悲しい気持ちにさせるのだろう
無垢な笑顔ではしゃいだ頃
過ぎ去った日々をベットの中で
思い出して涙する
口に出す程でもない他愛もない
そんな日常だったの ...
一夜の緞帳が巻き上げられ
みどりのひかりが一日の開幕を告げる
しののめ
旧知のひとや今は亡き血族が
透明 ...
出たな!怪獣!!
俺達の支配する星を 好きにはさせないぜ!
『アッ!小魚戦隊 アザラシレンジャーだ!』
俺達が支配する皆の声が 俺達を強くする
『頑張れー! 僕達のために負けないで ...
空が揺れている
だから
風が吹いている
その風はとても暖かい
どこまでも翔けて行けそうだ
空が揺れている
だから
心が浮いている
その心はとても明るい
どこまでも飛んで行けそうだ ...
朝露の潤んだ瞳
嘘ではないこの時を渡り
遠浅の君の素振りに
これまでの痛みを
眠らせたかったあたし
一花涙に浮び
まとった波紋心の
...
海にむかって荒れた泥土の地だ
青々と
七月の草が茂りきっても
空には爽快な音を残し
人が飛んでゆく
診療所の一軒も残さぬ海岸は
茫々と
ゴミだ何だが顔を覗かせ
日がな 風にばたば ...
ひとつの岩を動かすには ひとつの力が必要
ひとつの力を集めるには ひとつの物が必要
ひとつの物を産み出すには ひとつのあなたが必要
困る誰かを創り出すあなたの力 無くしてしまっては
...
粉を炊く
白地の布を展開する
酩酊による寒け
ナイロンを取り除く
世界を開いて
中身を注ぐ
錆び付いた綱
哀れな焔
あなたの身に余る幸福の
余った部分をください
...
この種の館には
白い服来た笑顔モドキや
大丈夫ですかあ〜の聴診器や
青筋立てて服従を強いる面背服従やらが
糞と小便の匂いの中に生息している。
その物の怪たちは
なにをどう勘違いしてるん ...
ルルリル リルラル リルルリ ダー/リリリリリ
*
排水ホースは予備練の頭上を徘徊している。
*
「人間は本来平等である」
これは、富の分配の不平等は平等なる個々人の努力の差 ...
藍色に染まっていく
わたしの目の前には
小さな蒲公英が
たくさん並んで
誰かが一つ一つ
ふみつぶしていく
その様が
おかしくて
笑ってしまった
深い所にある
重いトビラ
...
碧空
光る雲
うねる風
穏やかな孤独
緩やかな絶望
涼やかな狂気
何もない幸福
胸を満たす静寂
通り過ぎる匂い
手に取れない横顔 ...
この両手はいつも
空を抱き締めて
あなたを描いている
どこにもいないものを
感じるということは
悲しいことではなくすばらしいこと
あなたが教えてくれた
後半は僕による捏造だとしても
...
くびする糸者
冷れみて 児
かなさり住に
おへよっておへよって
らびが爺ね
東北新幹線の空洞を貫く抒情性を少しも吸収することが ...
要するにぼくは爆弾を抱えている
もうすぐ何か起こるらしい
でもねだからって 水を差さないで
こいつを解き放つのが ぼくの役目なのだから
小さな神様 逃げている
ぼくの神様 逃げている
...
いろんなひとの
いろんな種類の
いろんな引力にひっぱられ
自分が自分でなくなってゆく
からだの底深く私は
コアに力をこめて
自分が自分であろうとする
ボク女が大量発生したのは80年代前半だそうだ。
(1990年に海燕新人文学賞を受賞した松村栄子『僕はかぐや姫』は、「ボク女」が大量に生息している80年代前半の地方高偏差値女子高の文芸部が舞台で ...
よくわからない
というのは
いつもの印象
入ったホテルは壁が薄く
知らない誰かとの距離が曖昧になる
顔を合わせるには
窓と窓のあいだに敷かれたボーダーラインがこわい
...
トライアングルの音
角で音を出す。
ミュートをかける
カチカチチーン!
体力がなくなった。
ゆっくりと体を休め
いねむりをする
紙飛行機が飛んでゆく
らんらんらん
猫が来た
...
ロシヤからノコギリの歯の黒い波
地下六百階木造視聴覚室付
行き倒れの口手動に軽快な曲
誰と呼ぶ戸の隙間から引き込む自分
人員の和睦の音 血と広がり午後
立ち清くて長いなら ...
強い風が吹いた
薄い窓ガラスは割れ
欠片を散りばめる
それは宝石箱をひっくり返したようで
欠片を雨が打つ音に聞きほれて
稲光に照らされるガラス片に見とれて
僕は少し ...
鳥の肋骨でできた鳥籠に鳥を閉じ込めて歌う僕の透明なトルソには金魚がすうっと泳いでる。
故郷を
遠くに思いて
見る空に
七色の橋が
瞳を捉えた
さっきまで雲が
涙を溢していたというのに
風にくすぐられた頬を
照れくさそうに赤らめながら
陽射しを漏らした
足 ...
似ているから好きになった
けれど
仕草のひとつひとつは
全く あのひととは別のもの
同じひとはこの世に存在しない
あのひとはもう 戻ってこない
幻影を追っているだけ ...
先程
119番を押して
不調を訴えてみましたら
それでは
救急車は出せません、と
言われました
症状を
事細かに説明致しましたのに
あの対応者!
病人を助けようとする
気持ち ...
晴れて晴れてそよ風かよふ我が小庭桜桃の実の熟れてけるかな
春を作ろう
土しかない心の中に
春を作ろう
伸び始めた草を
小枝の先に開き始めた葉を
かわいい小さな花を
入れてみよう
ほら
もう蝶が飛んでいる
春を作ろう
土しかない心の ...
本気で笑いたい気分、いつ、やって来るのだろうか?
僕にはわからない、誰にもわからない?
自然に笑いたい気分、いつ、やって来てもいいように、笑顔の練習をしよう
やっぱ、皆、独りぼっちに笑顔の練習繰 ...
寂しくなると君を思うのはなぜだろう?
電話のボタンを完全に押し切れないのはなぜだろう?
九個目で指が宙で固まり動かなくなる
何度も何度も現実で別れた
体は理解している筈なのに頭の中 ...
奇跡を実験することにより
首が長すぎるシマウマと
首が短すぎるキリンが宇宙にやってきた
昔から彼らは争うことをしない
シマウマは地面に生える植物を
キリンは木に生える植物を
ゆとりを望 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕暮れの公園
AKiHiC...
自由詩
5
07/4/28 21:01
ミラージュ
信天翁
自由詩
1
07/4/28 20:53
イーブンイーブン
酸素の枷
自由詩
0
07/4/28 20:51
空が揺れている
ぽえむ君
自由詩
8*
07/4/28 20:46
窓際にて雨は降り走る君
鯨 勇魚
自由詩
3*
07/4/28 20:28
辺土
「ま」の字
自由詩
6*
07/4/28 20:25
もっと強く 視界良好
酸素の枷
自由詩
0
07/4/28 19:25
有食
チグトセ
自由詩
6*
07/4/28 18:49
物の怪館
草野大悟
自由詩
2*
07/4/28 18:04
4/28日の夢
んなこたーな...
自由詩
1
07/4/28 17:38
無題
今田コボ
自由詩
6*
07/4/28 17:32
亀裂トラジ
Mélodi...
自由詩
1
07/4/28 16:53
MY WORLD +s
ロカニクス
自由詩
3
07/4/28 16:39
昨
葉leaf
自由詩
17*
07/4/28 16:32
あかい神様
しでん
自由詩
0
07/4/28 16:22
惑星
小川 葉
自由詩
3
07/4/28 16:18
人称代名詞(中断中)
A-29
未詩・独白
4*
07/4/28 16:11
まちのいろ
愛
自由詩
2
07/4/28 16:03
今日は雨
ペポパンプ
自由詩
4*
07/4/28 15:52
アクリルプルダウン
黒川排除 (...
川柳
2
07/4/28 15:33
嵐
狗の骨
自由詩
1
07/4/28 15:29
無題 5
10010
自由詩
5
07/4/28 14:43
虹
見崎 光
自由詩
5*
07/4/28 14:38
幻影
有扉なぎさ
自由詩
3
07/4/28 13:10
多分、119
山中 烏流
自由詩
5*
07/4/28 12:22
桜桃の実
A-29
短歌
2*
07/4/28 11:57
春を作ろう
ぽえむ君
自由詩
7*
07/4/28 11:09
笑いたい気分、いつ、やって来るのだろうか?
うおくきん
自由詩
2*
07/4/28 10:36
電話
海月
自由詩
1*
07/4/28 10:31
首とシマウマとキリン
ロカニクス
自由詩
3
07/4/28 10:01
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
加筆訂正:
浄夜——遊戯する断片 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/4/28 17:39]
加筆訂正、大幅に、推敲しました。
7.36sec.