明日はいつも私をどこかへ連れて行く
どこまでも私の手を引いて
毎日近い所や遠い場所まで一緒にいたね
やがて歳をとり身体が動かなくなった
毎日一緒にいた明日はもう来ないみたい
私は何処へ行けば ...
烏二羽 先祖を乗せて 宵闇へ
どきどきに すこし
ぬれていく ものたちが
わたしのために 毎秒
再生ボタンを 押してしまった
ドレンホールにむかって
熱のないカップを 頬ずり
ほとぼりのように、かきまぜている
...
何も始まっていないし何も終わっていない。
炎天下を歩いている。
なんでもない。
今日がまだ日曜日でよかった。
発 言うだけで言うだけのもの見せぬから誰もお店に来なかつたのか ホロウ改
脇 夏は来ぬ薄い羽衣とるときと燃ゆる大地の風は伝えた らどみ帰
3 辞書詩から自称詩作成幾億年 ...
どれほど空が抜けるように青くても
君は優しく微笑んでくれたけど、僕は
いまだ精米されていない人々を見て
階段の上の方
ポケットに手を入れて
にやにや笑っていた
本当はもうどうしようもなく
...
シャッター商店街
賑わっていたのはいつの頃だろう
よくかまってくれたおばさんは
今何をしているだろう
丘の上から見る街は
まるでジオラマみたいだな
廃れた景色はなんだかつまらないな
...
いつもの食べるペースを
ゆっくり、ゆったり、スローに
味わい深く
身に染みるこのうまさ
いつものシャワーを
ゆっくり、ゆったり、スローに
湯船に浸かり
芯を解きほぐす
いつもの ...
昨日産まれたばかりの吾子は
わたしの横で寝ている
なんてかわいいのだろう
産毛のような髪の毛
耳も口も鼻も小さいけれど
とても精巧に作られていて魅入ってしまう
閉じられたまぶたの中でどんな ...
築年数四十年を過ぎた中古マンションで
今夏暫くの間、我が家でも玄関ドアの脇に
宅配弁当業社の貸出しボックスが
配置されるようになった
すると挨拶を交わすご近所さんから
「 ...
月がゆれる
星がゆれる
短夜の
せつなくゆれる
まにまに
あらゆる意味を
ほどいてゆく
溶かしてゆく
...
別に小さくてもいい
現実のギャンブル化にあらがえ
小さな花みたいな汚れだ
達成は
案外いきすぎなのさ
人間はアホだと知る
別に最上位ではない
だからと低いわけでもない
そこには自然 ...
退勤を押す
瀝青が泡沫を吐き出す湿度をまといながら
誰もが楽園を見つけだせなかった旅人のように
骨格を曲げている
さびしい さびしい さびしい さびしい
柔軟さを失いながら猫は歩いて ...
地面に落ちたふたつの実はもうどうすることも出来ないほど腐り果てていて、ああこのまま土に還るのだと…少し悲しい気持ちになりもしたけれど、でもそれは無駄なことではないのだと気付いてはっとした、それを食 ...
四萬
それチーね。
雀卓を囲めば深夜放送から流れてくる埠頭の風
東雲の左手には北の兄貴が居座り考え込んでいる
兄貴はいつも遅くて牌をなかなか手放さない
結果的にはカモ ...
バタイユは、自分の思想の根幹を、刑苦、すなわち、狂気の体験に見ている。しかし、わたしは、三十年間、あらゆる狂気、苦しみ、闇、混乱を、
生き続けてきたので、釈尊のおっしゃるように、苦行には意味がないと ...
恋愛ものムービーを見せて
観たアッフリカ部族の人に
感想聞いてみたならば、
あの人たちの食ってたランチが美味しそうだった
と一言 、
何だか理由も分からず可笑しくて
僕も彼女も互い ...
わたしの方を向いては下さいませんか
胸が苦しいのです
涙がにじむのです
こんなに好きになって
あきらめられるものではありません
時にあなたを裏切り
時にあなたを傷つけ
でも約束は破っ ...
全身に陽の光を浴びて
浅黒く焼けた
おまえの肌に
舌を這わせてみる
薄く塩の味を感じると
俺のイチモツは
俄に屹立する
おまえを味わうことで
俺はおまえを
掌握した気になって ...
風吹かば 風が好きだと 君が言う
大きな楠の下で夏
あなたの上で羽ばたく
それがあなたへ与える効果は
あなたがどこかで
誰かに影響を与える
そうやって次々と伝播する
地球の裏側まで
だから今夜飛ぼうよ
遥か遠くを目指して
but ...
缶ビールのプルトップを引く
スナック菓子の袋を割く
ぐいぐいぐっと
ぽりぽりばりばりと
最後の一枚
最後の一滴
かんからかん
頭も空っぽ
何だ、不満か?
君もいきがりたまえ
いきがれるように生きてこなかった
おまえのミスだな
と、ここで、この歳にもなってくると
人の不幸を笑えなくなり
身につまされるんです
明日 ...
自分自身はどんな人なの
ホモサピエンスのはしくれ
それにしては歴史が浅い
人見知りであり
優柔不断と認識している
肝心なところで
ものごとを決する ...
やっとのことで8月の年金支給日を迎えることが出来た。金が無いのはやはり辛い。
15日が年金支給日なのだが、15日の深夜0時50分には口座にお金が振り込まれるので、ペイペイアプリを使って年金受 ...
夏、街は
もぬけの殻になった
開け放たれた窓
ラジオから流れる雑音
駅前からも公園からも坂道からも
人はいなくなった
がらんどうの街路を歩く
私もまた空っぽになっていく
視 ...
{引用=
青い青い水面に溶けこんでゆく、
眩暈、
ふたりの抱擁、
時計の長短針が、
零からいきなり三十になったように、
逆さまにはっきりと映りこむ、
ふたりの不定形、
まるで半透明のゼ ...
墨透海の南にはもう海はない
あのつまらない大きな大陸があるだけ
だからほとんどの人が折り返す
それでも大陸に行こうかどうか迷う
やめようと決断するのが
大抵午前三時だそうだ…
昼間の墨 ...
さびしいかなしい
苦しい
もう二度と逢えない
あいたいあいたい
絶望ぜつぼう絶望ぜつぼう絶望
希望はどこ?
ふあんふあんふあんふあん不安
こんな想い知らなかった
大丈夫大丈夫大丈夫
...
わたしより
やわこいうえへと もどりはじめる
やさし く だけていた濃度 100%「fu、
おりしずむ。しづみながれて、いったいへ
睡に飽いた ひとつはあめ ひとつはわた
こぼした域は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明日も一緒に
リィ
自由詩
4*
25/8/17 19:01
盆
真礼美
自由詩
1
25/8/17 18:17
GIFT
あらい
自由詩
6*
25/8/17 18:00
炎天下
空丸
自由詩
8
25/8/17 16:50
ホロウ・シカエルボク、ぼやく/勝手にひとり半歌仙 表六歌 一
足立らどみ
自由詩
1
25/8/17 14:47
季節はサンドイッチのように
トビラ
自由詩
5*
25/8/17 14:42
私が育った街
海
自由詩
12*
25/8/17 14:09
ゆっくり、ゆったり、スローに
多賀良ヒカル
自由詩
6
25/8/17 13:09
ト或ル朝
そらの珊瑚
自由詩
12*
25/8/17 11:39
おひとり様
リリー
自由詩
15*
25/8/17 10:32
夜間飛行・夏
塔野夏子
自由詩
7*
25/8/17 10:19
クートフーミ
林 理仁
自由詩
3*
25/8/17 7:45
白髪
鯖詰缶太郎
自由詩
5*
25/8/17 1:51
どうせ迷うなら命を賭けて
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
25/8/16 22:26
チーポンリーチツモ満貫
洗貝新
自由詩
9+*
25/8/16 21:42
バタイユについて
杉原詠二(黒...
散文(批評...
2*
25/8/16 21:05
夕焼け小焼け、休みの日に
ひだかたけし
自由詩
8*
25/8/16 20:26
わたしの愛しい人
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
25/8/16 19:28
明けない夏休みはない
花形新次
自由詩
2
25/8/16 19:08
木陰
真礼美
短歌
2
25/8/16 16:47
butterfly effect
海
自由詩
10*
25/8/16 13:12
空っぽ
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/8/16 13:08
粋
りゅうさん
自由詩
3*
25/8/16 10:37
己はどんな人
佐白光
自由詩
5*
25/8/16 9:21
クレクレ星人の独り言「世俗的な欲」07
ジム・プリマ...
散文(批評...
3*
25/8/16 6:00
一瞬
たもつ
自由詩
10*
25/8/16 5:44
水精Ⅳ、或いは海月Ⅱ、
本田憲嵩
自由詩
16
25/8/16 2:05
午前三時墨透海
降墨睨白島/...
自由詩
6*
25/8/15 23:07
聲
りつ
自由詩
4*
25/8/15 21:23
HIKArear
あらい
自由詩
4*
25/8/15 20:31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
加筆訂正:
ト或ル朝
/
そらの珊瑚
[25/8/17 13:29]
少し加筆しました
ト或ル朝
/
そらの珊瑚
[25/8/17 11:56]
少し修正しました
チーポンリーチツモ満貫
/
洗貝新
[25/8/17 5:22]
少し付け加え有り
チーポンリーチツモ満貫
/
洗貝新
[25/8/16 22:33]
終わり変更しました。
0.29sec.