ありがとう
ありがとう
自然にありがとう
生命にありがとう

命の潮騒
波の音
鼓動


他人を犠牲にして
生存権を奪い取り
当然の権利として
競争に勝ってゆく
人生は刹那の繋ぎ合わせ
時間はただ
平等に人々に与えられ
平等に消えてゆく

刹那の時間に変わる世界を
瞬きすらも惜しみながら
隣り合わせた花の開花を
運命と名付けて
見逃さないでい ...
生きる辛さを痛感した事はあるかい?

もし、あるのならば、

あなたはいい人生を送っているのだろう。
部屋にかかったカレンダーは
どれもあの夏でとまったまま
色あせて端が少しめくれて

蛍光ペンで記された丸印が
日に焼けてかすかに残りそれも
何の記しなのかはもう不明で

思 ...
サチ子先生は
理科室でメダカを飼っている
先生の白くて細い指が水槽に触れると
メダカは狂喜して泳ぐ


メダカは十六ぴきいる
一ぴきずつに名前をつけたいの
クラスのみんなの
と先生は ...
乾いた酸素は欠乏し
曖昧な沃素が宙を舞う
蒼白な額に塩分を散らして
着古したシャツは
肉体と密着して色褪せてく

そういえば
蜃気楼をみたことがあるか

アスファルトに靄がかかり
...
いつか見た大きな虹

空に架かった大きな橋

24色の色鉛筆じゃ描けない事

あの日はじめて知ったの


ねぇ あなたは知ってた?
ピヨピヨ、ピヨピヨ

聞こえてくる鳴き声

あの恐竜の子供は今どこにいるだろうか

繰り返す日常、遥か遠い夢
叶えられなかった願い


地面に影、一羽の烏

少女は晴れ渡る青空 ...
古着屋、ゲーセン、タコ焼き屋、本屋
などが軒を連ねて立ち並ぶ
閑散としたシャッター通りにあって
その饂飩屋は繁盛した
昼時ともなると、どこからともなく現れた
学生、サラリーマン、土木作業員、 ...
軌道を外れて落下する雨
待ちこがれる傘
からだを露骨に紅潮させ全開となった傘を
雨が狂ったように激しく打ちつける
すべてが終われば傘は
からだに付着した雨を丁寧に振り払い
雨は何事もなかっ ...
永遠に辿り着け無いエデンへと
‥‥Ring-Oを追う-π)円周率、永遠に辿り着けぬエデンの果樹
或るカノンが右の、白詰草の丘を登る
‥‥every-泥..ノ)寝具―erROR、白い丘二つ 双子 ...
夕暮れの音楽室で
ピアノを弾いた

平穏で無難な和音

誰がつくりあげるとしても
たとえばそれが夕暮れのサイレンだとしても
F#はF#にかわりはなくて
壁からみおろしている楽聖だって
...
姫林檎の樹々揺れ
書架の木陰に隠蔽された
女の胸を
神聖に這うトカゲ
 ―haut,ル'taut,arletout
幼子らの求める
乳白色の愛は
智慧の木立に幽閉されて
女の胸をトカゲ ...
 世界中を見渡せるような高い木がある
 生き物達はそれを世界樹と呼ぶ
 世界樹の周りには世界樹を神として信仰する生き物達が集まって放射状に大都市が造られており 一大国家が築かれている
 空には飛 ...
何かを手に入れるということは
何かを落すことであって
手から離れていく
それが
いいものにしろ
望まないものにしろ
僕は満たされた
お腹いっぱいにもらったはず
欲したから
でも同時に ...
弱いものいじめ
しようと
手ぐすね引いてる人たち
たくさんいる
やっと咲いた花を
夜中にこっそり
折り取って
持って行ってしまったり
耳元で突然
大きな声出して
大喜びしたり
最 ...
 生まれたんだ

 おはよう こんにちは これからよろしくね

 萌葱の栄える季節になりました
 子供のアナタはへたっぴな絵を描いたね
 だけどそれは
 あなたと一秒の創りだした足跡 ...
何もかも を
誰のことも
忘れたくないという
それだけの こと

たったそれだけのこと
を 願う
わたしの 願い
は それだけのこと

何から も
誰からも
忘れられたいという ...
詩と、
そうじゃないものの狭間
そんな世界に僕はいる

この言葉が
ただのガラクタでも
僕は呑み込むことを許さない
命、
そう命
そんなものに似ている
かけがえのないもの

君 ...
その日は限りなく純白で
    限りなく静寂だった
まるで雪が色と音を吸いとってしまったかのように

真っ白な空から降ってくる真っ白な雪は
やっぱり真っ白な白砂糖のようで
白い湯気をたてる ...
       
光の彼方で
君が手を振る 
     
変わらない微笑みが
愛しくて  
      
あの頃の僕は
自分のことばかりに
精一杯で        

君の事を考え ...
先日、祖母の誕生日でした。
80歳になりました。
「傘寿」というらしいです。
「傘」の略字が縦書きの「八十」に見えることから、そう呼ぶのだとか。
来年は「盤寿」だそうで、その後も「卒寿」「白寿 ...
仕事明け

通勤電車では 文庫本を読む

今回読んでいる小説は面白く 話に引き込まれる

降り過ごさないように気をつけなければ


ガタン ゴトン



そろそろ 降りる駅だ ...
もしも オレが困ったときは    遠慮なく 頼りに行く

だから つねに 心とサイフに  よゆうを持っておけ


信じる 未来のために 立ち向かうのがオトコ

落ち込んで 逃 ...
先生をビーカーに入れて
塩酸で溶かすと
同じだけの虚しさが
胸の中に生まれた
誰かが
質量保存の法則だ、と叫び
それはたぶん正しいことだった
その日
トスカーナ州の子供たちは
ピサの ...
メダカの池の
アシの鉢

小さな花が咲いている

君はいったい
どこから来たの

虫が
連れて来たのかな
基本となる本体が手に入れば
いろいろなオプションがついてくる
たくさんの機能を身につけて
それだけあれば一日の生活は
事足りた
むしろオプションなしでは
生きてはゆけない

ある日
...
ハローハロー
聞こえるかい?僕の声が聞こえるかい?
何なに?聞こえない、其れはそれは残念だ
だったら耳を塞いでみてごらん
君の声がとてもよく聞こえるはずさ

ハローハロー
見えるかい?僕 ...
六月の薄い胸に
雲の痣が白く浮かび上がる

体育座りの女の子の膝のような
山々は
深緑にけぶる

出発するはずの電車は
死んでしまったかのように動かない

信号機はうなだれ

...
小学生くらいの
子供の
こころが透けてみえたら
大人はいうだろう、
ばかだな、
そんなどうでもよいことで、なにを、悩んでいるんだ、と。

ふりかかるひとつひとつを
わざわざ両手をひろげ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無残ペポパンプ自由詩8*07/6/8 11:09
刹那小原あき自由詩26*07/6/8 11:01
生きる辛さDoGear自由詩2+*07/6/8 8:40
夏に澱む時間あずみの自由詩407/6/8 8:35
メダカyo-yo自由詩13*07/6/8 6:47
炎天下yoyo自由詩2*07/6/8 6:26
虹色優飛自由詩6*07/6/8 5:09
潮騒の町白昼夢自由詩0*07/6/8 5:07
猫茶碗散文(批評...107/6/8 3:50
雨音小川 葉自由詩6+*07/6/8 3:33
おっぱい#2六崎杏介自由詩107/6/8 3:18
音楽について佐々宝砂自由詩407/6/8 3:09
おっぱい六崎杏介自由詩207/6/8 2:26
TREE CLIMBERはじめ自由詩2*07/6/8 1:35
欲する秋也自由詩1*07/6/8 1:23
あなたは弱いですか?チアーヌ自由詩907/6/8 1:23
賞賛できる私の人生doon自由詩2*07/6/8 1:16
ダイアリー・ダイアリー 5・2平山ネムデ自由詩107/6/8 1:05
白と黒の狭間にておるふぇ自由詩607/6/8 0:18
白い雪降りの日麻生ゆり自由詩6*07/6/7 23:54
君遥光隠 彌月自由詩2*07/6/7 23:35
祖母のこと 2007年6月北大路京介散文(批評...22*07/6/7 23:32
仕事明けの通勤電車未詩・独白12*07/6/7 23:22
弟よ自由詩12+*07/6/7 23:18
考察 〈理科室にて〉Tsu-Yo自由詩12*07/6/7 22:55
また新たな移住者がweed &...携帯写真+...0*07/6/7 22:48
オプションぽえむ君自由詩8*07/6/7 22:39
ハロー、とその名を呼ぶ時に紫苑自由詩1*07/6/7 22:31
六月ふるる自由詩13*07/6/7 22:22
けだかさ美砂自由詩5*07/6/7 22:20

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加筆訂正:
帰途/唐草フウ[07/6/8 6:28]
帰路→帰途
考察 〈理科室にて〉/Tsu-Yo[07/6/8 0:18]
点をふたつ打ちました
おっぱいⅠ/茶釜[07/6/7 23:21]
ちょっと入れました
5.49sec.