どんなことを思って歩いたのだろう
泣きながら歩いて帰ってきたという
すれ違ったひとびとと
あいつはどんな交流をもったのだろう
友達どうしが大喧嘩して
こわくなって泣い ...
かげろうのいのちはかなしくさのはではねふるわせてもおもいはかなし
・・・
かげろうのいのち
はかなし
くさのはで
はねふるわせても
おもいは
かなし
・・・
か ...
稲光りから10秒以内の落雷
夥しい光 光
これは誰の罪だろうか
くるり廻る赤い傘
永遠に続く暗い日曜日
昏い世界に血みたいに赤い
赤い君の内部
世界を切り裂く ...
黒蝶の舞う白昼夢
サイレン サイレン 白い首
残っているのは
水色のこんぺいとう
昨日食べたプリンのお皿
それから
君からもらった言葉
全部 虫歯になっちゃいそう
35ミリで愛していたいよ
世界の終わりごっこを君としながら
夜はまだ目覚めたばかりで
残像タブロイド
君を綺麗に壊したいの
怖くない
苦しくないよ
神様、ねぇ ...
{ルビ劔箭=つるぎや}神社からの
細い参道の坂道が好きだった
不思議な人体図がかけられた漢方薬局
古ぼけた占いの館
必ず救われる新興宗教の教会
日本で3番目に大きいという大仏
確かめようの ...
黒くすきとおる
きれいなみず
かっぷの底まで
みとおせて
すぷぅんでひとすくい
口にはこびます
こどものわたしには
とてもにがくて
なみだがでます
だから ...
剥製が
目先に
横たわっている
艶消しの暗い壇に、一枚ガラス(宙の数分の一、水族館の水槽よりは厚手)を隔てる。甘やかな怒声が響く部屋。
後ろ隣の二人連れ(性別はふめい)は、「私も飼 ...
「おはよう」と
笑顔で交わした
一日は
何故か心が
ふわり空へと
悲しさも
あなたの笑顔を
見た瞬間(トキ)に
遥か彼方へ
ひらり飛んでく
...
少女のころに作った 綺麗なビーズの首飾り
無垢だったあの日の記憶をたどり
ひとつひとつ 大事に
糸に通すように 言葉をつなげる
どの色のビーズにしようか
迷いながらも 真摯に選んで
こ ...
人の気持ち
見透かしたりできない
でも
君が何を考えているのか
わかっている気がしちゃうのさ
1
教授の息子は
父親の話す世界を
土を捏ねてひとつずつ作り
アダムやイヴのかわりに
幼いころから憧れていた
ネイティヴの顔を描いた
はるか
はるかの時の後で
ただ
...
重い体をずるずる引きずる
生ぬるい風がどろりと吹き抜けて
自分の中の何かがさらわれた気がした
もう疲れたよ
寂しいんだ
どこかに寄りかかりたい
もう埋もれてしまいたいよ
山積みに ...
曲がり角ごとに鳥はいて
夜を夜をとまたたいている
青紫の窓がふたつ
甘い手管にひらかれてゆく
うすぐもり
なりひびき
皆なにかを
抱きしめるかたち
昇るもの ...
この街の何処かで
ステロイドの人形が
冷えた歌を奏でる時
私はきっと
あの、行きつけのカフェで
モカカプチーノを
ゆったりと
啜っている
帰宅途中の少女が
出かかっ ...
眺めているものは全部、真実で
つくろっているものは全部、嘘なんだってよ
おまえを殺して、おれも死ぬ。
おれを殺して、おまえも死ぬ。
わけわからない言葉ばかりを並べては、
それが詩だなんて思い ...
夏の塊、一粒、二粒、
三粒目には汗になる。
赤も青も退かせよう
(空の靴の鳴り ...
ほら、ごらん富士の白さも遠くこそ断てる距離にぞ人美しく
おはようという言葉もなく席は空き君もわたしも新しきが来る
この色ね。君が結婚するならと春と色めく{ルビ熨斗=のし}袋買う
バス ...
嘘は夜につくといいよ
あの人がそう言った
特に夜が深ければ深いほど
真実が闇の中に入り
人間も影に身を潜めて
やがて「嘘」が「本当」になるんだって
今夜はまぶし ...
あなたに貰ったぬいぐるみを
胸に抱き寄せ 瞳を閉じると
あの日 あの時の あなたの笑顔
よみがえってくる
{ルビ幸福=しあわせ}だと感じた あの頃
...
ボルヘスさんはアルゼンチンの詩人さんだ
彼はいつの頃からか
世界中のあらゆる本が集まる巨大な図書館で
年若い妻と共に暮らしている
盲目の身のボルヘスさんのために
妻は毎日本を読み聞かせる
...
魚は水の中を泳ぐ
魚は水の中に生きる
ぼくは道を歩く
ぼくは道の中に生きる
魚は勢いのある水の流れに逆らって
自分の使命に命をかけて
向かってゆく
ぼくは強く吹いてくる風に逆らって
自 ...
考えながら眠りこける 考えてたこと忘れてる
農薬まみれのリンゴを洗わずに囓る
走り出したら止まりません 止めたいときは覚悟して
愛の言葉も銃声も ときには役立たず
いつも最新の情報は ...
海に還る
手続きはいらない
横たわり
網膜を青で満たしたら
循環する感情を
濾過する
やがて
余分な手足は
抜け落ちて
流線型になる
心配するな
そのころには
陸な ...
日本の国の由来(仮説)
日本の国のルーツに関心を持つ人はそんなに多くないように思う。というのも中国人・南北朝鮮人・東南アジア人が各々よく似ているからであるからかもしれない。
どのみちそれ ...
貴方は優しくささやく
貴方の思いは岩をも砕く
傍にいて欲しくて
泣いた。
かわら煎餅を食べた
元気が出た。
貴方のお母さんの作ってくれた
おにぎりの味は忘れられない
重き荷を背 ...
西に沈みかけた
まぁるい太陽を見あげながら
少しだけ 遠回りする 帰り道
並んで歩く彼の
その手にかすかに触れた時
胸の鼓動が高鳴った
でも
どこまで行っても繋ぐことはない
こ ...
は ひ ち
ら ら ら
り り り
ふ ほ ...
嘴オレンジ
口先シンジ
クチしのぎ
嘴オレンジ
原色の誘惑
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
オレが死者になったとき
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/5/10 21:37
解体言語
板谷みきょう
自由詩
1*
07/5/10 21:37
003
朽木 裕
自由詩
3*
07/5/10 21:33
002
〃
自由詩
2*
07/5/10 21:32
甘党
チェセロロ
未詩・独白
3
07/5/10 21:31
001
朽木 裕
自由詩
3*
07/5/10 21:31
駅・石切
たりぽん(大...
自由詩
13*
07/5/10 21:10
ぶらっくこうふぃ
朝原 凪人
自由詩
0*
07/5/10 20:38
百科博物館 改
ICE
自由詩
6*
07/5/10 20:22
Good morning
秋桜
短歌
1
07/5/10 19:19
言葉のビーズ
渡 ひろこ
自由詩
6*
07/5/10 19:17
そんな気がする
焼雲
自由詩
0
07/5/10 18:33
ミシガン・レリックス
AB(なかほ...
自由詩
11
07/5/10 18:19
創書日和「風」
虹村 凌
自由詩
5*
07/5/10 17:49
午後の声
木立 悟
自由詩
20
07/5/10 17:38
アナザーストーリー
山中 烏流
自由詩
9
07/5/10 17:22
そして、さがしていたモノもわからなくなる。
xyz
自由詩
4
07/5/10 17:10
ころうるころうるきいろい
ハンドル
自由詩
0
07/5/10 16:06
春の色、それは、わたしにとって新しき
たにがわR
短歌
3
07/5/10 15:50
嘘
森下 流華
自由詩
4*
07/5/10 15:30
果てない想い
明香璃
自由詩
2
07/5/10 15:24
ボルヘスさん
楢山孝介
自由詩
5*
07/5/10 13:26
ぼくは歩く
ぽえむ君
自由詩
13*
07/5/10 13:22
可愛いだけじゃダメかしら
北大路京介
自由詩
8*
07/5/10 13:04
進化
佐野権太
携帯写真+...
31*
07/5/10 12:13
日本の国の由来
生田 稔
散文(批評...
0+*
07/5/10 11:57
話してね!
ペポパンプ
自由詩
9*
07/5/10 11:25
触れた指先に
Sky
自由詩
0*
07/5/10 11:09
さくらはなみち
紀茉莉
自由詩
2
07/5/10 9:51
嘴オレンジ
〃
自由詩
1
07/5/10 9:49
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
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5550
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5554
5555
5556
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5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5573
5574
5575
5576
5577
加筆訂正:
灰と雪
/
AB(なかほど)
[07/5/10 14:57]
丁寧語にしてみる。
6.17sec.