最終回の今日は
この曲を
とだけ言い残して
あなたは行ってしまった
声は今も宇宙のどこか
空白のタイムテーブルを
さみしくさまよう
終わりの時が来れば
またアンテナが
あの曲をとらえ ...
ななこ 「 ねぇ つとむくん、おいしゃさんごっこしようよ。 」



つとむ 「 いいよ〜。どっちがどっちの やくをやろうか? 」



ななこ 「 わたしがおいしゃさんに ...
 まともに飯を食ったり水を飲んだりまっすぐ歩いたり仕事へ行けなくなったり眠ったり起きたりが出来なくなったり、する。以前姉さんとそういう話をした。身内は、無限に遠くて絶対に切れない縁を持っているからそう ... 『うれし雨』

この雨は泣いてる雨なんかじゃない
きっとうれし雨なんだ
そうじゃなきゃいけないんだ


『何でも無い一日』

ただひざを抱えて
外を眺めていた
少し肌寒いのは
...
婆シャツを干す、午前二時。
オッパッピーの真の意味を考えながら、秋の気配に物憂げな淋しさと、

///

場所ごとに微妙に異なる重力を、
肌で感じながら。

///

すっぽんの生 ...
たいしたメッセージを持って僕が言葉を綴れば

誰かの心に響くかもしれない。でも

僕が1番知りたいのは

むしろ、何が届いたのか。

電話で寂しいと伝えたら、きっと

とんでもなく ...
淋しい山から海が見える 『ころがるわ。』

みんなには内緒やけどな
うち、好きなひとおんねん
そう言って笑う
なぁ、なんで僕に言うたん
僕ほんまは君の事好きやねんで?


『ちゃうねん、あの、ちゃうねん』
...
一生なんて一瞬だなんて

(りんごが落ちるみたいにひどい顔)

好きだって言ってくれたのに

(だけども今恋してた)

笑わないでよ

(りんごの匂いは血の味に似ている)

笑 ...
n ほのかに薫ってる。

いつからか、

いつまでか。

気が付いたら、微かに。

今、気付いたくらいに。

明日には、消えてるかもしれない。

ほのかな薫り。

火がつこうと ...
近頃あいつのことばかり思い出します。

あいつの顔

あいつの声

あいつの仕草

あいつの言ってたこと


全く違う二人だったので、

衝突ばかりしていましたが、

わ ...
蜘蛛の巣には

いくつもの欲望

仕掛けた消費に

そこにダイブ


先生と呼ばれて

足もとすくわれ

32階の部屋を

俺は選ぶだろう


蜘蛛の巣には

...
微熱のオブラートにくるまって
君の背に揺られているよ
あれは月をかじる猿だねぇ
バナナと間違えたんだねぇ ハハハ
のんきに雲を指して笑ったら
君は熱を出すと元気になるんだな と
あきれ声で ...
  中日友好35周年と人間友好記念日

この日何万人が両国で往来しているとか
日経全面豪華広告
スピーチ 宴会
北京王府井イベント
周恩来と田中角栄との握手の瞬間の温度
その歴史 ...
今日降った雨が
私を殺した
大人たちは
私から
すっかり夢を剥いでから
つまらない子だねと嘲笑う
雨が降っている
冷たい雨だ
私は何ももっていない
軒下に群がる猫の群れ
冷たい金の ...
もしも僕が、
盲目になってしまっても

きっと僕は
君を見つけることができるだろう。

君の優しい声を、覚えているから。


さらに僕が、
耳が聞こえなくなったとしても

きっ ...
夏を ほどいた
波が

少し
季節はずれの
サンダルのつま先を濡らす

ここに 影もないのに

わたしは 何を 期待しているのだろう

打ち寄せる 波のレースは
その度ごとに
...
自分の名前を忘れてしまった
お婆さんのお尻を
「よっこらせ」
と抱えながら
車内の椅子に乗せた後  

息子の嫁さんが 
「これ、ありがとうございました」 
と透けたビニール袋を手渡し ...
追われると 逃げるか冷める 恋心

ぎゅっとして 慰められるのは 男だけ

卒業式 嫌いな女に ビンタした

10代で 干物女の 最前線

センター街 行きかうギャル男に 殺意わく ...
胸に潜む
沈黙の種子よ

忘れえぬ時の傷みを孕み
切り立った断崖に木霊する
エクリチュールの犇き
伝えられなかった想い
その亡骸

堆積した土塊でできた
テラコッタ ...
私が生きている理由

この世に あなたがいるから
   立ちつくす
  出町デルタの亀の上

         右、高野川
左、賀茂川
ア・オ・ニ・サ・イ

『何かの野菜?』
そう尋ねる愛しい子、
優しい響きで答えてあげる

『君や僕の事だよ』
彼女は真意を理解していないけど、
気にもしない

『私達みたいな野菜の ...
うそは泥棒のはじまり
だったはずなのに
ひとは誰でもうそをつく

愛するが故のうそだからと
あのひとは
目も合さずにつぶやいた

その場しのぎのうそを重ねて

針千本の〜ま〜す
...
ほら みて
ふってるよ


あなたが言う

窓の外をみると
ぎゅ っとひざをかかえた雪 
みたいな雹が
こつこつと
じめんにおちてきた


なんだろうね これ

ひょう ...
涙なら
数え切れないくらい
いっぱい零して来てあげたじゃないの

みんな、あなたの為よ

探してたですって
隠れていた訳じゃないわ
ただ、少し疲れたのよ
ちょうどいい場所があったから ...
めっちゃ..

めっちゃ好き


めっちゃ好きだから



あンたと

ほんものの
恋がしたい
まばらな枯れ葉を飾った街路樹
細い枝先が交差して編んだような
小枝の投網にひっかかり
捕われてしまった晩秋の月


きっと月の頬には
網目の痕がついているだろう
憂鬱な月の溜め息が
...
あなたと
いつでも
たのしく
いれたら
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
最終回の今日は小川 葉自由詩307/9/30 7:32
いまどきのむむ自由詩407/9/30 4:57
腹を決める**分前影山影司未詩・独白107/9/30 3:22
銀月と糸電話プル式自由詩11*07/9/30 3:03
情景ひろっち未詩・独白3*07/9/30 2:36
運搬者短角牛自由詩207/9/30 1:59
壮年 八A-29俳句1*07/9/30 1:55
そんなんちゃうっちゅうねんプル式自由詩3*07/9/30 1:43
秋空にりんどうが咲いている自由詩3*07/9/30 1:31
_黒牛乳自由詩007/9/30 0:50
創書日和「淡々」狠志自由詩407/9/30 0:46
_黒牛乳自由詩007/9/30 0:41
32階の部屋吉岡ペペロ自由詩107/9/29 23:51
情けないこども深海とと子自由詩207/9/29 23:51
中日友好35周年と人間友好記念日里欣自由詩107/9/29 23:46
不眠症亜樹未詩・独白107/9/29 23:45
もしもamor自由詩007/9/29 22:53
秋を迎えられなくてLucy.M...自由詩207/9/29 22:43
味噌汁の絵 服部 剛自由詩207/9/29 22:27
低脳内2蒼依川柳107/9/29 22:27
沈黙の種子shu自由詩507/9/29 22:24
理由北大路京介自由詩7*07/9/29 22:17
平安ブルー 08短歌3*07/9/29 22:12
青二才酸素の枷自由詩1*07/9/29 21:52
うそ恋月 ぴの自由詩29*07/9/29 21:45
みず たまはな 自由詩11*07/9/29 21:26
臨界九鬼ゑ女自由詩007/9/29 21:04
・ほんもの・はち自由詩107/9/29 20:16
フルムーン・ラプソディー渡 ひろこ自由詩12*07/9/29 20:15
かしら文字。自由詩6*07/9/29 19:56

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加筆訂正:
犬の眼 /服部 剛[07/9/29 20:05]
2連目を推敲しました。 
5.62sec.