散歩しようよ夕暮れの街を
改札を出たら
何時もとは逆の
左の商店街へ
教会の前を通って
遊具の無い公園に着いたら
名前も知らない煙草に火をつけよう

ピンクダークの空が

ねぇ
...
なんでこんなんだろう

自分が自分じゃなくて
時間なんてすぐに過ぎてゆくのに
こんなにも穏やかすぎて

次こそは耐えられないかもしれない

負けられない

無理をして ...
もっと
もっと
もっとたかく


青々とした世界は
広がっているはず

どこにいるんだろう

もっと
もっと
もっとちかく


赤々とした感覚も
永 ...
「い、イナゴ」
「ご、五右衛門風呂」
「ろ、六甲おろし」
「し、衝撃波」
「は、はなふだ」
「だ、だ」
「だ」
「大好き」
「き、キスする?」
「なぁ」
「ん?」
「あの夜みたい ...
ジョビジョバ ジョビジョバ
こぼれ落ちてゆく
ふたつに割れた夕陽から
大切な何かが
ジョビジョバ ジョビジョバ
シンクに沈んだスペアキーが
物言いたげに冷たく鈍い目を向ける

またやっ ...
明日が
世界の終わりだといいな

なにもかも

誰もがいなくなる

ううん
やっぱり
いなくなるのは
わたしだけでいいかな

終わりの日は
もうすぐそこに
ある気がしてるの ...
自転車で緩やかな一本坂を登る
足に力を込めてペダルをもう一漕ぎ、
一瞬 僕は世界のてっぺんに立つ
さらさらとした陽のひかりが、
或いは僕の腰に手を回す君の、
長い栗色の髪を、彩る

...
心から重荷を取り除けない 
無気力な秋の日 
よい本を探しに本屋へ歩く 

背後の空から 
何者かが舞い降り 
わたしの髪にのったので 
{ルビ咄嗟=とっさ}に手を出し振り払う 

...
つらつらつらと
したためるように降りますので
真夜中、
ふとんの中より失礼して、私は両の耳で静かに拝見いたしました

お手紙は
窓や庭の木木いっぱいに長々と書かれてありますようで
これは ...
季節を彩る緋色の落葉も
秋風に揺れる山吹色の木も
くすんだ藍色のテーブルクロスも
この目には映らない

愛は死んだの
貴方が去った日

曲がり角にある鳶色の家も
しんし ...
君の言った言葉が
二年越しに理解出来たよ
こんな出来そこないの
情けない俺を
許しておくれ

君に貰った時計が
十二時を指す度に
思い出すんだ
俺の黄金期は
去ってしまったと

...
また一つ 秋が深まった
日々 透明な大気が 澄んで

また 今日の思い出は彼方へ
遠く 降り積もるのですね

桜の葉は 紅葉しているのでしょうか
あの 岡へ 登らなくては
人気のない
...
精神病院に
ずっと閉じ込められていると

雨にうたれたい
日の光を浴びたい
霧の中を歩きたい

足の裏で
土の感触をたしかめたい

なんて贅沢な時間だったんだろう

自由って
...
朝になれば
上がるのかな
重たい雨

逃げそびれた
隙間もなく
降ちる滴


幾ら追い掛けたって
陽は沈んでいくんだ
濡れた羽根広げたって
昼は離れていくんだ


夜と同 ...
だんだんと 昼陽の短くなって
朝な 夕に かじかむ手
はぁ って 息かけるんだけど
なんだか やっぱり 冬が来るんだなぁって
お寒いのは お好き?

お日さまも昇れば 暖かな部屋
少 ...
ゲンザイツカワレテオリマセン。


無機質なボイス


わたしとキミの
距離が聴こえたようで


泣くより

笑えてきた。



前からわかっていたの


...
あの高い木のてっぺんにいるのは
多分ぼくだ
ぼくの知らないぼくだ

忘れていたのかもしれない
ぼくがすっかり忘れていたぼくなのだ
だから懐かしい

ぼくは手を振った
だがそいつは
...
君が 僕の存在を否定する理由は
嫉妬か独占欲か

彼女と僕の出会いを否定する君は

彼女と僕の関係を否定する君は


彼女が

君と出会った時に流した涙を知っているか



...
「待っててね」
って、そう言われたあたしは

・・・待ってるわ
心の中でそう答えながら
じっと長いこと此処で佇んでいた

何処から現れたのか
黒猫がね
足元に擦り擦りしながら
あた ...
あまりに完璧なうんこは美しい
尖がった頂点や方向性も全く無く、水に落ちて飛び跳ねる気配も無い
その場にどっしりと構えた勇姿
女性の曲線美を彷彿とさせる丸みに、ほかほかの肉まんのような湯気
外見 ...
失恋、をしなくちゃいけないんだ。

こんなことに今更気付いたよ。

ちゃんと恋を失なわなきゃいけないんだ。

だから、他の誰のことも好きになれないんだ。


あなたを失うだけじゃ、
...
大塚駅北口の商店街は薄汚れていて風切って歩くチンピラが絶え間なく行ったり来たりしていて、角のゲーセンの二階の奥の、使い古された脱衣マージャンに相変わらず俺は百円玉を山積みにしてる。もう何度裸にしたか分 ... あの人はこの土砂降りが好きだろうか
あの人はこの土砂降りを聴いているだろうか
シーツをハサミで切り裂く間から
小さなカステイラがこぼれる
土砂降りの中では会話など要らないんだと思う
土砂 ...
あんなこといいな
できたらいいな

ずっと思ってたの
ドラえもんが来て
ダメダメな僕を四次元ポケットで助けてくれたらって

明日のテストだって
嫌なあいつだって
大好きなあの子だって ...
秋晴れに
人に求めしカットソー
ふわりとかぶり雲と交わる

顔を上げる 上着の裾がふくらんで
脚から髪まで揺らす風の音

体のびて 力が抜けて 夜も更けて
彼岸の君に会いに行く 今
『海の中で時計は止まる』

そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう


『羊が手を振る』

...
木々の葉も色付きはじめ
日が落ちるのも早くなり
少し肌寒くなったのを感じ
またこの季節がきたんだな、としみじみ感じた

あの頃の私はまだいろんなことが下手くそで
すべてに手一杯といった感じ ...
はじめの一歩を踏み出すためには
その一歩を踏み出すための一歩が必要で

私にはそれに当たるものがないことに 気づいてしまったんだ
そんなときに 秋風が背中を冷たく押したりするものだから
私は ...
レモン油にうたれ
泳ぎぬける頬白鮫
少年とケンカした後のように
胸の痛みを背で弾く

時には表情をくずせばいい
恥ずかしい格好で
私が下から足でこづいてあげる

知らない 
    ...
世界には自分とおんなじ顔の人が三人いるらしい
こいつらはおんなじ顔だから見つけやすいのだが
世界に放たれた俺の分身達は顔が違うぶん見つけにくい
遺伝子がおんなじのクローンであるはずの分身達は
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ピンクダーク虹村 凌自由詩3*07/10/5 15:23
桐野晴未詩・独白307/10/5 15:23
自由詩0+07/10/5 15:21
ヌーク虹村 凌自由詩1*07/10/5 15:15
ジョビジョバ自由詩0*07/10/5 15:09
終わりの日風音自由詩2*07/10/5 15:04
自転車と彼女緋維自由詩107/10/5 14:40
虫の信号  服部 剛自由詩207/10/5 14:38
雨つづりフクロネヅミ未詩・独白15*07/10/5 12:01
無色1486 1...自由詩3*07/10/5 11:38
歩くkei99自由詩107/10/5 10:24
また 一つ 秋が深まるアハウ自由詩207/10/5 9:47
雨に風音自由詩3*07/10/5 9:03
『夜鴉』しろいぬ自由詩0*07/10/5 8:58
お寒いのは お好き? ひより自由詩5*07/10/5 7:58
移住惑星。Sa;自由詩207/10/5 7:16
木の物語yo-yo自由詩6*07/10/5 6:54
見知らぬ君へ水口わする自由詩107/10/5 6:46
—時間の扉—九鬼ゑ女自由詩107/10/5 4:49
完璧なうんこ狩心自由詩7*07/10/5 3:18
失愛。狠志自由詩107/10/5 3:16
マグダラrabbit...自由詩8*07/10/5 2:19
土砂降りたけ いたけ自由詩107/10/5 2:11
ドラえもん七生自由詩007/10/5 2:08
秋三首宮市菜央短歌5*07/10/5 0:44
宵闇気取りでコンニチハプル式自由詩12*07/10/5 0:43
秋が来る優羽自由詩2*07/10/5 0:42
一歩の前の一歩楠木理沙自由詩207/10/5 0:31
海の少女 Here she comes木葉 揺自由詩6*07/10/4 23:50
ドッペる木屋 亞万自由詩0*07/10/4 23:49

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