見知らぬ町で
仕事を終えて
ホテルにはまだ
戻らずに喫茶店
ひとり珈琲を
冷ましている
ひとからは
見えない世界が
誰もぼくを
探してはいない ...
一日まるまる泣き腫らしていた
空が 今日は朝からルンルンの上機嫌です
季節のながれは
ひそかに映しだすのでしょうか
そのひとの ...
という、会社からのアンケートがきた
匿名で書けるから
日頃から思っていることを好き放題書いてやった
業務多すぎ (#゚Д゚)ゴルァ!!
...
過労死続出ホワイトカラー 今だに薄給恐ろしい
君の頭の中には良心あるか 俺の仕事はデスマーチ
やる気も見せない労務省 生気もぶっ飛ぶ残業地獄
内閣自慢のホワイト・カラーは 給与削減60兆円!? ...
あ、あー
本日は晴天なり
未来を励ます晴天なり
朝から鱗雲が光ってら
天高く馬肥ゆる秋
わが家に男子生まれる
あ、あー
本日は晴天なり
未来を励 ...
赤と青の夢は
光を含んだ夜の町へ
門番は猫になり
月を三日月にするため
爪を研ぐ
削り取られた月の粉
赤と青を包み込み
夢は一層夢となり
あの人は見えなくなった
そし ...
「死にたい。」なんて云って本当は生きたかった
knife
ナイフを汚した血の文字で書いた其の思いは
誰も傷付けたりしないし
ナイフから零れ出した真っ紅な液体、其れは
...
夢かなう
なんて嘘を
言わないで
誰かとつながっていたかった
ひとりは嫌だった
そのために
偽りの名をつかって
この電脳世界という海の
情報という荒波の中を
藁をもつかむ思いで泳いだ
自分と似た人がいてほしかった ...
傷の手も
傷の足も
なくしたくない
破壊
それのみ
それはかわらない
疲労も
苦痛も
わすれたくない
激痛
それだけ
それしかのこらない
のこっていない
遮るように滞 ...
「 あさって帰る、戸締り頼む。」
親父の書いた太い字の
メモはテーブルに置かれ
日頃にぎやかな
家族みんなは婆ちゃんの
米寿の祝いで熱海に行って
ひっそりとした家の中
...
産まれたのは透明な冬
冥王星のなまえをもらった
彼女は海に飛び込む
後姿は蝶の背骨
白い指で息を止めても
朝はきっと来ない
細い髪がやわらかくゆれる
スローモー ...
仮想世界の猫は
煙草をくわえて
色づきの悪い空
ばかり見ている
裸の水色人形は
壁に視線を向け
半永久的幸福を
指に感じている
依存的治癒音楽
による不治の病
鳥の音が橙色 ...
老夫の胸に
長い間蓋を閉じていた
遠い日の戦
時折今も夢に見る
モノクロームの場面
白飯を掻きこんだ後
張り詰めた空気の部屋で
就寝前
心細く母のことを語らいながら
...
ふいに目の覚めた深夜
妻の亡いひとり暮らしの老夫は
布団から身を起こす
サイドテーブルに置いた
リモコンを探りあて
ボタンを押す
テレビに映し出された
モノクロ画面 ...
今日も一日、朝起きたらすぐに身体検査が始まる
俺は髪倒れは髪倒れは髪倒れは神だカミカミカミカミ
防護服を着た男が「ウィィィーン」とか言いながら機械音の真似
下から覗くようにカメラが移動 移動移動 ...
その突風
痛み
中途半端
だから誰も気づかないんだろう
その訳
腐った青
中途半端
いつも君は「防御」なんだろう
「失えよ」
そうだろう
そうやって死んでいくんだろう
...
初回だけフリータイム 500円
ホストお茶出す 良いお手前で
カップの中の恐怖が
蒸発しきってしまうまで
西日の当たる窓辺に置いて
忘れた頃に覗いて見ることにする
ガラス越しのプリズムが
灰色の壁にいびつな虹を映す
シーツとタオルケットの隙間から
...
満月に見つめられては照れ笑い
アンナは有名な画家の娘。
幼い頃に母親を亡くした彼女は
父親の仕事を邪魔しないように
野花や虫達と会話しながら遊んだ。
それでもアンナは幸せだった。
ある時父親に連れられてやって来た
アマ ...
きんにくを やわらげるため
首をゆっくり 回す
伸びをして 深い息をついたら
本を読みつつ
心が弛緩して
魂が解放されてる
喫煙喫茶のいつもの席
音楽がたおやかに流れて
集う ...
拘りは個性である
と 同時に
自分の可能性を奪うもの
でもある。
拘りは過去の習慣の産物で
拘りと呼べる程のものでもない
時もある。
それは拘りなのか習慣なのか
自分に問いかけ ...
***
目を細めて
少しぼやかして
灯りから
猫のひげがあらわれたら
いよいよなのだと思う
***
しらんだ空が
産んだ青い退屈
駄菓子屋の秘密
ゆうぐれのすきま
纏った仮面を振り回す
夏の日の少年
残像の香りはせっけん
ぶんぶんごま
鉛筆を構えるより
丸め ...
墓に酒を傾ける
世間の片隅でありつづけた君に
酒で石が黒くひかる
夜明けに
しらじら壁を見上げた
死ぬとはどういうこと
墓に酒を傾ける
羽虫がいっとき酩酊している
...
僕が見れない、世界。
素敵ですか?
ささくれをこんもりと
やわらげてくださいます
ように
こんな詩を書く必要が
ありませんように
つやつや光る葉っぱ
がありますように
窮理の唄
どーん、どーん
どん、どん
賢き童は申し候
賢きの、賢きの童は
拍子とり,一巻のくすしい唄を
うたい候
髭の相者はおわしせば
髭の相者の髭ひとひねり
窮 ...
パンプキンパイにかぼちゃの提灯
{ルビ魔女=ウィッチ}が月を横切って
仮装行列の子供たちは
「Trick or Treat !」
ポッケをお菓子でいっぱいに
今夜は楽しいHalloween
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとり珈琲を
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/10/31 22:25
光跡(五)
信天翁
自由詩
1
07/10/31 22:23
「会社への要望を書いてください。無記名で結構です」
むむ
自由詩
5
07/10/31 22:18
残業ホワホワ〜過労死続出残業代0BPM〜 跡地
風見鶏
自由詩
1*
07/10/31 21:43
本日は晴天なり
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/10/31 21:27
夜の門
れんげ
自由詩
4
07/10/31 21:14
GOTH
000
自由詩
2
07/10/31 21:10
うそつき
風音
川柳
3*
07/10/31 20:44
電脳世界
緋月 衣瑠香
自由詩
7*
07/10/31 20:08
未来スコップ
ショウドウ
自由詩
1
07/10/31 20:05
「 暖炉の炎 」
服部 剛
自由詩
7*
07/10/31 19:50
冷え切った冬の最果て
アオゾラ誤爆
自由詩
23
07/10/31 19:48
少女
凛々椿
自由詩
4
07/10/31 19:41
鉛色の街
服部 剛
自由詩
4
07/10/31 19:31
深夜の老夫
〃
自由詩
4
07/10/31 19:12
監禁
狩心
自由詩
2*
07/10/31 18:58
激痛
ショウドウ
自由詩
1
07/10/31 18:58
あだると 08
北大路京介
短歌
3*
07/10/31 18:01
プレイ
大覚アキラ
自由詩
5
07/10/31 16:53
満月
夏川ゆう
俳句
1
07/10/31 15:55
アンナ
1486 1...
自由詩
3*
07/10/31 15:42
ねえ 細胞がふるえてる
アハウ
自由詩
7*
07/10/31 15:24
偽りの拘り
美琴
自由詩
1
07/10/31 15:03
.о2
かたくりо
自由詩
1
07/10/31 13:54
青いセピアの入道雲
ゆるこ
自由詩
22
07/10/31 13:39
創書日和【酒】 墓酒
大村 浩一
自由詩
7*
07/10/31 12:52
うしろ。
狠志
携帯写真+...
4
07/10/31 12:43
照葉樹
/////
自由詩
3
07/10/31 12:25
窮理の唄
生田 稔
自由詩
7
07/10/31 10:57
Halloween
未有花
自由詩
6*
07/10/31 10:16
5254
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
5271
5272
5273
5274
5275
5276
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5.28sec.