藍いろの町に
ワルツの煙り
雨のアスファルトに
やわらかな音
寂しいことも
おんなの吐息が
俺の台詞を語りだす
秋のともしびが
俺の町にながれだす
...
長所と短所
うらおもて
さびしくなろうよ
九月の雨は
人に優しく
おまかせしようよ
藍のいろ
煙っている
アスファルト
ただの夜のいろ
...
必然は
哀しいことのほうが
多いようです
偶然は
寂しいことのほうが
多いようです
藍の色
夜のはじまり
中秋の
月が鏡のよう
必然 ...
二週間ぶりに見上げた空に、月
口ぐせになっている
おとなも
こどもでさえも
何かと言えば口にする
死ぬほど頑張ったのか
どれだけ努力したと言うのか
口にすればするだけ
逃げていってしまうものがある
それ ...
この真っ白なピースをひとつひとつはめてゆくみたいに、
私もあなたの難解な心を少しずつ少しずつ
埋めてゆけたらいいのに。
携帯電話のアドレス帳に
何件登録可能かなんて知らないが
今のところ
私のケータイには
189人分入ってる
189人もいれば
もちろんもう顔もわからない
高校のときの先輩や
綺麗すっ ...
私は見た
花柄がらっと
ガラガラっと
花柄
がらっと
花柄
ガラガラっと
がラット
花がラット
花柄っと
柄がラット
花柄
ガラガラっと
がらっと
花がラット
がラッ ...
張り巡らされた電線で
空色のパズルがほら
2ピースだけ盗んでポケットへ
握り隠して逃げてきた
君に1ピースあげるから
二人だけの秘密、僕たちだけの秘密
秘密基地の中に潜り込もう ...
風をつかむ風の溝から
はがれ落ちる空の白から
鳥の爪跡につづく音
空を少し圧し上げる音
はざまを呑む日
双つの光球
においのまつり
音の粒の日
まぶたのまつり
ひ ...
熱く、季節が
とばされていくなか
黄金に、ビルが
白い、壁が、こんなにも
強く、握りつぶした飛沫が、散って
染め上げていくなら
いま、青ざめながら
...
Amで始まるブルースを
ここに届けてはくれないか
そしたら僕はそれに合わせて
君の心臓をノックするよ
あぁ、視界がぼやけていく
なんて美しい世界なんだろう
靄にかかった世界のほうが美し ...
意志投げて
波紋たゆたう
愉しき世界
スローイング
足を揃えて
背筋伸ばして
咎人よ
塞の河原で
遺志を積め
死の水面(みなも) ...
夕暮れに浮かぶ
大きなお月さま
きっと
あのお月さまは
夜中になれば
やさしい灯で
この街を
包んでくれる
やさしい灯が
病室にも
射し込むだろう
たぶん
私の眠りを
見守るように
始まりはいつもここで
終わりもいつもここ
やり始めた今がスタートで
やり終えた今がゴール
この瞬間に
何かが始まり
何かが終わる
長い道にも終わりはくる
自分で決めたスタートラ ...
いつも飢えているね
皆、お腹を空かせているね
でも、なにに飢えているのかすらわかんないの
なにかが欲しいね
アレもコレも欲しいね
いつまでたっても飢えは満たされないの
いーや、満たされたっ ...
あのひとのまちは
晴れるだろうか
あのひとのまちは
曇りだろうか
あのひとのまちは
雨だろうか
………
あのひとの季節には
どんな花が
咲いているのだろう か
...
まだ終点じゃないんだ。
まだ終電じゃないんだ。
まだ終わってないんだ。
まだ。
Silent
羊の群と
青い檻
(とてもとても静か。地球という檻に捕らわれた、羊のように大人しい人の群れ)
「明日」の意味
地球が一度
回るだけ?
(なにもしなけりゃ、意味なんて虚ろ ...
ねぇ、先生?
2週間頑張ったらご褒美をちょうだい
なにも大そうなモノじゃなくていいの
危ない!ってアタシの腕を掴んだ時
気付いたでしょ?
ちゃんと掴んでてくれなくちゃ
アタシ消 ...
両手で縁取った
自分の一部が
さらさらと溢れた
珊瑚の海
証明は
確かにここで
叫んでいたはずだ
鳴り止まない頭痛の合唱隊
落ちた眼球達
(ああ、愛 ...
見上げた空に出口はないって
マジかよって、冗談じゃねえぞって
僕は思った
じゃあ、僕たちはどこへ行けばいいのか?
そんなことを思った少年時代
どこまで行ける気がした、だけど
どこにも行 ...
世の中は
シラナイから
うまくいくこともあって
カラクリの世界。
あなたのみている
世界のはしに
私の世界が
すこし
リンクしていたら
...
消えたにっき
せいふくのすかーとが
はたはたと笑う
ゆうやけぞらがのどに沁みて
嗚呼
透けたひかりの音がする
あの頃のかなしみを
わたしは
のこしておきたかった
...
空っぽのお弁当箱のなかでは
今まさに
恐ろしい怪物が
成長している最中である
という事実を
知らないまま
男の子も
女の子も
小さな両肩に
リュックサックを食い込ませ
重たい足取り ...
季節が巡り 振り向くと
嗚呼!あの時の
触れた指先 熱い想いが
溢れ出し 募る
ずっと 今も
貴方を想い続けてる
胸の奥で 淋しさを堪え
夢の中で愛 探して泣いた
眠 ...
引っこ抜いても
引っこ抜いても
また芽生え
瞬く間におがってゆく
バオバブの不気味な根
彼は
今日も
わたしの星を
侵略する
わたしは寝場所を喪って
大蛇のようなそ ...
君は黒猫が居れば「風景にストーリーが生まれる」という。
だから僕は、白みがかった鯖虎の飼い猫を黒くペンキで偽装することを妄想する。
「馬鹿じゃないの。頭大丈夫。」
「だって黒猫であれば、物語が生 ...
あの青は
今 見ている青と同じだったかな
ありったけの筆と絵の具を持ち出して
焦燥に駆られ 書きなぐる
あの頃 見ていたあの色に
名前などなかった
塗りたくった 色の塊 ...
右足の指先が冬の林檎みたいに冷たくなって ああ いよいよこれまでなんだと思った
潔く力を抜けば良いのに
走り続けた中途半端な自尊心と 生まれ持った見栄とで緊張したまま
狩りを覚えた捨て猫ってきっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋の町
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/9/25 21:49
夜のいろ
〃
自由詩
4
07/9/25 21:47
中秋の月
〃
自由詩
3
07/9/25 21:46
中秋
ささき
俳句
1*
07/9/25 21:25
つ
恋月 ぴの
自由詩
24+*
07/9/25 21:15
ホワイトマインド
むくげ
携帯写真+...
4
07/9/25 21:07
メモリー
亜樹
自由詩
2*
07/9/25 21:02
花束
たけ いたけ
自由詩
0
07/9/25 20:14
僕には甘すぎるミルクチョコ
し ん
自由詩
1*
07/9/25 19:44
ふりこ みどり
木立 悟
自由詩
4
07/9/25 19:44
五時に落ちる太陽
水町綜助
自由詩
5
07/9/25 19:36
「この物語はフィクションです。」
快晴
自由詩
6*
07/9/25 19:35
『Stone-throwing』
しろいぬ
川柳
0
07/9/25 19:28
満月なのかな
風音
携帯写真+...
5*
07/9/25 18:19
スタートライン
優羽
自由詩
4*
07/9/25 18:14
おなかすいたー
うおくきん
自由詩
2*
07/9/25 17:09
花のひと
こしごえ
自由詩
5*
07/9/25 16:58
駅。
狠志
携帯写真+...
4
07/9/25 15:52
『earth』
しろいぬ
川柳
0
07/9/25 15:06
ご褒美
ライチ
自由詩
5*
07/9/25 14:48
part of me
ゆるこ
自由詩
3
07/9/25 14:02
航行する自由意志の
雨宮 之人
自由詩
1*
07/9/25 13:56
なにも、なんにも。
Sa;
自由詩
5
07/9/25 13:17
きえたにっき
鴎田あき
自由詩
5*
07/9/25 12:40
遠足
Tsu-Yo
自由詩
4
07/9/25 10:57
夢の中で
@ショコラ
自由詩
1
07/9/25 7:50
欲
池中茉莉花
自由詩
1*
07/9/25 6:39
黒猫ストリート
秋也
散文(批評...
1*
07/9/25 6:13
肖像画
水口わする
自由詩
2
07/9/25 6:07
ネクスト ランナー
緋維
自由詩
1
07/9/25 4:15
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
5271
5272
5273
5274
5275
5276
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
5299
6.89sec.