壊れた飛行機が
指先に落ちていた
修理して空を飛んだ
空を飛ぶなんて
ありふれた夢のようだけれど
空に来なければ見えない景色は
確かにあった
題名のない本があったので
表紙に着 ...
絶望することに
早々と絶望し
ながらも、
他人へと期待する
先祖返り繰り返しつつ

もはやどうしようもなき諦念に至り
生きる基本的態度としてのこの無関心 、

生まれ故郷すら遥かとほ ...
疲れた体をベッドに横たえ瞼を閉じれば
ごらん、視えてくるよ
骨の十字架
カサカサに乾いた白い表面が
黄色い陰影を作って僕を見つめる
斜めに走るペンキの赤は
そう、僕の血さ
微かな痛みが不 ...
固めた拳を大きく振り上げ
軋む雑音を振り払った

ただひとつはまっすぐと突き進むこと
己の力と人生とを信じて
純粋に野望を実現していくこと

ただそれだけ
柔らかな光が僕を包む頃
君は僕を忘れてしまうのだろうか?
それとも跪いて
僕の哀しみを共に分かち合ってくれるのだろうか?

天使の遺言は僕のココロを揺らすよ
君の睫のように闇を導く
人棲まぬ庭の切株{ルビ躑躅=つつじ}咲く

花の名を問ふてしらんと遊びけり

孫可愛い母の日あるを忘れをり
森の奥
木の葉が私の羽に絡まる
苔の鼓動
微かな羽ずれの音
迫る夜に小さく鳴く
風が木の葉を揺らす
川が流すinstrumental
夜の裾に隠れた光に導かれて
羽を広げてゆく
私が ...
ああ、神様、
私は煮詰まっています。
午後の週末です。
それは非常に活発な議論です。
あなたのひげに会えて良かったわ。
長い間、会議に来なかったわね。
主人は自分の携帯電話で滑って眠りに落 ...
ドーパミンを抑える薬を飲んでいる
今の主治医には心から感謝している
でもこれは水槽の中から外をみているようだ
薬を辞めたいが
再発するかもしれないから辞めれない

抑える薬からの自制心を抑 ...
信号灯やネオン
パンの配達車ごみ収集車の往来が
電柱と電線がつくる
パースペクティブの彼方へとつづいている
身体を動かすだけのために
自転車をひいて
明け方の街を歩いていると
人もビルも ...
 
 

 
 熟成した光は
 ワインのように
 植物を酔わせる

 今日も太陽を傾けて
 星に陽射しを注ぎ込む
 女神の細腕

 木々の枝のあちこちで、
 新芽が起 ...
剥落していく昨日と、壊死気味の今日のボーダーライン、何もかもがぼろぼろで鬱血した世界だから、本当に美しいものが眩しいほど輝いて見える、俺ぐらいそのことを理解している人間はそんなには居ない、確かめた ... がっくりすることがあった。
あまり期待もしてはいなかったが、ひょっとすると、
ひょっとするかもと注目していた若手文芸批評家の
浜崎洋介がよりによって村上春樹推しハウツー本の
宣伝と紹介をや ...
広げた指のひとつひとつに溢れ落ちる僕の涙
冷淡な月が見下ろす夢は幻となって僕をひき裂く

あぁ、差し出した手をいぶかしげな瞳で振り払う君
虚空を舞う傷みは僕の中で仄かな熱を帯びてくすぶる

...
呪われたことのある人に限って呪うことができます(撮影会には必ず来てください!)
暗室に近づくと鍵がかかる音がして私たちは殆ど透明になってしまうんです
ピザ或いは餃子の生地を薄く引き延ばしたような日 ...
サイテーなオトコだよ
君は

口には云えないようなおぞましいコト僕にヤっといて
外では平気な顔して笑ってる

全部バレなきゃイイとでも思ってるの?
君は

「ゆきずりの恋なんだから仕 ...
堕ちる
散る

私の身体が
破けたココロが

堕ちる
散る

砕けた拳が
滲む悔しさが

堕ちる
散る
洋上に光球の昇り沈みまた昇り沈み
流れ粘り付き流れる視界の澄んで
死線の彼方にまで眼を向けながら
死の手前迄イッテハ踏み留まる 
      、 
深々と肉の呼吸を繰り返し
これが今のわた ...
夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ...
戦争を知らずにいたこと誇りたい

戦争を教えてくるやつ怒りたい

中東はどうだったかのぅ婆さんや

その時も彼らは正義の士だったや?

アメリカが庇えぬほどにコケるとは
 

もちろんこの世界は
鷹の目にさえ捉えられない世界
だれのシビレルコードも
感じないねとうそぶけるすえっからしの
はぐれもののお祭り騒ぎ

太陽というありきたりな明るさではなく ...
慣れた孤独に食らってしまう
慣れた言葉に食らってしまう

例えば頼りない肩に手を置かれたら
例えば頼りない口元が開いたら

本当は望んでるのだ

そういう日

トラウマが出て
一 ...
ここのサクラ並木は
申し合わせたように満開になるね
まるで地下に栄養の供給パイプが
張り巡らされているみたい

そうだね
「サクラの開花六百度の法則」というのがあって
二月一日以降の毎日 ...
曇天のいろむらに
絵筆をあらう少年の
かなしい青を見た
あなたの
深い行間の谷の底
眼裏に熱いわななきを拾う


ゴミ箱の中身を外に捨て
空になったそれで世界をすくいとる
だがわた ...
※敬称は略させていただきます。
或る無名の、特異な登山家の記録を知
りたくてノンフィクション作家佐野眞
一の本を数冊まとめて中央図書館に
予約したところ後日、近くの図書館へ
本が届いた。
...
胃を失ってからどれくらい経つだろう
彼方に去ったあの頃は
タンメン・炒飯・餃子くらいは当たり前で
身長169cmで体重は96kgあった
いまは62kgで絶好調! 動きやすい
胃の無い者の食事 ...
夜に溺れないように
アスファルトを砕く勢いで
懸命に
駆けた

『オレは
夜など駆けない
幸せな未来に賭けるだけさ』
と嘯いた
奴の眼差しはすこしシンとして

私は
...
○「地域の水路清掃活動」
安全対策は欠落している
雨天の場合どうするかも書いてない
雷は怖い
強風も怖い
年々高齢化していくのだから
安全対策も重視していかなければいけない
今までなにも ...
 今日も元気に発狂している「WOKE」の諸君、新しい世界が訪れたとき、地球に君たちの居場所は何処にもない。君たちが求めている敵は何処にもいない。
 そこにあるのは庶民の感覚を持ち合わせている、「 ...
鉄筋コンクリートの我が家はまだ冷たくて
絨毯の上に固めの羊毛布団を敷き
モフモフの毛布を敷き詰める
上掛けは薄手の羽毛布団に軽い毛布を掛ける
ゆっくりと冷えた足を暖めては
睡魔の訪れをゆっく ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
挿絵たもつ自由詩625/4/28 5:12
生き様/貫通スル線ひだかたけし自由詩425/4/28 3:27
骨の十字架栗栖真理亜自由詩225/4/28 0:33
鼓舞詩(コブシ)自由詩1*25/4/27 23:00
天使の遺言自由詩4*25/4/27 22:56
紫蘭のあそびけいこ俳句3*25/4/27 21:32
夜の羽自由詩11*25/4/27 20:12
いま一度、いま千度、田中宏輔自由詩14*25/4/27 17:09
アル中日記sonano自由詩125/4/27 16:53
パースペクティブの彼方へ室町 礼自由詩125/4/27 14:13
チューリップで乾杯をまーつん自由詩325/4/27 14:07
此処であり、何処かでもあるホロウ・シカ...自由詩3*25/4/27 13:33
肉体と精神を失った日本人室町 礼散文(批評...2+25/4/27 10:03
ナイショ話栗栖真理亜自由詩4*25/4/27 0:23
you0部in饂飩(うどん...自由詩325/4/26 23:04
サイテーな男栗栖真理亜自由詩225/4/26 22:45
堕ちる自由詩125/4/26 22:40
あけまだま 、えーてるうちゅうひだかたけし自由詩425/4/26 19:48
朝の抜け殻自由詩10*25/4/26 19:14
米騒動りゅうさん川柳125/4/26 14:56
一滴秋葉竹自由詩125/4/26 13:42
そういう日sonano自由詩2+25/4/26 12:51
情熱の積算温度イオン自由詩4*25/4/26 12:25
落涙ただのみきや自由詩3*25/4/26 10:26
偶然、和合亮一を少し読む室町 礼散文(批評...3+*25/4/26 8:03
食事情レタス自由詩4+*25/4/26 7:34
私の夜秋葉竹自由詩1+25/4/26 7:14
独り言4.26zenyam...自由詩0*25/4/26 6:51
クレクレ星人の独り言「WOKEの考察」63ジム・プリマ...散文(批評...1*25/4/26 4:13
夜毎のルーティンレタス自由詩4*25/4/26 0:47

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