もう、何がなんだかワケワカメ
物静かな人妻のパンティを脱がせたら愛の嵐でワケワカメ
中折れし、拳で殴られ鼻から垂れたワケワカメ
冷蔵庫の中で賞味期限の切れた深い悲しみのワケワカメ
入居 ...
ありがとうを詰め込んだ結果得られたのは何よりも強い意味を持った願いでしかなくなって。いつの間にか古ぼけた映写機の陰でしかないのかなって思ってたけど。いつもそばにあってそばにあるけども見えはしない。空気 ...
私の母親の両親は どちらも良家の生まれだったらしく
蔵をいくつも持っているような村一番のドン百姓だった
祖母の家は代々蚕を育て 絹糸を紡いでいる家だったらしい
祖父の家も詳しくは知らないが ...
酷暑の最中だったが、脳髄に氷水が流し込まれているみたいに冷めていた、体温や体調のせいなんかじゃない、俺がそこにどんな感情をも持ち込むことが出来ないせいだ、必要最小限の自分への命令、下手糞な機械の模 ...
スマホが故障したので新調したけれども、前に使っていたSNSのパスワードが確認出来ないためにそれらのアカウントも新しくせざるをえずに苦心していたタイミングでchoriくんの訃報を知った。39歳。あまり ...
蛇口が壊れたままだから
ポツリポツリと水が落ちつづける
心が壊れたままだから
止めたくても涙がこぼれつづけるみたいな
もう、いいがげんに、しなくては、ね
み ...
・・。
楽しく飲んで帰ってきた記憶はある
ので
毒づいてる理由がわからない
けれど
なんか申し訳ないので
久しぶりに飲みすぎたせいです
何 ...
犬も食わない喧嘩
荒れている間は
まるでこの世の終わり
周りにいる者に
最大限の気を使わせる
翌日になると
あれは何だったのか
というくらい平常運転
ノリ遅れてあたふた
使おうと ...
真夜中の田舎は特に暗くなる外を見ていて寂しくなった
旅先の田舎の空は星ばかり感動的な時間過ごせた
大都会忘れるためにど田舎へ携帯電話使わない日々
都会にも田舎にもある良い悪いその中間 ...
カッピカピ
おひつに水入れず
ひゅぅうひゅゆう
夜に口笛吹き
ウオォッウオォッ
別れた妻の野獣の声、
陣痛室に響き渡る異様
脳裏から剥がれ落ち
ぴちゃりぴちゃり
反復されるこの宵の口 ...
午前五時{ルビ山女魚=やまめ}のポイントに辿り着く
水はゴォー ゴォー と鳴り響き 渦巻いていた
そこには先客が4.5mの竿を振っていた
ぼくは竿を出さず
ボトル珈琲を飲みながら彼から離れ様子 ...
午後、わたしはひどく醒めたが
形見のように愛を抱いて
あなたは激しい眠りに落ちた
長い髪が
竜巻みたいに渦巻いていた
神様から わたしたちの窓へ
吹きつけるあめかぜ
かみなり
...
薄汚れた曇空から
ちぎれた臓物や心臓の残骸
パラパラと骨片がふりそそいで
どうしようと
大地に平伏していたら
神さまが耳をかきながら
真っ白い雲のうえ
どうしたあ と
呼んでも ...
なんでこんなに苦しいのか分からない
なんでこんなに悲しいのか分からない
なんでこんなに淋しいのか分からない
なんでこんなに切ないのか分からない
なんでこんなに疚しいのか ...
土砂降り雨、
それは胸中の無性のそわそわ、
屋内という安全圏から聞く、
トタン屋根を打ちはじめる激しいその響き、
一時的に水浸しになってゆく外の世界に、
人は良くも悪くも予感する、
いつも ...
太く立ち上がる孤独の壁、
声は際立ち呪いの絶対零度に
すきとほり静かさ司り浮き立ちて
ただ在りただひたすらに私は在りと
努めながら死につつ死につつ努めながら 、
米米米米 米米米米
買いにいけども
米が無い 米が無い
米の棚にはインスタントラーメン
米の棚にはインスタントラーメン
米が無くても生きていけるけど
心の底辺に流れる不安
インス ...
哀しい風が吹いている
彼女の歩き過ぎる横顔に
あの坂道向こうの奈落へ
歩み進み墜ちていった
彼女の歩き過ぎる横顔に
哀しい風が吹いている
雨降り頻るあの夕に
マンション玄関ホール
...
何度も寝返りを打ったのに結局眠ることは諦めた、ノーステッチのブラックジーンズ掃いて真夜中に繰り出す、目的を失った連中たちがダンゴムシのようにビルの影で丸まっている、落伍者たち、でも快楽で帳消しにな ...
生まれた時からバッハもピカソもあった訳です
赤ん坊の私がそれらに気づくまでの長い距離は
何かの原型でありそうだなと推察し終え
当時の感覚まで思い出されていたのです
座卓には抽斗がついており
...
捨て鉢な好意
汽車が眠る場所
優しい巨人の愛撫
想像力の山と谷を
土地柄が考慮されたブレーメン
変動しない順位
誰かのおばあちゃん
物語を消毒されないためにも
明日までの措置
電球の ...
歴史教育にこそ、決して枯れることのない泉がある。それはとりわけ
忘却の時代において、無言の警告者として刹那的な栄華を超越し、つね
に過去を思いだすことによって、新しい未来をささやくのである。 ...
麒麟の影で琥珀を拾う
差し出す耳に
甘く崩れ
世界は暗転した
蝉の声を運ぶ蟻の群れ
記号になりかけの{ルビ蜻蛉=とんぼ}の群れ
懐中時計を開ける度
動き出す舞台
ことばを纏 ...
風がしゃらしゃらと光り
深く
通りすぎるから
さようならと
私は応えるのだ
・
胸を
広げて
風を受ける
小さな私
ほほ笑む
・
光も
闇も
大事です
自 ...
やってはならないことをやってしまった。また、やってしまった。やってはならなかった。しかし、やってしまった。だめだ。なぜこんなことをやってしまったのか。だめだ。本當にだめだ。だめな人間だ。自分が嫌になる ...
窓越しに見る青空に
いつも
後ろめたさを感じる
青空は
いつだって
早くこっちにこい
と誘っている
そんなに急かすな
そのうち行くから
ちいさな漁港に眠っている
勇壮な漁船をみるのが好きだ
沖合を
綺麗な流線型の中型船が
波を裂きながら南へ進んでゆくのがみえる
本州から四国への近さを
想い ...
バーボンの
甘ったるさがなんとなく
あなたの唇、想い出させる
一粒の
グラスを伝う水滴の
中に映った永遠をみた
ただ綺麗
だから「綺麗………」と云ってみ ...
早朝の渓を彷徨い歩く
フィトンチッドが心地よい
気温22℃
マイナスイオンに包まれ
日頃の喧噪を忘れる
日々は痴呆症のように過ぎる、こめかみを強く押しながら昨日の夢を思い出そうとしている、連続する無、連続する退屈、ともすれば永遠にでも続きそうなそいつを断ち切るために今日になにかを残したくて叫び始める ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
ワケワカメがワケワカメなワケワカメ
atsuch...
自由詩
10*
24/8/27 8:33
柘榴石
武下愛
自由詩
1*
24/8/27 8:19
三つ子のたましいって本当なのかね
涙(ルイ)
自由詩
4
24/8/27 8:16
噛みつきたいのなら牙をまず綺麗に研いでおくこと、そして迷いな ...
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/8/26 22:19
思い出は語られるためにある
岡部淳太郎
散文(批評...
3*
24/8/26 22:11
止めたくても
秋葉竹
自由詩
1
24/8/26 22:00
めも
うし
自由詩
0
24/8/26 20:39
犬も食わない喧嘩
海
自由詩
3
24/8/26 19:05
感動的
夏川ゆう
短歌
1
24/8/26 18:33
メタモルフォーゼ
ひだかたけし
自由詩
3
24/8/26 18:26
【渓流】 ボウズの朝
レタス
自由詩
4*
24/8/26 17:02
醒
完備 ver...
自由詩
0
24/8/26 16:48
どうしたあ
由木名緒美
自由詩
4*
24/8/26 10:15
台風が来る
TAT
自由詩
1
24/8/26 3:26
土砂降り雨
本田憲嵩
自由詩
4
24/8/25 23:09
五行歌、際の頂きへ
ひだかたけし
自由詩
2*
24/8/25 21:18
米が無い
海
自由詩
5*
24/8/25 18:59
キリスト
ひだかたけし
自由詩
2
24/8/25 18:09
ロスト・チャイルドは未知なる世界の為に変異種的な成人をする
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/8/25 16:45
ふりかえる生長
soft_m...
自由詩
10
24/8/25 16:33
等し好みに
なけま、たへ...
自由詩
4
24/8/25 15:45
東條英機。
田中宏輔
自由詩
11*
24/8/25 14:14
別鏡
ただのみきや
自由詩
3*
24/8/25 13:23
※五行歌 六首「また会えましたね と しずかに」
こしごえ
自由詩
5*
24/8/25 13:07
散書
幽霊
自由詩
2
24/8/25 13:05
青空
まーつん
自由詩
1
24/8/25 12:57
向こう疵
秋葉竹
自由詩
2+
24/8/25 4:20
水滴の中に映った永遠
〃
短歌
0+
24/8/25 3:46
五行歌 【渓流】 遡行
レタス
自由詩
5*
24/8/24 23:04
レコードの溝の数
ホロウ・シカ...
自由詩
2+*
24/8/24 21:45
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
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59
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62
63
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65
66
67
68
69
70
71
加筆訂正:
白球
/
湯 煙
[24/8/27 4:04]
タイトルを変更しました
別鏡
/
ただのみきや
[24/8/25 13:31]
脱字修正
ゴッドファーザー
/
本田憲嵩
[24/8/24 23:51]
加筆修正。
0.48sec.