{引用=



     しうしう、と

沈黙する。 アシッドに。
並んでいる  夜が逃げる、
山羊の、惰性と  六月。
 女の乳房を噛む弦、
  GとFを繰り返す
    挑発 ...
私のこころは、
かなしいステンドグラスです。

光を見つめると、
存在が焼き尽くされてしまう。
それで暗く、
てらてらした青や赤をとおして、
光のかたちを舐めるのです。

それなのに ...
{引用=一道の暴風、屋を壊り、天井床畳をさへ吹上、
あるひは赤金もておほへる屋根などもまくり取離ちたり。
              『閑田次筆』(伴蒿蹊)}

一目散に過ぎてゆく風、風、
...
貴方をずっと見ていたくて
貴方を私のものにしたくて
無理をして働き通し尽くす
アカシアの木が大きくなるように

そっと夢を託して貴方を待つ
毎日が楽しい
毎日が平日
休む暇なんてない
...
「いつか」のために

 笑っていよう

 わたしがしあわせに笑っている

 そこに、あなたのしあわせがある

 そう、あなたが言うのなら

 わたしは笑っていよう

 この ...
フルエテイルノハ ミミ
フルエテイルノハ ノド
フルエテイルノハ ヒトミ
フルエテイルノハ 伸バシタ腕
カラダガ共鳴シテルンダロ
大キナ{ルビ球体=すふぃあ}ガ ウシロデ歌ウ
バラバラニナ ...
憂鬱な部屋の片隅で
身勝手な思いを走らせる
優しさを突き飛ばし
悲観に暮れる毎秒を
皮肉混じりに励ましては
動かない表情を差し出した


大人の為りした子供
呆れて言葉もでない
情 ...
愛が欲しかったらねじりとるがいいのだ。
物が欲しかったらむしりとるがいいのだ。
幸福が欲しかったら奪いとるがいいのだ。

貴方よ。
貴方は「幸福になりたい」と言ってはならない。
そんな惰弱 ...
この命と引き換えに
あなたが
安定と幸福を
手に出来るのだとして
わたしにとって
それ以上の幸せは
ありません


この薄汚れた魂と引き換えに
あなたが
清く強く生きてゆけるなら
わたしにとって
それ ...
ひさめがとけて
しづくになった

あなたは
笑う

いとしいと云って
いとしいと謂って

息をすって
すべての酸素を
吸い尽くすように

あなたの分すら

いとし ...

粉粒のかさなりに 星の交差する夜空がうっすらと悲しい港の空、その真下では、向島の灯りが瞬いていて、今夜も、静かに波うつ海面に溶かされた月が這いまわっていることにも気づかずに、耳をふさいで ...
いま
あなたが話しかけているのは
だれですか
透きとおったまなざしが
つかもうとした
青い空はくろく汚れてしまって
はいいろのかなしみが
あなたを見つめています
それでも
だれかに知 ...
左右されることのない
どんな青とも
向き合えるような雲

その雲はやがて
上下されることのない
ようにもなり

強く弱く笑ったまま
飛んでいく

そんな夢になりたかった
そう長 ...
街の明かりを

すべて消したら

醜い心や

卑しい気持ちや

憎い思いが

リセットされたらいいのに。

そして

明かりを灯した時

自然と笑みがこぼれたらいいのに ...
描きたてろ想像をそうそうと易々安くない言い回しは存在しない
真実は光よりも暗闇にあると信じる。この信条に1条の光が射す
9.11俺がいちいち言うまでも無いがあの日失った魂から新しいや素晴らしいが
...
ミンククジラのパンプスの中で
小さな金魚が揺らめいている

落雷があった駅からは
洪水が始まっていて
横断歩道の境界は灰に変わる

賭けに出る前に
豪雨の隙間ですれ違った少年は
折れ ...
秋のりんご園では
赤に染まったりんごが
元気にりんりん実っていて

枝は垂れ下がり
重たい実
それに丁度よい枝

葉は光をつかもうと手を伸ばした
あのままの形
その向こうに広がる
...
クラリネットをバックサウンドに 哀しい合唱歌 それを語るとき
僕らの胸は少し高鳴る
と同時に切なくなる
それが何なのかなんてのは
この際どうでもいい
と教えてくれたのは何時の誰だったろう

それは虚無で
曖昧で
...
そこには
王様も
お妃様も
王子様も
お姫様も
いなくて

ただ
雲が生まれ
ただ
雲が消えていく

平和かどうか
それすらも
どうでもいいこと
思を正す草花と 憂鬱な怠慢 ―眠る時数える羊に
   なぜ人は安らぎを求めるのだろうか?―


夢追い羊は
たった1匹で
人の夢を追いかける

ただひたすらに
決して追いつくことはないけれど
人の夢を追いか ...
けだるい朝に、マッチを擦る事がどうも好きみたいで、火の消えた後のマッチのにおいをかぐと、くさい酒のにおいも少しのあいだ、からだのどこかで大人しくひそめていること

そとからの目をさえぎっている濃ゆ ...
すべり込みセーフで

ベースの上を駆け抜けろ

たとえ誰かが

試合の終わりを告げたとしても
今宵の月は雲隠れ

君の思いは届かない


次にお目見えする時は

いつまでも聞こう

君の声を
 わたしよりウチとか言ってる息づかい君に会えたと確認してます

 あほやなぁそれで駅へと行きますか次に会う日が未定というのに

 急かされて、はよう決めやと言われてるそんな時間が大阪と思う
...
掃き清められた玄関先に打ち水しませんか?

天井にファンをつけても
南国特有の怠惰な湿った雰囲気は味わえない

そう、
空調で管理された夏が
置き去りにしてしまった夏もある

蝉時雨 ...
好きだよ
殺して
もうずっと好きだから
最後はあなたに
聞こえるね
祈りが
ずっと歌っていたでしょう
もうどっちかわからないね
ねえ
神の鐘響いている
私もう止まった
いつもさ
...
【おとなのための童話】

あなたは、スキマは好きですか。たとえば、大切な人とのスキマはどうですか。     

あるところに ひとくみの 恋人どうしがおりました。
ふたりは おたがいの間に生 ...
あなたの恋人が
ひと目見たいわ
なんて
未練がましいわたし
どこかに捨てて行きたい
ビルの屋上や
夜の沼や
樹海の中へ
たくさんの雨に降られて
遊びに行くの
遠い遠いところ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
yubisakiはらだまさる自由詩16*07/5/31 22:01
懺悔せる信徒jesusm...自由詩207/5/31 21:56
創書日和。風 【一目散】佐々宝砂自由詩3*07/5/31 21:36
愛しい貴方ペポパンプ自由詩8*07/5/31 21:33
幸福の内のいつか 改逢坂桜自由詩13*07/5/31 21:25
創書日和「風」 フラッター大村 浩一自由詩607/5/31 21:19
微笑見崎 光自由詩3*07/5/31 21:16
奪いとるもの黒猫館館長自由詩3*07/5/31 21:14
ともしび見崎 光自由詩1*07/5/31 20:48
なみだひめと自由詩407/5/31 20:31
淡々と、港にてリスト自由詩007/5/31 20:29
だれですか乱太郎自由詩15*07/5/31 20:27
彎曲がる夢ロカニクス自由詩707/5/31 20:10
スイッチ來稚自由詩5*07/5/31 20:04
The Good Spiritstakamc自由詩207/5/31 19:55
合図士狼(銀)未詩・独白9*07/5/31 19:14
りんご園ふるる自由詩12*07/5/31 19:07
廃バスリスト携帯写真+...607/5/31 18:56
ソラチネイヴ自由詩107/5/31 18:53
雲の王国weed &...携帯写真+...3*07/5/31 18:52
乱調リスト携帯写真+...307/5/31 18:51
夢追い羊麻生ゆり自由詩6*07/5/31 18:34
青い膜リスト自由詩207/5/31 18:24
すべり込みセーフ快晴自由詩6*07/5/31 18:22
雲月森川仁自由詩307/5/31 18:16
大阪LOVERたにがわR短歌607/5/31 18:16
*扇風機にコエ*かおる自由詩11*07/5/31 18:07
末世祝福秋也自由詩1*07/5/31 17:45
【おとなのための童話】スキマの恋人編るるりら自由詩8*07/5/31 17:38
捨てられてチアーヌ自由詩307/5/31 17:02

Home 戻る 最新へ 次へ
5549 5550 5551 5552 5553 5554 5555 5556 5557 5558 5559 5560 5561 5562 5563 5564 5565 5566 5567 5568 5569 5570 5571 5572 5573 5574 5575 5576 5577 5578 5579 5580 5581 5582 5583 5584 5585 5586 5587 5588 5589 
8.33sec.