右 左

僕等は決して釣り合わないシーソーに乗っかり

不安定な律動の上で不安がりながら揺れ戯れる

一つには成れない自然のジレンマ,奪うことを肯定する人間のカルマ

軋む遊具の不協和 ...
糸が風に揺れるものだと知ったのは
窓辺に垂れ下がるブラインドの
二本の紐が揺れていたから
同じ所を出発点に垂れ下がり
似たような団子の頭を持つのに
決して同じ揺れ方はしなくて
走り出す足の ...
「人肌恋しくて、電話したの」

あなたは鼻で笑ったけど

口角を片側だけ上げて笑う

いつもの顔してるって わかってる

誰でもいいわけないじゃない

声聞きたくてさ ほんとに
...
  さっき呟いた「逢いたい」の意味は

        今すぐ会いに来て キスして抱いて
紛らわすために見逃した。だがすぐ寂しさに気がついた。
紫色の夜が駆け出す。文字は否応なしに同方向に顔を向け、背伸びしている。

膝先の夜を蹴っとばしたくなった。どうせ目撃者は星か水滴かなんかだ。 ...
Hey! A An!

 大江 Oh! Yeah!

  比叡 Yeah!

   御池 OK!

    鞍馬 クラクラ
憂鬱を枕にして寝ている
夢に出てくるのはいつも君で
左手に握ったピストルの銃口から涙が零れている
薔薇が其れを吸って育っている

違う朝が来てもきっと考えてしまうだろう

エレベーターの ...
ふわふわ雲の隙間から、
ほら、
痰汁が滲んでるよ。


渡り鳥の群れは、
澄んだ空気のなか、一羽一羽すかしっぺをする。
への輪番制だ。


まっかな朝日に、プルトニウム239を少々 ...
抑圧に耐えられず
飛び出した
自由にも耐えられず
世界の外側へ飛び出した
目も飛び出した
真っ暗闇で
はらわたも飛び出した
中身はからっぽだ!

もう何もしたくない
ああ、もう何も ...
心臓が俺に言う
速度のない世界を
蜃気楼かこれは
目に見えた風景は全て夜景
焼石に水
心からローリングストーン
落っこちた
メリーさんの羊
に乗って
目を瞑る
身は粒貝
全て停止 ...
ミキサーじゃないか まるでミキサーじゃないか
この世は俺の頭の中をかき回す
それでどんなジュースを作るんだ?
きっと体には良くないぜ いやもう体も心もどうしようもなく不健康
コーラよりもお茶が ...
電気が消えた中庭
ライトを運ぶシルエット
刷毛を握ってベニヤに汚い絵を殴り書き


f..f.f...flower!


花の絵を描く
勢いは乱雑


f..f.f...flo ...
何かが瀞むようです かみさまが 足あとを
のこすのは きまって
救いへの 導きだから 
すいません その道は
しばらく 使いません
本当は泣き虫なのに

泣けない君

無理して笑う君を

見ないようにした

弱い自分を見るようで

耐えられなかった

不器用なんて言い訳

弱い自分への言い訳なんだよ
...
風の船
己の全てを
一息に

膨らみゆく様
夢と似ていて
ほんの束の間、意識から手を離したら――――






ブラックアウト。






感覚が届く範囲を越えて掌から零れ堕ちていく。
あの日見た光景が光の速さで僕を擦り抜け ...
水でも風でもあるものの声
川の流れの先へと映り
海鳥の狩りに溶けこんでゆく


夕暮れも鉄もざわめいている
うすくのびた
草と道の汗
姿のない揺れと声


野の錆が鳴 ...
自由詩を書くに当たって一番初めに驚くことは自分の中の語彙の無さにだが、それ以上に驚く事がいくら思考を張り巡らせても今記すべき題材が見つからない事だ。これでも自分は趣味の範囲でだが創作活動にも手を出して ... だって
海の無い町だけれど
川は流れていくから

あたしを探して
どこにと迷ってしまったなら
灯台に登って
あたしを探して

へいき
ぜったい
いなくなったりしないから
坂道 こがねいろ ころがる
足音の環と季節は
付きながら 離れ流れて
そのくらいルーズに タイトに

輪郭を捉えた空は雲がさかさま写真
覆いかぶさった君の
ため息
はみ出した哀 ...
ここに在ったカタチ。

今は。

握りしめれば。

痛いこの手。
さし損ねた傘は
私を守ってはくれなくて
熱を奪われた身体は
小さく震えた。


赤い陽が怖くて
目を瞑った道に
足音は残らない
車輪の跡だけが
残っていた。


そして、戻らない
熱に
私は地団駄を踏 ...
話を聞いてくれて
ありがとう。
表情変えず 文句言わず
最後まで付き合ってくれて
ありがとう。

君に何度救われたことか。

君の笑みは 
私にとって最高の薬。
君のおかげで
私は頑張れるんだよ。
夢のように細い骨で
ぼくたちは生きてきたんだね




愛についてを乞うたのならば

骨と枯れても

幾千

幾憶


そこには声があった、と
想う

...
 ああ
 と
 言う声と共に私は口を噤んだ

 泣いて欲しいから
 彼らは逝ってしまうのではない
 笑って欲しいから
 彼らは逝くのではない

 何かを残したから
 逝けるのだ ...
今にも崩れ落ちそうな
{ルビ脆=もろ}いわたしの内側に 
いつまでも崩れずに立つ 
たったひとりの人がいる 
これは一体誰だろう 
僕の今いる部屋からは月は見れん

窓から乗り出して東を見ても黄色い奴はおらん

パソコン閉じて さあ帰ろうかなんて思うときに

そういえば最近 月を見てないなぁなんて

センチな発想し ...
           071005





壊れたカバンを修理する
汚い顔したオヤジさん
キモイ姉さんニッコリと
駱駝の背中でお休みだ

テレビの修理は明日だぜ
これから新宿 ...
歩いている
ふつうの
新聞見てる難しい顔で
ふつうの
真っ黒いおっさんや白いおっさん、
ハゲのおっさん、白髪交じりの、足の悪いおっさん、
画面を皆で見る、
自転車は走る、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
A PARK IN THE LIFE白川水自由詩107/10/6 2:20
白い紐木屋 亞万自由詩0*07/10/6 1:54
堂々巡りまりも未詩・独白2*07/10/6 1:03
逢いたい北大路京介自由詩6*07/10/6 0:34
道化と星Souko自由詩307/10/6 0:34
平安ブルー 13北大路京介短歌0*07/10/6 0:30
patriot000自由詩307/10/6 0:13
キリン未詩ひろっち未詩・独白1*07/10/6 0:07
若者は夢の中で死んだ狩心自由詩2*07/10/6 0:07
セパレート自由詩1*07/10/6 0:06
楽しい戦い新守山ダダマ自由詩5+07/10/5 23:59
f..f.f...flower!皆川朱鷺自由詩2*07/10/5 23:09
経験 五A-29俳句007/10/5 22:47
そろもん(罠の歌)みつべえ自由詩307/10/5 22:24
青いキミriebuu自由詩107/10/5 22:15
『balloon』しろいぬ短歌307/10/5 22:13
『ブラックアウト』東雲 李葉自由詩007/10/5 21:14
波応響軌木立 悟自由詩507/10/5 20:11
独白風見鶏未詩・独白107/10/5 20:08
水平線瑠音携帯写真+...307/10/5 19:55
心成しに、季節と唐草フウ自由詩7*07/10/5 19:24
想撮空間「カタチ、二つ。」狠志携帯写真+...107/10/5 19:21
溢れた雫。ala自由詩407/10/5 19:17
君のおかげRinka携帯写真+...707/10/5 18:55
ぼくのかなしみが骨に似ていてもわら自由詩36*07/10/5 18:42
doon自由詩107/10/5 18:22
( 無題 ) 服部 剛自由詩3*07/10/5 18:00
今夜は月がでてるのか短角牛自由詩5*07/10/5 17:52
沸騰人間あおば自由詩3*07/10/5 17:49
ふつうのおっさんヨルノテガム自由詩6*07/10/5 17:20

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