はじめて泣いたのは
誰ですか
僕ですか
あなたですか
宇宙ではじめての涙を
空間の住人たちが
移り変わるのを見たひとよ
ねぇ、シャンプーってどれ
ぼ ...
楽しそうに微笑むね
嬉しそうに笑うね
優しい顔で悩むんだね
キレイな顔で泣くんだね
丁寧にカレーを食べるんだね
熱くなさそうにコーヒーを飲むんだね
先週挑戦して失敗したカルボナーラ作り ...
お前なんか死んでしまえ!
『死にたい』と言っている時のお前だけ死んでしまえ!
『生きたい』と願っている時のお前まで道連れにするなんて許さない!
ついさっきそこにいたのに
今ここにいた
瞬きの瞬間
別の世界に紛れ込んでしまう気がして
ジッと目を開け我慢した
三分と持たなかったが
おかげで俺はここにいる
空は ...
戻れない時間に眼をこらして
お前は明日への抜け道を探そうとしてる
新しい場所へ踏み出す勇気が無いんだろう
明日がいつかの焼き直しみたいになっちまうのは
紛れも無いお前自身のせいさ
...
夕映えを湛えた水面は
紅葉の最後に火照り
林に、ひっそりと隠れて
雲場池
湧き水の注ぐ豊かは
常に清冽を極め
水鳥の、
その羽根の下にある深さを忘れさせる
黄色や褐色の ...
細胞のしかく・てん
から線を引いてみる
遠く遠く
君の耳まで
白濁する土手の上には、昨日と今日と明日の車輪
細胞のしかく・てん
から伸びる線で
三葉虫の形を描く
遠く遠く
...
こんな寒い日は晩酌だ。
やっぱり熱燗だ。
風邪引く前にあったまれ。
さてもさても
くしゃみを横隔膜の痙攣と教えたもうた母上に乾杯!
書いておかないといけないのかな
十一月の林檎もぎをする足元に咲く
たんぽぽと
実った林檎をもぎ取る同じ時期に
今年は 林檎の花が咲いている
全部ではないけれど 全部だったら破滅だけど
...
オリオンのチェックメイトは夜がもう君の星座を隠したあとで
あの空を流れるのは想い出ですか 夢は終わりですか もう冬ですか
君がまだ見つける前にその ...
晴れた日にはぶらり旅
太陽の下を歩いてく
見上げれば蒼いキャンパス
誰かが描いた一筆が 見事なラインを引いている
さてこれを描いた人は 自分が描いたことに気づいているのかしら
...
お魚畑を横切って
青い列車が突っ走る
火花がカーブで散るたびに
魚が闇夜に飛ばされる
枕木たちの音階を
青い列車が突っ走る
エレクトリックギターの弦の
レールが唸 ...
ドアもウインドもない部屋で
かがりびのはぜるおとはきこえず
血のなかのこえもききとれず
猿ぐつわをされたわたしは焦っていた
カイロスのうしろ髪をつかもうとして
...
生きます
目の前の涙は 枯れます
それは 晴れます かならず 知っています
不幸は 押し寄せます
たった少しの 幸せが あります かならず 持っています
生きます
まだ 生きます
...
懐かしい曲が流れる
あなたがよくくちづさんでいた
T.H.というとあなたにはひらめく言葉
かなしいときは両腕を広げて
うれしいときは胸いっぱいに抱きとめて
雨宿りの午後に 傘もなく待つ軒 ...
ゴロリと 寝がえると、何か変だ!
背中に 何やら 小さくて温ったかいものが ムニュッとする
とたんにそいつは チュ〜と 一声ないて、
ゴソゴソ、ピュ〜と 逃げ出した
...
群青色の空に吊るされた
手書きの星
てっぺんのないお城をバックに
月に照らされた白いステージのもと
彼らは少年少女になる
木陰からはどうぶつ達が実に歓迎的に顔を覗かせている
その笑顔はどう見ても ...
球体がこの世界に生まれる以前
人々は己が躰を傷つけながら宝飾品を纏い
雨は刃となって降り注いだ
ただ一つ存在を許された球は
人の眼窩に嵌め込まれた麗しき宝玉
眼球に記録されし世界の歴史
繰 ...
足元が霞んでいく
進むごとに
そんなこと
とっくにお見通し
突き出した指の先
新しい冬の風が
舐めていった
夢を見てたんだ
極彩色の
鮮やかな天国
ああ
過ぎていった季節 ...
直列回路
君はショートして壊れちゃった
おかしくって、おかしくって
そのまま電気を流し続けたよ
壊れた君は僕でまみれてる
うれしいな、うれしいな
今夜もまた愛をあげるよ
歩道橋の上から見上げた空は青かった――
青だけだった空はもうないのかなぁ?
四角いコンクリートが覆って暗い 今
散らしたシャボン玉を通して幻想は作られた
夕暮れで赤い空は泣いて嘆い ...
ザラザラザラザラついて
水の粒子たちが
金属と混ざれなくて
泣きつないでる
そのままそのまま
―――――地へおかえり
涙に溜まる、傷
温度は人肌
塩の効いた食前酒
乾杯
体に溜まる、傷
鮮やかな深紅
辛みの痛さがある前菜
促す
心に溜まる、傷
重いとろみと弾力
濃厚な味わいメイン
満たす ...
風から来る音
歩むもののまわり
色を結うひとり
こだま かこみ
うしろのこだま
触れることなく
浮くかたち
雨が起伏を均し
地の光は消える
ひとつがひとつ ...
生産されるのよ
何体も、何体も、何体も
「はい」しか言えない仲間が
何体も、何体も、何体も
「私は、人間として、生きたいの」
君はそういって、自分の殻を破ったね
...
さて
どんなふうに君を射止めようか
作戦を練って振り向かせよう
なんて
手の平で転がしていると思ったら
君の手のひらの上で転がってた
ウンコネタ多数。カレー食ってるヤツ注意。
俺は、風呂に入る時、風呂場の空気が乾燥しているのが好きだ。
ほら、一番風呂の時の、風呂場の感じってあるじゃん。
二番目以降だと、風呂場の空気っ ...
こんがり焼けるけむりの下で
ぼんぼちねぎまの熱いほおずり
つくねかわいや かわいやつくね
つづく玉道 こがねに丸い
塩かしょうゆかはたまたたれか
迷うもうれしや 炭火の前で
...
ベッドにて五七五が降る短夜
恋人になるには早い無月かな
太陽を追い払いたる冬霧よ
しりとりをしてもひとり。
カレー食う、ひとよひとよにひとりみの
歯ブラシにシェービングジェル、五月雨の朝
銀の雨紫陽花染むるレクイエムか
傘を振りソールが弾く音、てゅるりらっ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
宇宙ではじめての涙を
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/11/11 0:17
みちのきみ
智哉
自由詩
2
07/11/10 23:53
死んでしまえ
サル
自由詩
0
07/11/10 23:49
合間に
佐々木妖精
自由詩
2*
07/11/10 23:36
卵の焼き加減に対して語ることがあるとするならばだ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
07/11/10 23:22
雲場池、入水
銀猫
自由詩
15*
07/11/10 23:10
遠い日
サトリイハ
自由詩
4+*
07/11/10 23:04
とりもあえずも
短角牛
自由詩
0
07/11/10 22:11
ゼロの星
砂木
自由詩
11*
07/11/10 21:07
オリオン
メメズワイ
短歌
1*
07/11/10 20:56
空の軌跡
朱桜天 遊雨
自由詩
0
07/11/10 20:41
寝台列車のうた
ふたば
自由詩
5
07/11/10 20:15
にびいろの声紋(九)
信天翁
自由詩
3
07/11/10 19:55
生きます
第2の地球
自由詩
1
07/11/10 19:37
記憶の旋律
いすず
自由詩
5*
07/11/10 18:42
踏んじゃった
guchi_...
自由詩
0
07/11/10 18:35
ドリームランド
イツリ
自由詩
0
07/11/10 18:13
balloon art earth
朝原 凪人
自由詩
0*
07/11/10 18:06
初冬
さき
自由詩
10
07/11/10 18:05
切れたコンセント
し ん
自由詩
0*
07/11/10 17:50
シャボン玉と幻想と
〃
自由詩
0*
07/11/10 17:33
雨
〃
自由詩
0*
07/11/10 17:11
フルコー≪ス≫カー
酸素の枷
自由詩
2*
07/11/10 16:49
明けて
木立 悟
自由詩
2
07/11/10 15:53
「イイ子」
三奈
自由詩
3*
07/11/10 14:22
GAME BOY
虹村 凌
自由詩
1*
07/11/10 14:01
「風呂と便所とウンコと俺」
〃
散文(批評...
3+*
07/11/10 13:35
あぁぁ焼き鳥 きっと焼き鳥
リーフレイン
自由詩
3*
07/11/10 13:27
冬霧
夏川ゆう
俳句
1
07/11/10 13:09
'07夏・句集
しろう
俳句
3*
07/11/10 12:38
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
5271
5272
5273
5274
5275
5276
5277
5278
加筆訂正:
'07夏・句集
/
しろう
[07/11/10 15:50]
メモ帳から発掘、ラスト二句追加。
8.49sec.