さあ 遠い 遠いだろう
線路がどこまでも広がってる 遥か
矛盾の地平線を越えて
此処にはもう何も走らない
ただどこかの荒れ狂った国の
少女の吐いた溜息が風葬されるだけ
視点が届かな ...
そばで健気に咲いている人を毟り取った
ピンクを手にできない天邪鬼なわたしに免じて許しておくれ
男になりたい
可愛く咲くあなたは綺麗でも
そこにはびこるアブラムシみたいに
あなたを誰よりもやら ...
五月の日差しが強くて
今日も真っ白なレースの日傘を差すの
傘の細い柄を ちょっと傾ければ
私は日傘の中に消える
すぐ横を通っても あなたは気づかない
別に あなたを気にしてるわけ ...
あなたが わたしを
過去のこととして
話すときがいつか
くるのかな。
だった・・・だった・・・だったって。
時間は無限に循環しているといいます。
じゃあ、この風はどこからきたの?
...
眠れない夜には手を繋いで
目覚めない朝には肩を揺すって
やさしく やさしく
エッタ カーテンの向こうをのぞいてごらん
お月さまが金色でまぶしいだろう
たくさんの星が光っているね
あした ...
ねぇ、お布団にいないよ
昨日まで
体温の高いあなたに温められて
頬をすり寄せていたはずの滑らかな肌がない
耳元でおやすみの声が聞こえない
眠れない
眠れないはず
長くそばにいると離れた時 ...
雨音は優しく
掌に溶けていく
頼りない指先を震わせながら
包み込む無機質を織っては
瞬間を紡いでいた
蒼が泣き
灯りの落ちたアスファルト
落ちた星星が還る頃
力なく映す街灯の柔 ...
ススメ
知らないと決め付けていた心根に足をかけられ浮かぶ坂道
僕は君にはなれない
そんなあたりまえのこと。
あらためて思った
僕は君にはならない
いつだって君を探して
駅のホームも
CDショップも
雑誌の中だって
山崎まさよしを笑っていた ...
春だと言うのに
炎天下の下 陽炎が流れゆく
晴れだと言うのに
正午の憩いに 心も流れてしまう
日常の光と 影は
いつも 葛藤しながら
それでも 流していく汗に
虚無と 虚構とは
決し ...
おしずかに!おしずかに!
きぇ〜い!
勘定奉行におまかせあぁ〜れぇ〜いぃぃぃっ!
んんっ
失礼
んほんっ
ビニール製のナース服を着た女が
スポットの落ちた舞台の上で立っている
...
あの頃の
二人に捧ぐ
カスミソウ
無邪気なままの
君は遠くて
歩き出す
二人の旅に
タンポポを
また逢える日を
祈りて贈る
単純にやってこうとすればするほどに
鏡に映る己の姿は醜く歪んでいく
「お前は誰だ?どういう事だ?」
ホロホロホォロロ
砕け散る鏡の中で
億千万のけものが嗤う
行ってきたよ好きな所へ
...
見えないとはどういうものか
いや
見れないということに
恐怖を感じるべきだ
ここにいる誰にも問うことが出来
解決には至らない
詩人よ
歌人ではない詩人よ
...
ドラの音
ジャーン
シンバルの音
シャーン
新しい世界が
今開かれる
ないていたカラスが
ほらまた笑った。
気合入れて
人に流されて
自分も残す
人生は完璧を要求されない
個室のテレビで
モノクロの映画を見ていた
画面に映る
その古びた部屋には
一台のストーブがあり
上に乗せた{ルビ薬缶=やかん}の口は
いつまでも湯気を昇らせていた
無 ...
消えてく。
消え行く。
生まれたコトバたちが。
deleteの呪文で。
消えて行く。
消えてく。
消え行く。
消えちゃった。
新しいく生まれる、コト ...
わたし、苺をいただこうと思って、近所の自動販売機まで出かけましたの、そしたらば、それは偶然、ペプシの自動販売機でございましたが、なんとも、苺は売ってませんのよ、懐疑という二 ...
あまえるなら もっとじょうずに
I want you
I want you
すなおになってよ もっとさあ
I want you
I want you
おとなになんかなんないで
か ...
誰かの声が
聞こえたみたい
見上げた空
手を差しのべる
白い天使
青の中に
とけていく
「 みなさ〜ん
ぼくのあとについてくると
穴に落ちますよ〜 」
背後から
ぞろぞろと
杖をつくお爺ちゃんや
車椅子をこぐお婆ちゃんが
頼りない
ぼく ...
『私』はどこに存在する
視覚を占領しているのはどの私
聴覚、嗅覚、味覚、触覚
どれも、この『私』にはない
でも、『私』には心があった
『私』に五感がないように
他の ...
ぼくたちの
よろこびや
かなしみには
いろいろないろが
ふちどっている
どうかどうか
まぶしすぎることが
かなしみにならないように
...
宇宙の理法は『善』なので
再度 ご確認願います。
宇宙の理法は 煎じ詰めれば
『南無妙法蓮華経』なのですが・・・
考えれば 人間の理性は
限りなく拡大しています。
科学の発展が ...
窓際で
君の寝息を背中に聴きながら
どう仕様も無く渇いた空を
見つめていた
形にならない雲と
伏せ目がちな太陽と
遠く飛ぶ鳥がすっかりと
吸い込まれてしまうまで
いつか ...
ひどく髪が傷むのは
瓶詰めの中で
チェリーが
悲しんでいる
死にそうな動物を
殴る
歯間から漏れる
折れ曲がった
釘のような嗚咽
...
ずっと悩んでいたんだ
懊悩、抑制、嘔吐、覚醒
を繰り返して日々生活していたんだ
でも今さら気付いた
俺は答えをずっと知っていたんだ
「出会えて良かった
ずっと確信が持てなか ...
どこもかしこも歪んでるんだ
だれもかれもが歪んでるんだ
僕の未来も 悲惨な過去も
MOTHER FATHER BOTHER わかんない
BABY ジィチャン バァチャンじゃ なおさら
...
風の中に夏がいる
瞳を輝かせている夏がいる
汗の匂いが風を通して
伝わってくる
じりじりとする太陽の
その気温に負けないくらいの
心に燃えるものを抱いて
一生懸命の夏がいる
結 ...
白い白い白い
夏の雲にどこへ
連れて行かれようか
桜がスキップをしてかけて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
くぐもる声が届くのは、くもりガラスのこちら側
ピッピ
自由詩
6
07/5/12 22:31
咲く人
暗闇れもん
自由詩
0
07/5/12 22:25
日傘
ななこ
自由詩
9*
07/5/12 22:22
FOR YOU
美砂
自由詩
7*
07/5/12 22:18
エッタ
日和
自由詩
6*
07/5/12 22:13
ねこにんげん(10)
暗闇れもん
自由詩
1
07/5/12 22:09
ブレス
見崎 光
自由詩
6*
07/5/12 21:49
unknown
ススメ
短歌
1
07/5/12 21:32
君にならない
そらいろ☆コ...
自由詩
0*
07/5/12 21:22
愛を語る人へ
天野まさたか
自由詩
0*
07/5/12 21:18
腹上死
虹村 凌
自由詩
0*
07/5/12 20:56
花言葉
秋桜
短歌
8*
07/5/12 20:53
創書日和「風」
虹村 凌
自由詩
0*
07/5/12 20:38
詩人改め死人
doon
自由詩
2*
07/5/12 19:46
住み分け術
ペポパンプ
自由詩
3*
07/5/12 19:28
古びた部屋
服部 剛
自由詩
4
07/5/12 19:26
ひとつ。
狠志
自由詩
3
07/5/12 19:25
苺を求むる
カンチェルス...
散文(批評...
5
07/5/12 18:49
Sweet Child
ゆうと
自由詩
3*
07/5/12 18:37
天使が手を差しのべる
weed &...
携帯写真+...
1*
07/5/12 18:35
お婆ちゃんのきっす
服部 剛
自由詩
8*
07/5/12 18:01
私ではない『私』
狗の骨
自由詩
2
07/5/12 17:31
びーだま
玉兎
自由詩
5
07/5/12 17:31
君への手紙
アハウ
自由詩
5
07/5/12 17:17
渇く空
松本 涼
自由詩
10
07/5/12 16:59
この音楽の奏者は一方的に失う
カンチェルス...
自由詩
3
07/5/12 16:47
poison double
maynar...
自由詩
0*
07/5/12 15:49
キョウトタワー
北大路京介
自由詩
3*
07/5/12 15:44
風の中の夏
ぽえむ君
自由詩
9*
07/5/12 15:20
雪 解けてかけあし
貝だったらど...
自由詩
3
07/5/12 14:51
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
5563
5564
5565
5566
5567
5568
5569
5570
5571
5572
5.75sec.