詩を
書くこと自体が
目的であり
よろこびであり
読者あっての詩です
・
詩とは
私にとって
死を含んでいる生(せい)だと言った
初心忘るべからず
今の今を生きている
...
絶望を
葬送した日に
影は濃くなり
いのちは伸びた
ここにある希望
てのひらを
眺めていても悲しみは
届かないから、詩を書くのです
あの夜に
流した涙のゆくえなど
誰も知らない、詩を書くのです
その涙
もしも世界に救われて
さ ...
ここにふたりの幼い少女がいます
ひとりは サラサラふわふわヘアにリボン
ふっくらやわらかそうな頬とクリクリとした可愛らしい瞳
上から下までいかにも高級そうないい服を着ています
...
夢のような
数の
物語や詩篇や言の葉が
過去
紡がれて来たのは知っている
それだから
私なんかが
口にすべきなにものもないのでは
とも
想いながら
詩を
書いて ...
今日は釣行の予定だった
午前2時に起きるため
昨夜は8時にクスリを食べた
頑固な不眠症で5~6時間が精いっぱいだ
それがなんと今朝は5時半に起床
こんなに寝たのはここ10数年来なかった
身 ...
あなたはくちびるを固くとじて
わたしは
かみなりをきいていた
無人でない駅のひとごみ
ベンチに残る
前のひとの温度
夏 情欲とみまがうほど
はげしい雨が降って
わたしは乱雑な鞄のな ...
雨が降っていました。
心に陰鬱が溜まっていました。
「バカばっかり。みんなみんな、死ねばいいのに」
心の中で、そう思いました。
思い出しました。嫌なことをされ、抵抗出来ませんでした。
「嫌な ...
最後の表現だと思いながら毎回表現してる
自分がいる
誰もが生きているこの世界に否定できる要素なんて何一つないよ
どれだけおかしいと言われてもそう思っている
人が決めた世界だ
世界は私達が ...
舟は雨を抱いて沈む
川面に写る星は
遠すぎる悲しみの形見だ
か細い星あかりをたよりに
こわくない夢を探せば
夜にちりばめた
魔法のしるしが消える
自分の身体がどこに
すがるべき ...
コンクリート壁が壊されたいま
砂埃舞う荒れた道幅の右端には鉄門が建ち
中腹には小高い丘が盛られ
数えきれない肢体が埋められているから
幼 ...
ともだちが
家族を持った
ともだちが
家族を増やしたころ
また別のともだちが
家族を持ち
家族を増やした
ともだちは
ともだちと
そもそも
ともだちであったが
ともだちの家族 ...
ぼくは
(サルトル『一指導者の幼年時代』中村真一郎訳)
花びらが
(カミュ『異邦人』第一部、窪田啓作訳)
海に落ちてゆくのを見つめていた。
(ナボコフ『ベンドシニスター』4、加 ...
何か落としたぞ、ほら、きみのだ。
(ナボコフ『ベンドシニスター』1、加藤光也訳)
たしかに、
(ラディゲ『肉体の悪魔』新庄嘉章訳)
僕のものだった。
(ラディゲ『肉体の悪魔』新 ...
一匹の猿が
(リルケ『マルテの手記』第一部、大山定一訳)
花に見惚れている。
(ゴーリキイ『レオニード・アンドレーエフ』湯浅芳子訳)
夢を見ているのだ。
(リルケ『愛と死の ...
懐かしいロックンロールの残響がまだ耳の中で鳴り続けている、俺はなにも過去にすることがない、すべてが同じ密度で進行し続ける現在の中で生きている、分かるだろう、俺はただ書き続けるだけさ、自分が始めたこ ...
時計 重なり
燃える 時計
開いては閉じる
空の草の目
声と空蝉
途切れ途切れに廻る世界
光っている
触れるものすべてが光っている
夜を動かそうとす ...
安らぎながら
自らを観て眼差され
感じ入りながら安らぐ私
安らぎ憩いながら 、
アナタの内の私ですと。
産まれながらの願いを抱えて
帰る当てすら見失う
重い体を引きずって
彷徨い迷いの狐道
使い分けるはずもない
お前の愛が此処に在るから
追い風に吹かれながら
誤魔化しまやかし
...
満月を
追うように走る
夜の快速電車
いとエモし
おなかすいたから
つぶあんぱん頬張りながら
窓ガラスに映る
ぼんやり景色を眺 ...
従って
生きてみても、いいと想うよ
じぶんだけで立つなんて
けっこう
しんどそうじゃないか?
弱みを
さらけ出すのも、ありだと想うよ
肩肘張って生きるのって
...
海水が満ちて
そこに建つ鳥居は
海を歩く神の道
遠くて神聖
写真を撮り
手を合わせるのです
海水が引くと
そこに建つ鳥居は
砂地を歩いてくぐれる
神の道をなぞって
お辞儀をしな ...
晒され濡れそぼつ
盲目の天空
高くひろやかに
入っておいでと
巨大な紫の花冠の揺れて
黄色い頭巾被り
赤い唇輝かせた
女の冷たい顔 、
オマエの顔に触れると
普き孤独の壁起 ...
人の役に立つのがいいとか言ってると
役に立たなくなった時
死にたくなったりする
君の体験する偉大な時は何か
大いなる軽蔑の時間であろう
自分が人の役に立たず
存在が邪魔にしかなって ...
小太りまさおくんは
あまりにも炭水化物をとりすぎて
人の何倍も食わなければならず
ガリガリまさしくんは
米が嫌いで野菜ばかり食べてます
お兄さん、けつでかいよ
近頃の公園には誰 ...
不確かさというおやつに
見たこともない春の風をまちわびる
そこにある謎のままな姿
映像は軽々しくページをめくり
静けさの化物の胃の中へ消えてゆく
手と手の中の憎しみ 手の中の希望
それらに ...
まあ分かったれすよ
あなたはデパス中毒ですからね
ぶっ倒れて救急車で運ばれて
閉鎖に入って
気味の悪い他の患者を見て
自分はこんな奴らとは違うと
ブチギレて
そんでまた娑婆にでればデパス ...
ルーペをこらせば針は意外とでこぼこしている
ざらつく空洞を液で充たした
ニミリ
十ミリ
百ミリ もっと 震わせながら伸ばす
ずる休み
保健室の時計はゆっくり回る ...
天才は
神が授けた分野で
抜きん出で生きている
ただし神業であって
与えられた負い目と
闘うことになるので辛い
秀才は
自分が望んだ分野を
諦めないで生きている
ただし離れ業であ ...
迫りくる渦がどんな景色を見せてくれる
罰当たりなんですが
待ち望んでいる自分がいる
なにも起こらない日常に流されてる
心臓がドタバタするぐらいの事象が起る
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌 五首「初心忘るべからず」
こしごえ
自由詩
5*
24/8/18 14:24
※五行歌「絶望を 葬送した日に」
〃
自由詩
3*
24/8/18 14:22
啄木太宰へ
秋葉竹
短歌
1
24/8/18 12:05
ふたりの少女と、通り過ぎ行く人々と
涙(ルイ)
自由詩
2
24/8/18 10:28
くっだらない
秋葉竹
自由詩
1
24/8/18 10:11
食べる
レタス
自由詩
6+*
24/8/18 8:14
激
完備 ver...
自由詩
4
24/8/18 5:58
現実
鏡文志
自由詩
4*
24/8/18 5:40
何時までもずっと
武下愛
自由詩
1*
24/8/18 3:05
AI-Generated Poem #2
AI詩研究所
自由詩
2
24/8/18 2:30
苺庭園
アラガイs
自由詩
5*
24/8/18 1:58
留年中
北村 守通
自由詩
3
24/8/18 1:30
Interlude。
田中宏輔
自由詩
12*
24/8/18 0:45
〃
〃
自由詩
9*
24/8/18 0:40
〃
〃
自由詩
7*
24/8/18 0:28
War is Ever
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
24/8/17 23:37
白く漂う
木立 悟
自由詩
5
24/8/17 23:29
五行歌、見捨てられ
ひだかたけし
自由詩
3
24/8/17 22:45
指切り拳万南無阿弥陀仏
板谷みきょう
自由詩
2*
24/8/17 21:58
夜の快速電車
おやすみ
自由詩
3
24/8/17 21:23
ときは八月、青空の下
秋葉竹
自由詩
1
24/8/17 19:48
願い
海
自由詩
5
24/8/17 18:40
GirlLovesMe(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2
24/8/17 18:20
生きねば~Never die~
りゅうさん
自由詩
3
24/8/17 15:04
_
陽向(2躯-...
自由詩
2
24/8/17 14:15
おやつ
〃
自由詩
4
24/8/17 14:05
デパス
〃
自由詩
4*
24/8/17 13:47
ニンゲン
soft_m...
自由詩
5
24/8/17 12:53
天才秀才頭打ち
イオン
自由詩
1*
24/8/17 12:34
タイフーン
佐白光
自由詩
1*
24/8/17 10:18
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
0.24sec.