たとえば、
洋上遥か昇る巨大な火球
たとえば 、
杉木立に囲まれ伸びる石畳
たとえば 、
揺れ動く草葉のささめき
朝に瞑目意識の内に現れ来る光景を抱えつ
日々深まり深める能動的なる ...
サザエさんの中にある
あるいはまる子ちゃんの中にでもいいのだが
スマホもPCも大型TVも無い時代
ほんとうは
もしかしたらエアコンさえ無かったか
こたつみかんに紅白歌合 ...
どこまでも
続こうとする坂道
喘ぎながら
繰り返される
独り言のような呪文
聞きながら
闇雲にしがみついた
あなたの背中
眠ったふりしながら
安いおしろいに混じった
...
土から顔を出した芽のように
意識の端にまだ眠りの殻が残っていた
風を孕んで色あせたカーテンが膨らむと
どちらも淡い光と影
すべるようにすばやく表情を変えた
あなたの顔にはいつもこころが映る
...
風の歌なんか聴かなくていい
おれの声を聴け
ビール瓶の栓を100円玉と間違えて
拾ったおれの声を聴け
腹がへって
矢も盾もたまらず
全力疾走して野球帽が飛んだ
おれの声を聴け
...
ロボットが感情を持ったとか
人の知能を超えたとか
そんな時代が来てるらしい
ロボットが人に近づいてるのか
人がロボットに近づいてるのか
分からない時代がきそうだね
でもね
ロボッ ...
すれ違うあなたとわたしまぁそんなシンギュラリティみたいな気持ち
悲しみが言葉になって
口からこぼれ落ちる
君の愛は優しいね
わたしはずっと攻撃してたんだよ
身を守るためだったかな
それとも永遠を愛したい思いがあったのかな
過ちを理解したんだ
永遠のと ...
何をしても上手くいくし
何もしなくても上手くいく
見えない器を満たすこと
それをこぼさず運ぶこと
溢れた水は土に還し
空へ向かって芽を伸ば ...
田舎路にポツンと立った公衆の電話ボックス中に人影
若いころ汚い言葉が真実と勘違いして牙を剥いてた
新聞を読まなくなったしがみつくオールドメディアと知ったか ...
前回投稿した『ことばの美はどこに隠れている』という散文は
わたしが他人とは違ってふつうの人のように小説や詩が読めな
い性(さが)のようなものがあることを書いたもので、だれか
を批判するためではあ ...
頭と心と体とある
これらの要求が一体だといい
頭(理性)、心(感情)、体(肉体)
現代、精神科は心=頭と間違えた
そのせいでヘロヘロになる子が増えている
えぇ、ヤクで。
インテ ...
変じゃないよ
みんなが眠りながらやっていることを
起きながらやっているだけ
君はぼくの実験動物だから
ぼくのたべものをあげる
君はぼくの実験動物だから
いなくなっちゃだめ
君はぼくの ...
小便を浴びた顔を洗って
今日も街へ出かけていく
本を読んだり
花を写生したりしていると
道行く人が一瞬目を止め
"君はまるで磨けば光る美麗な原石だ"
そして応じる間を置 ...
他人のこころの闇よりも
自分のこころの闇のほうが
深い
と
感じる時がある
でも私はそこで絶望はしない。
私の
大きな絶望は、
昔に失ったからね。小さな
絶望は、今もすることはある
...
歴史ばかり雄弁な片割れ石碑のどこにも書いていないが
多賀城の南門から素足をのぞかせた未開の少女が入ってきて
わたしの首になめらかな両腕をかけて影へみちびきいれた
そのときからわたしの胸には真紅の ...
チャーリー・カーク氏が暗殺された。犯人はまだ捕まっていないということだが、この犯人が左派の単独犯だとしても、その背後にグローバリストの陰謀があるにせよ、はっきりしていることがある。
彼らは ...
死ぬのは怖くない
それは生まれる前に
戻ることだから
ただ、死んだ後も
生き続けなければならない
人のことを思うと
湿っぽい悲しみが
薄膜のように全身を包む
「何も悪いことはし ...
去る
あなたは
呆然としている
迎える
あのひとは
微笑みながら
腕を拡げている
橋の真ん中で
動けなくなった
私は
欄干を乗り越え
飛び下りた
ボクがいなければ、
キミは動けないね!
それはおたがいさま
でもボクは動いてねと
指示しなければ
キミは動けないよ
ボクが動かないと
キミの思いとおりには ...
海辺の公園にあるカフェで
静かなスムースジャズに
耳を傾けながら
小林秀雄のモオツァルトを読む
休日の朝
一日の予定など組まずに
ただゆっくりと過ごす
面倒なことはすべて
黴臭い古いデ ...
その人たちの
運命と
私の運命が
重なり
今がある
・
※ 家族・友人・知人を思って。
沈黙をする沈黙を
聴くと
私は
静かさで
満ちる
・
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
雨降り 夕暮れを巻いて
物語を待っていた
バスが来て 人を降ろし
タクシーが来て 人を乗せて行った
日々は車窓みたくぼんやりで
右から左へ流れていった
むすめに 毎日 頬擦りを ...
ケケケケケケケケ
ケケケケケケケケ
ケケケケケケケケ
ケケケケケケケケ
ケケケハレケケケ
一番いい服を着て
お洒落な街へ行く
あなたに会う為に
ハレの日に晴れた
ケを蹴散らし ...
引き裂かれる
肉身の苦痛
精神の愉悦
繫ぐ魂を
大音量ノイズに曝し
何とか正気を保ちつつ
両腕のパンパンに膨らみ
尚も自傷行為を
繰り返さざるを得ず
遂に自らの肉身引き裂き
...
「語られるべき内容がほとんどなくても、
言葉は無限に増殖して一冊の本になることができる」
(『文体練習』レーモン・クノー)
───── ───── ...
雑木の密生する土手の外れに
一本の柳の木が俯いて
午後の暑熱を滲ませる貯水地の水面を
のぞき込む
鳥も来ない
辺りに虫の音の靄る静かさ
濃い藍藻に覆われた沼底でまだ
...
あんたがあの娘の詩才に惚れたから恋したのは知ってる
あんたが惚れる(口説く、恋する)のは、詩才のある娘ばかりだからだ
そのくせあんたは愛まで欲しいと云う
もう真っ平だね
あんたがどんな ...
未来から 始まる絵本 010
ことごとく図書館が
潤滑油に漬けられて
ピンチオープンした
過去はAIと同化し
10年前の10円玉はまだ使えるのに
電話BOXがなくなってしまった ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
らんなぁずっはい!
ひだかたけし
自由詩
6*
25/9/13 9:43
猿
秋葉竹
自由詩
3+
25/9/13 9:33
無縁坂 ーS氏に捧ぐー
夏井椋也
自由詩
7+*
25/9/13 9:02
風とことばは嘘つき
ただのみきや
自由詩
6+*
25/9/13 8:57
おれの声を聴け
室町 礼
短歌
5+*
25/9/13 8:56
「恋のクライマックス」ってお話
自画自計
自由詩
3+*
25/9/13 8:52
ミライ
秋葉竹
短歌
1
25/9/13 7:26
君の愛
杉原詠二(黒...
自由詩
3+*
25/9/13 7:13
メロディ
おやすみ
自由詩
5
25/9/13 7:04
秋の影
秋葉竹
自由詩
1
25/9/13 6:32
愚にもつかない詩の批評理論は勘弁してほしい
室町 礼
散文(批評...
2*
25/9/13 6:03
心技体
りゅうさん
自由詩
5*
25/9/13 5:29
火鼠
凪目
自由詩
0
25/9/13 4:35
おしっこ
〃
自由詩
2
25/9/13 4:06
「愛してる」とつぶやくよ
こしごえ
自由詩
4*
25/9/13 3:13
真紅の門からひろがる空漠をぬけていく南風
菊西 夕座
自由詩
6*
25/9/13 1:33
クレクレ星人の独り言「チャーリー・カーク氏暗殺の意味」16
ジム・プリマ...
散文(批評...
2+*
25/9/12 23:37
自称詩人が自称詩を書く理由
花形新次
自由詩
2
25/9/12 21:32
選べない
りつ
自由詩
5*
25/9/12 20:19
ココロとカラダがケンカしてます
多賀良ヒカル
自由詩
4
25/9/12 19:27
海辺のカフェにて
花形新次
自由詩
3
25/9/12 19:22
※五行歌「その人たちの 運命と」
こしごえ
自由詩
1*
25/9/12 16:34
※五行歌「沈黙をする沈黙を」
〃
自由詩
5*
25/9/12 16:33
朝を迎える
はるな
自由詩
4
25/9/12 14:22
ハレの日に
海
自由詩
6*
25/9/12 13:05
シューゲイズ↘↗m.b.v
ひだかたけし
自由詩
4*
25/9/12 12:53
ことばの美はどこに隠れている(更正済み版)
室町 礼
散文(批評...
3*
25/9/12 12:35
終わらない夏
リリー
自由詩
10*
25/9/12 9:28
ひとつの終わり
りつ
自由詩
2
25/9/12 9:20
未来から 始まる絵本 010
足立らどみ
自由詩
3*
25/9/12 8:47
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
加筆訂正:
終わらない夏
/
リリー
[25/9/12 14:56]
タイトルを変更しました。
ひとつの終わり
/
りつ
[25/9/12 9:23]
修正、加筆
0.21sec.