おいで

全部渡さないけど

全部あげるから
ため息はどこにも行かないで
きっと足元に溜まっていく
足の先が冷たいのはそんな理由
もっと積もらせたら
心は何も感じなくなる気がする
べつにそんなこと望んでないけど

二日前 ...
きょう、美代子ちゃんと神社で遊んだ
美代子ちゃんに
「桃子ちゃんの持っている宝石を見せて」
と、いわれた
宝石のこと、ずっと内緒にしてたけど
キティちゃんのポーチを持ち始めたから、ばれちゃっ ...
もう一度なんておいそれとは出来ないから
一度手にしたこれを最後まで続けていくだけさ
あれこれと手を出しても
出来る事なんてだいたい決まっているから
これだと決めたことを最後までやってい ...
たりないの

たりないのよ



ジグゾーパズルのどまんなか

ピースがひとつ

たりないの


とおい

とおい

むかしに

わすれてきてしまったかしら?
...
昨日のゴミ置き場で 
幸せそうに日向ぼっこしていた 
白い便器の蓋が 
今日は無い 

腰を痛めて十日間 
介護の仕事を休んでいたら 

先月の誕生会で 
目尻の皺を下げていた 
...
金属製のペインティングナイフでキャンバスに油絵の具を塗りたくっている。
イーゼルの横にある机にはテレピンと絵の具が付いているらしいパレット。
伸ばしている途中の中途半端な長さの髪が、どうしようもな ...
♪ http://www.geocities.jp/mfta29/yakusoku.html


やくそくどおり あらわれて

ぼくの顔をみて ほほえんで

ここだよと手を ふってくれた ...
【きがあう】
家の庭に「気が合う」が生えた
そういうこともあるんだなあ
生まれたものは
育てなければならない
私は100円ショップに
ゾウさんじょうろを買いにいく
ミドリにしようか
ピ ...
いまとても
しんみりしたい
かなしいうたをきいて
むねがくるしくなって
きみをおもいだして
なみだをながしたりしてみたい

いまとても
しんみりしたい
ひとりぼっちになって
ま ...
ファイアー
ファイアー
熱い思いを
燃えたぎらせよ

ネズミの絵を描いたら
それは蛙の足だと
人の心を平気で傷つける
鈍い男!

他の人には優しいのか
ちょっと変わっている。
...
僕に無いものを君が持っていた
青白い夜の明りの中で身体の重みだけを信じていた
床に映された影をベッドの上から眺めていた

アルコールの揺れる音
外したコンタクト
倒置法で話す ...
私は東京の夜にサヨナラを告げる。


それは過去の対峙との決別、そして80数日後に待つ


であろう未来との暴動に対しての充電でもある。


嘗てこの夜が私や君を救った事は計り知れな ...
初めての車は、白いコルサ
もらいもんだけど、よく走ってくれた
一度、居眠りで ミラーが 道路わきの反射板で 飛んだけど
だけど、オイルをラジエーターに入れていて、
肝心のオイルがなくなって、エ ...
タイクツな午後の講義。
窓の外から聴こえてくる不思議なメロディと
教室の真ん中まで伸びてくるあったかい日差し。
どこからともなく、遠くから、寄せては返す波のよーな音。
だと思ったら、波の音じゃ ...
ゴッホの油彩みたいに空がゆらめいて
皮膜をはったようにざらり、と世界はみえにくくなっている

見えにくくしているのは私の自尊心か
それとも、知識の欠落か。
黒い俗を好み
桃色 ...
反日国家にODA
オタはハルヒとルイズにツンデレ萌えて
三次元はエリカ様とアリカ様
アベしちゃうまで朝日 オザワるまで読売 党首を叩き
出会い系のSMパートナー募集掲示板は女装マゾ子で溢れ
...
昼寝から目を覚まし 
休憩室から職場への 
一本道を歩いていると 

路面に置かれたひとつの石は 
忘れられてもなぜかまあるく 
不思議とぼくを励ました 
{ルビ雀=すずめ}の親子が列になり 
1・2・3・・・ 
路上のひなたに
小さい影が跳ねている 
「女子アナと結婚したい」ぬかすから

 寝てる背中に カラシ塗り塗り
2人暮らし
アパルトマンの7階
食事は窓際

窓外の路地裏では
猫が啼いている

出所の分からないものを
口にしている 私たちは
隔離された この部屋で
少しずつ 壊れて逝く
...
液化燃料が
静かに燃えて
街に灰が積もり
鋼鉄の箱を疾走させ
アスファルトは
平行に立ち上がる 蛇
どこまでも続き

ゴムのわだちが軋む

騒音の車道を折れると
路地が佇み
生 ...
まだ憎しみの火がこの心から消えないのは
あの時に費やした愛の反動だろうか
それはもし人生に於いて費やす
愛の量と憎しみの量が同じだったら
と言う事なのだけれどね

そんな事はどうでもいい
...
 パパはロボット


 一週間ぶりの帰宅。子供たちには出張と言ってある。でも実際は違う。実際は、私はロボットに改造されていた。

 私は車から降りた。動きは割とスムーズだ。少し以前と違う ...
失われたものは取り戻せない
だから僕らは新しく作る




崩壊してしまった砂上の蜃気楼
それでも僕らは形あるものと信じてた



模倣とインスパイアの果てには
半径1メートル ...
コスモスはすらりと伸びて花開く

名も知らぬ花開かせた獣道

無農薬地産地消に憧れる
不安定な水面のように
流れていくテールランプの赤を
ゆらゆらと滲ませる
十一月の濡れたアスファルト

落ちた花びらが流され
下水道に呑みこまれていく

この都市の中には
すでにどこに ...
 きれいに片付いた部屋で
 自分の時を戻したくて
 タバコに火をつける

 儚い夢の破片を一つづつ丁寧に集めて
 一つの夢の結晶を作る

 この世に降り立つ以前は
 俺も天使の一人だっ ...
物語にも詩にもなれない言葉たちが積もっていく
それは、心の、大きな空洞を埋めることなく
外に積もる

臆病者には、逃げ腰の姿勢がいちばん似合いだよ
罪悪感を抱え込んで
それは、この砦に残っ ...
チリンチリン
路面電車が走ります
危ないですよ
どいてくださいよ〜

例えば三ノ輪に向かって
ジョイフルな商店街へ
特に派手ではないけれど
古本屋さんに
魚屋さん
惣菜店に ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
融解自由詩307/11/6 22:24
「下り坂からあなたへ。」菊尾自由詩4*07/11/6 22:18
エロティック壺内モモ子自由詩4*07/11/6 22:08
アンジーのシャープなハイキックが決まればだいたい問題なんて無 ...ホロウ・シカ...自由詩007/11/6 21:51
パズル三奈自由詩3*07/11/6 21:34
「 無 」服部 剛自由詩32*07/11/6 21:17
客観的なドッペルゲンガー榊 慧自由詩507/11/6 21:05
♪やくそくA-29自由詩3*07/11/6 20:51
言葉日記1Tsu-Yo自由詩807/11/6 20:34
しんみりゆうと自由詩1*07/11/6 20:14
DAHLIAペポパンプ自由詩4*07/11/6 19:56
「trust」菊尾自由詩2*07/11/6 19:44
東京の夜サヨウナラmanabe...自由詩1*07/11/6 19:20
車たちへguchi_...自由詩107/11/6 19:11
ふつう顔の美女散文(批評...0*07/11/6 18:48
皮膜R自由詩107/11/6 18:20
売国娼婦 in JapanNSEW-L...自由詩007/11/6 17:57
服部 剛自由詩707/11/6 17:42
親子の影 自由詩3*07/11/6 17:32
あだると 11北大路京介短歌5*07/11/6 17:26
*アパルトマン*サバオ*自由詩3*07/11/6 17:21
アハウ自由詩6*07/11/6 15:58
NEOPAN400虹村 凌未詩・独白4*07/11/6 15:18
パパはロボット済谷川蛍散文(批評...007/11/6 15:13
だから微笑むのよ相良ゆう自由詩107/11/6 14:07
夏川ゆう俳句007/11/6 13:43
レイン大覚アキラ自由詩407/11/6 13:29
未知なる人山崎 風雅自由詩207/11/6 12:30
十一月チグトセ自由詩6*07/11/6 11:07
あらかわせん おんどしいこ。自由詩3*07/11/6 9:08

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加筆訂正:
加速度/川口 掌[07/11/6 21:36]
ちょこちょこと修正
ふつう顔の美女/[07/11/6 19:05]
2年くらい前のノートの走り書き、より。
6.01sec.