列を成す
車の息にむせ返り
雲は咳き込み五月雨を吐く
鳩をみませんでしたか
おだやかな嘴に
なぞめきひかる胸毛
むくつけき気性は
あるべきようにあるかたちへ
にぎれば扱いやすいよう
手間でも水もそそげます
あれのあるかぎり
安泰でいられる ...
それは神様でも
たぶん知らなかった
── hound dog
何か言ひ残すかのやう春の雪
やがて散る花もたしかな今を咲く
鶯や健やかに ...
下を向いて歩いていた
下を向く瞬間が多い人は
ずっと下を向く気がした
ので急いで顔を上げた
怖くても広がった
景色の隅に幻覚
気にしたら駄目だ
いなくなってほしい人の中に
あい ...
変わらない田舎に帰省したような
田水がキラキラと輝く豊かさの景色が
目に染みる
人は変化を嫌う生き物だが
10年経てば
思想や哲学は成長という変化を遂げる
随分と丸くなった
角が ...
鋭利な刃物が頸動脈に狙いをつけている、極彩色の夢を見た朝は、初めにそこが天国なのか現実なのか確かめることから始まる、天国ならラッキーって思うし現実ならウンザリする、でも未来があるのはいつだって現実 ...
夜は不思議
友達の何気ない一言が気になって不安な夜
テスト期間終わってリラックスする夜
親とケンカしてムカムカする夜
あいつの横顔が思い浮かんで離れない夜
...
黒髪的脳体操法。右脳と左脳の使い方です。
今まで、眼鏡によって、眼の筋肉が緊張し、身体のあらゆる部分に不調が出て、
頭もよく使えないようになっていました。眼鏡療法については以前説明しましたので、
...
・絶望よ、低く嗤うがいい、例の皮肉な物言いで、全てを台無しにするがいい
・暗然と、失望と、落胆と、そして無力感
・とうとう私を墓場に追いやったな
・私の腕も、脚も、もはや動かない ...
この痛みは
この苦しみは
いつ終わるのだろうか
どんな心に沁みる音楽も
僕の為だけにあるわけではなかった
もうどんな言葉も
僕の心を救うには無意味であった
僕は世界でただ一人、一 ...
日々目まぐるしい日常
新しいトピックまた登場
SNSは川の流れより早い
今放った言葉も濁流にのまれてゆく
なんでもバズったものが
リアルを追い越してるから
もはや何が本当かわからない
...
うっとりと
しずか
しずみこむ
たましい
たたみ
しんしんしん
光の柱廊の
伸びる伸びる
猛スピードで
奥へ奥へと
逆流する時間の
未来未知 ...
君は明日とこれからを生きて行ける
私は昨日とこれまでを生きて行ける
お互いに今が終われば
もうすれ違うだけ
君は終わらない時間の中を生きて
私はもう終わった時間を生きて行く
私は君が羨まし ...
節分
鬼さんこちら 手の鳴る方へ
遠ざかるのは
誰の声 時の足音
ご飯
一人分の 米を研ぐ
冬の大三角
溢れそうな乳白の光
こーひーぶれいく
ですね
街の片隅に腰掛けていたのは、造園会社の2階がテラスになっている白い建物だった
高架橋の上から街医者になった気分で眺め、車を走らせながらざっくりと診断してみる
街並みを待合室に例えたときに、 ...
思いをペンに
紙へと落とし
縦糸に撚(よ)る
文字を染めて
言葉を紡ぎ
横糸に渡す
ガチャン
ガチャン
言葉のシャトルが
リズムを刻む
文字は単語に
...
生きてきた
すべての時が
頭の中に納まっている
どれを取り出すのも
あなたの自由だ
ただし過去に執着しないように
そっと机の引き出しを開いて
すべてがあなたを祝福しているよ
溢れるよう ...
覚え書き
詩人もいつまでも
子供ではいられない
からといつても
ふさぎ込んでいる
わたしは成長が止まり
ともに過ごしたときは
あつたのかすらの忘却の作品
暑い夏にあの ...
夢のなかで若返ったもう一人の私がピンクがかったファンシーなベッドの上で
可愛らしい動物柄のクッションにしなだれかかりながら
異様に細長い脚をこちらに向けていた
淫靡な瞳で見つめ
不敵な笑みで股 ...
真っ赤に焼き爛れた塊が地面に呑み込まれてゆく
僕は言葉もなくただ見惚れる
まるで天の神と地の下僕との交接だ
ゆっくりと確実に情け容赦なく神は下僕を穢していった
子どもたちが遊ぶ校庭 ...
長くて細長い暗がりを手探りで歩む
どこにも掴まる所なんてないのさ
まるで奈落に堕ちて這い上がることすら叶わぬちっぽけな蟲のよう
そうさ、オレは蟲さ
どす黒い羽を生やし厭らしい触覚であちこち ...
道の駅五月の鯛に鱗あり
冷素麺ふたりで食ぶはいと旨し
親友の手術を祈る五月尽
○「老夫婦」
セックスなし
キスなし
甘い言葉なし
で
心はどんどん乾いていく
○「老夫婦」
何十年も苦楽を共にしてきた夫婦が
やがて仇敵のようにののしりあうようになるとは
...
詩集・詩誌のレビューや宣伝、出版に関する話題など。
新作詩集「うたの、おにいさん」を作りました。
ハズレもし ...
おぼろ月の夜
一日のためいきが霧となって森を覆っている
初夏の日差しにうたれた葉は
産毛をひらき 月のひかりを浴びている
森の奥
鼻を濡らした一頭の獣が立つ
におい立つ皮膚に ...
自信がないとこを見せるな
女にモテないとの文を見た
女にモテなくてもいいやと
心を新たにした
体を鍛えろとも
してみると昭和の
男は泣かないとか
若者よ、体を鍛えておけと
変わらん ...
狂った犬が
交差点で一匹一匹集合しながら
あの人の葬儀に向かってる
よだれ垂らして
吠え散らかしながら
葬列には骨がいっぱい
骨は骨を送る
肉が邪魔をする
甘い毒の話や
...
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたことを書くスレッドで
ピッタリするものが無かったので新規にスレッド立ち上げてみました。
このスレッドはこのサイト内の作品やひとことダイヤリーを通 ...
時代を追いかけ
時代から遠ざかり
時代に取り残される
言われた通りにしていたら
ものわかりのいいバカになりました
数の数え方と色の見分け方
下手の横好きは生きる術でした
知っ ...
・火星、ユートピア平原の中央にある中央都市ユートピアの辺境で僕は生まれた。
・祖父は地球のNipponオサーカシ生まれで、第二次植民計画で火星にきた。
・植物プログラミング技士は、祖父、そ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
濁る五月雨
まーつん
短歌
6*
25/5/25 22:47
巣箱の中の死神
凪目
自由詩
2
25/5/25 22:45
嘘つきごっこ
森田拓也
俳句
18*
25/5/25 22:04
終わりにしよう
sonano
自由詩
6*
25/5/25 21:57
弥栄の泥
朝焼彩茜色
自由詩
5
25/5/25 21:52
結局、血が騒ぐ
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
25/5/25 21:40
夜は不思議
おやすみ
自由詩
6
25/5/25 21:17
Kurokami's Brain Method
杉原詠二(黒...
散文(批評...
2*
25/5/25 20:53
誰が私を埋めたのか
aristo...
自由詩
1
25/5/25 20:31
もうすぐ降り止む雨
林 理仁
自由詩
4*
25/5/25 19:49
自分の願望
海
自由詩
7*
25/5/25 19:17
ㇱシ行灯
ひだかたけし
自由詩
7*
25/5/25 18:52
鏡
リィ
自由詩
2*
25/5/25 18:28
こーひーぶれいく
梅昆布茶2
自由詩
15
25/5/25 15:38
詩をめぐる診断
菊西 夕座
自由詩
3*
25/5/25 15:09
詩布
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/5/25 15:07
時の魔法
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
25/5/25 15:04
覚え書き
足立らどみ
自由詩
6*
25/5/25 13:04
淫靡
栗栖真理亜
自由詩
4*
25/5/25 11:21
淫蕩と神と下僕
〃
自由詩
0
25/5/25 11:17
暗路
〃
自由詩
0
25/5/25 11:14
美しき五月の終り
けいこ
俳句
4*
25/5/25 10:55
独り言5.25
zenyam...
自由詩
3*
25/5/25 6:44
詩集・詩誌のスレッド
会議室
25/5/25 5:38
闇の獣
山人
自由詩
7*
25/5/25 5:32
マッチョ無理
りゅうさん
自由詩
4*
25/5/25 4:14
錆びた鍵の唄
竜門勇気
自由詩
1*
25/5/24 23:47
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと
会議室
25/5/24 22:26
guilty3
TwoRiv...
自由詩
12*
25/5/24 22:21
小説「火星侍、宇宙へ行く(仮称)1」
aristo...
散文(批評...
1
25/5/24 21:59
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
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0.33sec.