ささくれた指先
押し当てた唇から
滲むのは
深まった傷の痛みと
濡れた痺れ

説明書の
但し書きには
何の注意も
されていなかったから
僕には
僕の考えの及ぶ範囲
でしか
走 ...
潜り込めこの家に
この家に潜り込め

何故かって


遺伝子の記憶
羊水の細波、
原初の叫び
意識の拡張。




潜り潜り潜り潜り込め
この家に。

何故かって、
...
甘い想いを、
歪んだ言葉で


哀しく優しく、
激しい、そお



バディ・ホリーにお願い、を。
泣き虫にならないように、



世界の涯で

笑顔にナレマスように。
...
便器の水面に浮かぶ吸殻が
ジブラルタルを指している

生きる事は苦しむ事だと教えられた
人に生まれて幸福なのだと教えられた
善い事を重ねれば
来世も人として生まれると教えられた
でも何処 ...
自分こそが
世界の中心だと
思っていた あの頃
それを否定したのは
たぶん
自分だったよ


間違いじゃなかった と
気付いたのも
ぼくだったから
「セックスが大の苦手」
これは僕が知るある無名音楽家の言葉だ
彼によればセックスは
・ 汚い
・ 面倒臭い

でも
 オカマのリンダちゃん、この年になって女性が気になり始めた。
 とは ...
欲望の鉛を引き摺りながら
知の砂漠を横断する革命家に
思想の雨が降る

右手には弁証法
左手には力への意志

瞳に映る世界は空虚で
輪郭のぼやけた風景は
ただ後ろに流れていく

...
言葉を紡ぐ並べて消える
雑巾絞りにも似た一連の動作で電波をゆんゆん発生させる
コーヒーギフトはAGF
貴方のポリスはCIA
見たこと無いけど連れて行く
足並み揃えてラッパ吹く
そうさ、僕ら ...
『箱に入れました』
 それは

『箱に入れました』
 それは何故か

『思ったよりは軽いんです』
 犬でも猫でもないから

『生きているのか解りません』
 時計の音もないっぽい
...
 
ピッチャーの投げたボールが
輪郭をあやふやにして
雲の形になり

やがてひつじになって
待ち侘びていたバッターと
いっしょに頁から退場していく

指が擦り切れるまでめくり続け
...
なんにでも 
祈るのが癖だった
タンスの模様や 道端の石ころ
毎日
自分だけのかみさまに

      ******

壁には
サンリオのキャラクターが貼られている
小 ...
私は眼鏡をかけてよく負ける、無重力を味わうかのように。
鳩尾に鈍痛が走るように、断腸のように、そのように。私の泣かない場所が、
糸巻貝のなかで爪を噛んで噛んでいる。私という肉はすぐに罅割れ、れ ...
川の終わる場所で
雨が止むときの風が吹く
旅が終わろうとしている
ちょっと長めの草を引き抜いて
ひらひらと振り回しながら
流れの方向に土手を歩いて
遠い雷鳴にも耳を澄ませる
波は流れ出よ ...
痩せてた、虫歯、朝濁る、過剰摂取で、夢も毒
that's of memory
何処に保存しようか、
足らない毛布を奪って、安堵為た夜

moon is simple.
遠い程美しく、
m ...
悔し涙ほど純粋で美しい涙はないと思っています

悔し涙ほど人に感動を与える涙はないと思っています

熱のこもったキラキラ光るその涙を垂れ流すほど無駄なことはないと思っています
雨夜ノ晩
弱虫ナ狼ハ悲シミヲ月姫ニ詩フ
シトシトト、シトシトト

幾夜ヲ経テモ止マヌ雨
時々、弱キ雨音ノ彼方ニ見エル月姫ハ
教会ノステンドガラスノ様ニ
弱虫ナ狼ノ眼ヲ七色ノ六角デ覆フ
...
「戦争反対!」

「平和を祈ろう!」

「愛で地球を救おう!」

…満足ですか?

東京タワーが爆発しても
同じことが言えますか?

だって皆が同じ気持ちなら
誰も争いを望んで ...
小さな箱の底に僕はいるよ
産まれてきたのに
キミは要らないと言って
冷たい底に僕を置いて
軽く頭を撫でて
遠くへ行ってしまったんだ

どうしてかな
僕は知らない世界に独り
聞いた事に ...
鍛治町二丁目金具屋の よごさ入ったみぢで
真っ黄色の針達磨さなって 呻いでらネゴごど見だじゃ
あだっちゃんだが何だが わんつかウロウロしてらばして
せづねせづねて鳴いではっけでらじゃ

 「 ...
やりたいことが10あって

始めたのなら、

終えるときには、

やり残したことが

20ある



そんなふうに

世界はできていて

そんなふ ...
あなたは誰ですか

わたしとは価値観のちがうあなた

わたしは誰ですか

あなたとは価値観のちがうわたし

わたしを決めるのは

あなたをふくめた誰か

あなたを決めるのは
...
おとなはみんなこまった
あるいは
憐れむ目をしている

幼さは無垢である
無垢は無罪ではない
うつくしいことばを
どれだけならべても
乾燥しきった
血色のない唇から
つたう おとの ...
遠くの空からやってきたものが
通り過ぎていったから
私の体は水を含んでしまった
かさを閉じて空をみあげる
灰色のくもが笑いながらうたっている

ついてくる雨音が聞こえる
歩いても歩いても ...
黒い道路を
雨が流れて
激しい雨が
夜を始めて
光が映って
楕円に歪で


激しい
雨が
降って


鍵盤を

両手で

駄目な

両手で

ちぎれ

...
  雨に滲んだ九月の京都が
  空から町へ静かにふりそそぎ
  初めての懐かしさが
  消えそうな時を満たしてゆく
  この匂いは何処でも同じ
  この思いは今ここにだけ
  雨に ...
             071027



インフルエンザの大人達
子供の顔して震えだし
大人の顔して入院して
子供の領分荒らします
パラパラ漫画を読み下し
笑い出したら良く ...
白猫を倒しつ腹に顔うずめ息をかけしが足蹴にあひぬ パラパラ漫画の
途中のひとこまが足りなくて
ぎこちない様子は
まるでぼくの人生のようだ
足りない日記の一ページのことは
思い出せないけれども
思い出せないふりをしているだけで
ほんとうは ...
悲しいくらいに青い青に泣きそうになった
忘れられた様な鉄道の線路
遠くまで見えるその先に浮かぶ海
空とと混ざり合った青は
果てし無い奥行き
永遠に届かない青
深くつくため息
心をえぐるような予感
君からの言葉が出る瞬間に耐えられなくて
煙草に火をつける

尽くした恋だったかもしれない
全くの他人がこんなにも親しくなるなんて
そんな奇跡に酔って ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
われもの注意自由詩107/10/27 18:16
飛行の内側やまぐちふぢ...自由詩707/10/27 18:10
Sweet Melody&bluesky.自由詩507/10/27 18:00
ハードロックカフェで虹村 凌自由詩6*07/10/27 16:56
中心ねお自由詩1*07/10/27 16:30
セックスが大の苦手A-29自由詩0*07/10/27 16:12
宇宙自由詩2*07/10/27 15:17
電波ゆんゆんカラフルぱぅわー☆風見鶏自由詩107/10/27 15:07
子供を捨てるフクロネヅミ未詩・独白107/10/27 14:35
パラパラ漫画たもつ自由詩12+07/10/27 14:14
無題自由詩3*07/10/27 13:57
私、散るはらだまさる自由詩12*07/10/27 12:35
河口たりぽん(大...自由詩10*07/10/27 12:04
no way lonly.自由詩0*07/10/27 11:41
美しい涙cass自由詩1*07/10/27 10:46
続・月姫ト弱虫ナ狼山田隆自由詩207/10/27 10:10
アンチ・アンチ・ウォー1486 1...自由詩2*07/10/27 7:10
いらない子AKiHiC...自由詩307/10/27 7:04
いぎあだりばつたりほんずなし人間自由詩007/10/27 5:35
僕がダビデで君が溜め息メメズワイ自由詩107/10/27 4:15
わたし∞短角牛自由詩007/10/27 4:11
彼岸の雪フユキヱリカ自由詩11*07/10/27 3:01
秋雨白昼夢自由詩2*07/10/27 2:40
水町綜助自由詩1807/10/27 2:05
雨・九月の京都・鏡の駅草野春心自由詩107/10/27 1:01
パラパラ漫画あおば自由詩3*07/10/27 0:38
影 五A-29短歌3*07/10/27 0:36
パラパラ漫画小川 葉自由詩707/10/27 0:25
プル式自由詩9*07/10/27 0:21
リセットできない山崎 風雅自由詩107/10/27 0:03

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