悲しい顔をした夜が明けて
昼間の日差しが
軽快に踊り始めようか
というのに
透明な涙が
胸の中で
溢れていた
だれにも見せたくない
それは
意固地な決心で
馬鹿みたい
か ...
堪え難き春の長さよ葱の葉に無理やり夏の兆し見む我は
ゆらりと揺れた雑草の陰
白い花びらなんの影
るるると鳴くのは{ルビ何=なに}の声
るりりと鳴くのは{ルビ何=なん}のこえ
ゆらる花びら白い影
るるりと草が鳴いている
明日は雨が降るろう ...
人がだめになっていく様は美しい。悲劇のヒーロー、ヒロインには涙し、身近の悲劇には鈍感な仕合せ者の、ものごとの真理を見抜けない盲目に、わたしは辟易する。現実の退廃には目を伏し、幻影の希望だけを見つめ、 ...
言葉が僕たちを汚さなくなって
久しい
お悔やみに
少し遅い桜の木の下に
鉛の文字を埋めてみた
泥が手にはね
鉛の文字は
薄荷棒のように冷たい
桜は八重だったと見え
あれよあれ ...
久しぶりに会った。
君はすねていた。
プレゼントを渡した。
手紙を読んだ。
背中でキスを
せがむんだ
君は「すき...」と言ったまま
黙ってしまった。
もどかしい思い
どうに ...
かならず行きます
ステップ踏みます
百倍わらって
mihimaruだって
歌うから
勇気はないから
きっと言えない
...
:早弁したからお腹すいちゃった!
:昨日バイクで事故ってさー
:ライブ行って来たんだって?
:それで車の中でねぇ〜
:オレ、禁煙してるんだ
:ウイングスのコンサートが・・ ...
振り回される老人
死の角度
思想の発射速度
穿たれたもののきらめきはどこへ行った
世界中のタバコはいっせいに情欲の疲れ
ボクサーがみる千分の一秒にニクイアンチクショウ
...
モスグリーンが青と黄にちらちらと分解していくのを
みていた
あるいは
モ、と、スグリーン、に
モス、と、グリーン、に
モスグ、と、リーン、に
中央から
突 ...
どこかへ軽々しく飛んでいくから
スパゲティの紐を結んでおく
晴れた日には雨が降らない
哀しい夢を見てしまったら
こちらには戻れない
可愛い女の子の歌う歌は哀しい ...
火は熱い
氷は冷たい
石は硬い
マシュマロはやわらかい
斬鉄剣じゃ、こんにゃくは斬れない
そんな感じで君が好き
影を追った 皐月
梅雨はまだ来ないね
もう一度 駆け出して
もういいかい
翳りの無いコンクリートは
熱に浮かされて
揺れる
霞む影
まあだだよ
幻に ...
お客さんはこの近所かい
俺は二・三年前は
西新宿あたりでよく飲んでいたものさ
都市再開発とかいうやつで
空き地と金網ばかりが増えていって
小さなスナックやら寿司屋やらが並んでいたのが
一軒 ...
ぼくだけの世界
浮かべて沈めて遊んでた
バカなことだと思うだろうに
勝手なぼくは生き急ぐ
つまらなくなったら、終わりだ
だったらぼくは、何度終わったのだろう
この手の平 ...
違いがわかんないよ
もう一回言えよ
胸が詰まる
エスカレーターに乗れって誰が言ったんだ
そうだ 全ては思い込み
思い出せ 思い出せ
走る感覚
あつくなっていく皮膚の息
思い出せ 思い出せ
掴む ...
夜中に雨が通り過ぎた朝
近くの林から
夏が歌っている
共に生きていることを
呼びかけながら歌っている
昨日が雨だったことを
忘れさせるような昼
川の中から
夏が歌っている
自分が ...
床下の古い梅酒の甕の中に
老女が一人 ちんまりと正座している
皺だらけの顔でにこにこと笑いながら
一匹の小さな透明な竜と遊んでいる
琥珀色に澄んだ酒の中で 軽く竜を弾く
竜 ...
秩序を作ることはない
世界は
混沌としているのだから
わたしも( )で括って
きれいに
因数分解することはない
上澄みをすくい上げることで
失われてしまうなにか
砂金の粒が沈んで ...
裸をわしづかみにする彼のことを
ひとびとは
才能と肉体の絶倫者と呼ぶかも知れない
それは間違いだ
彫刻とは
宇宙に開いた精神の運動のことだ
あえていうならば
...
ロダンの作品にはエロチシズムがない
クリムトとはそこが違う
彼の作品には
恍惚を浮かべる人物の造型がない
内なるものを見つめる精神性しかそこにはない
異様にでかい手や足
...
どっかのブログに書いてあった。
『キャバ嬢の仕事は、夢を売ること』
少し苦笑いになってしまった。
日曜日は連絡つかなくてごめんなさい。
化粧だけうまくてごめんな ...
夏の結構暑い日に
君と二人でベンチで食べた
甘いおやつのチョコボール
集めてた銀色のエンジェル
あと一枚で揃うのに
なかなか出てこないんだ
まだもらったことのない
おもちゃの缶詰 ...
あまえんぼうだな〜
寂しいのはお互い様
早く寝なさい(^^)
泣いてるなんて言えなかった。
声が聞きたいなんて言えなかった。
もう少しだけって言うのが精一 ...
独りになった 朝
世界はあまりに美しく ...
記憶喪失の猫は
空を飛ぶ
夜の空をふわり
軽やかに
恋をした私は
空も飛ぶ
七色の心にふわり
軽やかに
思い出の無い猫は
涙を流す
過去を求め
さまよう
思い出が無 ...
ここはどこかとおもう
そしてすぐに
ここは大地だとおもった
風がふいて
雨がふって
鳥がないて
いきて
いる
奏でる というようなものではない
どこからともなく湧 ...
赤い糸が見えるなら 黙って斬って
脈が打つままに 起こして狙って
眼鏡をはずしたほうが 視界がぼやけて
あのひとのこと 想像しやすいでしょう
誰かの代わりでも あなたなら構わ ...
終わらない冬は
まるで距離のようだ
あたしと君の 。
春待ち呆け
真冬の間は
あんなにも白を愛してたのに
七十二歳になりて
永い連休が過ぎた。5月7日72歳の誕生日である。フランス大統領は保守になった。共産党・社会党ご苦労さんである。その役割を果たし、社会主義は終焉しつつある。
フランスは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
彼方から
乱太郎
未詩・独白
6*
07/5/7 21:46
もうええやん春
A-29
短歌
2
07/5/7 21:28
いうぐれ
プル式
自由詩
5*
07/5/7 21:22
真実
小川 葉
未詩・独白
3*
07/5/7 21:18
鉛の花
フユナ
自由詩
11*
07/5/7 21:10
バースデー
ペポパンプ
自由詩
6*
07/5/7 21:04
真っ赤なミニの
高槻 空
自由詩
2*
07/5/7 21:01
80’Sグラフィティ
渡 ひろこ
未詩・独白
3*
07/5/7 20:17
獲れたて
THANDE...
自由詩
1*
07/5/7 20:10
モスグリ
nm6
自由詩
6
07/5/7 20:00
messo piano
ピッピ
自由詩
7
07/5/7 18:50
わかんね
太陽の獣
自由詩
4*
07/5/7 18:14
*影追い*
ちと
自由詩
3*
07/5/7 17:43
「焼き鳥しげ」-酔っ払いバージョン-
ゆいしずと
自由詩
1*
07/5/7 17:37
真実不適応者
おるふぇ
自由詩
2
07/5/7 16:11
答えがない
ソラミミサイ...
自由詩
2
07/5/7 15:30
夏が歌う
ぽえむ君
自由詩
7*
07/5/7 14:01
古梅酒
リーフレイン
自由詩
10*
07/5/7 13:17
法則
北野つづみ
自由詩
6*
07/5/7 12:45
ロダンという男
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/5/7 12:10
内なるものへ
〃
自由詩
2
07/5/7 12:03
キャバ嬢の仕事
ごまたれ2
自由詩
6*
07/5/7 11:38
きょろ
おるふぇ
自由詩
4
07/5/7 11:28
さみしいよ。
空 春色
自由詩
4*
07/5/7 11:03
冬の日
smorza...
携帯写真+...
1
07/5/7 10:38
猫と私
美月朱恋
自由詩
3
07/5/7 10:26
にじのみさきにて
さち
自由詩
18*
07/5/7 10:18
お気に召すままに
北大路京介
自由詩
4*
07/5/7 10:14
春待ち呆け
瑠音
携帯写真+...
1
07/5/7 10:02
七十二歳になりて
生田 稔
散文(批評...
13*
07/5/7 9:45
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
5579
5580
5581
5582
5583
5584
加筆訂正:
七十二歳になりて
/
生田 稔
[07/5/7 17:10]
ニュースを詳しく読んで。
5.47sec.