何も考えず頭空っぽにして
ただ流されるままに生きよう
真面目にするのは馬鹿らしい
笑い飛ばそう、大声で
どうなったっていいじゃないか
踊りまくれ、謳い続けろ
明日どうなるかわからな ...
靄がかかったように薄いベールが被せられ
視界に拡がるちゃいろい世界
うっすらとしか視えない
目の前に何があるのかさえわからない
ちゃいろい影がただこんもりとあるだけ
霞んで視える私の ...
太陽は溶け
焼けただれた汗が地上を覆う
車は暴走して通行人を跳ね
行き交う者たちはみなすれ違い様不機嫌に睨みつける
通学中の子供達も不審げに見上げ
挨拶すら忘れたかのようにそっぽを向く
...
時には私にささやかな愛をください
例え嘘でもいいのです
内心蔑んでいてもいいのです
少しだけ冷えた肩が暖まります
浮き草のような私は
ただ水に流されて
もがいても もがいても
何かに ...
あ、なんか、やだなぁ。
これから以下の文章、
じぶんがたりのナルシストみたいに
みえちゃうんじゃないかって。
ま、ほんのちょっとだけなら、
そんな気風があるのも
知っておりまし ...
呪われた体で
いつまで歩くつもりなんだ
呪われた心で
誰と話すつもりなんだろう
僧侶の住むと噂された場所は
何度もはずれを引いてきた
やがて旅を諦める時に
人生を諦める時に
救 ...
無限に開けいく
意識の
伸び拡がる
光の裏庭に
滲み染み渡る死の
時の響きとなり
ゆくりゆっくり
滑落し始める意識の
裏庭へ留まりゆき
消える今日の残光を
仰ぎ見る ...
窓を叩く雨の音
囁くような調べ
夜の帳
街は濡れて光をまとい
銀の糸が空と地をつなぐ
木の葉はそっと肩を寄せ
雫に揺れる命の鼓動
遠くで響く雷の声
心の奥に眠る記憶を呼ぶ
雨 ...
真夏の予感に誘われて
まだ暗い路を車で飛ばし
やがて東の空は鋼色を帯びてきた
ウィンドウを開けると
潮の香りが車中に満ちて
風の言葉に誘われ浜辺に着いた
五月の歓びが背筋に走る
男か女か ...
・構造体、社会システム、ネットワーク。
✳
・通勤、自宅から駅に自転車で向かう、四つの信号を通る、いつも赤が多い。
・コンビニ、入店時から姿は監視カメラに撮られている。
・駐 ...
わたし
貴女に入って
イケナイから
苦しい痛い
苦痛の塊
と化しテ
触ってることに
見てることに
嗅いでることに
心の入って
居けない
入っていけない
貴女には未だ ...
・永遠、永劫を言葉にすれば、それは既に神的な響きすら感じる。
・なるほど、無機質であれば圏内であろう、しかし永遠の塩、砂という存在に神は見えない。
・結局、哲学とは宗教的な色彩を帯びてしま ...
言葉を超えようとして何もいえない
愛は確かなのにみうごきもできない
長く甘い雨が降ったあとで
きみのまぶたが光っている
増えた猫が舞っている
のかと思いきや
枕の優しいくぼみだ ...
○「好日なり」
詩想あり
ポイントあり
コメントあり
で
今日は好日なり
熟睡あり
悪夢なし
勃起あり
で
今日は好日なり
事故なし
事件なし
怪我なし
で
...
もう十年もタバコを吸っていない。
健康のためだったか、タバコを吸う自分との決別であったか、確かそんな理由だった。
今ではタバコも高価な代物となり、止めて良かったんだ、そう思うようにしている ...
歌が安いとは、どういうことか?
伝播する 流通する 流行する
つまり、売れるということ
売れるということは、広く愛されるということ
歌が高いとは、どういうことか?
伝播しない 流通しない ...
父逝きて正しさの{ルビ欠片=かけ}なくなりて
僕ボケてツッコミ不在のコントかな
S知事を選んだ民意、無視されて
民主主義、旗を降ろして教導者
幼少期、大人は使徒に見えていた
...
軋む心が君を求め
カサついた唇が君の名を何度も求め続ける
溶け合う闇の隙間に君の影を見たような気がして
思わず夜風に靡く透けたカーテン越しの白い窓に目を凝らす
どんなに待っても君は帰ってこ ...
せんせい
ぼくのおかし、どこいっちゃったの?
保育園でつくったフェルトのビスケット
せんせいは慌てて
「ごめん。食べちゃった」
申し訳なさそうにペロッと舌だした
ぼくらは思わず友達と顔を見 ...
すぐには
きがつかないけど
なぜか
ものすごくきになるもの
それが私のすきなもの
荒れた路面に転がったサイダーの空瓶、ほんの少し欠けた飲み口に残された血が、自分のものだと錯覚した理由は、きっと…潰れたペットショップの前で辛気臭い夜が更けていくのを見ていた、コーネル・ウールリッチの小 ...
悲しみが
映るまさおで美しい
空を飛べれば凍ってもよい
その夜の
心を凍らすほど貴(たか)い
満月ほどの清さを持ちたい
凍らない
涙は熱く頬つたい
...
このたびのご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます。
谷川俊太郎様は、我々現代詩人の一等星でありました。
消滅しても輝いている星との距離は、二十億光年でしょうから、
これからも輝き続けてくれると ...
響き合いの交差点にて僕ら出会い
ノイズの絡み合い弾き合いから別れ出て
気質の互い違い段々畑をそれぞれ埋め尽くし
普遍の一へ、死の奈落越え新た改め出逢うため
それぞれにそれぞれの観を耕し ...
さようならを迎える前
ぐっ。と何かの覚悟をするかのように
心を無にしていた。
「人はいつかいなくなる、人はいつか死ぬ。」
さようならを告げた後
全ての繋がりを断ち切って去った人を ...
会えることにありがたみを感じ
一日一日と過ぎる時間を大切にしよう。と
心の奥底から決意をした。
挨拶を交わすことが出来たとき
当たり前のことが何よりも幸せだ。と
感謝を込めて手を合わせて ...
恋が終われば
理由が無くても詩が書きたくなる。と
誰かが言っていた。
女は若さが有利で全てだ。と
存在を否定するかのように切り裂かれ
死の淵の手前で泣き崩れたまま
楽になれれば。と動け ...
pig
あなたが産まれた時笑ったから私は生まれた
あなたが信じてくれたから私は今ここにいる
pig
あなたを放つ時がやってきた
あなたは知能が高くてもっと世の中の役に立つ
pig
...
二年くらい前、ある詩人に、萩原朔太郎は好きですか、と尋ねられた。嫌な質問だった。というのも、この手の質問では、たいていの場合、好きか、嫌いか、といった二者択一的な返答が期待されており、それが、詩人の好 ...
僕というのはパンダの着ぐるみだ。パンダなのか着ぐるみなのか人間なのか一切掴むことの出来ない形というのが僕だ。
パンダは僕なんてお構い無しに人を殺しまくるんだきっと。僕には責任皆無 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
つぎはぎだらけなあべこべ
栗栖真理亜
自由詩
2
25/5/21 0:24
ちゃいろい世界
〃
自由詩
1
25/5/21 0:21
ソドムの街で
〃
自由詩
1
25/5/21 0:16
願い
レタス
自由詩
4+*
25/5/20 23:31
ナルシストのうた
秋葉竹
散文(批評...
2+
25/5/20 21:30
呪い
sonano
自由詩
0*
25/5/20 20:09
裏庭の残光
ひだかたけし
自由詩
6
25/5/20 19:39
雨の囁き
海
自由詩
5*
25/5/20 19:16
海辺にて
レタス
自由詩
5*
25/5/20 17:33
社会のしっぽ
aristo...
自由詩
0
25/5/20 10:54
肉身の宇宙の肉身の
ひだかたけし
自由詩
4
25/5/20 9:45
『神的、或いは永劫回帰に関しての断片、或いは、その散文』
aristo...
散文(批評...
0
25/5/20 9:44
みうごき
はるな
自由詩
2
25/5/20 8:40
独り言5.20
zenyam...
自由詩
2*
25/5/20 7:31
あれから
山人
自由詩
5*
25/5/20 7:14
安いことと、高いこと
鏡文志
自由詩
1*
25/5/20 6:36
欠けたもの
りゅうさん
川柳
1*
25/5/20 6:16
そして僕の隣に君はいない。
栗栖真理亜
自由詩
3
25/5/19 23:27
せんせいとビスケット
〃
自由詩
3
25/5/19 23:23
すきなもの
〃
自由詩
0
25/5/19 23:21
あの夜の何処かで
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
25/5/19 22:19
けもののうた
秋葉竹
短歌
4
25/5/19 21:16
弔文
イオン
自由詩
2*
25/5/19 19:33
詩想、生きる観(五行歌、借り)
ひだかたけし
自由詩
3
25/5/19 19:29
人はいつか
梓ゆい
自由詩
2
25/5/19 19:05
いつか別れの日が
〃
自由詩
0
25/5/19 19:02
恋の終わり(改訂版)
〃
自由詩
1
25/5/19 18:57
pig & fairy
海
自由詩
7*
25/5/19 18:56
MELBA TOAST & TURTLE SOUP。 カリカ ...
田中宏輔
自由詩
15*
25/5/19 12:32
PANDA
若森
自由詩
5*
25/5/19 11:33
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
加筆訂正:
PANDA
/
若森
[25/5/20 12:11]
読みにくいとの指摘を受けましたので修正を加えてみたのですが、大した変化は伺えないでしょう。しかし私の満足度は上がりました。
欠けたもの
/
りゅうさん
[25/5/20 6:34]
欠→欠片(かけ) ルビ入れ、訂正。
欠けたもの
/
りゅうさん
[25/5/20 6:24]
使途→使徒 誤字訂正。
詩想、生きる観(五行歌、借り)
/
ひだかたけし
[25/5/19 20:26]
いく観⇒生きる観 へ修正。◯ゝ
0.32sec.