(番外編27-②)定家さんに落日はない、
象徴詩的和歌の完成者
,,,,焼くや藻塩の身も焦がれつつ
和歌を知るものには定家は激情の人 ...
足を切った
家族を飢えさせないため
自分が餓死するのを防ぐため
あのときは仕方なかった
もう一本、足を切った
自分の不甲斐なさに呆れながら
まだ幼かった子どもは
なにも知らず ...
とらわれていたものを減らして
一夜経ち
芳醇な朝に居ます
太陽に
畏敬の念を抱きつつ
あの太陽は
人間の
人力によって上昇している──、
とも思われる
思いの力は絶大で
他に
わ ...
納豆をかき混ぜると
遥かユーラシアから
吹いてくる風がある
父は砂糖を入れるのが好きだった
母はそれを好まなかった
わたしは優しくありたかった
皆、少しずつ欠落していって
比喩は ...
事情があって先週から何も食べていない
先日食べようとした納豆玉子かけご飯とかき揚げも食べなかった
体重は4キログラム減ってふわふわと眩暈がする
気分は平静なのだけれど何時もの摂食障害 ...
秋の夜長だ
ベンハーパー
わくわく
わくわく
わくわく
もぞもぞ
もぞもぞ
もぞもぞ
ゆらゆら
ゆらゆら
ゆらゆら
うとうと
うとうと
うとうと
すやすや
すやすや
すやすや
明るい月の下で
君と過ごす夜が始まる
未来とか希望とか
ぼんやりとしか見えなくても
頭の中から飛び出して
走って行きたい場所が
前だけにあると思っていた
君には僕の知らない
過 ...
しずかさにほひ
我が深奥に
ひろがりひかる 、
無限の自然 光の大洋
泳ぎ潜行し新たな言の葉掴む人 。∆∇。
こいつだっさ
あ、わざとなのね
こいつバカすぎ
あ、わざとなのね
こいつキモイ
あ、わざとなのね
こいつなんか臭い
あ、わざとなのね
こいつつまらん
あ、わざとなのね ...
(番外編27-①)げにいと哀れなり、涙つとい出来ぬ、
いとはしたなし(清少納言女史)
この女史、美しいこと、可愛いこと、恥さらし、世間の噂、
気まずいことも堂々と文に託した最初 ...
1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + …… = 1
1 = 1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + ……
...
涼風たつ坂 くだれば川辺
たっぷりとゆれる 青柳
樹下にたたずめば おとこの腕を
やさしい檻を思い出す
長い髪したひとでした
たてがみみたいに見えました
抱きしめられると 肩に背中に ...
言葉が脱臼して
雲のない空より雷が落ちた
それは私がすっかり変身した合図
今
ただ灰色の曇り空と
青い山のみがある
ただ私は立ってのぞんでいる
ただ物語がなくなって
存在が辛く ...
○「驚きの言葉」
ワイフがレントゲン検査を地元の県立病院に予約して
最後に言われた言葉が
「お金はありますか」
だった
次に大学病院にペット検査の予約をしたら
最後に言われた言葉が
「高 ...
コロナを経て、何年ぶりかの海外旅行。成田空港にどうやって行くのかということすらもすっかり僕は忘れていた。それを調べて、空港に着くと、チェックインした後にあるはずだった飲食店やコンビニの場所が変わってし ...
ぱたぱたと画面が消えて行く音が宇宙で最後の雨降りでした
今朝もまたケトルでお湯を沸かしてる君の横顔(永遠として)
お互いを許す言葉が出ないまま願うみたいに笑い合ってた
生 ...
星
亡くまで薄めて
景色が金色に染まる前
墓
彼は眠っていないのだろうか
骨があるので
手を合わせた
冷たく穏やかな風は9月の終わりの秋に相応しく
望ましい
花屋 鯛焼きや ...
久しぶりに
花を買った
どんなのが良いのか
どういう風に選ぶものなのか
さっぱり
だったので
こんなものだろうかという
金額だけ伝えて
ぱっと
明るく咲いた
店員さんに
選んでも ...
サラリーマンだから贅沢は言ってられないのです。
久しぶりに息子を連れてヘルスセンターへ出かけてみようと思います。
本当は何処か温泉街の露天風呂のほうがいいんだけどね。
僕らはそそくさと脱衣 ...
木偶の坊古びて肥溜めの中失笑、糞の臭い骨まで染みて夜通し風呂何度も入れ替えて浸かりふやけまくって朦朧、とうとう倒れ込むも目覚ましの餌食、半狂乱で壁に叩きつけて知らぬ顔決め込みたちどころに熟睡、糞食 ...
ロックンロールなんて
好きじゃない
けど
ローリングストーンズのバラードは
好きだ
悲しみのアンジー、って邦題も
どうかと想うけど
そんな疑問が霧消するくらい
その歌は ...
ふたりは指を絡めて
伝えたい想いを確認する
重なる心は
ひとつの姿を現した
永遠を知った夜
虚脱しつつ
自らの狂気と恐怖
抱えながら
悪夢手前
夜陰へ突入する、
散りばめられた言の葉の
縮れた枯れ葉のイビツ 、
赤信号の横断歩道横切るスズメの形為し
あのひゃっ ...
その日は朝から晴れるだろう
神々しい耀きが沈もうとする刻
それは始まる
暁く染まった静くが 一雫
茜く沈んだ沈黙が 一雫
赫く咲いた聲なき聲が 一雫
朱く霞んだ無言が 一雫
...
正解は今僕が変えてみせるから
──羊文学
夏祭り夢見て帰るおんぶかな 🏇
油断して気付けば大人ソーダ水 🧋
裕次郎部下もいろんなサングラス 🕶️ ...
塩むすび
味噌汁
糠漬け
梅干し
梅酒
よく働き
よく笑う
梅酒
梅干し
糠漬け
味噌汁
塩むすび
きみが夢をみているあいだ
僕は街中のあかりを消してまわる
きみがジェラートを食べているあいだ
僕は南のほうから暖かい風をつれてくる
きみが泣いて泣いて濡れているあいだ
僕はあたらしいハン ...
○「野の花」
田んぼ道に
野の花が
美しく咲いている
花屋の花にも負けない美しさで咲いている
ものの美しさは値段ではない
○「無知」
僕は中学生の頃までは
「仲秋の名月」というのは ...
さよならと言ったら
キミとボクはどんな顔をしているかな?
もし泣いていたら
またねにしよう
もし笑っていたら
振り返らずに歩こう
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
(517-2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/26 14:43
「自己犠牲」
足立らどみ
自由詩
11*
24/9/26 8:21
秋の朝(変身)
田中教平/K...
自由詩
2
24/9/26 8:06
納豆
たもつ
自由詩
4
24/9/26 7:06
予感
レタス
自由詩
6*
24/9/25 22:32
めも
うし
自由詩
1
24/9/25 20:54
ハンモック
海
自由詩
4
24/9/25 18:56
暁
ミナト 螢
自由詩
2
24/9/25 18:39
五行歌、詩書き人(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
24/9/25 18:14
捉え
陽向(2躯-...
自由詩
7*
24/9/25 17:53
(517―1)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/25 14:40
悲しみ。
田中宏輔
自由詩
13*
24/9/25 13:54
柳
46U
自由詩
5*
24/9/25 13:03
くりかえす
田中教平/K...
自由詩
4
24/9/25 10:39
独り言9.25
ホカチャン
自由詩
4*
24/9/25 7:39
行動と回想
番田
散文(批評...
3
24/9/25 1:42
永遠として
由比良 倖
短歌
5*
24/9/25 1:25
繁華街の寺へ
秋也
自由詩
5
24/9/25 0:18
定演
北村 守通
自由詩
6
24/9/25 0:01
あ、それ僕の、
アラガイs
自由詩
9*
24/9/24 23:08
スピードスター・スリーパー
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
24/9/24 21:46
悲しみのエンジェル
秋葉竹
自由詩
5
24/9/24 21:33
五行歌 秘密
レタス
自由詩
5*
24/9/24 20:59
冷夜の記憶
ひだかたけし
自由詩
6*
24/9/24 20:47
夕鳴り
りつ
自由詩
9*
24/9/24 20:12
お言葉ではございますが
森田拓也
俳句
6*
24/9/24 19:03
エッセンシャル
海
自由詩
4*
24/9/24 18:50
きみが夢をみているあいだ
はるな
自由詩
4
24/9/24 16:44
独り言9.24
ホカチャン
自由詩
3*
24/9/24 15:43
二人の顔
リィ
自由詩
3*
24/9/24 15:16
14
15
16
17
18
19
20
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22
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0.21sec.