好意施したのなんて
そんなの単なる客としてだから
お前はタツノオトシゴでも食ってろ
と言われ路上に放り出される
曲がりながら伸びて行く道筋を
たどるナメクジですら
確固た ...
起きたら天井に在るはずの照明が
ベッドのすぐ隣にあって私を照らしていた
余りに眩しいので消してやろうとスイッチを
一生懸命 手探りで探したけれど
いつもあるはずの場所にはなぜか
暖かい風 ...
元気が無いのは
いつもの事だって分かってる
君が他愛も無い夢に敗れて
何かを見つけ
何かを拾い集めて欲しいと願うのだ
そしていつの日か
憂い無い日が ...
薄く張った氷を持てば
指先では融解が始まりしかし
輪郭は鋭として保ち
朝焼けに透かして見れば
陽光が滲むのだ。
そうか おまえにとって初めての朝陽だ。
ぼやけた太陽 ...
何色もの絵筆を洗った様な
川の底に積み重なる
限り無い顕示欲
夜更けの鼓膜を這う
暴かれる為に在る嘘の
衰弱した響き
愛する人と見知らぬ人の境目を
見失わせる極日常的な失意
...
白猫
――=1より
黒犬
涙量-(36.5℃+35.7℃)=空
=0
また
ボーダーの彼=2シンメトリーの彼
となり
Fen ...
ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ...
「ちえちゃんッ」
「あ、健太郎」
「姉さんこんにちわ。ちえちゃんどないや」
「うぅ・・健太郎・・」
「ちえちゃん、ちえちゃん、おっちゃん来たで。大丈夫か」
「・・・・」
「今寝たとこか」
...
もうそろそろクローゼットから
暖かいコートを取り出そうかな
年々早くなっていく
気がつけば、と言う意識
去年の今頃を思い出す今日のように
この前もそのずっと前も
繰り返していたんだろう ...
“食堂”に五人が揃っていた。
だだっ広い食堂の空間の中央からややはずれた所に、白いテーブルクロスをかけられた大きな矩形の卓が置かれている。厨房からの灯りがわずかに漏れ出して、食堂の全体を仄かに浮 ...
★☆★ 法律大魔王から9度目の最初のお達し ★☆★
●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して下さい ...
吉野家でじじいがぶっ倒れていて
救急隊員と警察が何人か集まってた
どこか弛緩したような空気
まあこの人らからすれば日常茶飯事なのだろう
また道往く人は無関心で
じじいがここで死のうが復活しよ ...
跳んでみろ
ちゃりんちゃりん
持ってるな
最近のかつあげは
小銭じゃないらしい
もしもの対策に
ポケットにグロッシェン
いっぱい用意していたのに
グロッシェン
公園のゴミ箱に ...
ありし日の浄土の園で蓮根掘り
山葡萄ボージョレヌーボォになれはせず
生るもののない畑に散る冬紅葉
飴色の過去に浸る君に僕は言う
『ねぇ、果ての存在を信じる?』
ひび割れた壁を伝う光に手をのばして笑う
『ない、ないよ。そんなものただもとの位置に戻るだけだ』
背後から ...
詩作やその他の創作活動について、著者本人のエピソードがそのまま語られているかのような詩がいくつかあった。舞台裏を見ているような気分になるので、「詩」を求めるときはそういうものを見ないふりをしてやり過 ...
小さな袋をふたつ
満たした春の匂いは
衝動をさらっていくのには
充分すぎる
一度に押し寄せてきても
ゆっくりと迫り上がってきても
最後は同じところに
吸い込まれていく
ねぇ今
...
私は私が嫌いだった
手相とか
自分の星座や血液型とか
ひとつを気にしだすと
全てがいやになってしまう
魔法使いのおばあさんは
自分を好きになる魔法を知っているかしら
そんなことを考えてい ...
今年こそ
サンタさんの お手伝い
したいと思ってたんだけど
まだまだ力不足
家にいるよ
雪の結晶
光
三次元の万華鏡
夜空のスクリーンに映し出す装置があるんだよ
...
黒目勝ちな瞳で
何を 見る
天然の朱に彩られた唇で
何を 語る
平らな胸に秘めた
紡ぎ事を
誰が知るだろう
揺れる花に
想いを寄せた日
誰かの幸福を祈る
...
***
いわゆる
よりも
トーテムポール
まずは
この感情
***
「比べてみよっか」と
あなたは笑って手を広げた
重なった五本指の向こう
あなたの笑顔がまぶしい
*
丁度指先三本分
ふたりの距離を
一気に埋めてしまいたいような
もう少 ...
夕焼けに深い藍が沁みてゆく 君よ声を出さずに泣くな
寒椿体温混じるその時に二人一つの罪に散る朝
私の破片を集めても私にはならぬそれは君とて同じ事
知らぬ間に花なくなりし金木犀 時は ...
酔っ払った サラリーマンが
頭に ネクタイを巻いちゃうのは
お酒でふやけた脳が
流れ出すのを防いでいる
もしくは
酔っ払った脳を戒める為
かもしれません ...
自慢話うまいひとって羨ましいな
自分のこと話したくても
つい口ごもったりして
自信が無いだけなのかな
たとえばカラオケに行っても
わたしの番になると
他のひと達世間話なんかはじめた ...
わたしは言葉で絵を描きたい。
絶妙に混ぜ溶かした絵の具を絵筆に取って
キャンバスに描きたい。
夕陽を笑顔を、想像の世界を。
わたしは言葉で音楽を奏でたい。
一台でオーケストラの音を全て出 ...
夜空を輝く星の名前は
誰も知らなくて
世界の外には果てしなく海が続いていると
確かに信じられていて
路地裏で独り 蹲っていた
微かに北極星が動いた気がした
冬の寒い日にレコードをかけれ ...
僕は音のない森の中で
語りかけていた
それはかつての恋人だったり
疎遠になった親にだったり
亡くなった姉にだったり
これまで出会った人達に
とにかく僕は語り続けていた
その間当た ...
19歳とハタチの間に引かれた一本のライン
昨日までが子供の私で、今日からが大人の私
そんなのおかしいんじゃない?
だって
昨日と今日じゃ、私は1ミリも変 ...
どうしてだろうと 口に出すときには もう
半分ぐらい答えを知っているのだ
ただ、
その答えがあんまり泣けるので
海辺の砂地にまぎれてしまえばいいのにと
思うのだ
船虫 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
食いたくない
a
自由詩
2
07/11/14 1:27
別世界 あなざーでぃめんしょん①
相良ゆう
自由詩
1
07/11/14 1:14
ただただ
maynar...
自由詩
1
07/11/14 0:48
初氷
短角牛
自由詩
0
07/11/14 0:41
失意
松本 涼
自由詩
3
07/11/14 0:28
白猫+黒犬
かるび
自由詩
2*
07/11/14 0:08
きっと、別の呼び名で
たりぽん(大...
自由詩
27*
07/11/13 23:56
奇妙なサンクション
捨て彦
散文(批評...
4
07/11/13 23:39
コート
松本 卓也
自由詩
1
07/11/13 23:26
七人の話 その2
hon
散文(批評...
0
07/11/13 23:20
エリオットしとりあそび(9)
過去ログ倉庫
07/11/13 23:17
起きぬ翁
udegeu...
自由詩
0+
07/11/13 23:04
さよなら、お守り
木葉 揺
自由詩
4*
07/11/13 23:03
畑の冬
亜樹
俳句
2
07/11/13 23:02
果てを探して
比口
自由詩
4
07/11/13 22:40
詩集に纏わるエピソード (3)
深水遊脚
散文(批評...
2*
07/11/13 22:35
秘密
かのこ
自由詩
7
07/11/13 22:35
ねえ
壺内モモ子
未詩・独白
0*
07/11/13 22:28
クチビルにポインセチア
北大路京介
自由詩
15*
07/11/13 22:19
天然少女
サバオ*
自由詩
6*
07/11/13 22:18
.о7
かたくりо
自由詩
0
07/11/13 22:15
指先の記憶
衿野果歩
自由詩
3
07/11/13 22:15
微熱
さくらほ
短歌
8*
07/11/13 22:13
サラリーマン と ネクタイ の 関係
サバオ*
自由詩
4*
07/11/13 22:09
ひより
恋月 ぴの
自由詩
28*
07/11/13 21:49
言葉
megie
自由詩
1
07/11/13 21:42
Jack
000
自由詩
3
07/11/13 21:31
森林浴
揚羽 欄符
自由詩
6*
07/11/13 21:16
line
三奈
自由詩
2*
07/11/13 20:55
答え
リーフレイン
自由詩
3
07/11/13 20:42
5233
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5235
5236
5237
5238
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5252
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5269
5270
5271
5272
5273
6.57sec.