漆黒の闇に今日も
電波にのせた言葉がいきかう


誰かが誰かのために
ほとばしる想いが
零れないように


いつでも切れる
儚い琴線
そっと握りしめ


かぎられた空間の余 ...
木曜日の朝の雫が絶叫をあげている。
尖った街頭の佇まい。
通勤の熱気をはおったDNAのひかる螺旋の群は、
わたしの散漫な視覚のなかに、
同じ足音、同じ顔を描いていく。

振子のようなまなざ ...
どんぱっぱ

パリン パリン チリン

チリン チリン グリン

グリン グリン グリン

グリン グリン グリーン

グリーングリーン エバーグリーン

首の長いキリーン ...
生きたことについて
様様な言い訳を用意するときに
奴らは言ってみろと嘲笑う
おれはにらみつけながらどれだけの大音響で
耳をつぶしてやろうかと画策する
嫌悪と失望という共通項で互いに団結して
...
空と僕らには距離がなかった
窓は開かれていた
白いテーブルの上に
幾千の微細動
まるでナイロンの弦を束ねた
世界のつけ根はたなびき
差し入れる指は風に同調する
触れた先からほろほろと物語 ...
ムード音楽

意味もなく妖艶なおばちゃん

四角く座している皆さん


俺たちは欠けた
美しい輪っかだよ。

私は欠けてない
満たされた輪です。


アルデンテ

精密 ...
さよなら、なんて必要ない

だから

会いたい、なんてものも必要ない


おれたちは

欠けたわっかのようなものだ

そこから始めなければ

生まれ変わっても

さよなら ...
あしたは

会社にあたらしく導入するシステムの

最終の打ち合わせだった

今夜は

行政がしている工業会の会合だった

おとといは

突然のトラブルで

それに対処する資 ...
見えているものは
ただ単に
見えているだけであって
見るものを
見ていないのかもしれない

見えているものから
見えるものを見えたとき
初めて見えるのだと思う
目を開けなくても
見 ...
最悪やなじぶん

才覚やなきみ

性格やなじぶん

正確やなきみ


どんだけ追いかけはしっても

おいつかないなぁ

きみ


だんごむしみたいに

マイペース
...
すすきヶ原が風の形に擬態して、
空気は
しゅわしゅわと微かなあぶくを吐いている。
どこかの家から、
ほくほくと夕餉の匂い。
紫紺の空は、
星がまたたく一瞬前の緊張を孕んで、悠々 ...
わたしの唇は真赤
よく哀しみで強く噛むから
あるいは憤って
あるいは、純粋なる愛を以て
だからキスはしないで
それは優しくされるためのものじゃない
わたしが陸で生きるための脚
そして言葉 ...
夕陽の堕つる彼方に昨日問ふわれと埃かぶりし母のオルガン

澄み渡る空に浮かびし虹を見る子らの顔には虹の跡なし

われ乗せて北へ走らむ夜汽車にて車窓に顔つけ頬を冷さむ
蟻地獄柱時計の午後三時

ブルースと夜霧のためのバーがある

黒百合や母のピアノの埃拭き
ローカルアイドルのライブを見て思う事は
テレビに出てるアイドルに比べて、ルックス
が少し落ちるという点。

でも彼女らは、がんばって
明日のアイドルを目指している。


本当にテレビに ...
時は答えて想いは途切れず
はがれおちてゆく鮮明な影に
立ち止まらないその軌跡に
輝く光が満ちている

真実(ほんとう)はきっと誰の胸にも
止まらない雨が降っている
ほら 君も 皆と 同じ ...
ちいさな定規で世界を測る
一ミリよりも
さらにミクロな世界があることに
普段ほったらかしていた
ものがあることに
僕をみていたものが
あることに
ちいさな定規は
うなずいて
そっと教 ...
特に日報に書く事も無く
一日
喫茶店の椅子に座って
空を眺めていただけなので
空の事を書こうと
思っても
書けないでいる
雨の夕暮れ

スーツの裾の泥はねを
気にしながら雨の中を
...
水の上に
ひとひら落ちた
花びらのように

月が
夕方の空に
浮かんでいる

流れているのは
雲だろうか
月だろうか

それとも
この私だろうか
誘われて
親元はなれ
駆け出した
風の向くまま
行方は知らず

降りたった
土壌は堅く
独りきり
見知らぬ土地に
不安を覚え

この土地に
深く根差した
モノとなり
大志 ...
 まだ熱の残る砂浜を歩けば
 私の中の?海?が呼応し始める。

  感情の波に流されないためには?
  自分の願いを叶えようとして
  自分の過去を認められないほど
  私達は幼かった
...
あなたにも、見えていますか。
私と同じ、ほのかな恋心みたいな月が。
この 二足歩行を支える
骨と筋を 賛美せよ

足裏を遠い岬の土に
摺り合わす 意志があるなら

この風は
風力発電機のために 吹くだろう

ひと時の 陽だまりの幻想

岬の土音を ...
“赤ん坊のように
手をグーにしたら
幸せはやってくるの?”

なんて考えてみたけれど
実は
わたしたちは
まだ、赤ん坊にも
満たない

無垢な気持ちは
いつでも忘れない
死ぬこ ...
水をつかみそこねて
ひとりでいる



いつまでも乾かない髪
水はしたたりつづけ
消えてゆく



窓には音だけが残り
ひとつひとつが
異なる外を映しながら
結 ...
ふいに 
{ルビ痒=かゆ}くなった腕をかいたら 
思いのほか 
しろい爪は伸びていた 

( 窓の外には風が吹き 
( 緑の木々が  
( 夢を{ルビ囁=ささや}く声がする 

はた ...
僕は何も分かっていなかった

彼女が苦しんでいた事も

そのせいで去って行かなければならなかったことも


僕は理解できなかった

彼女が何を考えていたのか

何を感じていたのか ...
「アナタは半人前」と言われるのが当たり前なこの頃に違和感若干沸き立つんです。
青二才だからって僕の偉才無視しないでよ年功序列がお望みなんていつ時代の人ですか?
アレレ、「ピレレ」無機質携帯着信音。 ...
殺さないでくれ

理だとかどうでもいい

ただ

殺さないでくれ

願ったっていいだろう

殺さないでくれ

これ以上は見たくない

殺さないでくれ


...
コノ先ニ
貴方ガ イル

眺メテ
見ツメテ
瞳ヲ閉ジル

同ジヨウニ貴方モ
コノ虹ノ先ニ
私ヲ想ッテクレタナラ
果デ二人ハ
繋ガレル


心ノ行キ交ウ橋
言ノ葉ヲ乗セ
確カメ合ウ契リ

『愛スル人ハ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
メールが織りなす心模様渡 ひろこ自由詩4*07/5/26 23:29
五月の街前田ふむふむ自由詩31*07/5/26 23:26
どんぱっぱ北大路京介未詩・独白5*07/5/26 23:19
履歴書構造自由詩707/5/26 23:01
屋根のない明るい部屋で氷水蒸流自由詩907/5/26 22:49
信濃町にて吉岡ペペロ自由詩207/5/26 22:43
生まれ変わっても自由詩107/5/26 22:40
詩の箱自由詩307/5/26 22:36
見えているものはぽえむ君自由詩11*07/5/26 22:35
だんごむしなきむし自由詩707/5/26 22:14
おいのり紅魚自由詩407/5/26 21:57
忠告三条自由詩107/5/26 21:56
母のオルガン村木正成短歌707/5/26 21:39
柱時計俳句207/5/26 21:34
ローカルアイドルわしず自由詩007/5/26 21:34
麻生ゆり自由詩9*07/5/26 21:31
定規乱太郎自由詩15*07/5/26 21:03
雨が上るがねなぎ自由詩207/5/26 21:01
花びらのようにweed &...携帯写真+...6*07/5/26 21:01
たんぽぽ秋桜短歌12*07/5/26 20:57
海という名の、灯和自由詩7*07/5/26 20:52
愛心携帯写真+...7*07/5/26 20:41
風は風力発電機のために吹くアハウ自由詩507/5/26 20:28
赤ん坊小原あき自由詩21*07/5/26 20:11
ノート(水音)木立 悟未詩・独白307/5/26 20:08
爪切り 服部 剛自由詩9*07/5/26 19:46
悲恋 Ⅱajisai自由詩3*07/5/26 19:04
オコチャマVS糞ジジイ影山影司自由詩107/5/26 18:14
東風自由詩207/5/26 17:56
虹ノ果テ見崎 光携帯写真+...4*07/5/26 17:50

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