(楽園や、シロップの甘さへの不信から)

 ・「福音以前に罹患したマゼンダへの飢え」
c.架ケル-トno.音'E-椅子"とイーゼLine.U字の筆chill美ノ緋と
三,lk-日月- ...
いちまいにまいと
うすい花びらを放ちながら
わたしたち
星になりましたね

あなたに教わった
カタカナの星の名前は
異国を旅するようでさみしいです

星のように
輝くことはできない ...
 生まれ変わったら砂になりたい。
 沙弥の海あたりの砂。(地元の海。韻ふみふみ)
 夏になったらちびっ子がキャイキャイ言いながら、遊ぶ砂。
 時々城になって楽しくって
 時折山になって嬉しくっ ...
(2007年9月18日深夜、祖母倒れる。
 救急車で病院に搬送される。
 四時間にも及ぶ大手術の上、奇跡的に生還。
 しかし今後の歩行ならびに常人としての生活は困難である、と医師に宣告される。) ...
あいつ赤い目腫らしてあそこで待っている
うさぎが月でマルボロくわえて
腹だして
欠伸して
待っている
僕はロケット乗り込み
ギリギリぶっ飛ばして
月へ急ぐ
サンクスのビニール袋に人参適 ...
わたしはニュースを見た
あたらしく建てられた家の
正午の寝室の小さなテレビで
あの日から時は止まっている
止められたのだ
動くこともない
三十年ものあいだ
沈黙したままで
少しばかりの ...
遠く透けた青の先に
星が瞬いたように見えた

メトロノームと馬車馬を
足して割ったかのように
徐々に朽ちて行く時の片隅

枯れる事も出来ないまま
街路樹はやがて眠る
安らかでさえない ...
静かに眠る夜に
さよなら
光の射す朝に
おやすみ
落ちていく
底のない闇へと
もがく力すらない
落ちるだけ落ちて
光もみえなくなって
そうやって私は
過去をみて泣けばいい
            はり裂けそうな心を

            そっと胸から剥がして

            激しいROCKに浸してみる

            ドラムの振動に
...
乗っちゃったよ、セカイ最速最古最長の下りエスカレーター
巨大さと速さを美徳とした旧セカイ旧世代の遺物だ、1000000年前からソレはある
錆ついて、塵にまみれ、暗がりに殺伐とポッカリ開いた巨大な緑 ...
茫とした{ルビ陽=ひ}はため息をも受けつけず
溶けだした野原に足が吸いこまれていく
彼方に響く踏み切りとクラクションの音
向かい風に頬を殴られた{ルビ黄昏=たそがれ}
(岩陰ではレミングがひと ...
  鈴虫が鳴いている
  求め合う淋しさの塊
  夜闇が僕をそっと押し包む



  黄金の月が揺れている
  煙のような薄い明日
  きりなく君を探し続ける



  ...
観覧車は回っていなかった
小部屋は小学生のように
棒の周りを回り続けている
ジェットコースターは
ビニールで覆われて
休日の母親のように
動かず眠り続けている

敷地内に入れたことを
...
一人が怖くて
嫌で

今日もまた一人

顔見知りが増えていく

ねえあなた、知っていて?

一人 ...
声というのは
ふるえです
静かな水面に
小石を一つ
落としたような

円く広がる
その道のりで
小さくか細く
なりはしても
どこまでもどこまでも
同心円状に続いていく
とてもタ ...
深紫のマニキュア塗って
夜を部屋に呼び込もう
ここにも ほら
お前のカケラが居るんだぞ って
窓から両手ひらひらさせて
夜を部屋に呼び込もう
一人きりでも淋しくないよう


深紫のマ ...
飛び出せ 殻を突き破り
駆け出せ ここではない場所に
狭い狭い部屋の中
何にも始まりゃしないだろう?
探せ 行くんだ 今すぐに
捨て置け 余計なモノ全部
時間は待ってくれやせん
方向定め ...
壁の向こう側にあかるい未来が存在すると聞いた


あたしは未来が見てみたくて
その壁を乗り越えようと足掻き
ある時は穴を開けようともがいた


突然、風が吹いてきて 目に砂が入った
...
鳥カゴに串を一本入れときたいな
小鳥がいないことの理由を
誰が見ても分かるように
飛び散った羽もきれいに片づけて
「青い鳥」って書かれた
プレートだけを張りつけて
鳥カゴに串を一本 ...
Birthday
灯 吹き消して
あの日 描いた 未来へ

Birthday
産まれて 叫んだ
「ここにいる」と叫んだ


雨が降り注ぐ 冷たく心を刺して
...
信じられた永遠の
イルカのパーツほどの
たしかな柔らかさで
目の前の海が
これほどゆるやかに
光を重ねている
日は遠くたゆたう
波のまた向こう
また向こうへと
消えそうになりながら
...
胸いっぱいの誉れのためにも
きこえないふりを
しなくてはならないが
よけいきこえてくるので
いたたまれなくなる

逃げ出しなんかしない
涙もださない
汗すらださない
靴底を地に押 ...
良い国は波が攫ったあの砂が積もってできるどこか遠くに

クレパスで描いたお城に住んでいるあの日の私あのときの夢

ヒーローと悪役だけだと思ってた世の中全部白と黒だと

花の名も虫の名も全部 ...
じいちゃんの言うこと分かるやろか。
人生なんてな
花火というか
花火の後の残像のようなもんやからな。

なんて言うのは
少し寂しいやろか。

でもな
寂しいところに人生はあるもんやっ ...
まどろみながら
僕が見失っていたのは帰る場所だった
それとも
もしかしたら行き先だったかもしれない

目に見えるものの手触りを確かめて
それをどう思えばいいのかを確かめていた
孤独な色だ ...
蒼硝子 秋の風鈴 鳴りにけり
   まだ 夏だよと 言いたげに 揺れ
移り行く早さはお手の物
たいした男がいないんだから

似たようなセンスで髪型で
後は分類分け程度

あっちの人はこっちにもいるし
本質は隠してるけど
覗けばたいして珍しい物じゃないし
...
お天気雨の降った日に
何故だか不意に思い出す
ひいばあちゃんちのお隣の
赤い鳥居のお稲荷の
神社で遊んだ
誰かしら

今頃何を
してるやら
白無垢を着て
紅をさし
どこか遠くへ
...
秋風すずむ 夕暮れは
茜空が きれいです。

君にも 見せて あげたいな

ねこじゃらし くる くる 散歩道

君住む町は
今が 明け方

君は めざめて いるかしら
朝焼け 見 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜色ノ机上節六崎杏介自由詩207/9/21 6:20
コスモスyo-yo自由詩8*07/9/21 5:44
影山影司自由詩007/9/21 4:22
美しき祖母よ黒猫館館長自由詩007/9/21 4:00
アポロラビット秋也自由詩2*07/9/21 2:03
青写真小川 葉自由詩207/9/21 1:50
連れてってくれ松本 卓也自由詩507/9/21 1:42
お別れ優羽自由詩007/9/21 1:31
トラワレ自由詩007/9/21 0:57
ロック・キュービズム渡 ひろこ自由詩6*07/9/21 0:47
セカイ最速最古最長の下りエスカレーターうおくきん自由詩007/9/21 0:42
カタパルト紙飛行機悠詩自由詩2*07/9/21 0:40
草野春心自由詩307/9/21 0:25
台風娘木屋 亞万自由詩007/9/21 0:13
屍。。くるす.wh...自由詩2*07/9/21 0:08
ふるえ亜樹自由詩207/9/20 23:58
マニキュア明楽自由詩207/9/20 23:55
表へ出ろ自由詩107/9/20 23:55
まりも未詩・独白3*07/9/20 23:42
不在Tsu-Yo自由詩407/9/20 23:27
『Birthday』しろいぬ自由詩107/9/20 23:19
永遠の果実小川 葉自由詩007/9/20 22:48
ひそひそ話と子供美砂自由詩3*07/9/20 22:19
御伽噺夢語り亜樹短歌4*07/9/20 22:12
残像花火ブルース瀬戸...自由詩4*07/9/20 22:06
光線チグトセ自由詩11*07/9/20 21:49
秋風のワルツLucy.M...短歌0*07/9/20 21:47
秋ノ空酸素の枷自由詩2*07/9/20 21:41
狐の嫁入り亜樹自由詩0+07/9/20 21:33
タイヨウのうたLucy.M...自由詩1*07/9/20 21:22

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