言葉には名前を書けはしないけど
自分から出たものならば
すでに似たのがあったって
悪いことではないだろう
昼と夜の献立が
被るくらいの話じゃないか
働いて帰って眠って
働いて休みは遠 ...
よろめいて支えられ立つ
表彰台の上
...
のりしろをたつぷり残してかたしろを山に谷折り秋風にのせ
暇なジジイかババア
あるいは社会不適合者しかいないから
こんなにもつまんなくて
救いようがない自称詩しか
集まらねえのよ
死にかけの奴は死になさい
まだ当分生きそうな奴は
真面目に働きな ...
強奪者の化石を壁に張り付けたあとはエアガンで気の済むまで撃った、もっともそこそこ値の張るやつでも化石をぶち壊すことなんか出来やしない、せいぜい弱っているところが欠けるくらいさ、だけど、それがいった ...
自称詩人の肛門を
押し広げ
台風10号を吸い込ますと
自称詩人は前立腺を刺激されて
嬉しさのあまり発狂して
自称詩人音頭を踊りだす
自称詩人はここにいる
あなたの側に
さの、ヨイヨ ...
ポカリスエット身体に沁み込ませても
ぜんぜん足りない水分
寒気と火照りのせめぎ合い
身体中の痛み
視界はサンドペーパーで引っ掻いた荒さ
糸の切れたマリオネット
背負 ...
荒涼の沃野を散布する
貴女と云う銀鱗の輝き
生に震撼の死を孕ませ
〉生きたい処で逝きなさい〈
地球と天国を架橋し傘差し
伸びやか細やかな静かさの渦
秩序を壊しながら秩序を創り出し
...
バターがにおうきみの指
料理だってしないのに
その指で小さい蝶蝶を
なんどもつかまえてた
日々がおわるのがわかってた
だしっぱなしにしたビールが
温くなってくのとおなじだ
そ ...
水道水を
進めないので、
水道水で
口をすすぐ。
言葉は生きている
「あなたは 15歳の子供は こんな醜悪な場にふさわしくない
少なくともわたしはそれを知っている
もっと美しいものを受けるに値する」
(ヤマシタトモコ『違国日 ...
じふするじぶんであること
じしょうこういじゃなく
あなたにかがやく
ひかりのねつげんは
たましいのはあと
ゆれているふぁいあ
なぜゆれている
とおいところまで
むじょうのかぜ
どこま ...
(番外編10)社交ダンスは してはいけない○禁ダンス
スカートに手を入れてはいけない 不細工見えるから
両脚を開かせて腕を入れてはいけない 不細工見えるから
お互いの左右の手の平は組んでもい ...
私にとって戦争とは、「ハダシのゲン」であり、何十枚かの恐ろしい写真であり、正気を保っていられない程の悪魔の動画が「戦争」の内実です。戦争を実際に体験したことも、戦地で路上生活をしたこともありま ...
結局半分のぼくが囁いたように睡魔に負けた
これから朝までが長い
さてと、シュウマイでも食べようか…
ウイスキーの水割りを飲んで
朝まで起きていよう
昼に遠方から人が訪ねてくるので
あまり深 ...
ひとはひとりで生きてゆくのだと
だれに、いつ、どこで
教わったのかは
すっかり忘れてしまったが、
今は、ひとりでないときは
ないし、
今は、ひとりがあたりまえだと
知 ...
友人がキクチさんになるというので
キクチさんのところに相談に行く
キクチさんはすこし前に劇団に入り、かわいらしい名前をしていたが
昔の名前で呼ぶと、今は違う名前でやってるの という
そのひとに ...
狂った時計はそのままに、どうせ完璧な時間など無い、賞味期限の切れたレトルトを平らげて、終わりかけている繁華街へ繰り出す、夜に少し雨が降って、アーケードは埃臭い臭いがする、自転車の数人の若者たちが奇 ...
強烈な睡魔が襲ってきた
ならば寝ろと半分のぼくは囁く
もしもいま寝たのなら
漆黒の真夜中に起きてしまうと
もう半分のぼくが囁く
濃いアイス珈琲を飲みなさい
夜中まで起きていたら
優し ...
たった、ひとつでいい
上手な恋がしてみたい
なんて想ったら
あたりまえみたいに泣けて来ないか?
わけもなく好きになるこころが恋なのに
それを器用な考えで
そのひとのことを ...
意識の視界、明るみ
白銀の輝きに訪う貴女
静かさの尚一層深まり
喧騒のラジオ切れ沈黙死
私は何故此処にやって来た?
あゝこの問い絶えず忘れてしまう
この限り無き荒涼混沌の時代の ...
少女の前から飛び立った白鳩
戻ってくるかはわからない
支配者たちの甘い囁き
はしゃいでいいよと言う
平和ための手榴弾
安全ピンを外させるという罠
利益のための囮
偽物の白鳩が空を舞う ...
地平線から昇り来る
巨大な母親の顔が毎晩に
フライパンで私を炒めるの
そう言い遺し旅立った彼女の声
その残響 心に刻み込まれ保ちつつ、
僕は生き残り自らの巨大
混沌の時代に炒められ ...
9月の末から禁漁期に入る
本流の虹鱒だけは年末まで
あと何回渓へ入れるのだろう
明後日はイワナ・ヤマメを狙い
深い緑のなかに入ってゆく
僕は個人においては僕が賢いとするところの異常さを求め、他方で関係性においては僕が愚かしいとするところの平凡さを求める。
平凡さとはすなわち付和雷同、大衆の{ルビ赴=おもむ}くままに流行の事物 ...
からりと晴れた
あさ、きのうまでのあめかぜがうそのように
ジンジャーホットティーはからくてあまい
のどをとおりすぎるとき
ギフトのように細胞にしみた
暑さをまいとし更新するような夏
この夏 ...
夜中に車を運転していたら
甘く切なげなメロディが
FMラジオから流れてきた
夜は懐かしい様々な想いが
浮かんでは消えて
そんな時に
唐突に歌詞が飛び込んできた
鯉の羊羹が~♪
...
(番外編9)朔太郎は近代史・詩の父か、
子規はなんでも知っている
月に吠える より優れたものは見当たらず、
朔太郎の前に出る人もいなかった。
思うに詩歌の国日本では古今和歌集、 ...
九回二死走者なし
わたしは十七歳だった
バッターボックスで
晴れた外野ばかり見ていた
白線に囲まれて内と外は
確かにそこにあるのに
わたしを囲む輪郭は
ぼんやりとするだけで
虚 ...
時間だけが
音もなく
錆びついてゆく夏の終わりに
だれのことも
みあげてしまいそうになる
べつに私がダメなわけでもないのに
生きてるときって
たまぁに、そんな孤独が刺さ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
名は体を
木屋 亞万
自由詩
4*
24/9/7 1:34
パラリンピック(螢の滴)
アラガイs
自由詩
5*
24/9/7 0:55
かみ飛行機(クラフト)
足立らどみ
短歌
2
24/9/6 23:18
自称詩人ニキあるいはネキへ
花形新次
自由詩
1
24/9/6 22:40
印に縛られて動けなくなっちゃったりしても駄目
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
24/9/6 21:57
自称詩人と台風
花形新次
自由詩
0
24/9/6 19:15
発熱
海
自由詩
4*
24/9/6 18:49
深みの霊性
ひだかたけし
自由詩
7*
24/9/6 18:16
ありふれた愛
はるな
自由詩
2
24/9/6 17:00
※五行歌「言葉は生きている」
こしごえ
自由詩
2*
24/9/6 16:10
理由
九十九空間
自由詩
6
24/9/6 14:00
水色の世界
アタマナクス
自由詩
1
24/9/6 11:15
夜 咄 目 次 №6(251-300)
水恋鳥魚夫
自由詩
0
24/9/6 9:43
レゲエ憲法
由木名緒美
自由詩
4
24/9/6 5:55
眠れない
レタス
自由詩
5*
24/9/6 1:21
それが真っ白な大嘘なのだとしても
秋葉竹
自由詩
2
24/9/6 0:46
キクチさん
れつら
自由詩
4*
24/9/6 0:34
風が俺を撫でようとするときに友達と居てしまっては
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/9/5 22:21
眠い!
レタス
自由詩
2*
24/9/5 20:58
白昼夢
秋葉竹
自由詩
3
24/9/5 20:28
詩想、今宵この瞬間に
ひだかたけし
自由詩
2
24/9/5 20:11
安全ピン
海
自由詩
4*
24/9/5 18:46
お誕生日の刻印
ひだかたけし
自由詩
4
24/9/5 18:25
五行歌【渓流】 禁漁間近
レタス
自由詩
4*
24/9/5 17:16
自己分析(2024/04/30)
森 真察人
散文(批評...
0
24/9/5 14:43
台風のあと
そらの珊瑚
自由詩
5*
24/9/5 13:10
おあとがよろしいようで
板谷みきょう
自由詩
1*
24/9/5 11:07
夜 咄 目 次 №5(201-250)
水恋鳥魚夫
自由詩
0
24/9/5 9:39
憧れ
たもつ
自由詩
3
24/9/5 7:21
夏の終わりの夕陽の赤が
秋葉竹
自由詩
2
24/9/5 3:03
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
加筆訂正:
台風のあと
/
そらの珊瑚
[24/9/5 20:06]
少し修正しました
0.26sec.