どんな町にお{ルビ囃子=はやし}が鳴り響いて
どんな町で葬列が連なってんのさ
僕は家へ帰る
青と黄色と黄緑のガラス窓が
なにかしらハンマーで叩き割られて
キリキリ、と
破片が落ちてゆく床に ...
 かえってしまった

温めることは出来ないと思う
キスも
もたれかかることも

ただ、匂いだけは忘れないし
変わらずにあるのだと思う





側にいること、
今夜が一番 ...
   いさり火の あかく燃えたつ 秋の暮れ



いっぴきの蜘蛛は、
自分の領分をわきまえて
一心に一糸の糸を張りめぐらす。
それはそれは正確で絶妙に

果して、
わたしはどう ...
えーさっきはごめんね。。。
イライラしたのよ。
あなたはずっとしてるみたいやけど。。

どうして病気になっちゃったんだろうね。。。
家族みんなが思ってるよ。

どうやったら治るんだろうね ...
ヘイ山手線
お前ぐるぐる回ってねーでよ
たまには何か言葉を吐いてみたらどうだい?
俺、お前見てるといたたまれねーんだよ
日常に追われてさ、本当に言いたいことも言えなくなるような
そんな生活は ...
川上から
くちびるも切れないような
と、いう言葉が流れてきて
あわてて口角をぬぐう

せっかく飲んだ酒を
鴨川に吐き捨て
突っ込んだ手が、宙ぶらりん
いびつな弧を描いて
よどんだ虹が ...
知らなければよかったのに黒髪を愛でる手すがり埼京線に


一時間半待たされたコンビニで君にくちづけ投げつけてやる


石段に足掛け君は仁王の前 ほどけた靴紐かた結びして


もう結ば ...
しとしと




懐かしい匂い
土が雨と
僕は君と
温かい時間


しとしと




雨が好きな君と
太陽が好きな僕
でこぼこの方が平らより相性がいいん ...
書いて挙げては消し
書いて挙げては消し

結局

悩んで
挙げて

後悔

書かなきゃ良かった
挙げなきゃ良かった

気持
裏腹
現実

「ただのフィクションよ」
...
わたくし色の雪の結晶が

泣いてるあの子の

てのひらに

ひらりら らりら

落ちて 

消えたよ
きみの髪の毛のいただき

ため息をこぼす

まだ間に合った

あかるく鈍感に

きみを離すこともできた
剥ぎ取られ
た天使の笑顔と、分割された、

髑髏の気持の行方は。



飽きるほどコピー
され、スキャンされたマリア様と

の絆、

老いた初期衝動。


それは、
き ...
ねぇ 
ねぇ 
ねぇ… ? 
 
 終わったよ 
               終わった
     始まったよ
            始まった  
 終わったよ      始まった
...
君という存在で、僕は成り立っていた。

僕という存在は、君が居なくちゃ成り立たない。

だけど、そのはずなんだけど。

君という存在は、もう僕の中から消えてった。

最初からなかったか ...
   1

真っ直ぐな群衆の視線のような泉が、
滾々と湧き出している、
清流を跨いで、
わたしの耳のなかに見える橋は、精悍なひかりの起伏を、
静かなオルゴールのように流れた。
橋はひとつ ...
  曇る窓の先は雨
  バスの湿り気に汗ばむ
  ポケットのハンカチ
  フロントガラスをぬぐうワイパーの往復が
  息苦しさをリズムにのせようとする

雨の降るしくみは
学校で教わった ...
別れてから半年近くすぎた頃

ふと机の上に目をやると

僕が知らない間に書かれてた

あいつの誕生日
                        1. 雨

そういえば一度も
バケツをひっくり返したことなんて
なかったと思う
ああ
冷蔵庫を窓から投げ捨てた
ことがあった
そんな雨が ...
ほそい針金を曲げて
涼やかな羽のかたち

今までに
誰かをおとしいれた数の分だけ
硬質な円さを捻り切って
ひたすらに鎖を作ってゆく

今までに
誰かに嘘をついた記憶の数だけ

...
誰も居ない街、ひとりきりで。
闇に呑まれる影を見ている。
冷たい瓦礫の底に埋もれて、
太陽は今日もどこかに沈んでゆく。

閉じれぬ目蓋は孤影を映す。
絡まるような細い糸を、かわし ...
君は 跳んでく 月の向こう側
僕は 見上げる 届かぬ星を
歌を忘れて迷い込んだ
音のない森 僕はひとりで
うやむやな影した 木々は眠って
湖に映る 三日月は 君の影を映さない
...
巡り合った
ばかりで恋する人に逢う
約束をしたけれど
それから 
まだ逢えてはいない
恋する人からは
祈りをもらって
そんな小さな
祈りの中に
まもなく
沈黙する
夜は始まる
...
宝くじ
 当てたぐらいじゃ建てれぬか


   馬鹿か 浪漫か   夢、青閣寺
君の死が、愛しいモノであるように

僕の生は汚されず、君の孤高にふさわしく

世界の、世界のほんの片隅で

小声でささやく歌のよな

スラムの路地で、汚れた子供が歌うよな

限りあ ...
ぼくはやくそくをやぶってはしった
うそつきのきみのまちへ
いきがきれるほどに

さめないでよ
ねつ
ぼくはかぜになるんだ
さめないでよ
ゆめ
ぼくはヒーローになるのさ

きん ...
不思議なことは

突然やってくる

フラミンゴのかたまり

うすももオレンジのかたまり



ぼくの

寝ているのを

上から覗きこみ

横たわっている

ぼくは ...
「あっ!!あんなところに、大好きな君を発見!!」

どんなに人混みの中にいても…

どんなに暗闇の中にいても…

君だけは、すぐに見つけられるんだぁ


[君を見つけること]
これ ...
あたしはずっと
小さな森に閉じこもって
鳥の囀りと風の音に守られて
一人で立っていると思い込んでいた

それは今も変わらない

外の世界に心底憧れているのに
進んで外の空気に触れようと ...
日々は降り積もるものだって、
季節は深まっていくものだって、
誰かに言って欲しいけど、誰も黙ったままなので、
もう。
言葉は初め驚きに満ちていたって、
時間は冷えていくんだって、
ねえ。
...
聖なるかな

聖なるかな




この世を地獄と見極めて

この世の苦しみを解き明かさんと

苦しみの中に向かってゆく者は












聖な ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
大通りに、投げる水町綜助自由詩15*07/10/1 8:12
フクロネヅミ自由詩5*07/10/1 7:34
曼珠沙華こしごえ自由詩14*07/10/1 6:42
妹よraira自由詩107/10/1 5:03
無題新守山ダダマ自由詩107/10/1 4:58
うたかたしゅう自由詩407/10/1 4:46
飯山観音町田アキラ短歌1*07/10/1 4:23
雨降れば真夏日自由詩007/10/1 4:06
ただのフィクションライチ自由詩3*07/10/1 4:05
雪んこ池中茉莉花自由詩5*07/10/1 3:53
フリーダム吉岡ペペロ自由詩007/10/1 3:35
cue.やまぐちふぢ...自由詩907/10/1 2:42
エクリプス白川水自由詩107/10/1 1:28
在った。狠志自由詩107/10/1 1:18
花について三つの断章前田ふむふむ自由詩25*07/10/1 1:10
路線バス(系統21番)たりぽん(大...自由詩1007/10/1 1:07
あのバカむむ自由詩007/10/1 1:02
アンテ未詩・独白8*07/10/1 0:29
ハリガネのテンシUtakat...自由詩007/10/1 0:11
『深海魚』東雲 李葉自由詩2*07/10/1 0:04
『夜想曲』自由詩2*07/9/30 23:56
沈黙する夜の始まりにはりゅうのあく...自由詩5*07/9/30 23:47
平安ブルー 09北大路京介短歌6*07/9/30 23:41
君の死自由詩207/9/30 23:37
かぜのゆめゆうと自由詩2*07/9/30 23:15
夢1 〜見つめあうぼくとフラミンゴ〜れんげ自由詩007/9/30 22:51
僕の特技amor自由詩007/9/30 22:18
アウト・サイドまりも自由詩2*07/9/30 22:11
冷えていくrabbit...自由詩407/9/30 21:45
せいなるかな相良ゆう自由詩1*07/9/30 21:38

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加筆訂正:
夏の望遠鏡/たりぽん(大理 奔)[07/9/30 23:58]
最終連をちょっと推敲しました
その後/まりも[07/9/30 23:30]
少し変更しました。
つながり/まりも[07/9/30 23:24]
大幅に削除訂正・自由詩に投稿先変更
5.88sec.