排気音が高く
高く空へ昇って
陸橋を走るぼくは
町並みに連なり
息づかいみたいに
浮かされて
白くあからさまな
積乱雲を
水平して
開けていくにつれ
早く
...
木陰で体温の
呼吸する
と、内と外とが入れ替わり
境目に懐かしい
わたしのかたまりがある
施設の人と集配車の運転手が
簡単な口論をしている
近くのベンチで関係のない
小柄な男性が ...
真の賢者に
恋の相談はしない
悩みとともに
その恋からも 解き放たれてしまうから
空はずーっと繋がっていて
僕らはこんなに離れていても
同じ空を見上げているんだね
お前の中のものが曲がる
曲がりくねり蛇行するんだ
どの瞬間からだったか
どの場所からだったか
思い出せるか?
かつてのお前も思い出せるか?
お前が林檎を取った時
その林 ...
廃屋でナイフの肌を重ね合う禁じられたあの遊びをしようよ
抱きとめた夜の重みに喘いでる君の肋骨君の肋骨
Tシャツを着替えるように毎日を無造作にいきて沢山失って
名前 ...
相変わらずやわらかいくちびるや
太いくせに繊細な動きをする指先は
私の神経を甘く揺るがして誘う
逝ってしまえたら・・・
立ち止まる理性など 吹き飛ばして
息つく暇も与えず ...
秋めいた頃
あの丘の上に
古城があったような気がします
前に見たことあるような
なつかしい
古城があったような気がします
それから何日か経って
私の心に古城が建ちました
前 ...
僕にだって不満はありますよ。
タマゴの値段高いな〜て思う時とか、
使えないからいらないって物扱い的発言を投げられた時とか
義父母のチョットした態度にだとか。
若い頃は、親父が嫌いだった ...
飛行機を飛ばそう
主翼を捻じ曲げ
パチンコであげる
旋回するように
ケント紙を切って
カッコの良い形
友だちの家でした。
楽しかった。
友だちは喘息持ちだった。
蒸気に口を当 ...
愚民よ
おまえに人らしい血は通っているのか
手の平を見よ
血管を探せ
赤の
青の
紫の
無数の上に
人と人との繋がりが
見えるか
いや、見ようともしない
...
どんよりした空の下
石畳の広場では雑音の中
何かに追われているかの様に
人々は行き交う
ベンチの近くでは
厚い眼鏡をかけた老父が
鳩に餌をまいている
私はその光景を
木の高いところ ...
ポケットに小さな星を隠して
君に会いに来たんだ
少しだけおっきな夢
いっしょに追いかけたいから
手をつないだまま歩いてね
君の手はちょっと細いけど
私の宝物なんだよ
指輪をあ ...
雨の庭で 虹色の鳥を見たの
わたしは パンを取り出した
瞳は おおきく まあるくなり
翼を ぱたぱた させました
デニッシュパンも あるわよ
ちいさく ちぎっ ...
疲れた羽根を 閉じて 泣いている 天使たち
寄り添い合って 木に集う 鳥に慰められてる
月明かりと おしゃべり 束の間の楽しい時間
神さまがつくった人間 争うことを好むばかり
...
過去の様々を思い出してしまったらどうにも恥ずかしくなって
穴があったら入りたいと思うのだが見渡す限り穴が無い
仕方が無いので僕は自動販売機の取り出し口を開け
蒲団に潜り込むようにその ...
幼い子の背をひらくと
痩せた背骨の喉奥を渉る
薄ぼんやりとした虹が、
そして
拾うように弾き上げると
それからは早かった。
飛んでいく静かな底の
透明な成長が、
...
三番線のホームを獣が通過する
知らなかったなあ
いつの間にか世界は
こんにも美しくなっちまったんだ
二番線のホームに到着した
足の長い甲殻類の殻から
沢山の人間が這いずり出して ...
階段の1番上に座って
下を見下ろす
闇に包まれて
どこへ繋がっているかは
わからない
奈落の底か もしくは底無し沼か
彼はいつからだったか
数日間大阪に研修にいっているんだ
もしも
悪意の上司に
遊女と寝るように強要されることがあったとしたら
それがどんな脅しであっても
聞いてはいけな ...
布団にはいると頭は雑念でいっぱいになる
学校いかなきゃとか
勉強しなくちゃとか
編み物がしたいとか
音楽がききたいとか
あれこれ考えて最後に行き着くのが
何で寝なきゃいけないんだろ
って ...
早朝の{ルビ人気無=ひとけな}い聖堂で
十字架にかかった人の下に{ルビ跪=ひざまず}き
両手を合わせる
マザーテレサのように
つらぬかれたこころがほしい
修道院から
何も持た ...
imperfect stardust
青い文字に矢印を合わせて人差し指でそっと触れるように
街へ向かうサーファーみたいに人並みを掻き分けて進む
坂道を登れば
ステージの上でギターをかき鳴ら ...
緑の中に緑がある
夏の中に夏があるように
それでも私達の中に
私達はないのです
緑みなぎる緑を
じっと見つめてください
あなたがもし
緑のない砂漠の住人ならば
記憶の底にある
緑 ...
何の為に生きているかなど
問うた事はない
私達はこの時を
しかと掴んでいるのだから
何の為に生きているかなど
問うた事はない
一つの爆発としての理由
爆発する前に何かあったのか
そ ...
9月12日、夏風邪の治り切らないもったりした頭痛気味の私の携帯が振動した。妻からのメール
で、Joe Zawinulが9月11日、ウィーンで永眠したとのことであった。昨年8月、仕事で疲れた
身体を ...
070919
サブプライムローンが焦げ付いて
煙が覚ます発火点
デパートメントストアのお客さん
急いで逃げて
非常口
すってんころり ...
待ってるとゆったら
あなたは驚くだろうか
待ってたと知ったら
あなたは心配するかな
待ってると聞いたら
あなたは来てくれる?
待ってるとは、ゆわないけれど
きっと、睡 ...
窓際の椅子に座り
私は外の静けさに身を任せた
夜風はそっと心を撫でて
私を深い場所へといざなった
心の破片はすべて異なり
それはまるでジグソーパズルをはめていくような
また毛糸を編んで ...
はらりはらり
雨粒おちて
こおるは心か
涙の後(跡)に
しゅっ、と 耳鳴る
沸き立つ雨粒
からからからと
乾くは心か
ぽたりぽたり
花びら舞い散る
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
海を見ている十七歳
水町綜助
自由詩
10
07/9/19 15:55
九月にたなびく
たもつ
自由詩
8
07/9/19 15:43
相談
北大路京介
自由詩
12*
07/9/19 14:01
あおぞら。
優羽
携帯写真+...
2*
07/9/19 13:07
deformation
maynar...
自由詩
0
07/9/19 12:01
放課後だった
しろいろ
短歌
10*
07/9/19 11:01
その後
まりも
自由詩
1*
07/9/19 11:00
古城
未有花
自由詩
11*
07/9/19 9:31
距離を保つ術 修得は難しいのか
フクロネヅミ
散文(批評...
2*
07/9/19 8:34
紙飛行機
ペポパンプ
自由詩
3*
07/9/19 8:34
血をめぐらせろ
フクロネヅミ
未詩・独白
1*
07/9/19 8:00
気分転換
hiro
自由詩
2*
07/9/19 6:52
ドレスは黄色い百合の花
プル式
自由詩
7*
07/9/19 6:42
虹色の鳥 〜雨の日たのし〜
和泉蘆花
自由詩
2
07/9/19 5:11
手の温もり
〃
自由詩
1
07/9/19 5:09
空は飛べぬが
プル式
自由詩
2*
07/9/19 4:41
ずっと何かに埋まっている
石田 圭太
自由詩
18
07/9/19 3:53
ホーム
Tsu-Yo
自由詩
2
07/9/19 3:06
この道の行き先は
優羽
携帯写真+...
6*
07/9/19 2:32
もしもの話
青風
自由詩
1
07/9/19 2:29
眠るということ
優羽
自由詩
2*
07/9/19 1:29
「 踏絵 」
服部 剛
自由詩
2
07/9/19 1:18
imperfect stardust
rabbit...
自由詩
6
07/9/19 1:16
緑みなぎる緑
狩心
自由詩
3*
07/9/19 1:04
死して尚、彷徨える者達へ
〃
自由詩
1*
07/9/19 1:04
追悼 Joe Zawinul
Dr.Jac...
散文(批評...
1*
07/9/19 0:46
九月にたなびく
あおば
自由詩
2*
07/9/19 0:37
寝落ち
リュウセイ
自由詩
0
07/9/19 0:32
風
優羽
自由詩
2*
07/9/19 0:16
距離
リュウセイ
自由詩
0
07/9/19 0:14
5269
5270
5271
5272
5273
5274
5275
5276
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
5299
5300
5301
5302
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
加筆訂正:
測 量 技 師 マ レ ビ ッ チ /
/
m.qyi
[07/9/19 14:42]
2007.9.19改
5.96sec.