ちょっと開いておくれ。
私の人が見えるから。
ちょっと騒いでおくれ。
私の人が見えるから。
やつ、
暗がりで体を摩って
鳴る、(るるる。)
こいつ ...
帰宅する途中
コーンスープの匂いがする
家の前を通りかかる
中から男女の諍いの声が聞こえてくる
少年が一人
玄関の外に立っている
ドアにもたれてただうつむいている
どうかあの少年が
私 ...
同じ詩を何回もアップしてみる反復の一つ一つをただの反復というのは詩ではないと思う
同じ詩を何回もアップしてみる反復
場が時間とともにずれるときは
りんごが赤茶けるよう
同じものを食べるなら面の甘さはどこにくる
同じ詩を何回もアップしてみる反復
詩が生きる場所は世界に一つと規定されるものでもなく
工事現場に置かれた
大きな平面板は
空に流れる白い雲を見ながら
あの雲のように
自由に流れたいと思った
平らに寝そべっている自分では
風に相手にされなかった
起き上がれば
風を跳ね返し ...
酸欠気味だから
口から泡が立ち上らない
痛みは初めの内だけで
慣れてしまえば
麻痺してしまえば大丈夫だと思っていたけれど
何時まで経っても苦しい事に変わりは無い
過去にあった恥の分だけ ...
思わず口から飛び出しそうになるほどの衝撃。
受けた打撃はヘビー級。
関係性はオブラートのように薄っぺら。
清水寺はここにはない。
けどね、
最悪な初対面ついでに
あの時のあたしも飛び降りればよかったの ...
互いの心に根をはって
咲いてくる花がある
咲いた花なら散るのが定め
散った花びら互いに撒いて
毒の花でも祝福を
悲しいときには涙を注いで
楽しいときにも涙を注いで
間引いた葉っぱ ...
甘え甘えて箱入り娘
とうとう三十路ひとりきり
必死でいきないこの30年
努力しなかったこの30年
身体は衰弱し
すれすれの実態に
この支配する金
いつからか泣けなくなった
そう
残暑 ...
あの
しずかな箱のなかに
とじこめられる
ふたりきりで
わたしたちは
上昇する
風が吹いてくる/寒い/しまいに雨までふってきて/ずぶぬれだ
...
悲しいときは
笑うのが一番
何も知らないあなたは
全てを隠す僕のよこで
無邪気にいってのける
何もしらずに伸ばされた手が
全身に鬼火をつけてくなんて
君が知るこ ...
君が勢いよくカーテンをあけるから
まさに零れ出ようとしていた光が
勢いよくぼくを包み込む
その白い肌は朝に満たされて
なんて君を美しくさせるんだ
たった今ぼくのなかも
朝が通り抜けて行った ...
水暗きなかに閃光突き刺さるまじわる場所は色彩なき場所
青春の色彩すでに忘れたり鳥飛び立てる後の静けさ
掌にあまる白桃まだ知らぬ空の色彩抱きて帰らむ
2007/06/02
単純な飛行機を飛ばす
ゴム動力でプロペラを
クルクルと回し
ゴムがゆるむまで
どこまでも飛んでゆき
見えなくなって
ステルス機になっ ...
朝露に光る姿は艶やかに彩り添える紫陽花の花
清流に若鮎跳ねる今もまだ大志をせなに雄飛を胸に
揺れ動く穂波は仰ぐ空の青田には命の輝き満ちて
雨続く窓の際には子どもらが作りし ...
雨の夕暮れ
うそはまばたき
影の下
ぼくはうそつき
路面をみてごらんよ
路面を
路面を見てごらんよ
路面を
神頼み
なみだはかがやき
空の下
ぼくはうぬぶれ
...
遠く 台所 で唸る 冷蔵庫のテノールに
ありもしない 旋律 を
重ねて
暗闇で辿る 糸 の ような
不確かさ で
その先を
手繰り寄せるんだ
...
笑っちゃうよな
愛してるなんて
空飛ぶよ
君のため
ドロヌマさ
カメさん
あきれちゃうよな
こんなに好きなのに
君離れてく
遠くまで
チョット
ウサギさん
やめたくなる ...
歩いた
俺は歩いた
俺はいつも一人ぼっちだ
だから歩いた
となりの町へ
隣の県へ
隣の国へ
海の向こうへ
どこへでも歩いた
知ってるやつなんていやしない
いろんなやつと出会 ...
あいつまた6を出した
あいつは5だ
うらやましそうな顔をして
みんなを見てる
どんどん先に進むみんな
どんどん取り残される僕
1だらけのさいころを振って ...
青色と赤紫色
重たい宙をかいて 混ざり合おうとする
あの思い出
あの肌の{ルビ音=ね}
手をつないで
たよりなく握り会って
こくこくと
室温の仕業の汗をかく
夜は常に進み
太陽は ...
明るいのは苦手だ。
明るいととても落ち着かなくてドキドキする。苛々する。
早く夜になれと願う。
夜になれば、外は私の心と同じ色になる。
いつか太陽なんて無くなってしまえば良 ...
人間(ひと)は成長するもので
とても短い間で変わってしまうもので
目を逸らしたら見失ってしまうよ。
瞬きをしている間に消えてしまうよ。
さっきまで目の前に描かれてい ...
私が何を想おうと、決して何も変わらないのだけれども。
心配だよ。不安だよ。
貴女は今、何処に居るのですか?
息は吸えていますか?ちゃんと吐き出せていますか?
この世に存 ...
黄色い、アジサイが咲いている。
黄色いアジサイは、
ホントは泣いているのだ。
土が汚くて、水が汚くて、と
泣いているのだ。
私はそれを哀れに思ったけれど、
あちらこちらに黄色いアジサイが咲 ...
ことばは暖かくて、
いかりは凍えるほどで、
胸を刺すいたみは 焦げてしまいそうで、
溶けてしまいそうな なまえ
溶かされてしまいそうだ おまえ
手を握れたら、どんな温度だ ...
レンゲに染まる
蓮華にソマル
池がゆっくり
蓮華に染まる
咲き乱れ
咲き誇り
私に何かを教えてくれる
綺麗だけじゃない世の中
それでも綺麗に咲くことが
どれだけ尊いかを
綺麗事で済 ...
見上げてみろよ
穹は鉛だ
のっ、ぺり とした 灰色!
今にも落ちてきそうだ
灰色! の穹に潰されるってのはどんな気分だ
灰色! の穹は重いのか 灰色! の穹は熱いのか
灰色! ...
自分が千年近く生き続けることになるなどと
知るよしもなかった少年時代の{注メトセラ=メトセラ(Methuselah)旧約聖書に登場する、九百六十九歳まで生きたという族長の名前。}は
酷く臆病 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
睡郷
飴森
自由詩
3
07/6/2 11:52
粘度
たもつ
自由詩
13
07/6/2 11:41
か
イダヅカマコ...
自由詩
0
07/6/2 11:39
お
〃
自由詩
1
07/6/2 11:37
え
〃
自由詩
0
07/6/2 11:34
膨らむ板
ぽえむ君
自由詩
12*
07/6/2 11:19
酸欠クリスタル純情乙女
虹村 凌
自由詩
3*
07/6/2 11:14
告白
むくげ
携帯写真+...
2
07/6/2 11:07
紅い薔薇
アマル・シャ...
自由詩
5*
07/6/2 10:58
花と林檎と酒
yoyo
自由詩
4*
07/6/2 10:15
上昇
渡邉建志
未詩・独白
6
07/6/2 10:04
慟哭
くるす.wh...
自由詩
1*
07/6/2 9:17
朝の静かな領域
村木正成
自由詩
17*
07/6/2 9:02
色彩
〃
短歌
6*
07/6/2 9:00
大成功
あおば
自由詩
17*
07/6/2 6:12
水無月
秋桜
短歌
11*
07/6/2 5:44
路面
蔦谷たつや
自由詩
16*
07/6/2 3:24
夜 想 曲
李伍 翔
自由詩
1
07/6/2 3:05
隣人さん
kei99
自由詩
3
07/6/2 2:45
Go West
あveC
自由詩
3
07/6/2 2:27
ダイス
夕凪
自由詩
5
07/6/2 1:54
あじさい
たちばなまこ...
自由詩
9*
07/6/2 1:16
闇夜
ユキムラ
自由詩
1
07/6/2 1:06
意味するもの
〃
自由詩
1
07/6/2 1:05
彼女への手紙
〃
自由詩
0
07/6/2 1:04
アジサイ
麻生ゆり
自由詩
3+*
07/6/2 1:01
恋
リュウセイ
自由詩
2*
07/6/2 0:47
幼い歌
秋也
自由詩
1*
07/6/2 0:41
灰色オセロ
朝原 凪人
自由詩
2*
07/6/2 0:33
メトセラ抄
楢山孝介
自由詩
7*
07/6/2 0:28
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
加筆訂正:
幸福の内のいつか 改
/
逢坂桜
[07/6/2 9:05]
大幅追加。すきな人の言葉で天国にも地獄にも行きます。
6.48sec.