「 新月の夜 」
存在さえも不確かにする 霧が降る
新月とつめたい星の光、みすぼらしいデッキの長椅子のしたに
小さな命が産み落とされる
白黒タキシードのハチワレと 闇色のクロ ...
爺婆になると子どもになっていくと言っても普通の爺婆は子ども心のワクワクドキドキのエキスが足りない子どもの歌のニッキニャッキのように好き嫌いはだめで残さず食べてだいじょーぶぃカルビはビールにあうか
...
○「一生」
今日もまた一日
今日もまた一日
と
齢を重ねていく
○「安眠」
ぐっすり眠れた朝は
何かいいことが
ありそうな気がする
○「駐車場」
今駐車場が一番怖い!
眼 ...
成功は作れる
と、手ごたえを得てるでしょう
作画崩壊しとるだろうが
おめでとう、おめでとうだろうが
自分のできる範囲で
できる事をすればいいんです
僕にできることが
君にでき ...
ふりむくな ふりむくな
うしろには夢がない
── 寺山修司
紫陽花や今日も明日も通る道
紫陽花や毎日通るこの家も
...
貴方の軌跡を辿っても
私はあなたと会えないけれど
貴方の心に土足で入らせて下さい
その中で 一際鈍く輝く星を
飾らせてください 私の心に
貴方の言葉を辿っても
私はあなたになれないけれ ...
ことあるごとに抽象的でないものを抽象的だと文句をつける
それは表現てあって抽象ではないとなぜわからないのか
嫌がらせがしたいだけなのか
はたまた節穴なのか
人の詩を指差し笑えばそれでいいと ...
二億ドル払うと宣言したとたん二億ドル要求された
日本人の命と引き換えにテロリストにケンカを吹っかけ
逆に標的にされ泥沼にはまる日本
あくまで人道支援だとしどろもどろに言い訳しながら
もし本 ...
いつの間にか会話は盗み撮りされて
裁判と云う公の場に曝される
弱い立場を守ると云う建前で
発言は人工的に歪められ
恐れは怯えに変わり
人間不審に陥らせる
職場の雰囲気は凍てつき
...
今ではとばりなのか、とばりがなんなのかわからない。まだ息をしていた頃。ほんのわずかな間に変質したリンゴ。錆びたナイフ。傍に無い全て。世界が異質なのか異質なのがとばりなのか分からない。
降り続ける ...
脳髄に
絶えず影踏みしつつ
自らを貫くもの、
この私と云う意識の
舞台にて
その生動スル想い
響キ聴く
過ぎゆくものノその根音 、
残響させては
絶えず絶えず逃れるも ...
訃報を伝えるニュース
その少しあと、
自販機で缶コーヒーを買っていたら、
会社の若手から訊かれた。
「で、大谷とどっちがすごいんですか?」
缶を落としそうになった。
それは、たとえ ...
絶望は急勾配
先はずっと下
落ちるわけにはいかない
ここから離れようとする
立ち去る時の土煙が
さようならと言ってる
力の限り
足で蹴る地面
心の限り
腕を上げる天に
声割れたカラオケ終わりの朝帰り
朝の月みたらなんだか涙目で
失恋を一瞬忘れた涼し風
わからずに息を吸い込む野の匂い
タイトルを《朝の真水》と名づけ ...
心当たりがないことを
指摘されて戸惑う
それは本当だろうかと
疑ってみるけれど
自分が思う自分と
他人から見た自分は
イコールにはならないようだ
意識のないところでも
自分を発信し ...
わたしは愚か者
今日まで気づかなかった
神が耳元で囁いてるのを
聴く耳を持たなかった
わたしは彷徨う者
行き先を知らずに佇むだけ
神が道を指してるのに
見 ...
暑いからもう無理と草刈りさん
草刈りさん西瓜を出しておもてなし
草刈りの轟音聞きつつテレビ見る
30度の草刈り作業に気を遣う
信州で得たお金で
京都に戻った
ほぼ行方不明は継続中
ある日 清掃車に
乗っているバイクごと撥ねられた
気を失ったのは人生初
目を開けると
周りに人の足 ...
遠くにみえる島並みが
心を軽くしてくれる
この身を撫ぜるそよ風が
微かな笑みを浮かばせる
生きてることは気持ちいい
100%そう云える
生きてくことで夢叶う
1000% ...
まだ幼い僕の夢は激しくうちつける雨に耐え
その雨露に濡れそぼった蕾を大きく揺らして
力強く赤い両腕を拡げた
黒々とした顔を覗かせていた雨雲
その身を真っ二つに切り裂くような
熱い日差しを ...
「障害」もいまやカジュアルになりました
いじめに遭えば障害者疑惑
転職を繰り返しても障害者疑惑
「生きづらさは貴方の特性」
コミュニケーション能力否定され
自己の責任であると認識される
...
浮遊する染色体
活性する細胞が規則正しく時を刻む
活きているという実感
身体の隅々で感じる悦び
あらゆる毒菌が精神を蝕んでも
駆け巡る循環液の流れを止めることは出来やしない
脳 ...
自分が苛立ちやすいのは自覚している
自分が落ち込みやすいのは自覚している
どちらにしろ
呻き声を殺すのは
壁一つ隔てた
悲しみに気づかれたくないから
ここから離れろ
お前なんかに ...
明日去って、明後日
どこ切っても切っても
異なるのは切手のデザインだけ
よく見たらこの切手も相似の集まりだった
優れよう突き抜けようと息巻いても
筆跡まで似通ってしまうぼくら
誇るべき教育 ...
ああ
やはり自分を大事にできないと
ダメなんだなと
甘いものは好きなのにね
あるっコールも
。。
あるっこーるってなんだ?
なんだろう
ほうっておくと
色んなもの倒れてく
自然と自ら
ぱたんぱたんと
細やかな音立てて
逆さまのまんま立って居る
蓋口だけ青く鮮やかに
透明側面の湾曲し
す ...
人柱は今もまだどこかに埋まっているだろう
切腹をして内臓を取り出したり
斬首刑
エキセントリック
今の時代の死刑も
未来から見たら
風習は形を変えながら
人間の精神に寄生する ...
今、ボクは君の心の中の
景色を散策する
淡いピンクに
染まる君の心は
ココチいい愛を感じる
淡いブルーに
染まる君の心は
爽やかな愛を触れる
淡いイエローに
染まる君の心 ...
鈍い感覚に息をつがえて
とおく とおくの あの子のもとまで
運命みたいに飛び込んだ!
忘れてた ぼくは 最後の神さま
糸がほどけぬ わずらわしい子
黒い掃き溜め 虹色のはね
青輪光の ...
葬儀を終えたあと
母が腕の中に抱えた父の真新しい骨壺が
カタッ・カタッ。となっている。
黒喪服に身を包み
草履をつっかける母の歩調と重なって
(すまない。すまない。)と
泣いて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新月の夜
月乃 猫
自由詩
7*
25/6/20 9:10
ワクワクドキドキ
足立らどみ
散文(批評...
4*
25/6/20 8:14
独り言6.20
zenyam...
自由詩
2*
25/6/20 7:12
万博に
りゅうさん
自由詩
4*
25/6/20 5:22
小さな夏の手紙
森田拓也
俳句
13*
25/6/20 2:42
他人
馬後の竹の子
自由詩
5
25/6/20 0:35
不愉快
栗栖真理亜
自由詩
3
25/6/20 0:33
標的
〃
自由詩
1
25/6/20 0:29
秘密録音
〃
自由詩
0
25/6/20 0:20
とばり
武下愛
自由詩
2*
25/6/19 23:42
夜想、ヴァーク
ひだかたけし
自由詩
7
25/6/19 22:24
長嶋茂雄
無名猫
自由詩
3
25/6/19 21:17
ずっと下
sonano
自由詩
4
25/6/19 19:44
外の外
秋葉竹
自由詩
2
25/6/19 19:30
いびき
海
自由詩
12*
25/6/19 19:04
今日まで気づかなかった
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/6/19 18:36
へとへとの草刈り作業員
けいこ
川柳
3*
25/6/19 16:56
初めての記憶喪失
花野誉
自由詩
9*
25/6/19 12:11
すごい幸せ
秋葉竹
自由詩
2
25/6/19 7:50
彼方の夢
栗栖真理亜
自由詩
2
25/6/18 23:54
疑惑
〃
自由詩
1
25/6/18 23:47
脳髄の夢幻(ユメ)
〃
自由詩
1
25/6/18 23:42
戦い
sonano
自由詩
1
25/6/18 21:21
敷く/違わない
饂飩(うどん...
自由詩
1
25/6/18 20:12
めも
うし
自由詩
1
25/6/18 19:51
夜想、ペットボトルの歌(改訂)
ひだかたけし
自由詩
7*
25/6/18 19:31
風習に捧ぐレクイエム
海
自由詩
7*
25/6/18 18:53
君の心の中の風景
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/6/18 18:33
ドミネイト
みぎめ ひだ...
自由詩
2
25/6/18 18:06
帰り道
梓ゆい
自由詩
3
25/6/18 12:23
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
加筆訂正:
ジェラード・マンリ・ホプキンス「空舞う者」拙訳
/
matirius
[25/6/18 19:10]
誤訳の修正
0.36sec.