あなたの微笑みは
幼いころ家族に愛されていた頃のままで
少年の頃の夏の日が思い出される
父さんや弟とした虫取りや
母さんの切ってくれた ...
口に重い想いをひとつ
あなたの口に移しても
もっともっとと欲しがりつづけて
想いは軽くなるばかり
想いは薄くなるばかり
あなたが書くものが詩であるなら
わたしが書くものは詩 ...
【愛してる】
これ以外では表せず
君に捧げる五文字の心
友愛と恋の違いを知り得ずに
ただ愛だけが心を占めた
世界中誰に聞いてもわからない
【愛】の意味は自ら生み出す
田んぼに水が張られました。
田んぼの水が鏡になって空が映ってました。
田んぼの水が鏡になっておうちが映ってました。
田んぼの水が鏡になって人が映ってました。
田んぼの中で違った ...
つれあいと結婚した時、ニつの部屋がついている市営住宅に住んでいた。義弟もいて、三人で暮らし始めた。義父は亡くなっており、七回忌に遠方からの親戚を呼んだとき、私たちの結婚も報告した。住んだ部屋に ...
水平線に帽子を被せている人を見た
世界と対等に向き合うということは
それほど
難しいことではないのかもしれない
子供たちに蹴飛ばされた波が
海の向こうで
砂浜に描かれた絵を消している
...
ニヤニヤ笑う猫を見ながら
タバコを1本。
“この猫はバカだ”
と思いながら もう1本。
ひたすらあたしの周りを
くるくる回り
飽きたのか どこかへ行ってしまった。
この辺は質の悪い奴 ...
揺らんでいる暮れが
恋人の宵に口づけを落とし
昼間に日干しした布団へ
滑らかに泳ぐよう沈んだ
暮れが眠りについた頃
隣人の顔が宵色に照らされ
誰?と問えば
無言で言葉が返る
青 ...
ぼくの頭の修理を頼んだ
大工のたけさんが通った
「 ぼくの頭はやかんなので
やっぱり治さないでだいじょうぶ 」
「 あぁそう ならば
ちょっと不思議な部品を ...
ざざあ
ながしに水をすてる
空っぽの
やかんの中身をみていると
わたしの頭のようだった
風船の顔をした
君の彼氏が
口先ばかりの愛を囁くので
「 死にたくなった 」と
君は深夜のメールをぼくに送る
驚いて、瞳もぱっちり覚めたので
深夜の散歩で月を仰いで
川 ...
ことしもまた春が来て
暖かくなって
やがては暑くなる
またしても
煩い季節になりつつある
驕れる者 久しからず
正しきも
疚しきも
また同じ
そんな世捨て人のようなことを
つぶやき ...
無知は孤独を理解できない
始まりのない折衝が
握られた手の中をさまよう
静けさの折り目が分かれてゆくときの
小さな軋 ...
明日からも僕は
この道を行く
すれ違う人の微笑みも好きで
この道を行く
ときおり
交差する人達の瞳も魅力的だが
僕はそこへは行けそうもない
今日も
胸が痛くなることがあった ...
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飼い馴らされるな
牙を剥け
眠る位なら痛みを感じろ
思考の停止は死と同じ
君が満足する物を
奴らは果たしてくれるのかい?
君は満足できるのかい?
いつも? ...
あなたと
歩いた
この道は
鉛筆で
書いた
線よりも
濃くて
消しゴム
なんかじゃ
消せないよ
あなたと
歩いた
この道は
彫刻で
刻んだ
線よりも
深 ...
カラヤンのレコード買いきて おもむろに
娘灯を消して聞くがよしと言う
萬緑を濡らして夕立過ぎゆくに
近江の里の深き静もり
緑濃き萩の道もいく曲りか
蓮の花咲く池に出にけり
...
道端の、視界のほんの隅に咲く
名も知らぬ一輪の花を見て
嗚呼、こんな風に強くなれたらと
密かに望む自分がいた。
どうしても強さの証明が欲しくて
その{ルビ薄紫=あさむらさき}の小さな花弁 ...
一度目の恋は恥ずかしくて
愛してる、なんて
言えなかった
二度目の恋は何となく
愛してる、と言った
意味なんてわからなかったけれど
三度目の恋は愛してる、という言葉に
責任を持と ...
プライドが絡み付いて
助けてと上手く言えない
しかし、それでいいとも思う
(いつからか)
腐らない程度に
適える気もない夢を抱いている
笑えない程度に
打ち明ける気もない痛みを抱いて ...
少し、好きになりました
雨上がりの水溜りに
顔を映して
笑ったり、怒ったりしているあなたを見て
少し、好きになりました
煌々と照る月明かりの下で
自分の影を一生懸命 ...
「風のように通り過ぎる」[0.14%]
音読し、
意味をしらべ、
黙読する。
違うことを考えて、
隙をつくってから、
音にして噛みしめる。
出会えた喜びを。
噛みし ...
舟を流す
船という形を流す
手紙は乗せない
自分の名前も土地の名前も書かない
からっぽの方舟
形だけが少しずつ違ううつろ船
笹舟にさえひとは何か
思いを浮かべずにはいられないけれど
...
殴られ
罵られ
傷付いた体引きずり
倒れたこんだビルの裏
見上げた…空
空はあんなに青かったのか?
泣きたくなった
泣けなかった
ただ
血と汗の混ざった水が
ポタリ 落 ...
俺たちは探し続けている
この広い広い地球で
たった一人で
皆が皆お互いを避ける
孤独な世界
近くて遠い
どれだけ叫んでみても届かない
だれもが叫び
だれもが通り過ぎる
悲 ...
前だけを見てぐんぐん進む君が
いつふりかえってもいいように
母ちゃんはいつも笑って見守ってるよ
机に置かれた
ちいさな消しゴム一個
それで
僕の文字と一緒に
僕のこころも消してほしい
B5サイズの
白い印画紙になって
誰かが言葉をいれてくれたら
僕のこころにしよう
誰かが絵をい ...
ぎらぎらとした太陽の光を
何も遮るものもなく
そのまま受けながら
アスファルトの道を
ひたすらと歩き続ける
たらたらと頭から汗が落ち
体がべとべとする
道からはむらむらとした熱が
浮き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
微笑み
山本 ゆり
自由詩
1
07/6/4 21:36
ノート(おもい おもい)
木立 悟
未詩・独白
4
07/6/4 21:17
あい
秋桜
短歌
10*
07/6/4 21:15
違った世界
夕焼け空
自由詩
3*
07/6/4 21:14
仏壇
さかな
散文(批評...
1
07/6/4 21:09
考察 〈海辺にて〉
Tsu-Yo
自由詩
20
07/6/4 21:02
ホットミルク
あひる
自由詩
1
07/6/4 20:38
誰彼
し ん
自由詩
2*
07/6/4 20:34
やかん 〜2〜
服部 剛
自由詩
7
07/6/4 20:19
やかん 〜1〜
〃
自由詩
5
07/6/4 20:08
不思議な交際
〃
自由詩
14*
07/6/4 20:03
必衰
岡部淳太郎
自由詩
17*
07/6/4 18:53
神よ
那津
自由詩
3
07/6/4 18:45
_
静山和生
自由詩
2
07/6/4 18:40
40
AB(なかほ...
自由詩
12*
07/6/4 18:24
金の詩
北大路京介
未詩・独白
10*
07/6/4 18:24
The Resistance
森川仁
自由詩
5
07/6/4 17:42
この道
ユーヘッセ
自由詩
2
07/6/4 17:35
7P 「短歌2」より 〜 昭和四十年頃
むさこ
短歌
13*
07/6/4 17:33
一輪の華
夢幻
自由詩
6
07/6/4 17:29
愛してる
たもつ
自由詩
15
07/6/4 16:34
17歳
完食
自由詩
7*
07/6/4 16:18
少し、好きになりました
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/6/4 16:14
風のように通り過ぎる [0.14%]
takamc
自由詩
3*
07/6/4 14:58
ペットボトルじゃないほうがいいね
小池房枝
自由詩
12*
07/6/4 14:39
空に
eris
自由詩
3*
07/6/4 14:14
Half Wing
あveC
自由詩
1
07/6/4 14:12
進めリュウタロー
a/t
携帯写真+...
10
07/6/4 13:57
消しゴム
乱太郎
自由詩
12*
07/6/4 13:35
夏歩き
ぽえむ君
自由詩
21*
07/6/4 13:21
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
5578
加筆訂正:
おどける・ほどける
/
楢山孝介
[07/6/4 17:51]
頬を染めながら→頬を紅く染めながら
12,13P 「短歌2」より 平成元年
/
むさこ
[07/6/4 16:36]
庭→夜
yubisaki
/
はらだまさる
[07/6/4 14:16]
改題。
yubisaki
/
はらだまさる
[07/6/4 14:07]
若干修正。
8.11sec.