幼さ故の恋心が
初恋が
正解のときもある
どれほど絶望しても
どれほど泣き叫んでも
あの神の如き瞬間を思い出せば
あなたも真実、私を愛してくれていると
絶対的確信をもって言いきれる
...
ブロッコリー、ブロッコリー、ブロッコリー、です父上。
それはブロッコリー、あれはカリフラワー、これはキャベツ、あれは菜の花。
ブロッコリーはね、花のところを食べるの。
白いのがカリフラワー、緑い ...
薔薇の花束を届けようとしたU子さんが、
通りの曲がり角のところでふとかけ足になる。
こそばゆく、茎と葉と棘と包装紙は揺れて。
今日は雪が降った初めての日、
それからずいぶんと経って、また雪が降 ...
あなたはただ、わたしではなく親御さんを選んだだけ……
と、あなたがとうに大事ではなくなってしまった今に思う。
あまりにも若すぎたから真剣だったんじゃない? たぶん。
もうあなたの面影すら覚えてい ...
何でも無い感覚と
そして時間
何もしなくても見える
街は動く映画のようだ
歩いた 外を 昼は
鳥と そして おばさん
今日も 僕は 川で
水面の うねりと 光を
その人のことは
もう誰も憶えていないはず
ただ
命を覗いただけなのだから
仲の良かったのは昔
忘れて行くのが
当たり前
もう未練は無いのだし
互いの心
見える振りしただけのこと
...
耳に脈動の唸り絶えず切迫し波打ち
心音血流絶えず響く 変わらぬ苦悶の夜に
東の空からオリオンの昇り三つ星輝き 、
私の現の幻聴の下 遠く近く宇宙の現
我の内底から絶えず突き上げ
...
愛と{ルビ細=ささ}やかな経済力があれば
やって行けると思っていた
疲れたぼくは入院することになり
毎日を{ルビ繭=まゆ}の中に包まれ
平穏な時を過ごしている
知り合いもたくさん出来て寂 ...
谷間に
爆撃のように空が落ちてきた
カラン、と音がして
貧しい僕らは 拾いたくて
枯葉のまえでうずくまった
私は私
蛇は蛇
どちらも支配してはいけない
欲望の首輪をつけて引いていくような
関係性は破滅を招く凶
それぞれの厄災はいくらでもあり
各々の環境を整えるのが吉
生態系のバ ...
「ポイントについて」
基本的に、書き込みされた翌日の昼まで待って、0ポイントの書き込みに入れることにしています。
「0ポイントでいい!」と覚悟して書いてても、
やっぱり1ポイントいただけ ...
寄せる波 返す波 、
到来したこの朝に
陽の光の闇を照らし出し
漆黒の真っ青に染め抜かれ
光を透かし彫りにし
浮き上がり
返す波 寄せる波 、
突き上げ突き入る
うねり唸り ...
ハム食む
はむはむ
朝から一生懸命
目の中に輝く未来
ハムはむはむ食むと
オレンジジュース
牛乳は冷蔵庫
珈琲の匂い
もうすぐ行ってきますだね
今 ...
何かを考へなくちやならない時
僕はロールパンを一箇食べる
その養分の余剰が
考へとなる
(結果として太るのだが)
思念などゝ云ふものは
摂取カロリーで幾らでも左右出來る
摂り過ぎればぢゆ ...
もうこれつきりと云ふ杭を打ち立てる為に
この筆執りました
きみはノーと云つてもよかつた
俺がきみの魂を求めた時に
ノーと云つてもよかつたのです
俺がそれ以上を望んだ時に
だがきみの愛に ...
(541)鯨尺、曲尺(かねじゃく)の人
尺貫法復活は永六輔さんの信念
京都大原三千院 女一人 の作詞家
うえをむいてあるこう、数々の作詞を
ありがとう
夜を背景にゆびをひろげ、細かな雪の砂に触れると凍る
目をながれるたびながれぼしを疑う
天はぜんぶ見ている
(そんなの嘘
生きるということについて考えるのは無粋
アスファルトがアルトになる冬、 ...
エッセイの「クレクレ星人の独り言9」を執筆したので、久しくご無沙汰していた、現代詩フォーラムの方にも「クレクレ星人の独り言9」を投稿することにした。
読者の方というか、以前の投稿仲間の方からコメ ...
調子っぱずれの音を奏でている駅ピアノ 冬休みももう終わりか
柱の隙間から拝む富士山となりました
子沢山の家の洗濯物 日が落ちてもまだ風に揺れている
最強寒波襲来 シクラメンも私も家に ...
関東平野には一月現在
何か欠けてゐるものがある
僕は髙校入試の合格發表の日
初春だと云ふのに
いや春だからこそのどか雪に
足を取られた事を思ひ出す
さう、雪
雪がまだなのだ
その日僕は ...
雪は あざむく
この夜の うすいけがれを
白は 掻き消す
生きること 死ぬこと
その汚さを
どうしようもない 小さな孤独が
しとしと しとしと 降り積もる
この白い手の 僅かな熱すら ...
この星の芝生のうえで何者でもなくなってみよう
くさくさとした大地のうえで名もなき草は あらず
かといって宇宙は広すぎて
わたしはついにスプーンがもてなくなった
みなキャッチボールをする為だ ...
○「終活期生き方骨太方針」
脱成長
脱反省
脱協調
○「笑う動物」
人間は
笑う動物だ
笑うのは人間だけだろうか
猫は?犬は?笑うのだろうか?
馬は笑いそうだが
豚は笑いそうに ...
庭先には
風で出来た駅があった
物も事も停車しない
すべてが通過してしまう
寂れた駅だった
夜が明ける頃
母は庭に洗濯物を干し始める
それから弁当をつくり
朝食の準備をすると
...
悪夢を見る男がいて、そんなの勝手でしょとなる
悪夢を見るのは人の勝手だから、そんなの勝手でしょとなる
本当に、そうだろうか?
本当に悪夢を見るのは、その男の勝手だろうか?
男の名前は浅井龍 ...
悪しき平等のなかで共創を加速させる為には
悪しき平等には最初から身体がない。或るのはおのれが生き様。過去と現在を束ねた雑巾から溢れでた禍々しさが悪しき平等から伸びた触手を生み、おのれの身体 ...
坂の最後に名が落ちていたら
さかなにあげてください
と坂が頭をあげて願いでた
ひとに頼むなら頭を下げろ
と坂をふんであがっていくと
坂が途中から逆立ちをして
先に下げておくべきでした
と ...
舞い落ちる桜乱れて水溜まり
鮮やかなるは憐れなりけり
貴女は私と同じことをしている
私は命を盾に
夫を何度も何度も脅した
仕舞いに、夫は疲れ果て、絶望した
それでも尚、愛して欲しいと望むのは
砂漠で歩き疲れた私を
ずっと背負って倒 ...
川のせせらぎ
そやそやと
靡く風音さらさらと
緑の精はがやがやと
言葉を交わし笑いあう
黄色いたんぽぽ
青紫のジュウニヒトエ
大木の影にひっそりと
誰にも気づかれぬまま
命を咲か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Say YES .
りつ
自由詩
4*
25/1/10 6:08
ブロッコリー
朧月夜
自由詩
10*
25/1/10 5:05
遷移するバラの花束
〃
自由詩
4*
25/1/10 5:04
言葉だけになって
〃
自由詩
4*
25/1/10 5:03
いつものどこかで
番田
自由詩
1
25/1/10 1:04
GOSPEL
板谷みきょう
自由詩
3*
25/1/9 22:06
現
ひだかたけし
自由詩
2
25/1/9 21:53
【病棟日誌】 徒然に
レタス
自由詩
4*
25/1/9 19:15
貧しい僕ら(2024.12.09)
草野春心
自由詩
3*
25/1/9 19:12
私と蛇の運勢
海
自由詩
4*
25/1/9 18:40
1月9日
りつ
散文(批評...
2*
25/1/9 18:19
原初ノ思考
ひだかたけし
自由詩
2
25/1/9 17:50
子供達の朝食
秋也
自由詩
1
25/1/9 16:18
考へるヒント①
髙任勇梓 T...
自由詩
2
25/1/9 15:18
或る十代の夢、より
〃
自由詩
1
25/1/9 14:19
野施行十二単衣 ㉑
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
25/1/9 11:40
ゆびさき
よるもと
自由詩
2
25/1/9 11:18
「クレクレ星人の独り言 11」
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/1/9 10:50
一月
紅茶猫
俳句
2*
25/1/9 9:31
童貞
髙任勇梓 T...
自由詩
3
25/1/9 9:17
スノウ・ホワイト
みぎめ ひだ...
自由詩
3
25/1/9 8:20
ほしのしずく
らりるれろ。
自由詩
2
25/1/9 7:51
独り言1.9
zenyam...
自由詩
3*
25/1/9 7:01
風の駅
たもつ
自由詩
2
25/1/9 5:51
悪夢
鏡文志
自由詩
5*
25/1/9 1:47
悪しき平等のなかで共創を加速させる為には
足立らどみ
散文(批評...
3*
25/1/9 1:24
かさなる坂には逆らえない
菊西 夕座
自由詩
2*
25/1/9 0:13
桜唄
栗栖真理亜
短歌
1*
25/1/9 0:11
苦しみと再生
りつ
自由詩
10*
25/1/9 0:10
春の多様性
栗栖真理亜
自由詩
2
25/1/8 22:43
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
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28
29
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31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
加筆訂正:
1月9日
/
りつ
[25/1/10 0:35]
諸々追加して、1月9日終了
1月9日
/
りつ
[25/1/9 22:53]
「ゲーム」、「オパール」追加
苦しみと再生
/
りつ
[25/1/9 0:16]
微調整しました。
0.27sec.