砂時計がたてる音のように
せつないくらい小さな寝息
双生児より近くて遠い君の
魂には今生でしか触れない
血の味がする朝餉のあとで
鶴を折ってこの運命で遊ぶ
手の熱すらも知らない相棒
今朝の音楽は短調ではなく長調が似合った
何時もの苦い珈琲が何故か甘く
正確なメトロノームが響きあって
ぼくたちに奇跡の扉は開いた
あまりにも透明な
薄く虹色に染まったシャボン玉
誰 ...
母の父の弟の妹の兄の頭が転がっている 首切られた 目のひとつひとつがおれを見つめている という夢をみた という夢をみた という夢をみた という夢をみた という夢をみた という夢をみた という夢をみた ...
ぬめりほぐれぬ二頭の
一頭の方の悪魔、
アーリマン*と称されるアクマ、
感覚される物質ノ
世界次元を唯一とさせ
生命・魂も無機物質の産物とする
(肉体の誕生と共にソレ生まれ
肉体の消 ...
あたらしい夢のなかで眼醒めることができたなら
もうきみのことを懐いださなくともいられるかも知れない
でも、ひとのない13番地に立つたびにきみを懐いだす
いままで読んで来た ...
「街の灯」のラストシーンを見て想う上手くいかない二人の未来
向こう岸に行ったことはない
ずっと地元で暮らしている
此処が特に好きなわけではないが、気になるほどでもない
何かを諦めた訳でもなく、ここで何かをやりたいわけでもない
なんとなく成り行きでここで ...
夕の近付き、
庭先に出て仰ぎ見れば
純粋な思惟という力
突端に突き刺さる
曇天どんよりと
時の丘陵崩し
脳髄という鏡さっき割れ
あれ?もう考えれ無いハズ
なのに、
...
山脈の
雪の肌が
青空に
際立っている
痛いくらいに
・
時計は
時の地図です
今 いつにあるのか
私の一日を
見守ってくれる
・
行雲流水
という
言葉を ...
鞄のそこの
南の島に咲く
あかい花の
花びらのなかの
告白を
鳥がくわえて
はこんでいく
明日は真っ赤か
雨でぬれるか
花びらの便箋の
インクは涙か
雪どけの
緑の ...
下弦の月が冴え
よく冷える晩のこと
「おい、炬燵とは豪勢じゃないか!」
浪人が、長屋の玄関の戸を開けて
迎え入れた友だちは羨ましそうに言う
煮炊きする へっついの傍
...
○「こだわり症」
「こうしなければいけない」
「ああしなければいけない」
とこだわりが強い
しかしその一方で抜けているところもある
○「人間関係」
「僕はこう考える」
というのはいい ...
冨の神を崇める教義では、
あなたの身体と魂は誰よりも清く
その清い身体のために、
毎朝オレンジジュースを飲む
また、あなたの美貌のために
幼い夢を祭壇で屠り、鮮血を啜る
既に世界は ...
これは季節感のない冷蔵庫
一定の地位を占めるドライフルーツは罪なのであります
森の中で目覚めたまま立ちつくす僕のハムストリング
...
ごめん下さい 駅員さん
―はい
文化の中心へはどう行ったらよいですか
―難しいですよね 教えますよ
助かりました 簡単だったのです、少し前まで
あのあたりに住んでいたころはよかった ...
遺書を書くことにした
死ぬ予定は特にないけど
今日どこかで事故にあって
死んだら
このまま死んだら
そしたら
こういうふうに考えてたんだよ
なんて私の気持ち
全部誰も知らな ...
いすらえるぱれすちな
いらんあめりか
うくらいなろしあ
けれど先ず
我が内に戦争在り
我が内に巣食う
悪魔の住みつき
我が内に
外なる悪魔の作用し
悪魔と悪魔に飽く迄我戦 ...
わたしはしもべ
かしずく石角を探している
あなたは月
欠けては丸み
レイとムイの中を結ぶ
ここは静か
塞がれた霊道の人気のない洞穴が
ひゅうひゅうと現世の暖炉を廻る
あちらからしか ...
土のにおいがする
丁寧に耕して
ふかふかになった
畑のにおい
笑えよ
うたえよ
種まきだ
未来を想う尊き時間だ
...
それはこれのパクリやんて続けたら
いつのまにか独り
パクリでもすがりつきたい
みかづきのはじ
新月になれば落下する
不時着し
さがしもとめた
蜃気楼から
かきならせさけべ
...
唯一の存在証明が
自称詩だなんて
そんな悲しい
そんな悲しいことってあるかいっ!
ウンコすることに
存在意義があるって
言ってるのと同じなんだぜ
もう止めようぜ、自称詩人
自称詩一 ...
今日一日を生きる命が
とてもうれしい
本当に感謝する
私は今
死の恐怖をも克服している
君への妄執を手放す時が来ている
そう感じる
郊外の夜
白い途に独り居て、
海辺の唸る光景
ふと浮かび、
耀く光点
夜の青みに浮き上がり
白い途の先に拡がりゆく
〈だいじょうぶ、大丈夫だから進みなさい〉
澄み渡る ...
「あら、この通りじゃ見かけない顔ですね。」
近江屋の厨の隅
水桶や たらいが置かれる陰にしゃがむ
おきぬの頭上から覗きこむ おゆう
「そうだよね。今晩の連れは、ちょいと痩せ ...
今が良ければそれでいい
でもね
今は
すべてとつながっているのだ
未来の墓標とも
・
これは
墓まで持っていこう。
未来の墓は
待っている
この大切な悲しみを
・
...
小鬼は
もどってきたよ
銀河の岸から
私のここ ろに
おかえりなさい
・
ろくでなしを言う
私の悪に
小鬼があいづちを打つ
でも小鬼はこうも言う
やめときなよ
・
...
明日になれば休みだから、汚れた布を洗うこともできるし、床を磨くこともできるし、冷蔵庫で賞味期限を切らせつつあるあれあそれをいっぺんに捨てることもできる。捨てることができる…って思うのは確実な希望。ここ ...
半熟の
玉子を潰す
愚か者
子供らの
夢を潰して
何を得る
テレビでは
テロップ流し
手を出さず
○「水を飲もう」
トイレに行きたくないから
水分は控えているという
年寄りもいるが
厚労省では
「目覚めの一杯、寝る前の一杯、しっかり水分 元気な毎日!」
といっている
熱中症、脳梗塞、 ...
ふん
死にぞこなったお陰で
化け物たちを見ることになった
見たくなんかなかったな
見たくなかった
人間の化け物なんか見たくはなかった
いやあ見事につくろっている
純白の衣をまとって
匂 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スセソタチツテ
46U
自由詩
4*
24/2/14 22:30
虹色の結晶
レタス
自由詩
10*
24/2/14 21:55
ジェノサイド
長束静樹
自由詩
1
24/2/14 21:23
一頭の悪魔
ひだかたけし
自由詩
5*
24/2/14 20:25
なまえ (overwriting)
中田満帆
自由詩
4*
24/2/14 19:32
祝復活AI短歌1
花形新次
短歌
1
24/2/14 19:13
向こう岸
空丸
自由詩
6+
24/2/14 17:59
出来事
ひだかたけし
自由詩
6
24/2/14 17:26
※五行歌 四首「悲しみも解ける」
こしごえ
自由詩
4*
24/2/14 13:02
あわだつ
トビラ
自由詩
4*
24/2/14 12:59
のらねこ物語 其の七「裏長屋」(一)
リリー
自由詩
5*
24/2/14 12:22
独り言2.14
ホカチャン
自由詩
3*
24/2/14 9:41
サクリファイス
atsuch...
自由詩
16*
24/2/14 6:51
WAKE.UP.TO悪夢
アラガイs
自由詩
12*
24/2/14 1:05
文化の中心
なけま、たへ...
自由詩
4
24/2/13 23:11
遺書を書くことにした
AWIM
自由詩
1
24/2/13 21:41
五行歌、戦争という存在
ひだかたけし
自由詩
6
24/2/13 21:37
ここは静か
由木名緒美
自由詩
6*
24/2/13 21:31
めも
うし
自由詩
1*
24/2/13 19:57
月
wc
自由詩
9*
24/2/13 19:42
自称詩人、止めませんか?
花形新次
自由詩
4
24/2/13 19:18
空へ
渡辺亘
自由詩
1
24/2/13 17:54
幻影の奧処
ひだかたけし
自由詩
9*
24/2/13 16:25
のらねこ物語 其の六「アワビ皿」
リリー
自由詩
4*
24/2/13 15:20
※五行歌 三首「未来の墓標」
こしごえ
自由詩
3*
24/2/13 15:05
※五行歌 四首「小鬼は もどってきたよ」
〃
自由詩
2*
24/2/13 15:04
地獄の日
はるな
自由詩
2
24/2/13 12:35
世情
レタス
川柳
4*
24/2/13 11:48
独り言2.13
ホカチャン
自由詩
2*
24/2/13 10:13
泥の木がじゃーめいているんだよ
室町
自由詩
3
24/2/13 8:56
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
加筆訂正:
歯ミガキ
/
本田憲嵩
[24/2/13 21:13]
加筆修正。一行追加、ひらがなをカタカナに。
0.06sec.