ゆき子は手に生命を宿した
ある冬の日だった
ゆき子は凍えながらも
大好きな白粉につつまれて
近くの店に出かけていった
心の中でレミオロメンがながれている
そのうち、しばれはす ...
踏み入れたのは無限の限界
ありとあらゆる瓦礫に埋もれた現実の前で
ボクらはウズクマル
時盗人がフォルテシモで鍵盤を滑り落ちる /ときぬすびと
...
うちにきたころの あなたは
ちっちゃなころの わたし そのもの
世の中におもしろいものが満ちあふれているから
どんなに高いハッチの上にでも
とびのぼっては かけまわる
一秒 ...
私は10年冬眠していた
走って 走って 疲れてしまったから
目を開けると
良人も家族も 老けていた
みんな 私より 弱っていた
はいつくばって 鏡の前へ
...
削るように冷たい風景は重いし楽しい
午前2時。
テレビの光、煙草の煙。
色んなことを思い浮かべる。
夢見心地。
去年の今日は君がいた。
夜の野球場。星空。沈黙。衝突。
俺は全てが愛しかったんだよ。
...
手紙を書くときの始まりは
どうしてもこうなってしまう
「お久しぶりです」
大変便利な世の中で
携帯やら電子メールやら(「電子」って古臭い)
いろんな意味で距離が縮まって
僕なん ...
冬の雨が 雪に変わりつつあった午後
凍る寸前の雨は
テラスの さみしそうな植物をぬらした。
ヒーターの音だけが 響く部屋で
僕は彼女をベッドに誘った ...
チンザノロッソバック頂戴な
寂しさとか虚しさとか
そのようなものが
グルグルぐるぐる
アタシの真ん中で
ループしてやがんの
チンザノロッソバック頂戴な
流した涙とか
零れ落 ...
見慣れた鳥が私の前をかすめて
心の影をくわえました
鳥は私の上の枝に止まり
影を飲み込みじっとたたずんで
やがて大きく揺らした羽根から
虹色の砂粒がさらさらと舞い散ってきました
氷柱が ...
よし、いくぞと手のひらを結んで、云ったはなから
溶けてゆく落胆の月光。饒舌な千条の筋が、微星の
囁きをかき消してしまうので、空はたちまちのうち
に白く濁った。空気の粒を水の粒に変えて、孕みな
...
親戚のおばさんが
欠片になった
親戚のおじさんが
欠片みたいな顔をして
おしえてくれた
お茶を飲む
欠けた茶碗の
欠片を補うには
涙はあまりにも多すぎた
ひとはこうして
欠片に近づ ...
オレンジジュースを買う。
嗚呼、わくわくするぜ。この世は全く無意味だが、俺はオレンジジュースを買って飲む。
誰も邪魔はできないだろう。
神様
あの子に想いを伝える勇気を
半分だけ、下さい
残りの半分は
どうにかしてみせるから
ペダル漕ぐ脚 少しずつ速くなる 弾む吐息に弛む焦燥
輪転するタイヤ からからと唸りをあげる まるでかざぐるまのよう 泳ぐ風と軽妙にセッションする
小さな秋 鈴虫のハープ ざわめく森 ...
感動の深さを伝えるよりも
感動の在りかを伝えたいの
それ以上の理由はないわ
私が生きてる理由なんて
私が決めたのではなくて
...
君を縛りつけるのに
5ヶ月という時間は短すぎただろうか
永遠を誓った
そんなすべてが
灰となり
遂には存在証明さえできなくなりそうだ
君の居ない恐怖を
できれば君に ...
住吉公園でボーっとしていて、
やはりこの公園に特別さを覚えた。
小川に見立てた水路から
湖に見立てた池に水が流れて、水流が起きる。
そこに風が吹き水面が水流の方向を乱す。
大きな鳥が池に悠然 ...
雪のように
北の国から降り
都会の空を卑小だと罵ったり
(氷花は枯れ
また、狭苦しい檻の内側では
しおらしく澄んでいた
*
閉じられた鳥かごの街にて
虚脱に溺れて座り ...
あの夜も
こんな秋の月だった
真っ暗な林をあがって
滝をふたりで見にゆく
あいつのジーパンをずらして
ぬるぬるのなかに立ちバックした
あいつは泣きながら
俺にからだをつかまれていた
...
私はわたしでしかないのに
理想論に追い付かぬ
哀しくなるたびに
あなたがミエカクレ。
すすみゆく
日常に
あなたのすこしの残像すらも
期待してしまうの ...
その駅は
人がぷつりと途絶えることも無く
名前も割と知られていたが
急行の止まらない駅だった
ああ電車だと頬に風が吹いてきても
何喰わぬ顔で通り過ぎて行ってしまう
次の駅まで私を連れて ...
2006年8月23日 - 24日
旅の話 -A to Z 展-
ならららよしともさんという有名な現代美術家さんと
グララフという集団さんのA to Z という展覧会
大正時代の ...
さしのべて
私に
助けてほしいの
私は
私だけの
あなたじゃなくていいから
あなただけの
私でいさせてよ
ねぇ その手をさしのべて
傷つけることしか知らない
この手を
掴 ...
期待させるようなことを しないでほしい
どれだけ振り回されてきたか
それでもいいって 納得させてきたけど
ちょっとずつ 悲しい気持ちが溜まっていく
キスしてくれるなら
も ...
この果てしない空より
大きな悩みってあるかい?
この雄大な雲より
もやもやした気持ちになった事があるかい?
この三日月の欠けた所より
心に大きな穴が開いた ...
今度は チョコミントが良いなぁ
明日もし
京都が海に沈むなら
鈴虫寺で バルサンを焚く
ありふれた雲
タカノホームに客無し
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
珠
池中茉莉花
自由詩
1*
07/9/26 6:41
思春期
九鬼ゑ女
自由詩
0
07/9/26 6:36
わたしのイルカちゃん
池中茉莉花
自由詩
0*
07/9/26 6:30
ぬくもり
〃
自由詩
2*
07/9/26 6:24
夢題
汰介
自由詩
0
07/9/26 4:35
_
黒牛乳
自由詩
2
07/9/26 3:42
「お久しぶりです」
ベンジャミン
自由詩
4
07/9/26 3:16
純白
ae96
自由詩
1
07/9/26 2:26
チンザノロッソバック
ライチ
自由詩
4*
07/9/26 2:13
予感
宮市菜央
自由詩
0*
07/9/26 2:03
月
clef
未詩・独白
0*
07/9/26 1:50
親戚の欠片
小川 葉
自由詩
0*
07/9/26 1:44
無題1
黒牛乳
自由詩
1*
07/9/26 1:44
残りの半分
むむ
自由詩
4
07/9/26 1:34
小さな秋
白川水
自由詩
0
07/9/26 1:10
この体と この色と この声と この温もりで
相良ゆう
自由詩
1*
07/9/26 1:07
別れ
れるむ
自由詩
0
07/9/26 0:35
住吉公園
たけ いたけ
散文(批評...
1
07/9/26 0:35
雪別れ
結城 森士
自由詩
1*
07/9/26 0:02
あの夜も
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/9/25 23:44
くえすちょん。
Sa;
自由詩
2
07/9/25 23:36
駅
路守 緒世留
自由詩
0
07/9/25 23:23
葦間さんの旅日記その2
mizu K
未詩・独白
2*
07/9/25 23:16
その手を
優羽
自由詩
4*
07/9/25 23:14
くるくるり
まりも
自由詩
5*
07/9/25 23:10
みあげてごらん
せいちろ
自由詩
0
07/9/25 23:09
taste of kixx
北大路京介
自由詩
3*
07/9/25 22:54
平安ブルー 05
〃
短歌
3*
07/9/25 22:50
壮年 七
A-29
俳句
0
07/9/25 21:57
壮年 六
〃
俳句
0
07/9/25 21:55
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
5271
5272
5273
5274
5275
5276
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
6.14sec.