知らない人が画面越しで叫ぶ
それからその人は叫んでいる人にかわる
わたしはただ見ている人だ
叫んでいる人のまま、
画面はこちこちに凍りつづけ、
どうせあすにはみんなして踏みしだく ...
至らなかった
選ばれなかった
魂を注いだのだから
それはまだ生きている筈だ
どこが至らなかったのか
どうして選ばれなかったのか
分析するとそれがヒリヒリする
それでも魂はあるのだから
...
翼をむしり取られた鳥は
もう二度と真っ青な大空を自由に飛び回ることができない
かつて、自分自身がこよなく愛した空を
今は、涙をためた小さな瞳で
なつかしそうに
かつ、憎しみを込めて眺めるだけ ...
血の口づけで
紅く
紅く
染まりゆく雪の美しさよ
静かに
静かに
時を越えて彼の人に伝えたまえ
紅い血の絆は愛の証だと
繭のように白い空の向こうに彼の人の温かな笑顔を見た
嗚 ...
瞬(まばた)きした瞬間、消えてしまいそうなアナタ
まるで幻
雪解けの水
どこかに流れてやがて柔らかな土へと吸い込まれてゆく
温かな懐へ抱かれ私の知らない〝誰か〟となる
どうか私の ...
なんにもないところまでいくまで
随分と時間がかかるよね
でも其処にこそ僕ら求めているもの
あるのかも
☆
ぐにゃぐにゃした熱い時空に
無数の卵
生みつけて
僕らのことを ...
公の窓は総じて掃除され
表でも想ってない詩 御持て成し
忙しない世間話に世話はない
振動がしんどい じっとしとしとと
音も無く過ぎ去ったものたちが語らなかったものを洗いざらいぶちまけていく明け方の夢、目覚めた時ベッドのヘッドに食い込んでいたサバイバルナイフ、それは俺のお気に入りのものだったがそれが俺の手によって行 ...
ただ空回り
加速する共創のなかで揉み消されていく忘れ去られて
いく小さな言葉、「決めつけ」ることで抵抗しようとす
る表層的な言葉は大きなうねりとなってしまった。
逆流のドラム式の中からでは ...
お元気ですか。人の手による文章をだれかへの手紙かと思って読んだりする読者の、いまだ宛所訪ね当らずな温度感についての言語化は、ポエムでないとおもったものの、ポエムでなければ散文ということで大丈夫なのか。 ...
早く邪魔じゃなくなりたい
二度とお前なんかいらないと言われないために
今すぐここからいなくなりたい
嫌い
好き
嫌い
花畑は刈り尽くされると針山になる
咲いて
しおれる
咲いて
し ...
やがて、その日が来て 声が枯れ果てれば
(フーッ)私の 生きていることさえ 嗚呼、もう
意味がなくなれば なに頼りにその後、生きよう
エイ、あの 野花にも、心があるように
嗚呼、もう 夜中にも ...
■歌ったり踊ったりしているあいだに
キャンプファイヤーの輪から外れた暗がりの片隅で
二人がこっそりとキスをするのを見ていた
いつだってそうやって外れくじを引くのだ
一瞬足を止めたがなにして ...
悲しくて
苦しくて
切なくて
ポロポロ涙が{ルビ溢=こぼ}れます
心が透明になったら救われるのでしょうか
この身体が朽ちたら救われるのでしょうか
今はただ
輝く川面を眺めては
...
あなたのために
私は砂になりました
遠くからこちらを窺っている
目を合わせるとシャー!と警告してくる
ノールックで気配にアンテナだけ立てておく
決まった時間にパッケージを開け
振り向くとすぐ近くまで来て
つぶらな瞳がこちらを真 ...
せまいせまい体
ひろいひろい暗闇
体だけある場所
体だけ叫ぶ場所
体を置いて行かれた
おいていかれた体にいる
「さわって」「さわらないで」
「さわるには」「さわると」
「さわれば」 ...
群れに馴染めぬ
奴だった
明るいひなたの縁側に
ちょこんと座りながら
いつの間にか
丸まりしばし
ねむりにつく
ひょうびょうと
人肌の
ぬくもり
かほり
そっと開いた
...
チョコレートにリキュールで
モーツァルトらしい
モーツァルトを聴かせて作られた
蔵粋らしい
酒にモーツァルトを聴かせたものらしい
くらしっくと読ませるらしい
生きてる間に聴くも ...
ひとひらの
羽音が、
—— 冷たい空を
縫う。
雲は
言葉を持たず、
ただ、
漂う
...
桃太郎温泉という温泉があって
その前に綺麗な川が流れていて
その川をおおきな桃が
どんぶらこどんぶらこと
流れていったというわけかな
なんの娯楽施設もない
素のままのお湯 ...
愛なき世界は砂漠の城
砂で出来た脆く崩れやすい城
砂嵐でも吹けばたちまち崩れ去ってしまう
愛など、うわべだけさ
みんな愛をかた騙って愛を語らず
俺たちは愛玩物(にんぎょう)じゃない
...
何故、今まで気が付かなかったのだろう
人間と言う獣を
何故、知らずにして生きて来たのだろう
私というたった独りの人物を
何故、知らぬふりをしていたのだろう
私と他人とはまったく違う方向にいる ...
遠くの方から「声」が聞こえる
私を呼ぶ声が
甘く懐かしい声
低く、緩やかに私の胸に響いていた声
ああ、しかし今はその声はキリのように消えて失くなってしまいそう
声は蜃気楼のように近づこう ...
おじいちゃん
宇宙人っているの?
いるよ
いるけど地球まで辿りつけないんだ
宇宙人がいる星から飛んで
地球まで500年以上かかるとしよう
宇宙人が長生きしても200歳なら
地球まで辿 ...
○「年寄りに注意は効果なし」
70年も80年も生きてきた人に
変えろといっても無理だ
かえってお互いに嫌な気分になるだけだ
お年寄りはお互いにカバーしあって生きていくだけだ
支えることはしな ...
あなたが穿いていた
赤色のパンティ
今日久しぶりに
ベランダで見ました
いつか手に入れようと
思っていたのに
いざとなると勇気が出ずに
ただ眺めるしかなかった
あの赤色のレースのパンテ ...
舞い上がれ大空高く
透きとおった風となり
自由の天地を目指して
鼓動は久遠の鐘を鳴らし
晴れやかな未来図を描こう
いつもと何か違う
心を澄ましていると
心のポケットがモゾモゾしている
正体不明の動くものがいる
いつもより大音量
耳を澄ましていると
火花の気配がチリチリしている
浮き出た血管が喧嘩 ...
はるか彼方
こんな近く
時のたわみ
自ら身を委ね
留まる時 、
縹渺たる哀に
突き入る
閃き際の眩み
延べ広がる間隙に
只々変転し続け
わたしに自由そのもの散布しながら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
壊したい部屋
タオル
自由詩
1
25/2/23 20:35
リメイク
海
自由詩
3*
25/2/23 18:42
タム・タム ボーイ
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/23 18:32
雪に願う
〃
自由詩
0
25/2/23 18:27
雪の妖精
〃
自由詩
2
25/2/23 18:23
詩想、かのかんばせ
ひだかたけし
自由詩
3
25/2/23 17:54
梅雨と煮汁
水宮うみ
川柳
2*
25/2/23 17:39
失くしたナイフ
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
25/2/23 14:27
ただ空回り
足立らどみ
自由詩
5
25/2/23 10:24
随筆
白書易
散文(批評...
1
25/2/23 10:19
花占い
凪目
自由詩
1
25/2/23 1:07
夢の中へ
鏡文志
自由詩
7*
25/2/23 0:48
思い出したのでゴルログ
ブルーベリー
自由詩
3
25/2/22 21:47
青い涙
レタス
自由詩
8*
25/2/22 20:31
あなた
リィ
自由詩
4*
25/2/22 19:52
2月22日
海
自由詩
3
25/2/22 18:47
窩
凪目
自由詩
2
25/2/22 18:39
Raised by Wolves*
ひだかたけし
自由詩
5
25/2/22 18:21
チョコレートゴースト
wc
自由詩
14*
25/2/22 15:04
空隙
中沢人鳥
自由詩
7
25/2/22 14:32
温泉入って先にあがって暇なので作った詩
秋葉竹
自由詩
1
25/2/22 14:07
愛なき世界
栗栖真理亜
自由詩
0
25/2/22 13:46
独心
〃
自由詩
2*
25/2/22 13:43
エコー
〃
自由詩
1
25/2/22 13:39
いないはずの宇宙人
イオン
自由詩
2*
25/2/22 12:29
独り言2.22
zenyam...
自由詩
1*
25/2/22 10:08
まぼろしパンティ
花形新次
自由詩
3
25/2/22 7:37
五行歌 遥かな想い
レタス
自由詩
6*
25/2/21 20:42
影さして
海
自由詩
4
25/2/21 18:41
貫くモノ 、Because*
ひだかたけし
自由詩
5
25/2/21 18:04
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
加筆訂正:
随筆
/
白書易
[25/2/23 10:20]
うっかり、エンターを押したら「決定」されておりました。
0.37sec.