私は口論が大嫌いです。
きのうからあしたへ渡る星の道みちびく羊、きょうを忘れて
ポチ連れて右に折れたら夏館
入道雲白いもくもく幼き日
本好きの少年となってハンモック
...
みんな飛んでいる。赤黄緑紫、原色の鳥たち。ペイントで塗りつぶしたような青空に羽ばたく。僕は隣で落ちる。空の青が僕を通過する。痛い。痛い。雲をつきぬけたい。白く濡れたい。星が僕を欲しがっている! 手をの ...
私は美の残響を体験しつつ
自らの意識シッカリ保ち対面しながらも、
美に呑まれ〈Killされる〉事など最早しない
芸術なるもの 未だに在るとするのなら、
それそれら 人の為に世の為に在 ...
蒼風薫 2021.7.7
七月の猫に大好きと言ってみる
かくれんぼニコンの中の君の虹
薫風や君のバイクのエンジン音
僕の場所猫に譲った夏の椅子
ジャスミンと葉擦れと君 ...
なぜひとが私を好きになるのかが
わからないまま影をみている
点数をつけて喜ぶわけもなく
つけられたらでもほんのり赤らむ
その早いすべての動作に立ち遅れ
一番好き ...
灰色で ひとりぼっちの 優しい歌が
聞こえるのは 何処か
その花の咲く 遠い星の向こうに
春のような一日が明るく過ぎ果てた後、
もう雪が燃えている。
海のように碧いその翳は 喘えぎながら ...
体がほんわかあったかい
体をさする風も柔らかく長く伸び生えた草を靡かせる
泥川の表面も袈裟のように皺を寄せては白く輝き
身を乗り出し目を凝らさない限りさも美しき川にみえる
小さき鳥らしき影は足 ...
光を浴び養分を蓄える
光合成する植物のように
皮膚を通して力が漲ってくる
暑い矢が突き刺りどっと噴き出る水分
体ごと代謝し生き返ってゆく
全てを焼き尽くしやがて蘇る生命
交互に ...
明日はどうなるのか
眠れない夜
またどこかで多くの難民が安全な場所を求めて彷徨い
またどこかの国が愚かな戦の準備を始める
ナゼどうしてヒトは哀しみを停めようとしない
まるで学習を停めた機 ...
チンカス自称詩人と言った場合
チンカスと自称詩人は
同じ意味なので
これはトートロジーではないかと
言われたことがありますが
よく考えると
自称詩人の存在は
チンカスイカなので
(チン ...
また言葉を散らかした
使い捨てみたいに
そうしているうちに
お金みたいに減ってきた
もう一度かき集めて
一文字一文字の煌めきを
損なわないように
並べ替えてみる
{引用=
楽 ...
何でここまで生きづらい人生
何でこんなに行きづらいルート
最近よく心に雨が降っている
心の中で傘を持っている人は一人もいないみたいだ
だからどこか建物の中に入ろう
そろそろ止む頃
...
夕暮れ
ひんやりとした芝生の上を
裸足で歩くと気持ちいい
アーシングって言うんだって
爆発しそうな毎日だけど
今日も一日頑張りました
深呼吸
...
ああ
誠実さとは弱さであってください
優しさは弱さであってください
謙虚も弱さであってください
苦しみさえ弱さであってください
わたしがあなたを知れないのは
わたしの愚かさであって
...
いちごイチゴで苺だし
ちょいとスポンジ乗せましょう
明日が晴れなら問題ない
毛糸丸めて逃げ惑う
22日にチェック付く
可愛いからにきまってる
おかわり即ちありがとう
生死の世界のエントラ ...
交通事故となりたくもない2月とかの交通安全教室
だってあれは交通事故とかのだから
笑い方がそうだろ
それはちなみにどこから
黙る俺、そんな気しかせんから
温泉だって無色界だからね
あれはい ...
未知の私に出会った
私の忘れていた
明るい笑顔
未知の私に出会った
私と幸せにすごす
あなたとの出会い
未知の私と出会った
私を忘れさせる
ああ ...
ゴミ ゴミ
豚 豚
わしらには夜のみ
なんだあれは
子が寝てるぞ
女だ
若い女だ
随分若いな
パンツ脱がせ
ブヒブヒ
寝てるのか
おい起きろ
寝てるぞ
...
緑に囲まれた湖沼の透明な厚み
瞑目する意識ノ視界に流入し
次第眼下遥かにしながらも
赤く濃密に張り付く如く朱に染まる花の
立ち現れ見事あざやかゆくり咲き開きいき
宙空に浮き上がっていく ...
○「早寝早起き」
若いうちは
することがいっぱいあったから
遅くまで起きていたが
年を取ったら
することがなくなった
テレビもおもしろくない
晩酌もコップ一杯だけ
一方起きるほうは
...
「あなたが入っていたらいいのに。」
その一文に鷲掴みにされた
先日送った小包
そのお礼の手紙
初めての あなたからの手紙
美しい字で書かれた宛名を見て
あぁ、そうだ ...
お年寄りのなんと生き生きしていることか
なんか
吸われてる気がする~
僕のなんと悲しそうなことか
吸わなければ
若いエキスを
どこかから
声がする
あきらメロン
...
見よう見まねでお好み焼きを焼いている
ぎこちない手つきで箸を握る人
きっと月の裏側から来た人だろう
そこは聖地でオリーブの実を照らす
Tintarella di Luna ...
思い出せないくらい長いあいだ履いていた靴の
ソールがなめらかになり
雨の日にツルツルすべって
ひとりだけ氷の上を歩いているようで
それも悪くはなかったが
いつかは転んで頭を打ちそうと思い
...
黒い波がやってくる
水を吸ったぶ厚い毛布のように
重く冷たい波が
夜ごとあなたを覆い
震えるあなたのまぶたの奥に
サイケデリックに光がはじける
耳をすませば
声が聞こえて
最初は囁 ...
殻を剥くのが面倒だから
カニは食わない
おまえ、俺のために
カニを剥いてくれないか?
イヤならいい
それなら
カニを食わないだけだ
本当にいいんだな?
俺がカニを食わなくて ...
誰かに
イジメられてるとかじゃないけれど
何となくさ
クラスメートとの距離を感じる
みんなは楽しそうだけど
それがうらやましいわけでもなくて
私 ...
俺はね
嘘つきな男
壁ドンを繰り返し
多くのハートを奪った
女たちは
何故許すのだろう
俺の瞳孔が開くのは
ただの生理現象
信じてくれ
少しはあるはずなんだ
俺の愛
信じ ...
波立つ電極の夢
果てしない旅路を約束する
それは長い長い道程
いつ途切れてもおかしくない
いつ途切れるのかも解らない土埃の砂利道
延々と続くこの人生
哀しみと喜びの混じった石ころが
...
背中に残る仄かな体温
お祖母ちゃんが私たちと共にいた証
微かに唇が動き息もしているように思えて
思わず左耳を口に近付けるけれど
「もう息はしてないよ」
職員のひとことで錯覚だと気付く
...
日付順文書リスト
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2022.6.10 ...
梅昆布茶2
自由詩
7
25/5/29 22:25
原子論
fujisa...
自由詩
2
25/5/29 21:48
詩想、芥川キルてぃ並び貴女へ
ひだかたけし
自由詩
4
25/5/29 21:37
叙情文芸180号俳句
梅昆布茶2
俳句
7
25/5/29 21:06
はじめての
秋葉竹
短歌
2
25/5/29 20:56
”まほろば”の歌
ハァモニィベ...
自由詩
3*
25/5/29 20:46
鴨川
栗栖真理亜
自由詩
7*
25/5/29 20:20
夏を纏う
〃
自由詩
0
25/5/29 20:16
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〃
自由詩
1
25/5/29 20:13
チンカス自称詩人
花形新次
自由詩
2*
25/5/29 19:51
word
海
自由詩
4*
25/5/29 19:21
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sonano
自由詩
5
25/5/29 18:51
帯電クリーパー
おやすみ
自由詩
1
25/5/29 18:13
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自由詩
0
25/5/29 17:47
ショートなケーキ
饂飩(うどん...
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2
25/5/29 17:11
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林 理仁
自由詩
1
25/5/29 15:11
未知の私
多賀良ヒカル
自由詩
0
25/5/29 14:10
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林 理仁
自由詩
1+
25/5/29 12:49
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ひだかたけし
自由詩
6
25/5/29 9:54
独り言5.29
zenyam...
自由詩
2*
25/5/29 8:58
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自由詩
8*
25/5/29 8:07
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りゅうさん
自由詩
4*
25/5/29 7:29
スパゲティナポリタン「Tintarella di Luna ...
洗貝新
自由詩
12*
25/5/29 6:10
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凍湖
自由詩
4
25/5/28 23:56
黒い波
〃
自由詩
1
25/5/28 22:58
カニが食いたい男のブルース
花形新次
自由詩
0
25/5/28 21:35
森永ラムネ
おやすみ
自由詩
6
25/5/28 19:48
俺の愛
海
自由詩
7*
25/5/28 18:57
仮想予想図
栗栖真理亜
自由詩
4
25/5/28 18:03
温もり
〃
自由詩
2
25/5/28 18:01
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加筆訂正:
白玉お団子
/
本田憲嵩
[25/5/28 21:52]
改題。加筆修正。
0.33sec.