いつもと違う帰り道に見つけた小さな公園。
雑草は生え放題。野ざらしの遊具は錆だらけ。
周りの建物や木々のせいで年中日陰。
でこぼこな地面に出来た水溜りは茶色く濁っている。
足を ...
しかけ時計の
音に捕らえられ
あなたは変わらない
からだつきのまま
水槽の底に沈む要領で
とても上手に
さかなになる
ごはんよと
声がすると
浮上して
返事をする
水槽をしまう
...
あたたかな
はらから
あいのじかんから
さようなら
うまれたのです
行方不明の洗濯機が二番線のホームで脱水していた
振り返ると家電フロアーの主任が裏口でまだ手を振ってる
今日もレンジの平和を願う君が両手でものを温めている
「いつも利用する ...
いつだって 心奪われ
浅はかな こっちの期待
華麗に スルー
惰性で生きている
其の銃口はチョコレートで塞がっている
テレビでピエロが首を吊る時代に
ドアを叩く
憂鬱はもう止まらない
ロックンローラーは死んだ 右手に一輪の薔薇を握って
最後に音を ...
身体の一部すら
はみ出ることは許されない
ひどくあいまいなラインの向こうに
全身全霊を傾ける
彼の仕事場がある
ピッポが飛び出す
勝利を求め
スーペル・ピッポ
いつだって彼は
ラ ...
とってめかしいリンパの流れに、
ストップウォッチは疾走する。負け
ないようにCD―Rを回し投げ続け
たら、白樺の木を切り倒す結果にな
った。カミナリから我が家を守り続
けていた白樺の木。
...
飛行船はあの暗い海を超えていった
僕の知っている世界を飛び越え、また新しい世界と繋がってく
風が攫ってく蜃気楼の足跡
涙のような潮の香り
噛み殺せない嗚咽がまた喉に引っ掛かって
...
あさがきつづけている
まどのうちがわにひびきだす
こなたかなたのかげほうし
まったきへいげんに
たつものなどない
よこたわるかぞえうたのこえは
おびえるでもわらうでもなく
ゆうぎ ...
血を流しながら
涙を流しながら
それでも笑顔で
元気だよって言う貴方が
愛しくて
いとおしくて
ぎゅっと抱き締めたくなる
ぎゅっと抱き締めて
貴方の痛みや苦しみが
私 ...
あのリゲルに真っ白な息を吐き
プロキオンとシリウスの間を
天の川に乗ってベテルギウスへ
陽の光を反射して
深い闇を照らしていて
暗いこの場所でも
僕らがけして深みに嵌らないよう
...
空の意味がない
わたしは たしかにそこにいるようなきがしました
探さなくてもよかった
わたしはそこにいたのです
きぼう
きぼうだ
明るい箱のなかで
宝石はきゃっと可愛く光る
ジリジリと電気の ...
アスパラガスと中央のそれと
交わる
未分化の炎
わたしはまだ生まれてない
コンクリートを接着剤として
ボルトの取れかかった煙突の下で
黄色いペンキで塗った腕を
ぐるぐる回 ...
タン、と小気味よく
鼻先の時間は切って捨てられてしまった
あたしはきっと
カチカチのパンに 申し訳程度に塗られた
バター、なのだろう
いつからハムじゃなくなったのか
覚えていない けど ...
大好きだったあの人と別れて。
そろそろ一年。
そろそろ、だなんて曖昧ですね。
仕方ないでしょう。
憶えてないんですから。
あの頃の記憶を穿り返せば、
何となく思い出せる気がしま ...
黒い顔をした羊のくびすじに
抱きついて
ゆっくり数えている
通り過ぎてゆく星の数がそのままわたしたちのへだたりの時間でもある
シルク
流れていった
じぶんを失ってゆきたい
シルビア、
...
幸運の女神は前髪しかないって
どんな髪型だ
女性として
いかがなものか
というのも今
詩のしっぽつかみ損ねた
また
行っちゃった
詩って
あの、その、あれなあれ、だから
タ ...
ある日電車で向かいになったおじさんが
ちょっとうれしそうな顔して居眠りしてるのみたら
どうしようもなく親に電話したくなって
寂しくないのに涙ぐんで
なんでもないようなあたたかさ
感じている ...
ぼこぼこに 叩かれて
昏倒している 勇敢な
男の子たちの ロードを
でこでこに 髪をかざった
女の子たちが 行進してくる
おまじないしたのになぁ…
もうこれ いらないねっ!
ふ ぅ。
ふふふ。。。
ふ。
あぁ。。。
なんで。素直になれないだろう。
あぁ。
あなたの事
嫌いになれたらいいの ...
撃ってさ
食ってさ
寝てさ
起きてさ
切なくてさ
泣いてさ
それが何を解決するわけでもなくてさ
辛くてさ
考えてさ
猟、やめますってさ
言ってさ
銃を返してさ
昨日撃っ ...
七万四千六百とんで二分の一の三割二分五厘のぶんだけ君を!
俺は苦労しらずの土踏まず
おびえる膝をせせら笑い
きしんだ背中をほっぽって
茶っこい爪を嫌悪する
水平線に映した夢あきらめ
風すさぶ砂浜の現実に逃げ込んだ
きっと悲しい父の瞳
振 ...
白は 白である
それ以外 なにがありえようか
何が起きようと そうあるべきである
筋肉を いからせ
そう思い続けたころ
ばかみたいに可笑しい時代
取り出した ハンカチの
縦糸と 横糸 ...
朝食をとるファーストフード
一年前はレジカウンターの向こうで
こまめに働いていた
君の姿の幻を
ぼんやりと夢見ている
その可愛らしさは
指についたシロップの味
今ここに ...
僕達は あまりにも 貪欲で
お互いについて あまりにも 貪欲で
僅かな欠片も 見逃すまいと
その手に しがみ付いているのだ
安心よりも もっと
保守よりも もっと
...
まず君の
誕生日だけ
試そうか
京都タワーを
アオく光らす
気をつけてね
もうすぐ秋が来るわよ
切なくてね
胸がキュンと痛むから
独りにしないでね
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
不思議
真紅
自由詩
0
07/9/22 12:22
思春期
小川 葉
自由詩
3
07/9/22 10:10
たつこと
フクロネヅミ
短歌
3*
07/9/22 8:28
家電
たもつ
短歌
21
07/9/22 8:07
あのひとるぱん
佐和
短歌
4
07/9/22 6:47
69RL
000
自由詩
2
07/9/22 6:09
Love Football!
FUBAR
未詩・独白
5*
07/9/22 5:07
地球がくれた伝説
木葉 揺
自由詩
3
07/9/22 3:51
黒中夢
白川水
自由詩
0
07/9/22 2:19
音叉
月見里司
自由詩
5
07/9/22 1:55
少しでも
夕焼け空
自由詩
6*
07/9/22 1:37
コスモス
仄
自由詩
2
07/9/22 1:34
壮年 三
A-29
俳句
2*
07/9/22 1:15
ポケット
鴎田あき
自由詩
1*
07/9/22 1:14
座ってるだけの椅子
カンチェルス...
自由詩
4
07/9/22 0:28
サンドイッチ・デイズ
深海とと子
自由詩
8*
07/9/22 0:00
ライン。
狠志
自由詩
4
07/9/21 23:58
(無題)
キキ
未詩・独白
3
07/9/21 23:55
ハスキーヴォイスでした
ふるる
自由詩
8*
07/9/21 23:32
おおげさな当たり前。
短角牛
自由詩
2
07/9/21 23:27
そろもん(砦の歌)
みつべえ
自由詩
1
07/9/21 23:07
しつれん。。。
愛心
携帯写真+...
3*
07/9/21 22:43
光るタヌキ
ブルース瀬戸...
自由詩
7
07/9/21 22:42
とげ
ミゼット
自由詩
0*
07/9/21 22:34
土踏まずの唄
いたずら戦隊...
自由詩
1
07/9/21 22:23
白いハンカチについて
西尾
自由詩
0
07/9/21 21:42
金細工の人形
服部 剛
自由詩
4*
07/9/21 21:28
よりも
ウデラコウ
自由詩
1*
07/9/21 21:28
平安ブルー 01
北大路京介
短歌
3*
07/9/21 21:11
虫の声
〃
自由詩
6*
07/9/21 20:47
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
5271
5272
5273
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5276
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
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5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
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5296
5297
5298
5299
5300
5301
5302
5303
5304
加筆訂正:
朝焼けシンフォニー
/
さくらほ
[07/9/21 22:14]
最終連 変更
7.48sec.