あせる気持ち抑え
自転車 降りて坂道
恋し夕の空に
秋のはじまりを見る
はじまったか
つまり終りだ
ぼくは今年も
この感じが嫌いで
冷えた空気は大人の感触
暑く 夢中 ...
駄目よ!!
気軽に触れないで!!
化学反応起こしたら
素直にリトマス試験紙が
見る見るうちに染まってく
さっさと背を向け離れましょ
爆発しても知らないわ
さっ ...
ドアを開くと 光
強烈な光
だけど目は閉じてはいけない
この眩しさが
ぼくの望んだ光度だから
開け続けた
明るさに慣れた
そしてぼくは
まばたきを忘れた
つまり ひとりの暗さを
淡い月を
蛍のは ...
夜の世界で 光
猫背の君はただひとり
ぽつんと
照らす場所は小さいけど
遠くで誰かが
君を見てる
君を美しいと思う
なぜか切なくなる
ぼくも猫背だよ
削ぎ落とす
等価交換
犠牲の羊
人一人
散らず成る業
一つきり
鋭(えい)は折れ
鈍(どん)は物事
貫けず
針と糸
時代を築く
二極の人種
...
もはや何にも感じませぬ
他人が何を言つたつて
まるで水を飲んでいるやうです
そのくせ気分は沈んでいて
むつと口を結んだまま
全てを見て見ぬふりばかり
少しばかりの優越感と
溢れんば ...
微笑むことを覚えた君の
行く先に、私はいますか
その瞳が
礫(つぶて)を落とす度に
私が泣き声をあげることを
君はきっと、知らない
鼓動が早まる度
消えることを望む私の ...
うさぎが毎日ついてるお餅
食べてみたいな
きっと
ふんわりやわやわで
ほんのりあったかくて
やわらかな光を湛えてるのかも
だって
あんなに毎日
うさぎがついてるんだもの
バスがでようとしている
うしろすがたを
ささげて
僕は
残されて
今年もまた
気づいている
光まばゆくとも
秋のにおい
幼い秋の朝の
つめたさ
かぎられたあいだの ...
背骨のひとつひとつが
はっきりと「かなしい」と言っていた
自転車の上は 夜
星の流れる音は多分
ゆっくりと漕ぐ車輪の音に似ていた
あの夜に
22年と半年生きたことで
とても重 ...
見上げた秋の夜空に昇る
丸い月の下を
千切れ雲は{ルビ掠=かす}めゆく
光に浸した綿の身を
何処かへ届けるように
月明かりに照らされた
十字路に立ち止まり
マンホー ...
手にして
きづく。
それは
現実ではなく
わたしの
理想でした。
私よりも
綺麗で
頭の良い人に
好きって言われたら
どうするんだろう
...
ここではまるで反転したかのように
辺りは真っ暗で影だけが白い
「言葉」という絵の具を
ぼくたちの真白い影に落として遊ぶ
「あい」は心臓になり
「くう」は胃になり
「ほしい」は ...
お願いします
あたしは広く 果てしない
誰も存在しない
広い広い場所にいきたいです
あたしの視界に広がるものは
あたしをとじこめようとします
ぎゅうぎゅう
つぶ ...
雪の白が黒の赤に染まり
歩きながら時の狭間の果てなき無限の虚しさに
暗い過去の志染を思い知り、残酷なる欲望
永世の理性無き世界永遠たる傲慢な民主、明日が分裂して核を発散。
{ルビ八咫烏=やたがらす} 鞠の神社に引き連れて
{ルビ金糸雀=カナリア}に勝つ想い高める
約束は小瓶に詰められる
果たされた約束は蓋が開かれ
光が零れ落ち
私の周りを包み込む
約束は小瓶に詰められる
果たされない約束は
いつまでも閉じたまま
私の周りを浮遊する
生ま ...
今宵は満月
紫色の暗闇に金色の球体が浮かび上がる神秘的な夜
幼子がバニラエッセンスの夢を見る頃
寝付けない若者達はロックのリズムで大はしゃぎ
新婚夫婦がおやすみのキスをする頃
ス ...
美しい黒髪に、白い肌、大きな目
あの娘は綺麗
だけど、首にキスマークがあるのが汚い
きっと汚い男が残した
薄紫色のキスマーク
あの娘は、笑顔になる余裕があるのが許せない
...
エブリデイ Hightになって
キーボード ころがり落ちる
All night long デミニッシュの不協和音
...
何かがちょっとおかしい
あなたも
わたしも
穴の開いたバケツで水を汲んでるみたい
すくってもすくっても満たされないの
何かがちょっとおかしい
あなたも
わたしも
「私のこと好き?」
「別に…嫌いじゃない」
照れ屋な俺の精一杯の愛の言葉
お前に優しく伝わってくれればいいんだけど
椿の花が首折り零れ 足踏みしていた夜が 膝を抱え込むように小さく、小さくうずくまって いつの間にか シャボンのように消えたので 蛇口を捻って顔を洗い、手に掬った冷たい水を飲んでから、一万、四千二百、十 ...
沈黙を背負って
靴底でぎしぎしと踏みしめる
切迫する、向こう側の山脈
中腹をトラバースして呼吸を整える
眼下に河はながれ
山頂にだけそれがある
空が燃えた、瞳が赤、涙
キリンは夏の数え歌、オレンジ
白いドアが砂漠に夢を撒き散らす、虹、雨上がり
水溜まりに写った未来に見とれた君がたまに見せるその表情
俺は死んでもいい
口の中に残るねっ ...
瓶に鉢にポトスは生を渡しけり窓に風なき秋の{ルビ朝=あした}の
昨日
隣の席の
あの子の夢を見た
今日
同じ部活の
あの先輩の夢を見た
明日
大好きな
君の夢を見たい
蝉の声
花火とともに
消える声
僕の涙がいつか
暗闇を突き抜けて
光へと届いたなら
未来が顔を出す
君の涙がいつか
深海へたどり着き
宝石に変わったなら
それは過去になる
こんなにも悲しい世界 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕
青の詩人
自由詩
0
07/9/28 0:03
実験道具
梓ゆい
自由詩
2
07/9/27 23:55
明順応
青の詩人
携帯写真+...
1+*
07/9/27 23:55
猫背
〃
携帯写真+...
1*
07/9/27 23:46
『sharpness』
しろいぬ
川柳
0
07/9/27 23:34
_
黒牛乳
自由詩
2
07/9/27 23:21
手紙
山中 烏流
自由詩
2
07/9/27 23:11
お月さまのお餅
風音
未詩・独白
1*
07/9/27 22:23
幼い秋の朝の
美砂
未詩・独白
3*
07/9/27 22:22
色のない自転車
hhhma
自由詩
2
07/9/27 22:10
月夜ノ呼声
服部 剛
自由詩
3*
07/9/27 22:04
リアル
Sa;
自由詩
2
07/9/27 22:00
worry
北大路京介
自由詩
3*
07/9/27 21:46
お絵かき
shu
自由詩
3
07/9/27 21:27
ダミー世界
赤澤るろる
自由詩
1
07/9/27 20:46
自動筆記
白川水
未詩・独白
0
07/9/27 20:25
平安ブルー 07
北大路京介
短歌
2*
07/9/27 20:11
瓶詰めの約束
七生
自由詩
1
07/9/27 20:10
満月
レッドラム
自由詩
3*
07/9/27 20:10
キスマーク3
壺内モモ子
自由詩
2
07/9/27 20:00
楽典ラプソディー
渡 ひろこ
自由詩
5*
07/9/27 19:46
Different
umi
自由詩
4
07/9/27 19:33
俺の愛の言葉
fuji
自由詩
4
07/9/27 19:01
花瓶の底、龍の眼(改稿)
はらだまさる
自由詩
4*
07/9/27 18:59
魯#5
〃
未詩・独白
4*
07/9/27 18:56
_
黒牛乳
自由詩
3
07/9/27 18:51
蔓と葉
A-29
短歌
2*
07/9/27 18:36
夢の中で
amor
自由詩
3*
07/9/27 17:54
蝉の声
でんぼ
川柳
0
07/9/27 17:36
アースライト・アースナイト
1486 1...
自由詩
6*
07/9/27 17:25
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
5271
5272
5273
5274
5275
5276
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
加筆訂正:
楽典ラプソディー
/
渡 ひろこ
[07/9/28 0:00]
少々訂正しました
散文詩
/
はらだまさる
[07/9/27 18:48]
若干修正。
6.43sec.