理不尽に叫びたかった日
拳を握りしめながら目を瞑ると
瞼の裏は草間彌生
体内の粒子が猛スピードで蠢いている
顰の素顔を塗りつぶし
呼吸をゆっくり
数を数えて
瞼の裏のざわめきが
...
白銀の輝き無数、
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
等間隔に円周辿り
打ち叩き生き行き
この夜、前に佇む静かさに
意識の視界の深き己の
力動の核心、頂き、中心点 ...
地球が生れて四十数億年
此処に集う人との出会いは
偶然といえば偶然で
必然といえば必然だ
{ルビ生命=いのち}燃やして詩を{ルビ詠=うた}う
今日の営業が終わって
フロアの灯かりを落とす
暗闇にLEDがポツリポツリ
まるで夜空のようだ
お客様とスタッフの
星座を思い描く
閉店プラレタリウム
私は店長だから太陽
営業中 ...
帰らなくちゃあせるける
帰らなくちゃあせるける
することがあるのは
ありがたいことだ
そう言えるのは
今日地獄から戻れたから
景色が広いから
とりあえず帰る場所あるってよ
...
この体の
おかげで
いろんなことを
体験出来る
ありがとう体さん
・
よろこび
悲しみ
時には人を傷つけても
いつも感謝を忘れたくはない
最後を待っている私
・
...
よるの九時をすぎているのに
夜空は漆黒ではなく
青みがかった灰色だった
はるか遠くの灰色の雲を
一瞬、稲光りが切り裂く、
遠くの灰色の空は、なぜなんだろう
一瞬、赤黒く ...
聞こえないふりっていうのは
聞こえてはいるってことだよね
都合が悪いから
うざったいから
どうでもいいから
聞こえているのに
聞いてはいない
右耳から入って左耳に ...
怒りを
書いたと思う
けれど
それはまぁ多分誰にでも当てはまるよな
と
酔った頭で考えてみる
ああ
何に腹が立ったのかわからない
体裁か
...
すげー酔ってて
頭痛い
んで
その勢いで書く
俗物が
生きていることに
価値が見出だせない
カート・コバーンと同い年の
もう老年になった男は
二枚のネヴァーマインドという名の
アルバムを棺桶に入れて
燃やされるのを
ただ待っている
100まで生きるのが
普通の世界で
夭折とは幾つまでを
言うのだろうか?
まだその範囲内なら
良しとしようと思う
地獄の底に住む紅蓮の獅子
炎を纏いて湿地へ飛ぶ
湿原は草原に変わり
根を燃やした跡には道ができ
そこは太陽の匂いがする
架空ではなかった
権化となりこの世に降り立ち
目の前に現れた人 ...
バーボンを入れたグラスに
映った姿が
綺麗だった
だからと言って
振り向くのは
野暮なことだ
男の夢は
微妙なところで
保たれている
郊外から久々に都心に出れば、
拡がり迫り来る無機空間の
白壁に聳え立つビルディング群、
それら狭間に伸びるアスファルトに
浄められる如く洗練された装い身に纏い
行き来する一律精巧細工な女の子 ...
澄みわたる
青い空を
深く深く
みつめると
静かさ胸にしんとする
・
形見の歌を
声に出して
なぞる
あのひとの
いのちを
・
今
今を通りすぎる
涙は
...
盆が過ぎ
盛りを越えず
しずくはおちない
八月
陽の下
きみよ
九回で終わると思うな
イレギュラーはつきもの
焼けた肩に仲間が触れる
口元にしずくがこぼれる
伝 ...
今は廃校になってしまった小学校のグラウンドに
ぼくら男子児童は立たされていた
50m走のタイムを計るのだと
体育の大森先生は号砲のピストルを
真夏の空へ向けて構えていた
過疎化の進んだ小学校 ...
風に舞う
赤とんぼたちの翅が
秋の陽を
反射するなか
草刈りを終える
・
秋の日の
かたむいてゆく時
こころも何かへと
かたむいてゆく
山鳩の歌ひびき
・
青空 ...
ある日、俺が起きると岡田になっていた。
岡田は俺のクラスメイト、いつも嫌なことばかり俺に言ってくる。
その岡田のいう『嫌なこと』がクラスメイトに、受ける。
面白いのだそうだ。俺に言わせればまった ...
お母さんに愛されてみたいなあ
ふと叶わない願いを想いつづけていたら、
マリア様が笑わってくれた
お父さんに人生を教えてもらいたい時、
お釈迦さまやイエス様がいた。
...
麻薬やりたいって?
もうやってるんじゃないかな
酒っていうんだけど
それは立派な麻薬です
強烈な体験がしたいって?
するんですよ、皆
冠婚葬祭っていうんだけど
強烈すぎんだろ
...
※以下は、ほぼ同じ構造のポエム100編をChatGPTに生成させた結果である。私は手を加えていない。
1.
きれいなつるのうえで
あなたがかがんでいた
かぜがすこしふいたとき ...
覗きこんでも視えない
暗く深い夜の底
だから月灯りを求めて
宇宙をみあげる
そこには夜よりも深く
氷よりも冷たい闇が
かすかに震えながら
息をしている
...
あれやこれはみんなのものって言うけど
私はあれであってこれであってものだった
私はみんなではなかった
夏の暑さに、包まれ、静まり、静かな怒りの流れのように、
今、雷鳴がとどろき、わたしは戦慄した。
……ざあっと、雨が降るね。おびえる目で見守る。
やがて、ぽつりぽつりと、頬を打つ雨は感動で、至らな ...
風が吹いたからって、何だっていうのさ。
わたしは人殺しのような目をして、アスファルトに小瓶を蹴って、
救われることなんてあり得ない、ボードヴィルに身をまかせていたよ。
涙……など、流れない。
...
その耳、分かるよ? ──分かるわけないさ!
頭蓋をうち壊して(死ぬ?)、わたしはわたしの頭痛を排除した。だからって?
ああ、どんな愚痴でもちょうだい。
わたしは一番街から五番街までの通りを走って ...
いつも天気予報とにらめっこ
明日はまたとない釣り日和
銀鱗たちが待っている
モスグリーンを身にまとい
渓の緑に溶けてゆく
俯いた横顔に
触れたかった
触れることでしか
伝えられない気がした
僕の手は
老いさらばえて
もう何も伝えられない
さよならでさえも
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アンガーコントロール
海
自由詩
5+*
24/8/24 18:38
意識の己、ノイズリダクション
ひだかたけし
自由詩
2+*
24/8/24 18:37
五行歌 摩訶不思議
レタス
自由詩
3*
24/8/24 17:50
閉店プラレタリウム
イオン
自由詩
2+*
24/8/24 11:48
帰らなくちゃ
木葉 揺
自由詩
7+
24/8/24 11:15
※五行歌 四首「と 思えることもありがたい」
こしごえ
自由詩
4*
24/8/24 10:33
照れた、月光
秋葉竹
自由詩
1
24/8/24 9:14
常套句は「聞いてないよぉ」
涙(ルイ)
自由詩
3
24/8/24 8:06
1めも
うし
自由詩
1*
24/8/23 23:12
めも
〃
自由詩
0
24/8/23 22:53
小作品集5
花形新次
自由詩
0
24/8/23 22:29
小作品集4
〃
自由詩
0
24/8/23 20:12
紅蓮の獅子
海
自由詩
3
24/8/23 18:37
小作品集3
花形新次
自由詩
0
24/8/23 18:33
都心徴候散策
ひだかたけし
自由詩
4*
24/8/23 18:09
※五行歌 五首「どこまでも明るく」
こしごえ
自由詩
7*
24/8/23 16:10
白球
湯 煙
自由詩
7*
24/8/23 15:05
Life In The Fast Lane
ちぇりこ。
自由詩
15
24/8/23 12:36
※五行歌 三首「秋の陽を 反射するなか」
こしごえ
自由詩
6*
24/8/23 9:56
俺が岡田で、岡田が俺で
鏡文志
散文(批評...
2
24/8/23 8:39
お父さんとお母さん
由木名緒美
自由詩
4
24/8/23 7:44
表面を撫でる
りゅうさん
自由詩
2
24/8/23 6:55
量産型ポエム100本ノック
AI詩研究所
自由詩
1
24/8/23 1:51
月光
秋葉竹
自由詩
1
24/8/23 0:01
みんなのもの
リィ
自由詩
2*
24/8/22 23:01
ポエム
朧月夜
自由詩
10*
24/8/22 22:35
〃
〃
自由詩
7*
24/8/22 22:34
〃
〃
自由詩
7*
24/8/22 22:34
五行歌【渓流】 曇天
レタス
自由詩
6*
24/8/22 22:08
小作品集2
花形新次
自由詩
1
24/8/22 19:55
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
0.52sec.