{ルビ逃音=とうおん}のふるえ
やけにあまいにおいがして
かぞえそこねたふうとうを
ひっかけたほうから
あの子たちがとおったらしく
ひとりきりのうつねばかり
あの角でむせる ふわ ...
2023年2月からツィッターXを使ってますが、あい
かわらずフォロワーが1000を越えてから極端な増減
を繰り返しています。なんなんでしょうね、これ、
フォロワーが1000を越えたところに音速の ...
晴れ渡る空に茶色い靄がかかり
澄んだ蒼が穢く濁る空気はまるで突き刺さるかのように喉を刺激し
噎せかえる異物感と圧迫感に思わず咳き込む
瞳の奥は砂と化合物で詰まり
止めどなく溢れる涙すらそれらを ...
星は堕ちた
泥濘のなかへ
月は嘲笑った
雲間に紛れて
冷たく光る涙は雨となって地上を濡らし
湿った風が哀しみを運ぶ
曇った煙を燻らせて
ざわめく影が暗く啼く頃
湿り気帯びた生暖 ...
薄暗がりの騒がしい街はそのまま闇に包んで締め付ける
震えと涙と諦めとやり切れぬ思い
手のひらを伸ばしても何も掴めず溜息は白く翳む
薄ら寒い空気が私を嘲笑い雑音を撒き散らして取り囲む
陽射し ...
最近このサイトに登録した者です。最初「nonamecat」というハンドルネームで参加しましたが、ちょっと思い立って、「無名猫」という名に変えてみました。
いずれにしても猫が好きなんだな、と分かる ...
他人の色と 路地の空に
私は何も望まない
心の中で 助け求め
でも私は1人で歩く
言葉を紡げ たとえそれが
ポエムと罵られようと
私は書くの 私だけを
私を紡 ...
夜の風
幾つの古墳を吹き荒び
ゆっくり休んで問うか飛鳥を
音もなく
寝ちまう君の静けさが
あいまいだけど好ましいんだ
ゆめなかの
淡い光が純だから
その微 ...
笑うか笑わないかは個人差があります。
その点はご了承下さい。 敬具
真面目な俳句 九句
紫陽花の季節いつものその家も
紫陽花をもうしばらくに見て ...
記憶の階段
過去が積み重なっている
そして、今も、少しづつ過去を重ねている
私の長所は、すぐに忘れること
嫌なこと、不快なこと、不愉快なこと
私には目的がある、 ...
薄暗い森林の山道、
根っこの浮き出た
凸凹の急斜面を
ひたすらに登りいく
人、人 また、人
登山服姿の後ろ背の
視える夜陰の寝床で
ひとり横たわり
耐える病魔は誰のもの
森林を縫 ...
僕は死んでいるのかもしれない
電気はもう通らなくなってしまった
水はもう流れなくなってしまった
重力はもう働かなくなってしまった
僕が生きているということを君は証明できるかい
全てを破壊した ...
六月 みみもとの
くうを鳴らす
黒雀蜂の触診
わたしは
塑像ではなく彫像なのだ
くさむら から
くすねて きた
きいろい 可憐
いま掌に ふわりと
かわいた水盤を おもう
...
紫陽花の花びら
雨に打たれて踊る
彩は梅雨色
カタツムリが
紫陽花の葉を這う
通り道に
印をつけながら
指揮をしている
その景色を見ても
色を感じられないのは
気分
気分が景色を ...
この頃
テレビをつければ
全ての人が
中学生に見える
あなたは17年前です
幻聴みたいな本当がそう云う
間違ってりゃしまへんかね?
なのだが
どうも信じたくなる美しさだ
...
す 好きなネタに目移り
し 白い銀シャリの香に包まれ
や 薬缶のお湯に緑の粉茶
おすしやさんは食の総合芸術
おいしくいただきます
お魚さんのいのちを感謝で
味わいま ...
沢山の人がいるというのに
一人に集中してしまう私の癖
蟻のように群れ寄るファンに
たじたじとして逃げ場を探し
ブログを書き始めた人
群衆って怖いね
何かの拍子にころりと態度を変え
...
○「令和の米騒動」
流通の目詰まりではなかった!
大臣の目詰まりだったようだ
○「選挙」
選挙前に
古米を配って
現金を配って
これで自民党が勝ったら
日本国民は世界中の人たちにな ...
カレーライスが好きだ。
美味しいカレーライスはもっと好きだ。
美味しいお店で美味しいカレーを食べるのもいいけど、
奥さんが作ってくれたカレー、お母さんが作ってくれたカレー、
自分で凝ってしまっ ...
怒りを抱きしめる
しっかりと両の{ルビ腕=かいな}で{ルビ抱=いだ}いて
だれにも盗まれないように
他人の怒りに迂闊に乗っかったりしない
酔っぱらいがハンドルを握る暴走車に乗るのと同じ
...
水の稜線をたどると
椅子の肘掛けは
今日も閑散としていて
グラウンド整備を終えた
儚い高校球児のように
窓ガラスから先へと続く金魚に
適量の餌をあたえた
息に触れようとして
...
あんなにも
美しく
儚い
あんなにも
綺麗な花火は
どう説明もしようがない
それだけさ
君の心の奥
あの三回目くらいの
恋が涅槃なのさ
飲み屋街に行った
なんでだ ...
答えはね、話しかけそで人でなし
ストーカー? 今〇マート、通話人
邪魔者を追い出す術はないと知る
幸せは一人を泣かせ築けるか
真心を裏切られちゃった僕ら皆
梅雨時の雨あがりにまだ濡れている、
いくつもの、
綿毛となったタンポポが、
まるで細密な白いガラス細工のように硬質化している、
それぞれに、
きわめてミクロな水晶の玉の粒を、
無数に煌めか ...
西門に向かい
震えながら
遠去かっていく声、
知らなかった貴女の素顔露わになる
瞬間 、最早もう掴み切れずに
既に素顔の消えて
想いの残響だけ
この心を温めて呉れて
また次 ...
みんなでアフリカを出ました
ある者は杖をつき
ある者は子どもを抱いていました
ずいぶん歩きました
ある者は倒れ
ある者は子どもを生みました
いちばん端の島に着きました
...
この生命保険は
六十歳になったら保障額が
六千万円が六百万円に変わる
判っていたがその通知が届いて
自分の価値が下がったことを実感
定年を迎えての再雇用では
給与が半減すると判っていた ...
深まる闇に誰も気付かず
忍び寄る足音にも誰も耳を傾けようともしない
偽善の仮面を被った悪魔は聖職者の身形で白々しく
神の言葉を説いて回る
まるで我こそが真の聖職者なりと虚栄心を募らせながら
...
「ごめんや」
虚ろな眼差しで
そっと握る祖母の手は
ほっこりと温かくて
懐かしい香りがした
独裁者が命を絶ち狂った世界が終わりを告げて
世の中に平和が訪れると信じていたのに
違う形の独裁者が再び現れて横暴を振るう
もし本当に世界が変わるなら
意味もなく人を傷付けたり
ひとつのモ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
逃音のふるえ
あらい
自由詩
3*
25/6/15 4:15
パーの使い道
室町 礼
散文(批評...
1
25/6/15 2:29
地獄の使徒
栗栖真理亜
自由詩
3
25/6/14 23:24
虫たちのざわめき
〃
自由詩
2*
25/6/14 23:20
朝のこない街
〃
自由詩
0
25/6/14 23:17
詩人の名前に使われる人気の動物は?
無名猫
散文(批評...
2*
25/6/14 23:02
感情の投げつけ
短角牛
自由詩
2
25/6/14 22:44
血愛(そんな言葉、ないんだけどね)
秋葉竹
短歌
0
25/6/14 22:38
リバーシブル・カウボーイ
森田拓也
俳句
10*
25/6/14 22:34
偽善者たちへ
aristo...
自由詩
2
25/6/14 22:01
今朝の素描
ひだかたけし
自由詩
8*
25/6/14 20:28
空洞
若森
自由詩
7*
25/6/14 20:03
かりそめの契り
ただのみきや
自由詩
2*
25/6/14 19:10
梅雨の彩り
海
自由詩
7*
25/6/14 19:00
中学生
林 理仁
自由詩
5*
25/6/14 18:18
すしや
多賀良ヒカル
自由詩
3
25/6/14 18:01
たった一人のファン
けいこ
自由詩
3*
25/6/14 16:29
独り言6.14
zenyam...
自由詩
1*
25/6/14 14:53
ぼくのわたしの美味しいカレー
会議室
25/6/14 13:32
オパール
凍湖
自由詩
5*
25/6/14 10:05
稜線
たもつ
自由詩
5*
25/6/14 8:00
祭の色彩~渦巻く匂い
林 理仁
自由詩
3
25/6/14 7:55
ユビキタス
りゅうさん
川柳
3*
25/6/14 5:43
露綿毛
本田憲嵩
自由詩
13*
25/6/14 1:33
放課後の声
ひだかたけし
自由詩
7*
25/6/14 0:27
日本の歴史
六九郎
自由詩
2
25/6/13 23:32
妻と毒
イオン
自由詩
4*
25/6/13 22:24
地獄ヶ淵
栗栖真理亜
自由詩
2
25/6/13 22:20
祖母の手
〃
自由詩
4*
25/6/13 22:16
世界が変わるなら
〃
自由詩
4*
25/6/13 22:13
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
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28
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31
32
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36
37
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43
44
45
46
47
48
0.43sec.