古いアルバムに
残った記憶は
ただ懐かしいだけでなく
どこかしら痛みを感じる
あの時は良かったと
無条件で微笑むことは出来ない
いつだってそうだ
生きて来たこと
それこそが後悔の集 ...
長い長い旅をして
家に帰ってきた
そんな気がした
私自身という生命の家に。
自分自身からは逃れられないから
自分の生命を浄化するしかない
自分という生命の家に
帰ってきた私は
本当の意 ...
甘やかな微笑みの
ビンタを喰らわして
私の眠りから醒めれぬ折
お願いだから 一発、一発、
この肉身意識に刻み込み
アナタの
高い高い祭囃子の舞台から
(裏の裸電球の薄暗い黄 ...
誰しも何かしら問題を抱えている
私もそうだ。
負けない
負ける訳にはいかない。
今日も私は勝利の軌道を歩もう
必ず宿命を転換し
あの大空に舞い踊ろう
時は正直で残酷
時は音もなく流れ去る
時の流れは目に見えず
今、ここにきた瞬間、すぐに過ぎ去る
そして、怒涛のごとき、次から次やってくる
ただ、ただ、
呆然と眺 ...
答えはひとつじゃない
誰も採点なんかしない
だから思うままに
自由でいいんだよ
他人と違ったって
心配なんかしないで
持って生まれた感受性
自分を信じて
テストみたいな回答で
伸 ...
馴染んたマグカップの内側に
ある日小さな傷ができて
次第にそれは珈琲の色に染まった
洗っても洗っても色は落ちない
傷は傷として生きていく
宇宙の理のようである
朝、
深い藍色のそのマ ...
○「長生きの意味」
今こそ
一人一人の年寄りが
考えなければいけないことかもしれない
○「小さい幸せ見つけた!」
若い頃は
遠くへ幸せを求めたが
年を取ると
身近に幸せを求めるよう ...
喉が静かに萎れてる
瞼がおもたく透けている
わたしは岩背を踏みしめて
裾野の灯りに目を凝らす
冷たいあなたの肌を撫で
しなだれながら 咲いている
わたしの毛皮は月光を
打ち据え輝くも ...
雑草の茂るも良しとし秋の庭
月の出を忘るるほどの非日常
しずく垂る紅葉の枝を潜り抜け
虫しぐれ灯りの消えし退去かな
風に運ばれるその甘さは
孤独な夜をやわらげる
螺旋を描く階段を
昇ってくる気配のようで
街のざわめきは遠くに沈んで
ここでは沈黙を守ることが
唯一の祈りのかたちになる
煙草の灰が ...
昨夜から八拍手を奏上してから、不退転の祝詞「アチマリカム」を正式に31篇唱えることにした。この祝詞は最強の祝詞なので、他の祝詞は必要ないということらしい。ここで捧げる祈りは「人類に五次元の光が射 ...
飛行機に乗り 行く宛もなかった
アジアへの旅行
アジアの 同じ 食べ物が でも
そこにあるわけではないけれど
中国での 乗り継ぎで
なんとなく肉料理を食べた でも それは
日本の中 ...
夕方、とても冷たい風、ちいさな米穀屋の前の自販機へと缶コーヒーを買いに行く。ガラス製の古びた開き戸には金色に印字されている「米の協栄」(「米の」の部分は小文字、「の」の字の左隣から大文字で「協栄」)、 ...
差し伸べてもらえた手を
泥んこのままで摑んだ
りふり構わずに
その場で泣き崩れた
好きなだけ泣かせてくれて
好きなだけ食べて良いと
まずは好物の鮭料理を
この姿のままで?
会計の時 ...
暑さにしがみつく夏を
秋風は、子をさとすように
追いやっていく
もう少し と
命を延べる
咲き残りの白いバラに
蜜を求める
渡り遅れた ハミングバードの羽の音
空に静止する ...
まばゆいきもちや
しんみりに
値段がついて売っている
魅惑的に陳列されて
わたしのポッケのなかでお財布がしんみりとする
もしも手に入ったら素敵でまばゆい日々に
なんてなるわけもない
...
人知れず静かに閉まるコンビニのトイレのようにありたくもあり
スーパーの見切り品みたいなパサパサのきょうのじぶんに穂村の弘
水を飲むそれだけのことをしてみたら水だけの音が夜をながれる
...
いつかこの命の中に潜むものを白日のもとに曝さねばならないと気付いたとき俺は自分が生まれて来たわけを知った、たくさんの言葉が繰り返された、たくさんのシチュエーションが構築されては洗い直された、かたち ...
枯れ草をそっとよけると
いっちばーん|
と白い花
でもまだまだ
まだあとすこし
黄色い花が眠たそうに
目をこすりながら
もういいかい
神様は
もっちろーん!
春を約束
青 ...
「はい、当社は青森県の恐山にあります
従業員約三十人のまだ小さい保険会社です」
「そうですか、だいたい話はわかりました
つまり、私が死んだ後でも
遺言ができるという保険ですね?」
...
蟻塚の維持発展のために
詩の概念の裾野はひろがりつづけいると相対的に高さ深さへの冒険家は軟弱になっていくのがエントロピーならば、共創加速の私達がしてきたことは貴方からみたらドンキホーテのマネごと ...
神と共に生活をしてる
2つの国がミサイル戦争をしてる
砂漠に建てられた近代の摩天楼は
ひとかたなく崩れ落ち
砂塵の国となり
血の涙で染まる
高所恐怖症、って、知ってる?
わたし、ソレ
ところで、岡山県倉敷市にある
『鷲羽山ハイランド』って、知ってる?
入場料だけで、乗り物乗り放題ってのが
気に入って
昔行ったことが ...
散歩させてるつもりが
いつの間にか散歩させられていたの
ルーティンに弄ばれ
映えに萌えさせられ
エモさに震えさせられ
それらをタイムラインに流せば流すほど
私は仮面に覆われていった
誰か ...
薄群青のみずうみに
なびく帆が、波に溶け込む光のなかへ
すべる様に遠のいていく
老竹色した山並みにいざなわれる
あのヨットの彼方には
岸辺など無くて
爽籟の湖面がどこまで ...
私は
夜な夜な
魔法のクリームを塗る
こころに負ったかすり傷を癒すために
《大丈夫、大丈夫。
《うんうん。
《よしよし。
そんな成分のクリームを塗る
それが甘えなのだとしても
自分で ...
置き忘れてきた想い
蘇り来るワンシーン
染めるオレンジ
ぽっと鮮やかに
浮かび上がり
又刻み込み
消去する
時の流れ、
もう果てしなく
砂塵となり崩れいく
今の今に
なほも木霊す ...
たわむれのキスに惑ってその甘い唾液飲み込み立っていられず
たわむれにほおにキスしてその苦い涙の味に落ちそうになる
たわむれにレシートをみてその心使いに泣いて揺れる涙 ...
急いで歩いても、ゆっくり歩いても距離は変わりません。
僕はあとどれだけあるか分からない人生の距離をゆっくり歩きたいです。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
古いアルバム
花形新次
自由詩
3
25/9/29 21:13
家
渡辺亘
自由詩
4
25/9/29 21:07
リピート(Something happens)
ひだかたけし
自由詩
6
25/9/29 19:48
勝負
渡辺亘
自由詩
1
25/9/29 15:03
ドキドキな時
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/9/29 14:22
がんばらなくていい
海
自由詩
8*
25/9/29 12:33
青い月夜の白い馬
そらの珊瑚
自由詩
14*
25/9/29 11:56
独り言9.29
zenyam...
自由詩
3*
25/9/29 8:19
ステラ・アルピナ
みぎめ ひだ...
自由詩
6
25/9/29 7:15
秋の雨
けいこ
俳句
5*
25/9/29 6:35
金木犀
青の群れ
自由詩
13
25/9/29 2:36
クレクレ星人の独り言「アチマリカム」22
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/9/29 1:51
中国南方航空で行く旅
番田
自由詩
3
25/9/29 0:31
栄影
本田憲嵩
自由詩
11
25/9/29 0:06
冬の財布 蒼風薫
梅昆布茶2
自由詩
7
25/9/28 23:14
星蜂雀
月乃 猫
自由詩
9*
25/9/28 22:59
秋のお財布 蒼風薫
梅昆布茶2
自由詩
7
25/9/28 22:47
人知れず静かに
道草次郎
短歌
5
25/9/28 22:29
整えた銃なら当てることは難しくない
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
25/9/28 22:21
四月ニッポン 蒼風薫 詩とファンタジ9ー26号入選作
梅昆布茶2
自由詩
4
25/9/28 20:00
イタコ保険
イオン
自由詩
3*
25/9/28 18:41
蟻塚の維持発展のために
足立らどみ
散文(批評...
2
25/9/28 17:36
神の国同士が戦争してる
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/9/28 14:22
キョーテンジャーって、知ってる?
秋葉竹
自由詩
3
25/9/28 12:48
pet
海
自由詩
8*
25/9/28 12:35
秋陽
リリー
自由詩
13*
25/9/28 11:54
癒やし
りつ
自由詩
5*
25/9/28 11:26
生かされ生きる
ひだかたけし
自由詩
8
25/9/28 9:28
オマージュ
秋葉竹
短歌
3
25/9/28 8:43
距離
降墨睨白島/...
自由詩
3*
25/9/28 8:27
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
加筆訂正:
『exist's』~霧子の朝に
/
洗貝新
[25/9/29 13:33]
砂地が→砂地に
『exist's』~霧子の朝に
/
洗貝新
[25/9/29 9:52]
推敲終わりとします
「冷やし中華 終わりました」
/
本田憲嵩
[25/9/28 22:47]
今更ながら若干加筆修正。
スノーマン2
/
本田憲嵩
[25/9/28 12:27]
若干加筆。
0.22sec.