怒り\呪い\恨み\辛み\憎しみ\悲しみ\辛み\執着\禍根\怨嗟\呪縛\怨念\


それら全ては荼毘に付され
それより生まれた不死鳥は

散華の雨を降らせた




幸いあれ!
ぼろぼろほどけ
大地に還っていく
肉身を抱えつつ
後に何が私に残るか

夜陰の窪み問い掛けて

生動し沸々と滾る想い
来たる沸騰夏の熱先取りし

静かさの巨大な奥行き
更け入る夜 ...
よく会う散歩の犬が
寄ってくるなり吠えた
いつもは尻尾振って
甘えたそうに来るのに
何か憑いているのだろうか
疲れていることは確かだけれど

よく会う野良の猫が
寄ってくるなりシャーと ...
君がうらやましい

立派な職人に作ってもらい

君がうらやましい

大勢に人との合作で

君がうらやましい

チーズがとろりと全身に

君がうらやましい

たまごを練りこん ...
心に挟んだ栞
落として
どこまでを読んでいたか
分からなくなってしまった

そんな目覚めから
今日の謎を解いていく

今に見てろという
決断が鈍る瞬間の連続
暴走していた過去がある ...
雨上がり
青葉あざやか。
ある人から
認められていないということを
認める私が
在る
どうしようもなく
在る
青葉
代々
受け継がれて来て

こうして在ることの
ふしぎ
...
短気は損気
急がば回れ
情けは人のためならず
雨上がり
青葉あざやか




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
   五行歌には、本来、タイトルは付けません。ですが ...
庭の紫陽花がうっすら青く色づいて
季節は嘘つかないね、などとつぶやいてみる
紫陽花は土壌の性格によって
色が変わると知った理科室で
人みたいだなとおもった
そんなふうにわたしが紫陽花を怖れて ...
最近もっとも「イイネ」をもらったツィッターの
ポストはこれです。

  民族差別というのは何もしない人間を民族
  性だけで差別することをいう。しかし迷惑
  や威嚇を受けて批判することは差 ...
○「新指導者」
「師匠」から「支援者」へ
「俺のようにやれ!」
ではなく
「本人の個性に気づかせ伸ばしてくれる人」をいうのだろう

○「生きるということ」
生きるということは
他とつな ...
もう服を買うな、買うな、と言い聞かせながら
またショッピングサイトを漁ってる

季節の変わり目には
巨大なショッピングモールを足が棒になるまで
ぐるぐるまわるが
どこにもぴったりなやつがな ...
大衆

善悪、白黒、どちらにも偏る集団意識

何より、彼ら(彼女ら)は考えない

無思想性からの

直観で、操られて、あと先のない選択をする



恐怖すべきは、彼ら(彼女ら) ...
あの日降る雨は僕の鼓膜にフィットした
乱雑で簡素な終わらない街並みに
遠く自転車走らせた
遠く意識をスクロール
体の中心部に紫陽花をしまう
まるで狂った視界
冷たくて温かいアスファルトは
...
夜の風が永遠のように
幾つもの古墳を吹き荒ぶころ
いままで傷つけて来たからだを
ゆっくり休めて
それらが作られた時代を
問うてみるのもいいかもしれない


音もなく
声も ...
私たちが逢う処には
いつも薔薇の天蓋

時にその薔薇は清浄の白
時に夢幻の淡紅
あるいは情熱の深紅
あるいは此の世には無いはずの至高の青
深淵の漆黒

いずれにせよ其処には
...
ベビー・熱い・ナッツ・ケーキ
世界に絶えず注がれる言葉
これがつまり愛だとして(あるいは愛でなかったとして)
一体何が変わるだろう?
保健室・子宮・明かるい部屋、
こまかい穴の底にあ ...
みんな
大人は
居酒屋を
回り回って
好き放題
酒を飲み

みんな
食べたい時には食べ
したいことは
なんでもして

もう大満足な
ところで
給料

男女女男
...
名実ともに備わっている詩人には近づかない
ほうが詩を楽しめるのかもしれない理由は
いろいろな角度からの検討が必要なのだろう
。しかし大きく纏めてパワーは遠ざかるほど
おもいは強まるのだろう。重 ...
 緑とエゾハルゼミの洪水と、ときおり南から飛来してきたアカショウビンの鳴き声のする季節となった。遅くまで残る残雪から生まれた蚋のメスたちはこぞって人畜に集り吸血しようとアタックを繰り返す。彼女らの目的 ... 五階建てのコーポに十年近く住んでいるんですが
自転車置き場が狭く新しく入った移民さんなんか
平気でわたしの自転車を表に放りだして定位置と
皆が認めてくれていた場所を占有する。確かに占
有の権利 ...
{ルビ逃音=とうおん}のふるえ

やけにあまいにおいがして
かぞえそこねたふうとうを 
ひっかけたほうから
あの子たちがとおったらしく
ひとりきりのうつねばかり

あの角でむせる ふわ ...
2023年2月からツィッターXを使ってますが、あい
かわらずフォロワーが1000を越えてから極端な増減
を繰り返しています。なんなんでしょうね、これ、
フォロワーが1000を越えたところに音速の ...
晴れ渡る空に茶色い靄がかかり
澄んだ蒼が穢く濁る空気はまるで突き刺さるかのように喉を刺激し
噎せかえる異物感と圧迫感に思わず咳き込む
瞳の奥は砂と化合物で詰まり
止めどなく溢れる涙すらそれらを ...
星は堕ちた
泥濘のなかへ
月は嘲笑った
雲間に紛れて

冷たく光る涙は雨となって地上を濡らし
湿った風が哀しみを運ぶ
曇った煙を燻らせて

ざわめく影が暗く啼く頃
湿り気帯びた生暖 ...
薄暗がりの騒がしい街はそのまま闇に包んで締め付ける
震えと涙と諦めとやり切れぬ思い
手のひらを伸ばしても何も掴めず溜息は白く翳む
薄ら寒い空気が私を嘲笑い雑音を撒き散らして取り囲む

陽射し ...
最近このサイトに登録した者です。最初「nonamecat」というハンドルネームで参加しましたが、ちょっと思い立って、「無名猫」という名に変えてみました。

いずれにしても猫が好きなんだな、と分かる ...
他人の色と 路地の空に

私は何も望まない

心の中で 助け求め

でも私は1人で歩く

言葉を紡げ たとえそれが

ポエムと罵られようと

私は書くの 私だけを

私を紡 ...
 

夜の風
幾つの古墳を吹き荒び
ゆっくり休んで問うか飛鳥を


音もなく
寝ちまう君の静けさが
あいまいだけど好ましいんだ


ゆめなかの
淡い光が純だから
その微 ...
 笑うか笑わないかは個人差があります。
   その点はご了承下さい。  敬具



 

 真面目な俳句 九句


紫陽花の季節いつものその家も 

紫陽花をもうしばらくに見て ...
記憶の階段

過去が積み重なっている

そして、今も、少しづつ過去を重ねている



私の長所は、すぐに忘れること

嫌なこと、不快なこと、不愉快なこと

私には目的がある、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
祝祭りつ自由詩3*25/6/15 21:29
意識の境域ひだかたけし自由詩625/6/15 19:55
尻尾自由詩9*25/6/15 18:53
お好み焼きとピザの楽しいほめっこ多賀良ヒカル自由詩525/6/15 18:35
sonano自由詩525/6/15 18:12
こしごえ自由詩12*25/6/15 17:26
※五行歌「短気は損気」自由詩4*25/6/15 16:58
トレースそらの珊瑚自由詩10*25/6/15 16:23
文化の衝突を差別というリベラル室町 礼散文(批評...225/6/15 16:19
独り言6.15zenyam...自由詩1*25/6/15 15:29
ファッションモンスター凍湖自由詩325/6/15 15:02
愚かではないが考えないaristo...散文(批評...125/6/15 14:57
若森自由詩4*25/6/15 14:08
痴愛(そんな言葉、ないんだけどね)秋葉竹自由詩225/6/15 13:55
under the rose塔野夏子自由詩2*25/6/15 10:09
ベビー熱いナッツケーキはるな自由詩225/6/15 9:20
だから神林 理仁自由詩325/6/15 7:51
詩と距離の美学足立らどみ自由詩3*25/6/15 7:15
夜明け前の雨山人散文(批評...4*25/6/15 4:45
暴力について室町 礼散文(批評...225/6/15 4:24
逃音のふるえあらい自由詩3*25/6/15 4:15
パーの使い道室町 礼散文(批評...125/6/15 2:29
地獄の使徒栗栖真理亜自由詩325/6/14 23:24
虫たちのざわめき自由詩2*25/6/14 23:20
朝のこない街自由詩025/6/14 23:17
詩人の名前に使われる人気の動物は?無名猫散文(批評...2*25/6/14 23:02
感情の投げつけ短角牛自由詩225/6/14 22:44
血愛(そんな言葉、ないんだけどね)秋葉竹短歌025/6/14 22:38
リバーシブル・カウボーイ森田拓也俳句10*25/6/14 22:34
偽善者たちへaristo...自由詩225/6/14 22:01

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加筆訂正:
トレース/そらの珊瑚[25/6/15 17:04]
少し加筆しました
0.31sec.