炬燵出す心のどこか片隅に
あたらしいバイクの走る冬の街
猫座る手編みのかごのお正月
クロネコのトラック明日はクリスマス
偶然を必然としてポインセチア
冬鳥の鳴く樹 ...
妄想と現実の境目が分からなくなる
幻聴の最中
背中を叩いて話しかけてくれれば
誰だか分かるのに
初めからこうだったみたいに
自分に取り憑いた亡霊のように
肩が重い
頭が重い
そして ...
気が利くような言葉はいらない
素晴らしい特別もいらない
── Aimer
咲くいのち散るいのちあり揚花火
しじみ蝶花へ花へと色移り
石塀に ...
一を聞いて十を知る人がいる
一を聞いて一も知れない人がいる
同じ人生なのに
同じ受け取り方でないから
遅れる
その遅れから皆と同じラインに立ちたいだけ
劣等感を拭い去るために
○「笑顔の花」
人間の笑顔ほど美しいものはない
笑顔は世界中で最も美しい花だ
子供の笑顔 若者の笑顔 パパママの笑顔
ジジイババアの笑顔 近所のおじさんおばさんの笑顔
先生の笑顔 医師の笑 ...
頼まれて詩を書ける人が詩人なら頼まれて感想書ける人は感想人なのか。どうでもいい。ただ他者のコメントで人生が変わることもあるとすると他者と違って、詩人は影響を受けること与えることが怖いのだろう。
...
生き切ったら
わりかし楽に死ねるやも
枯葉のぽとりと落ちるような
君、今、新芽でしょ
楽じゃないからおやめなさい
あの木は
ただの木だが
学者が見れば
情報の宝庫だ
...
午前四時のまだ薄暗い横断歩道で手をふった。
いつもすれ違う同じ配達仲間のお兄さんがバイクでやって来たからだ。
お兄さんとは言っても一廻りくらい年下のおじさんだ。
信号で、鉢合わせに止まったの ...
一人で死ねばいいのに
幼い子どもを巻き込む心中のニュースを見る度にそう思う
生きてりゃ辛いこともあるし死にたくなることもあるだろう
止めはしないし、そもそも止められないけれど
...
春風の 人混みかき分け 我が身へと 身を撃つほどの 馬場の香りや
この胸の痛みに耐えなくては
いま
人を愛することの難しさを知ったような気がする
生まれ育った環境で嘘や裏切りに遭い
肉親ですら憎み
信じることすらできなくなった彼を
どうして助けること ...
穏やかな時間
静かに雨が降る
過去に熱線で焼かれた街が
いまは優しい顔で観光客を迎えている
あの地獄は夢だったの?
七十九年前の悪夢が私の肌を
焼き尽くしたのに
「水を・・・みず ...
煌めく夢に手をかざし
君は笑むよ、愛のため
優しい君のその夢は
きっと叶う、君のため
そう君はいま、どこにいても
苦さ厳しさ乗り越えてゆく
囁く夢は夢ならず
君は果たす、皆のため
強き ...
対岸に住むひとのことは気にしない
すべてを受け入れてもべつにいいけど
計画が狂ってしまった神さまなんかの
おだてに乗る気はさらさらないね
野菜や果物をいっぱい摂ろう
朝に大 ...
特に声を大にして主張したいことではなくとも、「これは否定したい!」と思うことがあれば、こちらに書いていただければ良いと思います。
ただし、「俺の好きなものを否定しやがって」という第三者のコメントは ...
いい加減な僕が言ってやる
ろくでなしの僕が言ってやる
ブルーハーツみたいにさ
生きてることが素晴らしい
書く事は簡単で
何の責任もとれないけど ...
クラスでも部活でも
キモいやつは排除される
それが世の常
今ならわかる
私、キモかったんだよね
わかるよ
私もあなたたちがキモかったから
...
日々ひび割れていく
成長痛と共に
涙が滲んでも
それが養分となって
伸びて
またひび割れて
生きていくって
瀕死の状態
地獄に思えるのは
頭の中のせいなのかな
ひび割れないように
...
ぽつん ぽつん
また ぽつん
雨だれ一滴、また一滴
通り過ぎるもの、落ち響き
消え入りながら終わること無く
響き落とし増幅し
皆々方と外れ重なり
すっと音信絶える
かと想 ...
コップに残る水の
ぬるさに 立ちのぼる気配
窓辺のほつれた糸が
風にふるえて 何かを問う
なにもない机のあしもと
捨てられた 言葉の裏がわに
わたしが置き忘れたものを
君が知らず ...
仕事終わり
無性に
他人が作ってくれるものを飲み食べたくなる
帰り途には
コメの付く名の大店喫茶店がある
窓際に座り
あったかいカフェオレとサンドウィッチ
ゆ ...
今となっては、この国の中心にある石像も
遠い昔は小さな村であったらしい
石像には、伝説が添えられている
小さな村に予言者が訪れた
そして、一枚の絵を描き上げ
この ...
スカートのホックがかからなくて
手を離した
十分に太りすぎた
決して焦らないこと
こんな自分を否定しないこと
まずは健康を願うこと
ほんの少しの回復を喜ぶこと
心が和らいでい ...
○「田植えの季節」
田んぼが冬の眠りから目を覚ました
蚯蚓も目を覚ました
蛙も目を覚ました
蛇も目を覚ました
田んぼの上では
燕が風を切っている
里山では鶯が春を歌っている
田んぼの中 ...
明け方の夢の出口で
思わず振り返ってしまった古本街のオルフェが
見失ったのは未来でした
季節をカンニングしたような短いスカート
の制服の少女は
ショウウィンドウに影を吸い取られて脱色して ...
花ひらく
春の命の
輝きに
みんな笑顔で
桜も笑顔
天を仰いであなたを想う
眩しいコバルトブルー
君の笑顔はそこに映る
僕が君に優しく話しかける
すると君はにっこりしてくれる
そんな毎日が幸せで
何かあったら空を見る
君の ...
新しい足の痛みが
信念を揺らし
光を求める視線だけが
その揺らぎを抑え込める
だから
前を向いている
なにも探さない
まだただの一点をみているだけだ
それでもまだ ...
ほどけていく
朝の気配と
牛乳だけが白い
メガネの
遠い向こう
身体の在処
その不在
親の顔が見てみたい
度々そう言われ、毎日
親の顔を見るのが
不思議だった
見に来 ...
誰とは言わないけどの前置きが
好きではない
誰とは言ってください思う
あてこすり、ほのめかし
ダメ、絶対
やっぱり好きと言われると
えらく敏感に怒る方がいる
出戻りか、出戻りなのか
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
憧憬通信 2021春 蒼風薫
梅昆布茶2
自由詩
10
25/6/4 15:54
筋肉
sonano
自由詩
6*
25/6/4 13:43
白紙に散る夏
森田拓也
俳句
8*
25/6/4 13:40
十を知りたい(修正)
sonano
自由詩
1
25/6/4 11:34
独り言6.4
zenyam...
自由詩
3*
25/6/4 7:11
詩人
足立らどみ
散文(批評...
2*
25/6/4 6:17
木の精
りゅうさん
自由詩
4
25/6/4 5:45
詩で人生を語らず
洗貝新
散文(批評...
7*
25/6/4 5:43
一人で死ねばいいのに
たいら
自由詩
2+
25/6/4 4:46
春疾風
Norane...
短歌
1
25/6/4 0:16
荊という名の愛を
栗栖真理亜
自由詩
4
25/6/3 23:54
許さない
〃
自由詩
1
25/6/3 23:45
君の夢
〃
自由詩
1
25/6/3 23:42
泣きそうな宝石
秋葉竹
自由詩
5
25/6/3 21:40
これは否定したい!6
会議室
25/6/3 21:07
ああ チバさん
うし
自由詩
6*
25/6/3 19:54
一輪挿し
おやすみ
自由詩
2
25/6/3 19:35
grow
海
自由詩
9
25/6/3 18:59
まほろば──入梅、夏はじめ
ひだかたけし
自由詩
9*
25/6/3 18:42
見えない音
飯沼ふるい
自由詩
6*
25/6/3 16:13
雨日和の昼寝
花野誉
自由詩
10*
25/6/3 15:09
巨像
aristo...
散文(批評...
3
25/6/3 14:17
過食
木葉 揺
自由詩
8
25/6/3 12:07
独り言6.3
zenyam...
自由詩
2*
25/6/3 11:09
密室〈trente-quatre 34, trente-ci ...
藤原 実
自由詩
2
25/6/3 11:09
笑顔咲く
長野充宏
短歌
0
25/6/3 8:42
コバルトブルー
〃
自由詩
1
25/6/3 8:37
未来のうた声
秋葉竹
自由詩
1
25/6/3 7:37
水滴もしくは
たもつ
自由詩
6
25/6/3 6:52
日常の変
りゅうさん
自由詩
0
25/6/3 5:48
16
17
18
19
20
21
22
23
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30
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47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
加筆訂正:
詩で人生を語らず
/
洗貝新
[25/6/4 14:15]
終わり継ぎ足しました。
わたしの場合毒虫ではなく
/
ただのみきや
[25/6/4 5:48]
誤字脱字修正
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